丸亀製麺が9/9発売 旨辛かさっぱり選べる冷うどん2種
ベストカレンダー編集部
2025年9月2日 15:30
丸亀製麺冷たいうどん発売
開催日:9月9日

まだ残る暑さに合わせた提案 — 丸亀製麺が冷たいうどん2種を期間限定で発売
株式会社丸亀製麺は、2025年9月9日(火)から全国の丸亀製麺店舗にて、期間限定商品として「旨辛 豚つけ汁うどん」と「柑橘香る ねばとろ鶏ぶっかけうどん」を発売します。今回の発売は、気候データや独自調査で確認された「9月の体感が“まだ夏”である」状況に応じたものです。
発表は株式会社丸亀製麺(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山口 寛)が2025年9月2日11時00分に行いました。プレスリリースは、秋のはじまりであっても暑さが続く実態に寄り添い、その日の気分や食欲に合わせて選べる冷たいうどんを提案する内容になっています。
丸亀製麺は「目の前のお客さまが本当に食べたいもの」に向き合う方針のもと、麺職人が毎日粉から打つ打ち立てのうどんを冷水で締めることで、つるりとしたのど越しとコシを両立させた冷たいうどんを提供するとしています。

商品構成とそれぞれのこだわり — 2種の冷たいうどんの詳細
今回のラインアップは、暑さや好みに合わせて選べる2種類の冷たいうどんです。それぞれ具材やつけ汁・だれに工夫が施されており、冷たい麺と合う味付け・食感を意識しています。
以下に、各商品の特徴と店側のこだわりを整理します。ボリュームや味変の楽しみ方、推奨の薬味なども明記します。

旨辛 豚つけ汁うどん — ラー油が効いた旨辛つけ汁と豚しゃぶの組合せ
旨辛 豚つけ汁うどんは、甘めのつけ汁にラー油を加えた甘辛の味わいが特徴です。温泉玉子が付いており、割ることで黄身がつけ汁と混ざりまろやかな味に変化します。
麺の量は1玉、1.5玉、2玉、2.5玉、3玉の5パターンで同一価格。暑い時期でもしっかり食べたいときに選べる仕様です。以下が主なこだわり点です。
- 店内仕込みの豚しゃぶ:店舗で湯通し後、特製だしに漬け込む方式。ひんやりとした食感で噛むと旨みが広がります。
- 小松菜ナムル:ごま油の香りでさっぱり、シャキシャキの食感が冷うどんと好相性。
- 3玉まで同一価格:1〜3玉まで量を選べるため満腹度に応じて調整可能。天かすやしび辛ラー油をおすすめ薬味として案内。
- ラー油と温泉玉子入りのつけ汁:甘辛のつけ汁に温泉玉子を加えることで味わいに奥行きが出ます。

柑橘香る ねばとろ鶏ぶっかけうどん — 柑橘の爽やかさとねばとろの組合せ
柑橘香る ねばとろ鶏ぶっかけうどんは、刻みオクラを混ぜたとろろと、店内で手切りしたしっとりとした茹で鶏を合わせたぶっかけうどんです。柑橘(レモン、柚子)の香りが特徴のだれでさっぱりと食べられます。
主なこだわりは以下のとおりです。食感、香り、具材のバランスを重視して設計されています。
- 手切りの茹で鶏:店舗で丁寧に手切りすることで、しっとりとした肉質と食べ応えを実現。
- ねぎ塩だれ(柑橘香る):玉ねぎ・紫玉ねぎ・青ねぎを混ぜた具だくさんのねぎ塩だれに柚子皮・柚子果汁を加え、シャキシャキ感と爽やかさを両立。
- 刻みオクラ入りとろろ:刻みオクラを混ぜたねばとろのとろろが全体をまとめ、うどんと具材を調和させます。
- レモンと甘酢のぶっかけだし:レモンと甘酢が重なり、だしの旨みと相まって爽やかな後味を作ります。
両商品とも、打ち立て・茹でたてを冷水で締めた冷たいうどんとの組合せを前提に開発されています。特設サイトの詳細ページは以下のURLです:
https://jp.marugame.com/menu/butatsukejiru/

調査と気象データが示す「9月の実感」 — 体感としての秋と提供商品の整合性
今回の発売の背景には、気象庁データおよび丸亀製麺が実施したインターネット意識調査の結果が反映されています。気温と消費者意識の両面から、9月に冷たい・さっぱりした食事を求める傾向が明らかになりました。
気象データでは、直近の9月において日本全国の46.6%(12,523地点)が最高気温30℃を超える「真夏日」を観測したと報告されています。2019年9月の29.2%と比較すると約160%に相当する増加です(出典:気象庁「過去の真夏日などの地点数」より算出)。

丸亀製麺による「秋」に関する意識調査の概要
調査名:”秋”に関する意識調査。対象は20代~60代の男女400名。調査期間は2025年8月20日(水)〜23日(土)。調査方法はインターネット調査です。
主要な調査結果は以下の通りで、9月を“まだ夏”と感じる人が多く、9月に食べたいものは冷たくさっぱりした食事が上位に挙がるというデータが得られています。
- ①9月が“まだ夏だな”と感じる日数
- 「ほとんど毎日(25日以上)」または「ほとんど(20日以上)」と回答した人が合計70.0%(「ほぼ毎日」34.2%、「ほとんど」35.8%)。
- ②“秋を体感する月”
- 「9月」と回答したのはわずか5.2%。全体の87.8%は10月以降を秋と回答。
- ③9月の食の好み
- 「冷たい食べもの」が40%、「さっぱりしたもの」が44%と、暑い日に好まれる食事が上位。
- ④「イメージとしての秋」と「実際の体感」のズレ
- 「ズレを感じる」との設問に対して73.2%が共感。
加えて、秋物の服を着て日中に汗をかく問題や、暑さを避けるために屋内で過ごす傾向など、行動や選好にも影響が見られました。これらの結果は、9月の消費需要に対して従来の「秋らしい」商品だけでなく、冷たくさっぱり食べられる商品提供の意義を示しています。

販売期間・価格・関連商品、企業の取り組み
今回の冷たいうどん2種は、2025年9月9日(火)から期間限定で全国販売されます。販売期間は2025年9月9日〜10月下旬までを予定していますが、販売状況によって店舗ごとに開始・終了時期が異なる場合があります。
併せて、期間限定の冷かけメニューも提供されます。以下に販売商品と価格を記します。
商品名 | 価格(税別表記の記載が無い場合は提示価格) | 備考 |
---|---|---|
旨辛 豚つけ汁うどん | (価格は商品ページ参照。麺量1〜3玉は同一価格) | ラー油、温泉玉子、小松菜ナムル、店仕込みの豚しゃぶ |
柑橘香る ねばとろ鶏ぶっかけうどん | (価格は商品ページ参照) | 手切り茹で鶏、刻みオクラ入りとろろ、柚子・レモンの香り |
冷かけうどん(冷) | 小320円、並420円、大600円、得780円 | 鰹・うるめ等の削り節と煮干し・昆布のだしを使用 |
すだちおろし冷かけうどん(冷) | 並550円、大730円、得910円 | 徳島県産すだち丸ごと1個使用、大根おろしでさっぱり |
販売期間は前述のとおり9月9日〜10月下旬を予定しております。詳細や商品ごとの価格は特設サイトをご確認ください:https://jp.marugame.com/menu/butatsukejiru/

丸亀製麺およびトリドールホールディングスの企業活動
丸亀製麺は「ここのうどんは、生きている。」をブランドメッセージに、国内約800店舗で粉からうどんを毎日手づくりしています。麺職人とは丸亀製麺独自の制度で認定された従業員を指し、100%国産小麦粉を用いた製造を続けています。
サステナブルな活動としては、兵庫県加古川市に2023年8月より開設した「丸亀製麺 桶工房」による釜揚げうどん桶のリユース事業があります。2027年までに約300店舗を対象に障がい者雇用を進めつつ、年間10,800個の修理と年間廃棄木材約1.5tの削減を目標としています。
また、食育活動として「こどもうどん教室」を実施し、粉と塩と水を混ぜる工程から体験できる場を提供しています。環境面では店内での繰り返し使用可能な食器の活用や、テイクアウト用品へのバイオプラスチック配合などプラスチック使用量削減にも取り組んでいます。詳細はトリドールホールディングスのサステナビリティページを参照ください:https://www.toridoll.com/

まとめ — 本稿の要点を表に整理
以下に、本記事で取り上げた発売情報、調査結果、販売期間、価格、企業取り組みを表形式で整理します。記事本文で示した事実を参照しやすくまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月2日(11:00) |
発売開始日 | 2025年9月9日(火) |
販売期間(予定) | 2025年9月9日〜10月下旬(※店舗により開始・終了が異なる場合あり) |
新商品 | 旨辛 豚つけ汁うどん、柑橘香る ねばとろ鶏ぶっかけうどん |
追加期間限定商品 | 冷かけうどん、すだちおろし冷かけうどん(価格は本文参照) |
麺量の選択(旨辛 豚つけ汁) | 1玉、1.5玉、2玉、2.5玉、3玉(同一価格) |
意識調査概要 | 20代〜60代 男女400名、調査日:2025年8月20日〜23日、方法:インターネット調査 |
調査の主要結果 | 70.0%が9月を“まだ夏”と実感(20日以上を回答)、9月を秋と感じる人は5.2%、9月に求める食は「冷たい」40%・「さっぱり」44%、73.2%が「イメージと実感のズレ」を認識 |
気象データ | 直近の9月で日本全国の46.6%(12,523地点)が最高気温30℃超の真夏日を観測(出典:気象庁)※2019年9月は29.2% |
特設サイト | https://jp.marugame.com/menu/butatsukejiru/ |
サステナビリティ活動 | 釜揚げうどん桶のリユース(桶工房、加古川)・障がい者雇用の推進、年間10,800個の修理目標、年間廃棄木材約1.5t削減の計画、こども向け食育、プラスチック削減施策 |
本稿は丸亀製麺の2025年9月の新商品発売と、それに至る背景となった気候データおよび独自の意識調査結果、販売期間・価格情報、企業のサステナブルな取り組みを整理してお伝えしました。記載の数値や販売期間はプレスリリースの記載に基づいています。
参考リンク: