カアサラン・パウロがフィリピン代表に再選出

フィリピン代表再選出

開催日:9月1日

フィリピン代表再選出
誰が代表に選ばれたの?
NEO ASIA JAPANの発表によると、佐賀アジアドリームズ所属のカアサラン(#23)とパウロ(#14)がフィリピン代表に再選出されました。福岡空港での出発写真も公開され、代表合宿に参加するためシーズン途中でチームを離れます。
いつどの大会に出るの?
目標大会は2025年12月にタイで開催される東南アジア競技大会(SEA Games)です。代表合宿を経て本大会出場を目指し、合宿参加のためチームは一時的に離脱する予定です。

フィリピン代表に再選出されたカアサラン(#23)とパウロ(#14)

NEO ASIA JAPAN 株式会社が2025年9月1日22時18分に発表したプレスリリースによれば、独立リーグ「佐賀アジアドリームズ」所属のカアサラン選手(#23)パウロ選手(#14)が、フィリピン代表に再選出されました。両選手はシーズン途中でチームを離れ、代表合宿に参加する予定です。

プレスリリースには、帰国前の福岡空港での写真(左:カアサラン、右:パウロ)や、8月の試合後に嬉野みゆき球場で撮影された様子も記載されています。チームはメンバー全員で彼らの代表チームでの活躍を期待して送り出したとしています。

佐賀から羽ばたく、フィリピン代表選手 画像 2

代表選出の目的とターゲット大会

両選手が目指す大会は、2025年12月にタイで開催される東南アジア競技大会(SEA Games)です。SEA Gamesは1959年に始まった、東南アジア地域における大規模なスポーツ大会で、しばしば「東南アジア諸国のオリンピック」とも呼ばれます。

プレスリリースでは、シーズン途中ながら代表合宿に参加するために一時的にチームを離れる旨が明記されており、代表としての準備期間を優先する判断がなされたことがうかがえます。シーズンオフには、ほかの海外出身選手たちの多くも各国代表として帰国する見込みです。

佐賀から羽ばたく、フィリピン代表選手 画像 3

チーム内の関係性と代表戦での可能性

チーム側は、代表として各国を背負って戦う選手たちについて、「時には、佐賀の地で切磋琢磨してきた仲間が強敵となって立ちはだかるかもしれない」との見解を示しています。これは多国籍チームであることが生む特殊な関係性を端的に表す表現です。

プレスリリースでは、たとえ敵同士になったとしてもドリームズのメンバーが正々堂々と戦うことを期待する旨が記され、チームスピリットと国際舞台での競技精神の両立が意識されています。なお同文中にはチームスローガンとして「GO!DREAMS!」が記載されています。

佐賀アジアドリームズ――多国籍構成と地域拠点としての役割

佐賀アジアドリームズは、佐賀県武雄市・嬉野市を拠点に活動する独立リーグ球団で、アジアの野球途上国の代表選手を中心とした9カ国の選手たちが所属

今シーズンの所属選手は以下の9カ国から集まっています。選手たちは単身来日し、言葉や文化、宗教の違うチームメイトと共同生活を送りながら、日々野球の技術向上に励んでいます。

  • インドネシア
  • スリランカ
  • フィリピン
  • カンボジア
  • パキスタン
  • タイ
  • ベネズエラ
  • ドイツ
  • 日本

選手の共同生活とその意義

海外出身選手たちは、言語や食文化、宗教など多様な背景を持ちながらも、同じ目標に向かってトレーニングと生活を共有しています。この共同生活は技術面の向上だけでなく、異文化理解や相互支援の場としても機能しています。

球団は地域に根ざす活動を通じて、選手の社会的適応や地元との連携を図っています。選手たちは地域の行事やプロジェクトに参加することで、地元住民との関係を築いています。

今季最終節の開催情報と農業プロジェクト(稲刈り)の詳細

佐賀アジアドリームズは今シーズンの最終節をホームタウン武雄市で行います。3連戦のスケジュールと会場、入場料などの詳細は以下の通りです。

開催日 プレイボール 会場 対戦相手 入場料
9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝) 14:00 ひぜしんスタジアム(場内&周辺駐車場あり) 火の国サラマンダーズ 1,000円(税込・中学生以下無料)

球団はこの3連戦で地元ファンに勝利を届けたいと示しており、詳細は球団ホームページやSNSでの案内を促しています。

農業プロジェクト(稲刈り)

ドリームズは地元の耕作放棄地を活用した農業プロジェクトを実施しています。地元農家の支援を受けながら、選手が中心となって米作り・野菜づくりに取り組んでいる点が特徴です。

本年は9月17日(水)に選手・スタッフ総出で稲刈りを実施する予定と発表されています。天候によっては9月16日(火)を第2候補、9月19日(木)を第3候補としていることも明記されています。取材や見学の受け入れを明言しており、田植えの様子については球団の案内(「こちら」)で確認するよう案内されています。

取材・問い合わせ先

本件に関するお問い合わせ先は以下の通りです。プレスリリース原文に記載された情報をそのまま掲載します。

運営会社
NEO ASIA JAPAN 株式会社
担当
『佐賀アジアドリームズ』広報・メディア担当:龍
メール
f-ryu@saga-asia-dreams.jp
球団ホームページ
球団ホームページ(詳細は同サイトおよびSNSを参照)

要点の整理

以下に、本記事で取り上げたプレスリリースの主要情報を表形式で整理します。記事全体で伝えた各事実を分かりやすく一覧化しています。

項目 内容
発表元・日時 NEO ASIA JAPAN 株式会社/2025年9月1日 22:18
対象選手 カアサラン(#23)、パウロ(#14)
選出先 フィリピン代表(再選出)
代表参加の目的大会 2025年12月開催・タイ/東南アジア競技大会(SEA Games)
チーム名 佐賀アジアドリームズ(独立リーグ、拠点:佐賀県武雄市・嬉野市)
所属選手の構成 インドネシア、スリランカ、フィリピン、カンボジア、パキスタン、タイ、ベネズエラ、ドイツ、日本(計9カ国)
今季最終節(ホーム) 9月13日〜15日、ひぜしんスタジアム、対戦:火の国サラマンダーズ、入場料:1,000円(税込・中学生以下無料)、プレイボール14:00
農業プロジェクト(稲刈り) 9月17日(第2候補:9/16、第3候補:9/19)、選手・スタッフ総出で実施。取材・見学可。田植えの様子は球団案内で確認可能
写真情報 帰国前の福岡空港での写真(左:カアサラン、右:パウロ)、8月の試合後に嬉野みゆき球場での写真あり
問い合わせ NEO ASIA JAPAN 株式会社 『佐賀アジアドリームズ』広報・メディア担当:龍/MAIL:f-ryu@saga-asia-dreams.jp

上表はプレスリリースに記載された全ての主要情報を網羅しています。代表選出に伴うチームの対応、今季のホームゲーム予定、地域連携の一環である農業プロジェクトについて、それぞれ事実に基づいて整理しました。