井上岳久が開講、カレー大學学長ゼミがYouTubeで始動

カレーを「学ぶ」ための新たな公開講座：YouTube「カレー大學学長ゼミ」開講

2025年8月31日付で、株式会社カレー総合研究所（所長：井上岳久／東京都渋谷区）は、YouTubeチャンネル「井上岳久のカレー大學学長ゼミ」を開設し、初回配信として「2025年カレートレンド情報（前編）――欧風系黒カレーの全貌」を公開しました。あわせて、チャンネル開設を記念した個別相談会を開催することを発表しています。本稿では開設の趣旨、配信内容、ゼミで扱われるテーマ、そして主宰者のプロフィールなど、本リリースの内容を漏れなく整理してお伝えします。

同社はテレビでの露出も多いカレー専門のコンサルティング会社で、カレーに関する研究と実務支援を行う機関として知られています。今回のYouTubeチャンネルは、単なるレシピ紹介にとどまらず「ゼミ形式」でカレーという食文化を体系的に学ぶことを目的に設計されており、週1本のペースで定期配信を予定しています。

チャンネルの基本情報と最新配信

チャンネル名：井上岳久のカレー大學学長ゼミ

チャンネルURL（案内ページ）： https://m.youtube.com/channel/UC0cY2hF4gb0qQQSv0VrQIeA/about

最新動画（初回）：テーマ：2025年カレートレンド情報（前編）／内容：欧風系黒カレーの全貌
視聴URL：https://www.youtube.com/watch?v=bmDJVrwx6Qw

ゼミは毎回一つのテーマを掘り下げる構成で、名店の秘伝やスパイスの奥義、カレーの歴史・文化的背景から業界の最前線にいたるまで、多角的に解説することが示されています。配信は今後週1本を基本ペースとして継続されます。

ゼミの構成と学習テーマ：体系的な「カレー学」の提示

本ゼミの最大の特徴は、カレーを「学問」として捉え、専門性とわかりやすさの両立を図る点にあります。講義は学長自らが講義形式で行い、家庭で使える調理技法から、社会学的視点、商品開発やマーケティングまで、幅広い分野を網羅します。

以下はゼミで扱う主なテーマ群です。各テーマは独立した講義として取り上げられ、体系的に学べるカリキュラムとなっています。

• カレー名店学：地方の名店の味の背景や来歴を分析
• カレー調理学：家庭の一皿がプロの味に変わる調理法
• カレー社会学：カレーが社会や文化に与えた影響の考察
• カレートレンド学：次に流行るカレーの予測と業界動向
• スパイス学：個々のスパイスの特性と組み合わせの妙
• レトルト・ルウ商品学：商品開発の裏側と工夫
• 食べ歩き学：プロの楽しみ方・極意の紹介
• カレー雑学：知っていると会話で役立つ豆知識
• カレーコミュニケーション学：人をつなぐ食文化としての側面
• カレー歴史学／世界史・日本史：カレーのルーツと文化的文脈
• カレー職人学：職人の技術や哲学
• 世界カレー学：各国のカレーと調理法・文化

ゼミの特長（8つのポイント）

リリースでは、YouTubeチャンネルの特長を具体的に8点挙げています。これによって、視聴者がどのような価値を得られるかが明確になります。

1. テレビとは異なる独自の構成で、カレーを学問として体系的に探究する点。
2. カレー研究の第一人者である学長が自ら講義を行う点。
3. スパイス学、名店学、歴史学、社会学、トレンド学など多角的テーマの設定。
4. 家庭料理にとどまらない、社会や産業におけるカレーの役割を紹介。
5. 専門性とわかりやすさを両立した語り口での展開。
6. 主婦層、愛好家、学生、業界関係者など幅広い視聴ターゲット。
7. 取材・番組化に適したニュース性のあるテーマ設定。
8. 知的エンターテインメントとして学びながら楽しめる構成。

これらのポイントは、番組制作や記事作成、商品開発、店舗経営など様々な実務領域で活かせる素材を提供することを意図しています。

カレー大學の講座体系、受講対象と成果・Q&A

リリースでは、カレー大學自体の紹介とQ&A形式の説明が詳細に記載されています。ここでは講座の科目構成、受講者像、受講により期待される成果を整理して示します。

カレー大學は「日本最高峰のカレープロフェッショナル育成機関」を標榜し、理論と実務の両面で活用できる生きた学問としてカレーを教えることが特徴です。講座は以下の6科目で構成されています。

第1講

カレー概論～カレーとはいったい何か？～

第2講

カレー歴史学～カレー日本史とカレー世界史～

第3講

カレー社会学～カレーに関する文化と社会現象～

第4講

カレー商品学～売られているカレー商品たち～

第5講

カレー調理学～カレー調理の基本～

第6講

カレー食べ歩き学～正しいカレーの食べ歩き方～

受講者は、趣味として深めたい一般のカレー愛好家から、商品開発担当や飲食店経営者、フードライター、編集者、テレビディレクター、地域のまちおこし関係者など、カレーを軸にした活動を行う幅広い層です。学びの成果としては、家庭での味の向上、ビジネスでの会話の潤滑、商品企画や販促へ応用可能な知見の獲得などが挙げられています。

Q&A形式の参考情報では、カレー大學の位置づけ、講座内容、科目、特長、受講者層、受講による成果などが具体的に明記されています。これらは学長が長年の現場経験と研究の蓄積に基づき構成した内容です。

学習によって得られる具体的な効果

学長は、学ぶことで得られる効果を次のように整理しています。カレーを深く理解することで、家庭やビジネス・地域でのコミュニケーションが円滑になり、商談や店舗運営、商品開発などの成功確率が高まるとされています。

• 家庭：カレー作りの要諦を習得し、味と楽しさが向上する。
• ビジネス：カレーを通じた会話が潤滑油となり、関係構築に資する。
• 業界：研修や商品開発など実務に直結する知見を獲得できる。

開設記念個別相談会、主宰者および運営組織の紹介

リリース冒頭に記載されている通り、チャンネル開設を記念して個別相談会が開催されることが明示されています。具体的な開催日時や申込方法については本文中に詳細な記載はありませんが、個別相談という形式を通じて、企業や個人の広報・商品企画・店舗運営などの実務的課題に対する助言やコンサルティングが提供されることが示されています。

運営主体は株式会社カレー総合研究所で、代表は井上岳久氏です。同社はカレーの普及と発展を目的に、食文化や健康面からのアプローチを含む活動を行っています。公式サイトの案内も参考情報として提供されています：http://www.currysoken.jp/

主宰者：井上岳久 氏の略歴と業績

井上岳久氏は商社勤務や横濱カレーミュージアムの責任者を経て、2008年に株式会社カレー総合研究所を設立。コンサルタントとして企業・自治体へのPRや商品開発を多数手がけるほか、年間100以上のメディア出演実績があります。カレーメーカーやスパイス商社、外食産業、小売店など業界横断的なネットワークを有しています。

主な著書は『カレーの世界史』『カレーの経営学』『一億人の大好物カレーの作り方』『国民食カレーで学ぶもっともわかりやすいマーケティング入門』『カレー雑学』『おとう飯カレー』『咖哩なる広報』など20冊以上。学歴は慶應義塾大学、法政大学卒。中小企業診断士、加須市観光大使、事業創造大学院大学客員教授、昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員などの肩書きを有します。

これらの経歴は、ゼミのコンテンツが実践的かつ学術的な裏付けに基づいていることを示す要素となっています。

関連情報・カテゴリー・キーワード

リリースに付されたカテゴリやキーワード情報もそのまま示されています。カテゴリは「食品・お菓子」「広告・宣伝・PR」、キーワードとしては「井上岳久」「カレー」「動画」「YouTube」「カレー総合研究所」「黒カレー」「トレンド」「ネオ・カシミールカレー」「ブラックカレー」「カレー大學」などが並びます。

また関連リンクとして別チャンネルの案内が1件記載されています：https://www.youtube.com/channel/UCuARo5XNk53rfgzgXwySn3w

本稿では、プレスリリースに含まれる全ての情報を整理して提示しました。YouTubeチャンネルは週1回の配信を軸に、カレーを学問として掘り下げるコンテンツを継続的に公開する予定です。開設記念の個別相談会は、チャンネルの開設趣旨を踏まえた実務的な相談の場として位置づけられており、企業や個人がカレーを活用した広報、商品開発、地域振興などに結び付ける契機となることが想定されます。