綾峰欄人×長月観の新連載Webtoon、1～14話を一挙公開

長月観×綾峰欄人が描く新たなタテ読みファンタジー、開幕

株式会社ソラジマは、2025年8月30日（土）11時00分に新連載『100の魔石の大賢者』の配信を開始しました。本作はフルカラーで展開されるタテ読み漫画（Webtoon）で、原作に長月観、ネーム・キャラクターデザインに綾峰欄人を迎えた連載作です。

初回配信は第1話から第14話までを一挙公開しており、縦読み形式で物語のイントロダクションから登場人物たちの関係性、初期のバトルまでをまとめて楽しめる構成になっています。配信開始日時や配信媒体の情報は後述しますが、まずは作品の基本的な概要と、制作陣の役割分担を整理します。

作品の特徴とフォーマット

本作は縦スクロールに最適化されたタテ読み漫画（Webtoon）で、フルカラーの表現が活かされた演出が特徴です。原作が長月観、ネームとキャラクターデザインを綾峰欄人が担当することで、ストーリー性とビジュアルの両面が重視されています。

冒頭からまとめて公開されている第1〜14話は、序盤の世界観と主人公トーリの成長を連続して体験できる配信方式になっており、物語への没入感を高めます。

• 原作：長月観（商業作品初連載）
• ネーム・キャラクターデザイン：綾峰欄人（『GetBackers-奪還屋-』作画担当の経歴あり）
• 配信形式：フルカラー・縦読み（Webtoon）

物語の中核――トーリと『本物の魔石』

主人公は少年トーリ。彼は「最弱冒険者」と呼ばれる存在で、戦闘では役に立たない生活魔法しか使えません。日銭を稼ぎながら、病気の兄を支え、冒険者ギルドで下働きをする日々を送っていました。

そんなトーリが洞窟で出会うのが、「喋る本」です。本は彼に「キミは“本物の魔石”を取りたくないか？」と問いかけます。この出会いをきっかけに、通常の魔石の100倍の価値を持つ“本物の魔石”の存在が明らかになり、雑用係として扱われていた少年が運命を覆していく物語が始まります。

登場キャラクターと物語の流れ

現在公開されている範囲では、トーリの他にネイル、クレッグ、カハールなどの登場予定キャラクターが示されており、物語は彼らとの出会いと衝突、成長を軸に進行します。第1〜14話ではトーリの立場、生活魔法の性質、そして“本物の魔石”を巡る導入が描かれています。

物語のキーワードは「生活魔法」「魔石」「成り上がり（雑用係からの躍進）」「喋る本」です。これらが組み合わさることで、戦闘に直接役立たない能力が独自の方法で活かされる展開が期待されます。

主人公

トーリ：生活魔法しか使えない少年。病気の兄を支えるために働く。

キーアイテム

喋る本：トーリに本物の魔石の存在を告げる導線。

テーマ

最弱と呼ばれる者の成長、価値の再定義、生活魔法の活用と発見。

配信媒体と公開形式、アクセス方法

『100の魔石の大賢者』は2025年8月30日（土）11時00分に配信が開始され、下記の主要プラットフォームで閲覧可能です。各プラットフォームのURLも公開されています。

初回公開は第1話から第14話までを一挙に公開する方式で、読者は連続したエピソードをまとめて読むことができます。

1. ソラジマTOON：https://sorajimatoon.com/comics/01K3MQZZ7W8HTNB1ZYE9D1G9C5
2. LINEマンガ：https://u.lin.ee/KRXvcPh/pnjo
3. めちゃコミック：https://mechacomic.jp/books/213817
4. ebookjapan：https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/916072/

各プラットフォームでの閲覧方法や対応端末はプラットフォーム側の案内に準じますが、縦読み・フルカラーの利点を活かした読みやすい体験が提供されます。

作者のプロフィールとコメント、制作背景

本作は原作者・長月観にとって商業作品初の連載です。デビュー前はpixivやカクヨムで執筆活動を行い、キャラクター作りに定評があり、ソラジマの企画公募で採用されました。

長月観のコメントは下記の通りです。

まずは作品に携わってくださったスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。若輩者の自分がここまで作品を形にできたのは、編集の中畑さん、ネームを担当してくださった綾峰先生、そして制作チームの皆様のおかげです。関わってくださったすべての方に、ビッグリスペクトとビッグラブを送ります。

そして、作品に目を留めてくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。本当は一人ひとりにビッグハグを贈りたいところですが、それは叶いませんので、文字書きとして物語を紡ぎ続けることでお応えできればと思います。今後、トーリ、ネイル、クレッグ、カハールなど、さまざまなキャラクターが登場予定です。どうか彼らのことを可愛がっていただければ幸いです。

ネーム・キャラクターデザインを担当した綾峰欄人は、1999年に『GetBackers-奪還屋-』の作画で連載デビューした経歴があり、アニメ化やメディアミックスで広く知られる作家です。綾峰はタテ読み漫画の制作は初体験であるものの、細部のネームや色付けにまでこだわりを持って制作に臨んでいます。

綾峰欄人のコメントは次の通りです。

ネーム担当の綾峰です。『100の魔石の大賢者』の配信が始まり、ほっと心を撫でおろしながら、皆さんに読んで頂けることを光栄に思っております。長月先生のシナリオを楽しく読ませて頂きながら、どう表現すればよいのか。タテ読み漫画が初体験の中で、いろいろな試行錯誤に付き合っていただけている編集さん。あとで困るかもしれんなと思いながら、細かいネームに線や、色を足して頂けてることにとても感謝しております。主人公トーリは一つの綾峰の分身としてデザインし、一つ一つ成長する姿をネームに起こしているので、その中で出会う人達や生き方を読者の人たちに届けられればと思っております。トーリとヒゲがこの世界で何を見つけて何を感じるのか、皆さんの心に一つでも楽しい思いが残るように頑張っていきます。

なお綾峰欄人の「欄」は正しくは旧字体で表記される旨も明記されています。

制作・配信を行うソラジマの情報

株式会社ソラジマは2019年2月に設立され、タテ読み漫画（Webtoon）の制作・配信を主事業としています。社のログラインとミッションは以下の通りです。

• ログライン：「誰もがバカにする、大きな夢を叶えてみせるー。」
• ミッション：「今世紀を代表するコンテンツを創るー。」

同社は160以上の作品を配信しており、韓国をはじめ北米や中国など世界11カ国・地域で展開しています。過去の実績としては、2021年公開の『シンデレラ・コンプレックス』の地上波実写ドラマ化や、『傷だらけ聖女より報復を込めて』の2025年アニメ放送開始など、タテ読み漫画を起点に多メディア展開を実現してきました。

会社名

株式会社ソラジマ

所在地

〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目12-3 Daiwa芝浦ビル 2階

代表者

代表取締役 Co-CEO 萩原鼓十郎 / 代表取締役 Co-CEO 前田儒郎

設立

2019年2月

事業内容

コンテンツIPの制作・配信

URL

https://sorajima.jp

持ち込み窓口と問い合わせ

ソラジマでは新規作品の持ち込みを受け付けており、2つのコースが用意されています。タテ読み漫画に特化したフィードバックと即決掲載の可能性がある仕組みです。

• 即決！掲載チャレンジコース
• 縦読みフィードバック希望コース

持ち込みや本リリースに関する取材・お問い合わせは、ソラジマのコンタクトフォームから受け付けています：https://sorajima.jp/contact

まとめ（要点整理）

以下の表はこの記事で触れた主要な情報を整理したものです。配信開始日、配信媒体、制作陣、物語の要点、会社情報、問い合わせ先など、必要な情報を網羅しています。

以上が本作『100の魔石の大賢者』に関する配信情報、作品内容、制作陣およびソラジマの提供情報の整理です。作品の配信は既に開始されており、公開されている第1〜14話で物語の序盤をまとめて確認することができます。著作表記は©︎ 長月観・綾峰欄人 / SORAJIMAです。