コミューンが発表|信頼起点経営を支える新プロダクト群
ベストカレンダー編集部
2025年9月3日 13:30
信頼起点経営発表
開催日:9月3日

信頼を中核に据えたプロダクト群――4つのプロセスで描く全体像
コミューン株式会社は、顧客や従業員との関係を「信頼」を起点として事業に結びつける取り組みを制度化する新プロダクト群を発表しました。プレスリリース発表日時は2025年9月3日 08:58です。発表されたプロダクトは、信頼関係を「可視化」「理解」「育成」「創造」の4つのプロセスで扱い、それらを統合する信頼起点経営基盤と組み合わせて提供されます。
同社が掲げるビジョンは「あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる」であり、今回の発表はその実現に向けた具体的なプロダクトと基盤を示すものです。詳細はサービスサイト(https://commune.co.jp/)で公開されます。

可視化:Commune Engage(新規)
信頼構築の第一歩は、関係性の全体像を把握することです。どのタッチポイントで、どのような行動や反応が起きているのかを「見える化」することで、以降の施策の精度を高めます。
新規プロダクトCommune Engageは、複数チャネルを横断したエンゲージメントプログラムにより、顧客・従業員の信頼と貢献を可視化するプラットフォームです。あらゆるタッチポイントでの行動データを統合して、信頼関係の深さと広がりをリアルタイムで把握します。
- 対象:顧客・従業員のマルチチャネル行動
- 主な機能:行動データ統合、エンゲージメント指標の可視化
- 目的:関係の現状把握と強固な関係構築の基盤提供

理解:Commune Voice(新規)
可視化されたデータから、期待値や感情の動きを深く理解することが次のステップです。ここでは多様な声(定量・定性)をAIで解析し、本質的なインサイトを抽出します。
新規プロダクトCommune Voiceは、顧客・従業員から寄せられる多様な声を分析し、信頼関係の構築に影響するインサイトを特定するプロダクトです。商品・サービスへの期待と実際の体験のギャップや従業員の信頼を損なうリスクを早期に発見します。
- AIによるテキスト・音声解析
- インサイト抽出と改善ポイントの提示
- 直感的インターフェースで運用の効率化

育成:Commune(既存プロダクト)
育成フェーズでは、双方向の対話や継続的なコミュニケーションを通じて信頼関係を深めます。ここでの目的は、一方通行の関係から相互信頼に基づくパートナーシップへと関係を発展させることです。
コミュニティサクセスプラットフォームのCommuneは、信頼関係の理解・育成に必要な機能を網羅し、顧客・従業員・企業間の相互理解と信頼を深めることで持続的なロイヤルティ向上と事業成長を支援します。
- 特徴
- 双方向コミュニケーション促進、コミュニティ運営支援、エンゲージメント向上機能
- 期待される効果
- アドボカシーの醸成、長期的な顧客維持・従業員ロイヤルティの向上

創造:Commune Navigator(新規、2025年冬リリース予定)
育まれた信頼を活かして新たな関係を創出する段階では、既存のファン・従業員から生まれる口コミや推奨を活用します。紹介や推奨を通じて信頼の連鎖を生み、スムーズな信頼構築を実現します。
新規AIエージェントCommune Navigatorは、ファン・ユーザー・従業員との信頼関係から得られた口コミを活用し、新規の見込み客や従業員との信頼構築を支援します。実際の口コミデータに基づく対話で購入前や入社前の不安を解消し、自然な購入・オンボーディングを促進します。
プロダクト | 役割 | リリース時期 |
---|---|---|
Commune Engage | 可視化(エンゲージメント統合) | 発表時点で提供 |
Commune Voice | 理解(声の分析とインサイト抽出) | 発表時点で提供 |
Commune | 育成(コミュニティサクセス) | 既存サービス |
Commune Navigator | 創造(口コミ活用AIエージェント) | 2025年冬頃予定 |

信頼を定量化し実行に移すための統合基盤とデータ・アクション機能
4つのプロセスを横断して戦略立案・データ統合・アクション実行を可能にするのが、今回発表された信頼起点経営基盤です。基盤は「信頼スコア」「事業貢献指標」を中心に据え、信頼構築の投資対効果(ROI)を計測・改善します。
基盤はデータ統合を担うCommune DataHub、アクション実行を担うCommune CRM(旧「SuccessHub」)など複数のコンポーネントで構成されます。AIは推奨や自動実行を通じて必要なアクションを提示・実行します。基盤自体は信頼起点経営基盤(新規プロダクト)として提供予定で、2026年春頃リリース予定です。
- 信頼起点経営基盤(概要)
- 可視化・理解・育成・創造の全プロセスを一元管理し、ユーザーのステータスやアクションに応じた「信頼スコア」の変化と、それが事業に与える影響を「事業貢献指標」で可視化する統合基盤。
- Commune DataHub
- 企業が保有する顧客・従業員データと、Commune各ソリューションの信頼構築データを統合管理するプラットフォーム。
- Commune CRM(旧:SuccessHub)
- 信頼構築特化型CRM。顧客・従業員の信頼度変化をモニタリングし、パーソナライズされたコミュニケーションを自動実行・支援する。
この基盤を通じて、企業ごとに定義された「信頼スコア」を事業成長と紐付け、信頼への投資が売上向上、コスト削減、離職率改善等の定量的な事業成果にどう結びつくかを測定・予測することを目指しています。

説明会・セミナーの案内とコミューン株式会社の基本情報
メディア向けの説明会は、2025年9月12日(金)に開催されるイベント「Commune Marché in Summer」内で実施されます。取材・取次希望のメディア関係者は、件名を「9/12メディア向け説明会について」として以下の連絡先に問い合わせるよう案内されています。
問い合わせ先:pr@commune.co.jp(担当:石川)
- オンラインセミナー(経営者・マーケター・人事担当者向け)
- 登壇者:代表取締役CEO 高田 優哉
- 日時:2025年9月25日(木)13:00~14:00
- 申し込みページ:https://commune.co.jp/seminar/20250902_9863/
- サービス詳細および各種資料:サービスサイト https://commune.co.jp/
コミューン株式会社の会社概要は以下の通りです。所在地や設立年、代表者名など、公式の事業者情報が明示されています。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | コミューン株式会社 |
代表者 | 高田 優哉(代表取締役CEO) |
設立 | 2018年5月 |
事業内容 | 「信頼起点経営」を社会実装する事業の展開 |
所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田4‐31‐18 目黒テクノビル2F |
会社サイト | communeinc.com/ja(関連リンク:https://communeinc.com/ja) |
発表資料や問い合わせ、取材申し込みは前述の連絡先へ連絡することとされています。公開情報として、同社のキーワードには「コミューン」「信頼起点経営」「コミュニティ」「SaaS」「AI」などが挙げられています。
今回の発表内容の整理(要点まとめ)
以下は本記事で紹介した発表内容を表形式で整理したものです。各プロダクトの役割、リリース時期、基盤・データ・アクションの位置づけや、説明会・セミナー情報、会社情報を一目で確認できます。
カテゴリ | 名称・内容 | 備考・時期 |
---|---|---|
発表日時 | プレスリリース | 2025年9月3日 08:58 |
可視化 | Commune Engage:複数チャネルの行動データ統合で関係を見える化 | 発表時点で提供 |
理解 | Commune Voice:声の分析でインサイト抽出 | 発表時点で提供 |
育成 | Commune:コミュニティサクセスプラットフォーム(既存) | 既存サービス |
創造 | Commune Navigator:口コミを活用するAIエージェント | 2025年冬頃リリース予定 |
統合基盤 | 信頼起点経営基盤:信頼スコア・事業貢献指標で定量化 | 2026年春頃リリース予定 |
データ基盤 | Commune DataHub:企業データと信頼データの統合管理 | 基盤コンポーネント |
アクション実行 | Commune CRM(旧:SuccessHub):信頼構築特化型CRM | 基盤コンポーネント |
メディア説明会 | Commune Marché in Summer内で実施 | 2025年9月12日(金) 問合せ:pr@commune.co.jp(石川) |
オンラインセミナー | 代表取締役CEO 高田登壇 | 2025年9月25日(木)13:00~14:00 申込:https://commune.co.jp/seminar/20250902_9863/ |
企業情報 | コミューン株式会社(代表:高田 優哉、設立2018年5月) | 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田4‐31‐18 目黒テクノビル2F |
関連サイト | サービスサイト/会社サイト | https://commune.co.jp/、communeinc.com/ja |
以上が発表された全プロダクトと基盤、関連イベントおよび会社情報の整理です。本稿ではプレスリリースに記載された情報を漏れなくまとめ、各プロダクトの役割、提供予定時期、問い合わせ窓口などを網羅的に掲載しました。
参考リンク: