AJAがNetflixと直接接続へ、国内から10月より入札可能に
ベストカレンダー編集部
2025年9月3日 11:11
AJAとNetflix接続開始
開催日:10月1日

AJAがNetflixと直接接続を確立、日本初のローカル接続パートナーに選定
株式会社AJA(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野屋敷健太)は、2025年9月3日付の発表で、NetflixとのDSP接続を正式に決定したと公表しました。AJAは株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の100%子会社であり、今回の接続はAJAがNetflixのローカル接続パートナーとして選出されたことを意味します。
発表日時は2025年9月3日10時00分で、接続の運用開始は2025年10月からとなります。これにより、AJAのDSPを利用する広告主は国内から直接Netflixの広告在庫へ入札・配信が可能になります。今回の選定は、AJAが提示する技術要件と品質基準を満たした結果として実現したものであり、正式接続に至った旨が示されています。
接続の意義と広告エコシステムへの影響
Netflixは世界190以上の国や地域でサービスを展開し、3億世帯を超える有料メンバーを抱える大規模な動画配信サービスです。エンターテインメントに特化した視聴環境はブランド広告主にとって重要な接点であり、プレミアムな広告在庫としての価値が高いことが指摘されています。
AJAを通じてNetflixのプレミアム枠にアクセスできるようになることで、広告主側には高い広告効果やブランドリフトの期待が生まれ、媒体側には高単価かつ安定した広告収益の機会が提供されます。国内からの直接入札が可能になる点は、入札の迅速化と運用面での柔軟性向上にも寄与します。
広告主・媒体社それぞれにとっての主な利点
以下は、AJAとNetflixのDSP接続によって想定される主要な効果を整理した項目です。広告配信の質・可視性・収益性の向上を軸にした内容となっています。
- 広告主側の利点:Netflixのプレミアム在庫へ直接入札可能になり、高いブランドリフトや視聴完了率が期待される。
- 媒体側の利点:高単価な広告枠の安定的な販売が可能になり、広告収益の拡大が見込まれる。
- 運用面の利点:国内からの直接入札によりレイテンシーや設定の最適化が進み、キャンペーン管理の効率化が期待される。
技術要件とプロダクト強化の具体策
発表文ではAJAが厳格な技術要件と高い品質基準をクリアしたことが選定理由として挙げられています。AJAは今回の接続を機に、CTV(コネクテッドTV)やモバイルなど複数のチャネルにわたる広告配信基盤の強化を進めます。
また、広告主と媒体社双方にとって最適な取引環境を実現するために、AI を活用した収益最適化、ブランドセーフティ機能の強化、可視性の高い効果測定機能など、プロダクトの進化にも注力する方針が明示されています。これらはプレミアムメディアとの連携を拡大するうえでの基盤技術となります。
技術・プロダクト面の主要項目
- 収益最適化(AI活用)
- 入札戦略や配信最適化にAIを導入し、広告収益の最大化を図る取り組みが予定されています。
- ブランドセーフティ
- ブランドリスク低減を目的としたフィルタリングやコンテンツ評価機能の強化により、ブランド毀損リスクを抑制します。
- 効果測定の可視化
- 視聴データやエンゲージメント指標を用いた可視性の高い効果測定を提供し、広告主の投資判断を支援します。
- マルチチャネル対応
- CTVやモバイルなど複数デバイスでの配信最適化を進め、メディアプランの幅を広げます。
発表内容の要点と関連情報の整理
ここまでの記述で紹介した内容を、発表日や企業情報、実施開始時期などのポイントに分けて整理します。本文中に含まれるすべてのプレスリリース情報を網羅した一覧表を続けて示します。
プレスリリースには画像素材のダウンロード案内も含まれており、関連リンクとしてAJAの公式サイト(https://aja-kk.co.jp/)が提供されています。カテゴリやキーワード情報も併記されているため、報道やマーケティング資料作成の参照にも利用できます。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月3日 10:00 |
開始時期 | 2025年10月よりDSPを通じたNetflix広告在庫への国内からの直接入札・配信を開始 |
発表企業 | 株式会社AJA(100%子会社:株式会社サイバーエージェント) |
親会社 | 株式会社サイバーエージェント(代表取締役:藤田晋、東証プライム:4751) |
AJA 代表 | 代表取締役社長:野屋敷健太 |
本社所在地 | 東京都渋谷区 |
接続先メディア | Netflix(動画配信サービス、190以上の国や地域、3億世帯を超える有料メンバー) |
接続の性質 | ローカル接続パートナーとしての正式接続(日本初のローカル接続パートナーとして選出) |
対象 | Netflix内のプレミアム広告在庫(CTV・モバイル等を含む) |
期待される効果 | 高い広告効果(ブランドリフト)、高単価かつ安定した広告収益、運用効率の向上 |
プロダクト強化項目 | AIによる収益最適化、ブランドセーフティ強化、可視性の高い効果測定、マルチチャネル対応 |
カテゴリ | 広告・宣伝・PR、システム・Webサイト・アプリ開発 |
キーワード | Netflix、DSP、AJA、動画広告、日本初、広告、CTV、コネクテッドTV、プレミアムメディア、サイバーエージェント |
関連リンク | https://aja-kk.co.jp/ |
ダウンロード | プレスリリース素材(発表内で使用されている画像ファイルのダウンロード案内あり) |
上の表は発表に含まれる主要情報を整理したもので、発表日、実施開始時期、企業情報、接続先の概要、プロダクト強化の方針、関連リンクやダウンロード案内までを網羅しています。本文で示したとおり、AJAによるNetflixとのローカル接続は2025年10月からの運用開始が予定されており、広告主と媒体の双方にとって重要な変化をもたらす取り組みです。
発表資料ではさらに詳細な画像やプレス素材の提供が明記されています。報道や業界関係者向けにはAJA公式サイト上の関連リンクを参照することが案内されています。
参考リンク: