RazerがSynapse 4オープンベータ公開、Workshopで設定共有が簡単に

Synapse4オープンベータ

開催日:9月3日

Synapse4オープンベータ
誰でも今すぐ使えるの?
はい。Razerは2025年9月3日11:00にSynapse 4のオープンベータを公開し、公式ページ(http://rzr.to/Synapse)から全ユーザーが参加できます。
Workshopで具体的に何ができるの?
WorkshopはDPIプロファイル、複雑なマクロ、将来的なChroma構成などをコミュニティと共有・探索・ワンクリックで適用できるハブ機能です。

次世代の設定体験を先取りする「Synapse 4 Open Beta」公開

Razer Japan株式会社は、2025年9月3日11時00分に、次世代デバイス設定ソフトウェアRazer Synapse 4のオープンベータ版を公開しました。発表時刻と日付は公式リリースに明記されており、今回のオープンベータはすべてのユーザーが利用可能となっています。

オープンベータ版では、ユーザーが単に新機能をいち早く体験するだけでなく、直接のフィードバックを通じて製品の開発プロセスに参加できます。Razerはこのテストフライトプログラムを通じてコミュニティと共同でSynapseの改善を図る方針を示しており、ベータ参加者はソフトウェアの進化に実際に影響を与えることが可能です。

【Razer】独自機能「Workshop」を備えたSynapse 4のオープンベータを開始 画像 2

参加方法と公式情報へのアクセス

公式の詳細情報は、Razerが案内する専用ページで確認できます。発表文にはアクセス先が明記されており、ベータ版への参加や機能詳細の確認は同ページから行えます。

案内されているリンク:http://rzr.to/Synapse

  • 公開日:2025年9月3日 11時00分
  • 提供形態:オープンベータ(すべてのユーザーが参加可能)
  • 公式窓口:press.razer.com 等のRazer公式チャネル

新プラットフォーム「Workshop」:共有と適用をワンストップ化

今回の公開で注目されているのが、Synapse 4 Open Betaに搭載された新機能「Workshop」です。Workshopはコミュニティ駆動型のカスタマイズハブとして設計され、ユーザーがプロファイルや設定を直接共有・探索・適用できることを目的としています。

Workshopの設計思想は「ワンストップ」「ワンクリック」での適用を可能にすることです。これにより、従来のようにサードパーティリンクやファイル転送に頼ることなく、世界中のゲーマーが作成した設定に直接アクセスできます。

Workshopで扱える設定の種類

Workshopでは、以下のような多様な設定が共有・適用可能です。これらは現行ベータ版でサポートされている項目です。

DPI設定
微調整されたDPIプロファイルをそのままインポートして利用できます。プレイスタイルやデバイスに合わせた微細な感度設定を短時間で試すことができます。
マクロレイアウト
複雑なマクロやキーバインドのセットを共有可能です。設定を適用することで、長時間の設定作業や手動入力の手間を削減します。
Razer Chroma™ RGB構成
フルRazer Chroma RGB構成の共有・適用が想定されています。なお、Chromaプロファイルのサポートは現行バージョンでは近日中の公開予定とされており、対応は段階的に拡大される予定です。
  • サードパーティ依存を排した直接配布方式
  • ワンクリックでの適用による即時の体験切替
  • コミュニティ主導のプロファイル発見と評価機能(ベータ段階での提供)

プロ選手連携とコミュニティ共創のアプローチ

Razerは、今回のリリース記念としてトップeスポーツ選手との連携を発表しました。具体的には、人気選手であるSnip3downをはじめとするプロ選手の競技用設定をWorkshopに直接導入します。これにより、ユーザーはプロが実戦で使用しているプロファイルを閲覧・適用できるようになります。

この取り組みは、単なる機能公開にとどまらず、Razerがコミュニティと共に製品を共創する姿勢を示すものです。ベータユーザーは新機能を早期に体験し、実運用から得られるフィードバックを提供することでSynapseの開発に直接寄与できる立場にあります。

Razerソフトウェア部門の意図と声明

Razer ソフトウェア部門バイスプレジデントのQuyen Quachは、公式声明で次のように述べています。

「『Synapse 4 Open Beta』は、Razerがコミュニティと共にソフトウェアを開発するうえで大きな節目となるものです。このテストフライトプログラムは、ゲーマーの皆さんに開発のプロセスに参加していただくために立ち上げました。今年を通じて、Synapse 4 Open Betaで新機能の早期アクセスを提供し、正式リリース前にテストやフィードバックを行っていただくことで、機能改善にご協力いただきたいと考えています。今回発表する『Workshop』は、ユーザーが設定やプロファイルを自由にカスタマイズし、互いに共有できるようにするための第一歩です。今後もコミュニティとともに、WorkshopをはじめとするSynapseの機能を進化させていくことを楽しみにしています。」

この声明は、Razerがベータ参加者のフィードバックを重要視していることを示しており、Synapse 4の正式リリース前に多角的なテストを実施する計画である点が明確にされています。

Razerの概要と公開情報の補足

プレスリリースにはRazerの企業概要や提供サービスの範囲についても詳細に記述されています。Razerは「For Gamers. By Gamers™」をスローガンに掲げるグローバルなゲーミングライフスタイルブランドです。

リリース内にある主な企業情報は以下の通りです。

  • ソフトウェア利用者数:Razerのソフトウェアスイートは2億5,000万人以上に利用されています。
  • 決済サービス:Razer Goldは68,000を超えるゲームタイトルで利用可能な決済サービスで、これに連動した報酬プログラムRazer Silverを提供しています。
  • 持続可能性への取り組み:#GoGreenWithRazerとして10年間のロードマップに基づく環境配慮施策を実施。
  • 企業沿革と拠点:2005年設立、本社はカリフォルニア州アーバインとシンガポールに所在。ハンブルクと上海に地域統括本部を置き、世界各地に19か所の事業所を展開。2025年に創業20周年を迎える。

公式リンクと注意事項

プレスリリースに記載されている公式リンクと注意書きは重要な参照情報です。必ずオフィシャルな窓口で最新情報を確認してください。

主なリンク:

  1. Razer Synapse情報:http://rzr.to/Synapse
  2. Razer日本公式サイト:https://www.razer.com/jp-jp/
  3. Razer JP X(旧:Twitter):https://www.x.com/razerjp
  4. Razer 20周年情報:https://rzr.to/20anni

著作権および注意事項:
(C) 2025 Razer Inc. All rights reserved. 仕様およびデザインは予告なしに変更される場合があります。記載の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

まとめ:要点整理と参照リンク表

この記事で紹介した情報を表形式で整理します。記事では、公開日、主要機能、プロ連携、対応状況、公式リンクなど、プレスリリースに含まれるすべての情報を網羅して提示しました。下表はその要点をわかりやすくまとめたものです。

項目 内容
発表日 2025年9月3日 11時00分(Razer Japan発表)
製品 Razer Synapse 4(Open Beta)
主要新機能 Workshop:コミュニティ駆動のプロファイル共有・適用ハブ(DPI、マクロ、Chroma構成等)
プロ選手との連携 Snip3down 等 トップeスポーツ選手の競技用設定をWorkshopに導入
ベータでの対応状況 Synapseプロファイル、マクロに対応。Chromaプロファイルは近日対応予定
公式参照先 http://rzr.to/Synapsehttps://www.razer.com/jp-jp/https://www.x.com/razerjp
企業情報(要旨) 創業2005年、拠点:米国アーバイン・シンガポールほか、19事業所。ソフトウェア利用者数:2億5,000万人以上。Razer Goldは68,000以上のゲームタイトルで利用可能。
法的・注意事項 (C) 2025 Razer Inc. All rights reserved. 仕様やデザインは予告なく変更される場合あり。

以上がRazerの発表内容の要点と関連情報の整理です。公式の案内ページやRazerの公式ソーシャルアカウントで最新情報を確認し、Synapse 4 Open BetaやWorkshopの詳細な挙動、対応デバイスなどについては公式情報を参照してください。