大阪万博で試飲!アルザス公式出展の全ラインナップ

アルザス公式出展

開催期間:9月1日〜9月14日

アルザス公式出展
万博でアルザスワインっていつどこで飲めるの?
2025年9月1日から9月14日までの2週間、フランスパビリオン内の展示・試飲プログラムで提供されます。数量限定の可能性があるため、会場の案内に従ってください。
どんなワインが試せるの?
クレマン・ダルザスのスパークリング、リースリングやグラン・クリュの白、ゲヴュルツトラミネールのオレンジ、ピノ・ノワールの赤など世界的ソムリエが選定した多彩な銘柄が並びます。

大阪万博で出会うアルザス──公式出展の意義と提供期間

アルザスがワイン産地として史上初めてフランスパビリオンに公式出展することが発表されました。プレスリリースはアルザスワイン委員会より、公開日時は2025年9月1日 03時00分となっています。万博という国際的な舞台でアルザスが公式にワインを紹介するのは初の試みであり、地域の多様なスタイルを実際に体験できる機会となります。

提供期間は2025年9月1日から9月14日までの2週間です。期間中、フランスパビリオンにて世界的トップソムリエたちが選定したアルザスワインが紹介されます。来場者は地域を代表する生産者のラインナップを通じて、アルザスのテロワールと品種の幅を確認できます。

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第4弾) 画像 2

出展の背景と可視化される価値

この公式出展はアルザスのワイン文化を国際的に可視化する狙いがあります。アルザスは白ワインの名産地として知られますが、今回の出展では白だけでなく赤やオレンジワインを含む多彩なスタイルが紹介されます。これにより地域の多面的な魅力が伝わる構成です。

プレスリリース内の記載では、提供されるワインは世界的トップソムリエが選定したものと明示されています。選定プロセスは専門家の視点に基づき、品質と地域性の両面を重視したものです。

フランスパビリオンで提供されるラインナップとその特徴

フランスパビリオンで提供されるアルザスワインのリストは以下の通りです。各ワインは生産者名とともに、品目・ヴィンテージ・特徴が明記されています。

以下のリストはプレスリリースの原文に基づいてすべて記載しています。提供されるワインは量的に限定される可能性があるため、展示形式や提供方法は会場での案内に従ってください。

  • ドメーヌ・ジェラール・メッツ(クレマン・ダルザス ブリュット NV)
  • ドメーヌ・ヴァンサン・フライト(AOC アルザス・リースリング 2018 リューディ「スティンウェッグ」 白)
  • ドメーヌ・ウルスト(AOC アルザス グラン・クリュ ブラント リースリング 2020 「ヴィエイユ・ヴィーニュ」 白)
  • ドメーヌ・アキレ(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2020–2021 「エスペリデ」 オレンジ)
  • ドメーヌ・セリーヌ・メッツ(AOC アルザス ピノ・ノワール 2022 「ヴィエイユ・ヴィーニュ」 赤)
  • ドメーヌ・ヘリング(AOC アルザス 2022 リューディ「ローゼンエーゲルト」 白)
選定者について
プレスリリースでは「世界的トップソムリエたちが選定」と記載されています。専門家によるセレクションは、品質と地域性の両立を基準に行われています。
提供形態
提供はフランスパビリオン内の展示・試飲プログラムの一部として行われる予定です。詳細は会場の案内に準じます。

ワイン各銘柄の背景情報

クレマン・ダルザスやグラン・クリュ表記のワインは、アルザスの多様な土壌や醸造手法を反映します。特にリューディやグラン・クリュ指定のワインは畑名表記によりテロワールが強調され、品種ごとの個性が鮮明に出ます。

オレンジワインのゲヴュルツトラミネール「エスペリデ」は、白ブドウを皮とともに醸すことで色と風味を増したタイプです。ピノ・ノワールの赤はアルザスで復活著しい品種であり、会場では果実味とテロワールの対比を確かめられます。

ピノ・ノワールのトリビア(品種トリビア第4回)とペアリングのコツ

今回の品種トリビア第四回はピノ・ノワールです。アルザスは白ワインの産地として知られる一方で、ピノ・ノワールも重要な位置を占めています。赤い果実味が華やかなスタイルから、より重厚な黒系果実を帯びたスタイルまで、テロワールや醸造法により幅広い表現があります。

データとしては、現在アルザス全土で栽培されるブドウ品種の約11%をピノ・ノワールが占めています。また、栽培面積は過去20年で約31%増という成長を示しており、国際的な注目も集めています。グラン・クリュに関しては、以前は5つの白品種のみが許可されていた51のグラン・クリュのうち、2022年に2つ、さらに2024年に1つがピノ・ノワールを許可するなど、品種構成の変化が進んでいます。

歴史的背景

歴史面では、アルザスのピノ・ノワールは長い歴史を持ちます。記録によれば、1109年にブルゴーニュから来たベネディクト派の僧侶がモンサントディール修道院の訪問時にオットロット村付近に滞在し、シュタインベルクの丘の斜面に石壁で囲んだブドウ畑を拓き、ピノ・ノワールを植えたことが始まりとされています。

その後ピノ・ノワールはアルザス全土に広がり、中世の修道院の財産目録や教会の税収書類にも赤ワインの記載が見られます。しかし16世紀末以降はリースリングやピノ・グリが増え、普仏戦争後にアルザスがドイツ領となった影響もあり白ワイン化が進んで一時的にピノ・ノワールの栽培が減少しました。近年の温暖化や土壌研究の進展により再び復活しています。

ソムリエからのペアリング提案

プレスリリースで紹介されているセルジュ・デュブス氏(1989年世界最優秀ソムリエコンクール優勝)のコメントを引用します。氏はアルザスのピノ・ノワールについて、温暖化と土壌調査の進展で品質が向上している点を指摘しています。同時に、ブルゴーニュに比べて価格が手頃なものが多く、グラン・クリュのワインでも相対的に購入しやすいと述べています。

具体的なペアリングのコツとしては、樽風味と果実味のバランスが良いアルザスのピノ・ノワールは肉料理だけでなく、刺身(マグロなどの赤身)を含む和食とも相性が良いとされています。軽めから中程度の熟成感がある赤は、幅広い料理に合わせやすい性質を持ちます。

関連情報、連絡先、SNSと資料ダウンロード

プレスリリースには関連ウェブサイトやSNSアカウント、連絡先が明記されています。情報確認や取材、画像ダウンロードなどは以下の連絡先・リンクを参照してください。

公開された素材にはプレスリリース内で使用されている画像ファイルのダウンロードリンクが提供されています。画像クレジットの一例としては ©ChezElles-ConseilVinsAlsace の表記があります。

  • 関連リンク: https://www.alsacerocks.jp
  • キャンペーン名: Alsace Rocks / アルザスワインキャンペーン / Alsace Wines / アルザスワイン委員会
  • SNS: Instagram, FaceBook, YouTube, X (Twitter), LinkedIn
お問い合わせ
Foulques Aulagnon
Export Marketing Manager
info@kafeine.jp
プレス素材
プレスリリース内の画像ファイルがダウンロード可能と記載されています。

要点の整理

以下の表に、本記事で扱った主要な情報を整理します。提供期間、出展の意義、提供ワイン一覧、ピノ・ノワールに関する主要データ、連絡先・リンクを明確にまとめています。

項目 内容
出展 アルザスがワイン産地として史上初めてフランスパビリオンに公式出展
プレス発表 アルザスワイン委員会 2025年9月1日 03時00分
提供期間 2025年9月1日〜2025年9月14日(フランスパビリオン内で提供)
提供ワイン(一覧) ドメーヌ・ジェラール・メッツ(クレマン・ダルザス ブリュット NV)
ドメーヌ・ヴァンサン・フライト(AOC アルザス・リースリング 2018 リューディ「スティンウェッグ」 白)
ドメーヌ・ウルスト(AOC アルザス グラン・クリュ ブラント リースリング 2020 「ヴィエイユ・ヴィーニュ」 白)
ドメーヌ・アキレ(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2020–2021 「エスペリデ」 オレンジ)
ドメーヌ・セリーヌ・メッツ(AOC アルザス ピノ・ノワール 2022 「ヴィエイユ・ヴィーニュ」 赤)
ドメーヌ・ヘリング(AOC アルザス 2022 リューディ「ローゼンエーゲルト」 白)
ピノ・ノワール主要データ 栽培面積の約11%を占め、過去20年で栽培面積は31%増。グラン・クリュでの許可は2022年に2つ、2024年にさらに1つが追加。
専門家の見解 セルジュ・デュブス氏(1989年世界最優秀ソムリエ優勝)は品質向上と価格面での魅力、和食との相性(マグロなどの赤身)を指摘。
連絡先・リンク Foulques Aulagnon(Export Marketing Manager) info@kafeine.jp / https://www.alsacerocks.jp
画像クレジット ©ChezElles-ConseilVinsAlsace(プレスリリース素材としてダウンロード可能)

本稿はプレスリリースの内容を網羅的に整理し、提供期間、ワイン一覧、品種トリビア、ペアリングのポイント、連絡先情報まで正確に伝えています。大阪万博での提供は期間限定ですので、展示や試飲の詳細はフランスパビリオンおよび公式サイトを参照してください。

参考リンク: