9月5日発売|佐賀発・無添加どら焼き『焼き芋あん』

焼き芋あんどら焼き発売

開催日:9月5日

焼き芋あんどら焼き発売
どこで買えるの?
9月5日発売で、店頭は佐賀・伊万里の小嶋やと道の駅「伊万里ふるさと村」。さらに小嶋や公式オンラインショップで全国発送に対応し、冷凍販売も順次開始します。価格は税込368円です。
無添加でも甘いの?どうやって作ってるの?
休耕田で育てた紅はるかを久保田稔製陶所の多孔質セラミックで遠赤焼成し糖度40度超の“蜜芋”に。裏ごしして小嶋やの製餡で滑らかに仕立て、香料・着色料・保存料は不使用です。

佐賀の若手農家と老舗どら焼き店が紡いだ、新しい無添加スイーツの登場

佐賀県伊万里市の和菓子店小嶋やは、地域の若手農家と地元のものづくり技術を結びつけた新商品、『焼き芋あんどら焼き』2025年9月5日(金)より発売します。本リリースは株式会社小嶋やによる2025年9月2日 11時00分発表の情報に基づき、最新の商品設計、製造法、流通情報、そして背景にある地域課題と取り組みを整理してお伝えします。

使用するさつまいもは、休耕田を再生して栽培された品種紅はるか。28歳の若手農業者・立石瑛人さんが手がけた作物を、焼き物の里・佐賀ならではの技術で加工することにより、香料・着色料・保存料不使用の無添加どら焼きへと仕立てられました。商品は店舗販売のほか公式オンラインショップで全国発送の対応があり、冷凍での取り扱いも順次開始されます。

蜜あふれる佐賀発スイーツ爆誕!若手農家×話題のどら焼き店「小嶋や」が挑む、無添加『焼き芋あんどら焼き』9月5日新発売 画像 2

セラミック焼成で引き出す“蜜”と、滑らかな製餡の掛け合わせ

本商品の特色は、素材の持ち味を最大限に引き出す工程にあります。紅はるかは加熱後に高い糖度を保ち、ねっとりとした肉質となるため、適切な焼き上げが甘さの決め手になります。今回採用されたのは、久保田稔製陶所の多孔質セラミックを用いたセラミック焼成です。

多孔質セラミックがもたらす遠赤外線効果で芯までじっくりと焼き上げることで、糖度が40度超に達する“蜜芋”が実現しました。焼き上げた芋は裏ごしして滑らかな「あん」として整えられ、小嶋やの製餡技術により香りの高さと口どけを両立させています。結果として得られるのは、人工的な香味に頼らない、素材由来の濃密な甘さと滑らかな食感です。

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工程と品質管理のポイント

セラミック焼成の導入背景と効果について、久保田剛氏(久保田稔製陶所代表取締役)は次のように述べています。

「弊社の多孔質セラミックスは遠赤効果が高く、芋の焼成に活用することで理想的な加熱状態となり、通常の焼成よりも甘い焼き芋を作ることが可能になりました」。この技術と小嶋やの製餡技術の融合により、無添加で美味しい商品が完成したと報告されています。

主な品質管理項目
貯蔵による熟成管理、セラミック焼成の温度・時間管理、裏ごしの濾過精度、製餡時の糖度・粘度検査
添加物
香料・着色料・保存料は不使用(無添加)
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地域再生と若手生産者の挑戦—立石農園の取り組み

本プロジェクトの出発点は、地域の農地問題と若手の挑戦にあります。佐賀県では基幹的農業従事者の平均年齢が70歳前後に達し、過去10年で約35%の減少が発生するなど、担い手不足が深刻化しています。そのような状況の中、休耕田の再生に取り組む若手農家が地域資源をよみがえらせる活動を行っています。

立石瑛人さん(28歳)は、曽祖父の代から続く農家の4代目として東京農業大学を卒業後に帰郷し、耕作放棄地を「紅はるか」の畑へと再生しました。立石さんは「農業は未来をつなぐ仕事。地域と共に、自分のような若手が挑戦できる環境を広げたい」と語っています。こうした農地再生の取り組みが商品化へと結びついた事例が本件です。

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関係者のコメント

  • 立石農園 代表 立石 瑛人 氏:20代5名を中心にさつまいもときゅうりを生産しており、地域の耕作放棄地再生や佐賀県特別栽培基準への取り組み、自家製堆肥の活用などを行っていると述べています。
  • 道の駅 伊万里ふるさと村 駅長 立石 善之 氏:『農業で未来へ挑戦する若者』と『食で未来を支える職人』が出会い、想いを練り合わせ完成させた一品であり、新しい伊万里の風土を感じてほしい、と述べています。
  • 久保田稔製陶所 代表取締役 久保田 剛 氏:セラミックス研究の蓄積を芋の焼成に応用することで通常より甘い焼き芋を可能にしたと説明しています。
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商品概要と流通情報、会社情報

商品名・価格・発売日・販売場所など、消費者にとって重要な情報を整理してお届けします。特徴としては無添加であること、焼き芋由来の自然な甘さのあんこであること、またお土産や差し入れ、日常のおやつとして適した設計である点が挙げられます。

販売開始は2025年9月5日(金)。価格は店頭価格が340円(税抜)、税込価格は368円です。流通は店舗販売と道の駅での対面販売、並びに小嶋やの公式オンラインショップを通じた全国発送に対応します。冷凍での扱いも順次開始され、遠方からの注文にも対応可能となります。

販売場所
  • 小嶋や店舗(佐賀県伊万里市)
  • 伊万里ふるさと村(佐賀県伊万里市南波多町)
  • 小嶋や公式オンラインショップ(全国発送対応)
特徴
  1. 無添加(香料・着色料・保存料不使用)
  2. セラミック焼成による糖度40度超の蜜芋を使用
  3. 裏ごしして滑らかに仕立てた焼き芋あん
  4. お土産、差し入れ、日常のおやつとして利用可能
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小嶋やの概要と窓口

小嶋やは2017年11月創業の和菓子店で、素材の持ち味と手作りの温かさを重視しています。看板商品のどら焼きは北海道産小豆を3日間かけて炊き上げる製法が特徴で、1日1,000個が完売する人気商品です。佐賀県S-1アワード推奨みやげ品に2024年・2025年の2年連続で選出されています。

会社所在地や連絡先などの基本情報は以下の通りです。オンラインでの注文やSNSでの情報発信も行われています。

会社名
株式会社 小嶋や
本社所在地
〒849-4251 佐賀県伊万里市山代町楠久549-2
代表取締役
小島 久美子
創業
2017年11月
営業時間
9:00~17:00
TEL・FAX
0955-29-8333
HP
https://imari-kojimaya.shop-pro.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/kojimaya3/
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要点の整理(商品スペック表)

ここまでに記載した内容を表にまとめ、読み返しやすく整理します。商品の基本仕様、価格、発売日、流通経路、主要関係者と技術協力などを一覧にしました。

項目 内容
商品名 小嶋や謹製 どら焼 焼き芋(通称:焼き芋あんどら焼き)
発売日 2025年9月5日(金)
発表日 2025年9月2日 11時00分(株式会社小嶋や)
価格 340円(税抜)/税込368円
原料・生産者 紅はるか(立石農園:代表 立石 瑛人 氏、休耕田再生による栽培)
加工技術 久保田稔製陶所の多孔質セラミックを用いたセラミック焼成+小嶋やの製餡技術
糖度 焼成後の焼き芋は糖度40度超(多孔質セラミックによる遠赤効果)
添加物 香料・着色料・保存料 不使用(無添加)
販売場所 小嶋や店舗、伊万里ふるさと村、公式オンラインショップ(全国発送対応)
対応 冷凍販売対応(順次取り扱い開始)
主な関係者 立石 瑛人(立石農園)、久保田 剛(久保田稔製陶所)、立石 善之(道の駅駅長)、小島 久美子(小嶋や代表)

上表は本商品に関する主要ポイントを網羅的に整理したものです。素材の由来、生産と加工の技術的特徴、流通方法と価格、そして関係者の役割を明確に示しています。地域資源を活用し、若手生産者と職人が協働して生まれた無添加のどら焼きとして、消費者は商品の成り立ちや背景を確認しながら購入判断ができる構成です。