10月10日開催 原宿で推理体験『どうしてこうなった展』
ベストカレンダー編集部
2025年9月1日 14:59
どうしてこうなった展
開催期間:10月10日〜10月12日

原宿で開かれる「結果」から物語を推理する体験型企画展
クリエイティブユニットHOWNEVERが手がける体験型企画展『どうしてこうなった展』が、2025年10月10日(金)から10月12日(日)までの3日間、東京・原宿で開催されます。本展は事前に実施したクラウドファンディングで目標額の109%を達成しており、企画実現への賛同を背景に運営が進められています。
本展は「床に落ちたケーキと割れた皿、近くに転がるバナナの皮」といった、いわば“結果”だけが示された状況を大量に展示し、来場者がそこから起きた出来事の背景や真相を推理することを主題としています。展示は単なる鑑賞にとどまらず、観察と推理を通じて体験する形式を採っており、来場時間は一回あたり30分から1時間程度を想定しています。

出展の趣旨と体験の流れ
本企画は「示された結果から物語を読み解く」ことを核としています。提示されるのは断片的な状況の“断面”であり、来場者はその場に立ち止まり、目の前の状況を観察し、想像と論理を組み立てて「どうしてこうなったのか」を導きます。
展示では、いわゆる日常の《あるある》的な結末から、予想外の展開を示す“まさかの”結果まで幅広く用意されています。単に展示物を眺めるだけではなく、実際に検証するブースや参加型のアクティビティも複数設置されているため、個々の展示に対して能動的に関わることができます。
- 展示形式:断片的な状況提示による観察型展示
- 体験時間:1回あたり30分〜1時間程度
- 開催期間:2025年10月10日(金)〜10月12日(日)
- 開催場所:東京・原宿(会場の詳細は公式サイト参照)

体験型コンテンツとゲストクリエイターによるアクティビティ
当日は単なる展示鑑賞に留まらない体験型コンテンツを多数用意しています。展示物の観察に加え、「どうしてこうなったのか」を実際に検証する検証ブースの設置や、来場者参加型のアクティビティが展開されます。
ゲストクリエイターとして漫画家のsugar.(読み:sugar.)が参加し、「どうしてこうなった」をテーマにした漫画を活用するアクティビティを実施します。展示の断面を漫画的表現で補強することで、来場者はビジュアル的な手がかりを得て推理を深めることができます。
- sugar.(漫画家/イラストレーター)
- まんがタイムきららFWにて「さよなら幽霊ちゃん」を連載。次にくるマンガ大賞2022にノミネートされ、その後『オタクに優しいギャルに私はなる!』を『ツイ4』にて連載。本作はSNSを中心に話題になり、アニメ化してほしい漫画大賞2025にノミネートされた経歴を持ちます。各種PR漫画の制作経験も多数。X:https://x.com/001_sugar
展示の一部では、漫画的演出を通じて出来事の連鎖や人間関係の断片を提示します。視覚表現が推理の補助となる設えを設けることで、観察と物語想像の幅が広がる設計となっています。

体験の受け止め方と参加形式
本展の観覧は個人でじっくり推理するスタイルから、友人や家族と意見を出し合うグループでの参加まで幅広く想定されています。展示物はテキストやオブジェ、情景を再現したセットなど多様な手法で構成されており、五感を使って情報を収集することが求められます。
来場者は単に「正解」を当てることを目的とするのではなく、示された断片から複数の仮説を立て、それらを比較検討するプロセス自体を楽しむことが推奨されています。検証ブースでは仮説を実際に試す仕掛けも用意されるため、仮説検証型の体験が可能です。

HOWNEVERの発足経緯と制作に携わる主要メンバー
本展を主催するクリエイティブユニットHOWNEVERは、謎解き作家のガースーを中心に2025年春に発足しました。「全く新しい企み」を企画段階で止めずに実現することをコンセプトとしており、『どうしてこうなった展』が主催イベント第一弾となります。
HOWNEVERのメンバーは、それぞれが謎解きやデザイン、演出、技術制作の領域で実績を持ち寄り、立体的な体験を作り出しています。以下に主要メンバーと協力者の役割を具体的に示します。
- ガースー(謎解き作家/クリエイティブプロデューサー)
- 代表作に『マトリョーシカ』『ONE OPERATION』『KARIUDO』など。
- 2023年から謎解き業界に作家として参画し、『5分で遊べるLINE謎解き』をリリース、延べ3.5万人がプレイ。
- 以降2年半で30以上の作品に携わる。2024年にはヒラメキゲームブランド「MICHI」を立ち上げ、手がけた全作品が『毎月謎解きコンテスト』にランクイン。
- X:https://x.com/gaasuuquestion
- 太郎缶(クリエイティブディレクター/デザイナー)
- 建築的知見を活かし、ビジネスコンサルティングと並行して幅広くエンタメ制作に関与。
- 企画・演出・デザイン・司会まで対応し、自主制作レーベル「Obal」を主宰。
- ストリートカルチャーや民俗学等の土着文化からの影響を横断的に活用したクリエイティブを展開。
- X:https://x.com/tarou_can
また、体験コンテンツの技術協力者として高橋ヒロキ(シネマトリック合同会社代表)が参加しています。高橋はプロマジシャン出身で、東京藝術大学大学院映像研究科での研究やEテレ番組の映像制作参加歴があり、リアル脱出ゲーム等の企画・ディレクション実績も持ちます。X:https://x.com/H6K1

チケット発売情報、参加に関する実務的な案内
本展の一般前売チケットは2025年9月1日(月)より販売を開始しました。販売開始時刻は同日12時00分で、公式サイトおよび展示前売チケットサイトから購入が可能です。公式サイトのURLは次の通りです:https://doushitekounattaten.hownever.com/
来場は時間指定の枠で管理される想定で、一回の滞在時間は30分〜1時間程度です。3連休(10月10日〜12日)の期間に行われる短期開催のため、事前にチケットを確保しておくことが推奨されます。展示は体験型要素が強く、混雑時は入場規制や待機が発生する可能性があります。
- チケット発売開始:2025年9月1日(月)12:00
- 開催期間:2025年10月10日(金)〜10月12日(日)
- 体験時間目安:30分〜1時間
- 公式サイト:https://doushitekounattaten.hownever.com/
チケット購入方法や当日の入場に関する詳細は公式サイトおよび販売ページで確認できます。公演やブースの構成、参加ルールは会場運営と連動して最終調整される場合があるため、来場前の最新情報の確認が推奨されます。

関連するキーワードと対象領域
本展はゲームや謎解き、イマーシブ(没入型)体験、ボードゲーム的な推理要素など、複数の領域が交差するコンテンツ設計となっています。以下は本展に関連する主なキーワードです。
- ゲーム
- イマーシブ
- 体験型エンタメ
- 企画展
- ボードゲーム
- ウミガメのスープ(推理系の思考手法)
- 謎解き
こうしたキーワードは、展示の設計思想や参加者に要求される思考スタイルを示しており、来場者の期待値と実際の体験内容をつなぐ指標となります。

まとめ(展示の要点を表で整理)
以下の表に、本記事で触れた主要事項を整理しました。日程、チケット発売日、主要メンバー、ゲスト、体験概要などを一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
展覧会名 | どうしてこうなった展 |
主催 | クリエイティブユニット HOWNEVER |
クラウドファンディング達成率 | 109% |
開催期間 | 2025年10月10日(金)〜10月12日(日) |
チケット発売開始 | 2025年9月1日(月)12:00(一般前売) |
体験時間目安 | 30分〜1時間 |
開催場所 | 東京・原宿(会場の詳細は公式サイト参照) |
ゲストクリエイター | sugar.(漫画家/イラストレーター) — X: https://x.com/001_sugar |
主要メンバー | ガースー(謎解き作家/クリエイティブプロデューサー) — X: https://x.com/gaasuuquestion 太郎缶(クリエイティブディレクター/デザイナー) — X: https://x.com/tarou_can |
技術協力 | 高橋ヒロキ(シネマトリック合同会社代表) — X: https://x.com/H6K1 |
関連URL | 公式サイト:https://doushitekounattaten.hownever.com/ |
関連キーワード | ゲーム、イマーシブ、体験型エンタメ、企画展、ボードゲーム、ウミガメのスープ、謎解き |
本展は、観察と推理のプロセスを主題に据えた体験型の企画展です。示された断片的な状況から複数の仮説を立て、検証するという知的な遊びが用意されています。チケット発売や開催の詳細については公式サイトでの案内が最終の情報となるため、来場前に確認することが望まれます。