セブン‑イレブン×AUBAがヘルスケア共創パートナーを募集

セブン×AUBA共創プログラム

開催期間:9月1日〜10月10日

セブン×AUBA共創プログラム
個人でも応募できるの?
個人は対象外で、応募資格は法人登記された企業のみ。企業規模は問わないが、プロダクトや技術を有していることが必須。詳細や締切はAUBAで確認。
採択されたら何ができるの?
採択パートナーは全国21,770店舗をはじめ、セブン銀行ATMやマルチコピー機などの実証フィールドやリソースを活用して実証・検証や導入検討が可能。

セブン‑イレブンとAUBAが描く“ワクワク”の共創プログラムが始動

株式会社セブン‑イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿久津 知洋)は、株式会社eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム『AUBA(アウバ)』上で、2025年9月1日より新たなオープンイノベーションプログラム『SEVEN‑ELEVEN JAPAN BUSINESS ACCELERATE PROGRAM』を開始しました。プログラムのコンセプトは“ワクワク”であり、セブン‑イレブンの強みと外部の先進技術やアイデアを掛け合わせることで、日常生活に寄り添った新しい価値を共に創出することを目的としています。

この取り組みは、セブン‑イレブンとeiiconによる共創の継続的な取り組みの一環で、昨年の『SEVEN‑ELEVEN JAPAN INNOVATION PROGRAM 2024』や本年7月からの『北海道プロジェクト』に続くものです。応募・詳細ページはAUBA上で公開されており、URLは https://auba.eiicon.net/projects/2104 です。

背景と狙い

セブン‑イレブンは、社会インフラとして日々の暮らしに密着してきた立場から、24時間という利便性や全国の店舗網を活用し、生活者にとって身近な場所で“無理なく続けられる”サービスを提供することが可能です。本プログラムはそのポテンシャルを外部と連携して具現化することにあります。

プログラム開始日は2025年9月1日(月)で、募集期間や提供リソースなどの詳細はAUBAのプロジェクトページで確認できます。発表日時は2025年9月1日 10時00分付のリリースに基づきます。

2025年9月期の募集テーマは『ヘルスケア』 — テーマ詳細と具体アイデア

2025年9月期の募集テーマは『ヘルスケア』です。コンセプトは「健康に近づく毎日をセブン‑イレブンから」。セブン‑イレブンは日常に溶け込む形で、特別な準備を必要としない健康習慣や気持ちを整える選択肢を提供できると考え、無理なく続けられるヘルスケアを共にかたちにするパートナーを募集します。

募集テーマに関連するキーワードは以下の通りです:ヘルスケア、予防医療、フレイル予防、メンタルヘルス、フェムテック、スリープテック、パーソナライズ、フィットネス、スポーツ、ワークアウト、筋トレ、栄養、継続習慣、ルーティーン、ダイエット、減塩

テーマ1. 「習慣化」 — 日常のそばから“気づいたら続いてる”を実現

忙しい人でも続けられる仕掛け作りがポイントです。生活動線の近くにあるセブン‑イレブンを活用して、日常行動に自然に組み込める体験や仕組みを創出することを目指します。

共創によって想定される取り組みやアイデア例は次の通りです。

  • ヘルスケアアプリとの連携で、来店や購買行動に応じたセルフチェック体験を提供する仕組み
  • エンタメ要素を取り入れて楽しく継続できる健康習慣を促進する仕掛け
  • 非接触センシングと連携し、サイネージやアプリで“今の自分”に合った食の選択肢を提案する仕組み

テーマ2. 「ライフスタイル」 — 日々の“ちょっといい”を支える提案

朝の習慣や夜の休息など、生活の中での小さな選択をより心地よくする提案を重視します。利用者の行動ログやセンシングデータを活用して、日常のルーティンに寄り添うサービス設計を目指します。

具体的な共創アイデア例は以下です。

  • 起床データや行動ログを活用して、朝活を起点にするモーニングルーティンを提案する仕組み
  • バイタルセンシングや脳波計測を用い、休憩やリラックスのための“休める”スポットを設計する取り組み
  • セブン‑イレブンの利便性を活かした、ヘルスケアに資する各種アプリやサービスの導入提案

利用できる提供リソースと店舗ネットワークの具体性

本プログラムにより、選ばれたパートナーはセブン‑イレブンの実証フィールドやリソースを活用できます。国内での実証が可能な点は、サービスの実用性やスケール検証にとって重要な利点です。

以下はプログラムが活用可能な主要なリソースの概要です。

  • 全国の店舗網:全国47都道府県に21,770店舗を展開(※2025年7月末時点)
  • セブン銀行ATM:約28,000台設置(※2025年8月14日時点)およびATM提携先数680以上
  • マルチコピー機:コピー、ファックス、写真プリント、ネットプリントサービス、各種チケット申込み、行政サービス、保険サービス等を提供
  • 行政サービス:住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書、各種税証明書等が土日祝日でも取得可能(コンビニ交付参加自治体:1,371自治体 ※2025年7月24日時点)

これらのサービスと新技術を組み合わせることで、単なる商品販売にとどまらない生活サービス全般を実証フィールドとして活用できます。

応募要項、スケジュール、AUBAの役割とまとめ

本プログラムへの応募はAUBA(eiicon運営プラットフォーム)から行います。応募ページは https://auba.eiicon.net/projects/2104 です。応募にあたっての主要な条件、スケジュール、連絡期限は以下のとおりです。

応募資格は法人登記がなされていること(企業規模は問わない)、およびプロダクトや技術を有していることが必須です。早期応募・最終応募の締切を設けており、早期応募者には最終応募締切前に面談の機会が設けられる場合があります。

募集期間
2025年9月1日~2025年10月10日
早期応募締切
2025年9月16日(早期応募締切までに応募いただけた場合は、最終応募締切までに面談させていただく場合があります)
最終応募締切
2025年10月10日
選考結果通知
最終結果については、2025年11月末までに連絡

AUBAについての補足も記載します。AUBAは株式会社eiiconが運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームで、累計登録社数は35,000社を越えています。イノベーション創出を支援するための機能がワンストップで提供されており、本プログラムの応募や連携は同プラットフォームを通じて行われます。

また、オープンイノベーションという概念については、2003年に米国のヘンリー・W・チェスブローが提唱したもので、企業内部だけでなく外部の知見や技術を組み合わせることで新たな価値を生み出すという考え方に基づきます。本プログラムはその考え方を具体的な事業連携へとつなげる取り組みです。

重要リンクと注意事項

詳細・応募ページ: https://auba.eiicon.net/projects/2104 。掲載情報は発表日(2025年9月1日)時点のものであり、予告なしに変更される場合があります。

応募に際しては、募集要項やスケジュールを十分に確認してください。応募条件としては法人登記の有無、プロダクトや技術の保有が明記されています。企業規模は問いません。

本文で取り上げた主要情報の整理

以下の表は本記事で示したプログラムの主要事項を整理したものです。日付、提供リソース、応募条件などをまとめています。

項目 内容
プログラム名称 SEVEN‑ELEVEN JAPAN BUSINESS ACCELERATE PROGRAM
主催 株式会社セブン‑イレブン・ジャパン(阿久津 知洋)、運営協力:株式会社eiicon(AUBA)
発表日 2025年9月1日 10時00分
2025年9月期募集テーマ ヘルスケア(“健康に近づく毎日”をセブン‑イレブンから)
募集期間 2025年9月1日~2025年10月10日
早期応募締切 2025年9月16日(早期応募者には最終までに面談の可能性あり)
最終応募締切 2025年10月10日
選考結果連絡 2025年11月末までに通知
応募資格 法人登記がされていること(企業規模不問)、プロダクトや技術を保有していること
提供リソース(主なもの) 全国21,770店舗(※2025年7月末時点)、セブン銀行ATM 約28,000台(※2025年8月14日時点)、マルチコピー機、行政サービス(1,371自治体参加※2025年7月24日時点)
応募・詳細ページ https://auba.eiicon.net/projects/2104

本記事では、プログラムの開始情報、2025年9月期の募集テーマ『ヘルスケア』の狙いと具体的アイデア、セブン‑イレブンが提供できる実証フィールドやサービス、応募要項とスケジュールを整理して紹介しました。掲載情報は発表日現在のものです。

参考リンク: