大阪万博『ネオライフスタイルLDK』が来場15万人突破

ネオLDK15万人達成

開催日:8月30日

ネオLDK15万人達成
ネオライフスタイルLDKって何が体験できるの?
「ミライの運動・くつろぎ」「ミライの食事」「ミライのカーボンニュートラルな大阪」の三つのゾーンで、遠隔心臓リハビリ体験やAIの食事提案、CO2回収やバイオメタンなど実装をイメージできる展示が体験できるよ。
来場者15万人突破っていつで、どれくらいすごいの?
8月30日に開幕から140日目で15万人に到達したと発表。万博会場での実体験型展示として多世代に支持されている節目の数値で、関心の高さを示す成果だよ。

ネオライフスタイルLDKが来場者15万人を突破 — 140日目に達成した節目

エア・ウォーター株式会社は、2025年9月3日17時14分付の発表で、2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンに出展中の展示コンテンツ「ネオライフスタイルLDK」が、開幕から140日目にあたる8月30日に来場者数15万人を突破したことを公表しました。

同展示は、エア・ウォーターグループが掲げるミライの暮らしとそれを支える技術を来場者が体験できる形式で紹介するもので、具体的には「ミライの運動・くつろぎ」「ミライの食事」「ミライのカーボンニュートラルな大阪」という三つのライフスタイルを提示しています。15万人目の来場者とは記念撮影も行われました。

  • 発表企業:エア・ウォーター株式会社
  • 発表日時:2025年9月3日 17時14分
  • 展示名:ネオライフスタイルLDK(大阪ヘルスケアパビリオン)
  • 来場者数:15万人(到達日:2025年8月30日、開幕から140日目)
2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン ミライの暮らしを体験できる『ネオライフスタイルLDK』来場者15万人突破! 画像 2

3つのゾーンで体験する「ミライの暮らし」— 各ゾーンの構成と体験内容

ネオライフスタイルLDKは三つのゾーンで構成され、それぞれが異なる生活シーンと技術を結びつけた体験を提供します。展示は映像や体験装置を用いて、来場者に具体的な日常のイメージを持たせることを目指しています。

以下に各ゾーンの内容を詳細に整理します。展示の紹介はすべて来場者が実際に体験できる形式で行われており、子どもから高齢者まで幅広い層を想定した設計になっています。

2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン ミライの暮らしを体験できる『ネオライフスタイルLDK』来場者15万人突破! 画像 3

リビングゾーン – ミライの運動・くつろぎ

リビングゾーンでは、エア・ウォーターグループのリモハブ社が展開する遠隔心臓リハビリテーションをベースにした「ミライの運動」を体験できます。遠隔医療技術を応用し、運動と健康管理を日常の中に取り込むことを示す展示です。

体験はボールを回転させる運動で構成されており、年齢を問わず気軽に参加できる内容です。回転数に応じて画面上にさまざまな動物が登場し、運動を継続する動機付けとなる演出が加えられています。これにより、楽しく体を動かすこととリハビリ効果の両立を体感できます。

主な見どころ
遠隔心臓リハビリテーションの体験、回転ボールを用いた参加型コンテンツ、年齢層を問わない設計
期待される効果
運動習慣の促進、モチベーションの向上、非接触での健康管理の理解促進
2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン ミライの暮らしを体験できる『ネオライフスタイルLDK』来場者15万人突破! 画像 4

キッチンゾーン – ミライの食事

キッチンゾーンでは、来場者がその日の気分や健康志向に関する問いに答えると、AIが最適な食事を提案する映像体験が用意されています。提案されるのは新鮮な食材を活用した料理で、AIと食材の連携によるパーソナライズされた食事提供の未来像を示します。

また、AIが提案した料理は現実に大阪府摂津市にある「エア・ウォーター健都」で提供されるケースがあり、隣接するレストランで注文・実食が可能となっています。レストランの営業スケジュールについてはエア・ウォーター健都の公式サイトで案内されています(https://awkento.awi.co.jp/)。

  1. AIによる食事提案の映像体験
  2. AI提案メニューの実店舗提供(エア・ウォーター健都の隣接レストラン)
  3. 来場者の健康志向と嗜好に基づくパーソナライズ紹介
2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン ミライの暮らしを体験できる『ネオライフスタイルLDK』来場者15万人突破! 画像 5

ウィンドウ – ミライのカーボンニュートラルな大阪

ウィンドウゾーンは、来場者が将来の大阪の景観を“窓越し”に見る形で、カーボンニュートラルを実現する技術と取り組みを提示します。具体的には、二酸化炭素(CO2)回収やバイオメタンの製造など、エア・ウォーターの技術が社会実装された様子を示す展示です。

展示で紹介される技術は実際の実証試験や事業と結びついており、カーボンリサイクルやバイオマス活用といった領域での取り組みが具体的に説明されています。

  • ボイラーの排ガスからCO2を効率的に回収する実証試験
  • 回収したCO2をメタネーション設備へ供給し、さらにはドライアイスとして有効活用
  • 牛の排泄物や食品廃棄物からエネルギーとなるバイオメタンを製造する取り組み
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エア・ウォーターグループの技術と各地での実証試験

ネオライフスタイルLDK内でも紹介されている、エア・ウォーターグループの主な技術と実証拠点について整理します。展示は単なる概念展示に留まらず、実際の試験や事業化に向けた活動と連動しています。

展示で特に強調されているのは、グリーン万博の「カーボンリサイクルファクトリー」内に設けられた「地球の恵みステーション」です。ここでは次世代型CO2回収装置を用いた実証試験を行い、回収したCO2の有効活用を進めています。

2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン ミライの暮らしを体験できる『ネオライフスタイルLDK』来場者15万人突破! 画像 7

主な技術と実施地域

具体的な技術やその実証地点は以下の通りです。これらは展示の説明と実際の事業活動が連動する事例として紹介されています。

  • 次世代型CO2回収装置「地球の恵みステーション」:グリーン万博のカーボンリサイクルファクトリーで出展・実証
  • CO2のメタネーション設備への供給およびドライアイス製造:回収したCO2を有効活用する取り組み
  • 液化バイオメタン製造工場:燃料として利用可能なバイオメタンの製造・販売
  • 牛の排泄物由来のバイオメタン製造(北海道帯広市):製造・販売の実施地域
  • 食品廃棄物からのメタン製造実証試験(長野県松本市):地方での実証活動
2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン ミライの暮らしを体験できる『ネオライフスタイルLDK』来場者15万人突破! 画像 8

展示の要点整理と来場時の情報

ここまで取り上げてきた内容をわかりやすく整理し、展示を訪れる前に把握しておきたい要点を一覧にまとめます。紹介された技術、体験の方向性、関連する実証拠点、公式の案内先などを網羅しています。

展示に関する公式リリースや追加情報はエア・ウォーターのニュースリリースページにも掲載されています。関連する発表は以下のURLで確認できます(参照元:エア・ウォーター ニュースリリース)。

関連リンク: https://www.awi.co.jp/ja/news/release/news-2024102301.html

項目 内容
発表企業 エア・ウォーター株式会社
発表日時 2025年9月3日 17時14分
展示名 ネオライフスタイルLDK(大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン)
来場者数(到達) 150,000人(到達日:2025年8月30日、開幕から140日目)
三つの体験ゾーン
  • リビングゾーン:遠隔心臓リハビリテーションをベースにした運動体験(リモハブ社)
  • キッチンゾーン:AIによる食事提案の映像体験、エア・ウォーター健都のレストランでの実食連携
  • ウィンドウ:CO2回収、メタネーション、バイオメタン等を示すカーボンニュートラル展示
主な技術・実証地 地球の恵みステーション(カーボンリサイクルファクトリー)、液化バイオメタン製造工場、北海道帯広市(牛排泄物由来バイオメタン)、長野県松本市(食品廃棄物からのメタン製造実証)
関連リンク エア・ウォーター 健都:https://awkento.awi.co.jp/ / ニュースリリース:https://www.awi.co.jp/ja/news/release/news-2024102301.html

以上が、エア・ウォーター社による「ネオライフスタイルLDK」展示に関する概要と詳細の整理です。来場者15万人達成という節目とともに、展示は実証的な技術紹介を通じて健康・食・環境の各分野での実装イメージを提示しています。展示の内容や関連する実証試験については、上記の公式リンクで随時確認できます。

参考リンク: