伊豆シャボテンでヤマアラシの赤ちゃん誕生 双子と仲良く
ベストカレンダー編集部
2025年8月30日 14:57
インドヤマアラシ誕生
開催日:8月14日

伊豆シャボテン動物公園で新たに誕生したインドタテガミヤマアラシの赤ちゃん
2025年8月14日(木)、伊豆シャボテン動物公園の太陽の広場エリアにある「ヤマアラシ展示場」で、インドタテガミヤマアラシの赤ちゃんが1頭誕生しました。本件は株式会社伊豆シャボテン公園が2025年8月30日 10時14分に公表したプレスリリースに基づくものです。
誕生した個体は性別がまだ確定しておらず、父は「ケン」、母は「ハイネ」です。母「ハイネ」は今回が2回目の出産で、経験のためか落ち着いた様子で子育てにあたっていると報告されています。赤ちゃんは白と黒の双子のきょうだいと共に展示場で暮らしており、親やきょうだいに寄り添う姿が確認されています。

誕生時の状態と展示について
発表によると、誕生後2日目の時点での計測値は体長:約20cm、体重:約350gでした。本個体は猛暑の時期にも関わらず元気に成長しているとされていますが、赤ちゃんの体調や天候によっては展示場でご覧になれない場合がある点が注意されています。
インドタテガミヤマアラシは夜行性であるため、日中は物陰で休んでいることが多く、展示で観察しやすいのは朝や夕方の給餌時間など、活動が活発になる時間帯です。見学を計画する際はこの点を考慮する必要があります。
- 誕生日:2025年8月14日(木)
- 父:ケン
- 母:ハイネ(2回目の出産)
- 生後2日目の計測値:体長 約20cm、体重 約350g
- 展示場所:太陽の広場エリア「ヤマアラシ展示場」

4月に生まれた白と黒の双子との生活と性別の訂正
同園では2025年4月21日(月)にも同じ両親、ケンとハイネの間で2頭の双子が誕生しており、今回誕生した赤ちゃんはその双子と一緒に暮らしています。双子は外見上、体色が異なり一頭は白っぽく、もう一頭は黒っぽい体色であることがプレスリリースにより伝えられています。
当初、観察結果により4月誕生の双子はオスであると報告されましたが、その後に実施された精密検査の結果、2頭ともメスであることが改めて判明しています。性別の判定は成長とともに確定情報が更新される場合がある点に留意が必要です。
- 双子の誕生日
- 2025年4月21日(月)
- 体色
- 1頭は白っぽい、1頭は黒っぽい
- 性別の訂正
- 当初オスと報告されていたが、精密検査で2頭ともメスと判明

インドタテガミヤマアラシという種の特徴と飼育上の注意点
ここでは、インドタテガミヤマアラシ(英名: Indian crested porcupine、学名: Hystrix indica)の基本的な生態や特徴を整理します。種としての知識は展示や飼育管理、来園者の理解に役立ちます。
インドタテガミヤマアラシは齧歯目ヤマアラシ科に分類され、野生ではインドを中心とした分布域に生息しています。主に植物の根や果物などを食べる草食性で、地中に巣を作るために穴掘りを得意とします。群れで生活する習性をもち、頭から肩にかけて長い黒っぽいタテガミがあるのが特徴です。
- 食性:草食(主に植物の根、果実など)
- 行動:夜行性で、日中は物陰で休む傾向が強い
- 巣作り:地中に巣穴を掘る
- 防御:背中と側面に白黒のまだら模様の棘(長さは約50cm)を持ち、威嚇時にこれを逆立てる
飼育上の注意としては、夜行性であるため展示や観察の時間帯を意識する必要があること、また体調や天候の変化によっては個体が見えにくくなる点、さらに繁殖や出産時には母体のストレス軽減や安全確保のための配慮が重要です。伊豆シャボテン動物公園の発表では、赤ちゃんの健康状態や展示の可否は随時判断すると明記されています。

展示情報、関連リンクと要点の整理
今回の発表は、株式会社伊豆シャボテン公園の公式リリースに基づくもので、同園の公式サイトに詳細が掲載されています。以下に公式の関連リンクを示します。詳細はリンク先をご確認ください。
以下に、本記事で取り上げた主要な事実を一覧化して整理します。展示や見学にあたっての注意点も併せて記しています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表機関 | 株式会社伊豆シャボテン公園(伊豆シャボテン動物公園) |
発表日時 | 2025年8月30日 10:14(プレスリリース公表日) |
誕生日 | 2025年8月14日(木) |
誕生頭数 | 赤ちゃん1頭(性別未確定)、既に4月21日生まれの双子(2頭、色は白と黒)がいる |
親 | 父:ケン、母:ハイネ(ハイネは2回目の出産) |
生後2日目の計測 | 体長:約20cm、体重:約350g(発表値) |
展示場所 | 太陽の広場エリア「ヤマアラシ展示場」 |
注意事項 | 赤ちゃんの体調や天候によっては見学できない場合がある。夜行性のため朝夕が観察のチャンス。 |
種の基礎情報 | 英名: Indian crested porcupine、学名: Hystrix indica、分布: インド、草食・穴掘り・群れで生活、背中の棘は約50cm |
関連リンク | https://shaboten.co.jp/press/6804/ |
以上が本件プレスリリースの要点です。発表に含まれる事実を基に、誕生日や計測値、親子関係、展示上の注意、種の特徴といった情報を整理しました。詳細や最新の状況は、同園の公式発表ページで確認することができます。
参考リンク: