バンコク熱戦レポ|レーシングマスター世界大会でAfiq選手が優勝
ベストカレンダー編集部
2025年8月29日 17:10
レーシングマスター世界大会
開催日:8月23日

バンコクで展開された国際舞台:LEGENDARY CUP 2025の開催と会場概況
NetEase Interactive Entertainment Pte. Ltd のリリース(配信日時:2025年8月29日 15時00分)によれば、NetEase Gamesは2025年8月23日(土)にタイ・バンコクで『レーシングマスター』初の公式世界大会「LEGENDARY CUP 2025」を開催しました。大会はアジア太平洋地域を対象に、日本、韓国、東南アジア、台湾・香港・マカオの各地域から上位2名ずつ、合計8名の代表選手が集い、会場と配信の双方で観客を集める形で行われました。
会場はリアルレース文化とeモータースポーツの接点を意識した演出が施され、各地域代表が一堂に会するフォーマットにより国境を越えた競技と交流が生まれました。大会は単なる対戦配信にとどまらず、ブランドや教育機関、ゲーム開発者らが一体となる場となり、観客とオンライン視聴者へ向けて多層的な見どころを提供しました。

開催情報の要点と来場・配信の構成
開催日:2025年8月23日(土)。主催:NetEase Games。会場:タイ・バンコク。参加枠はアジア太平洋地域から各地域2名で合計8名。
大会の最終プログラムは、各地域のTOP2選手が集うエキシビションマッチで構成され、8名による直接対決がフィナーレを飾りました。会場には観客が入り、同時にオンラインでの配信も行われ、世界中の視聴者が試合を視聴できる体制が敷かれていました。
- 主催・発表元:NetEase Interactive Entertainment Pte. Ltd(プレス配信日:2025年8月29日 15:00)
- 開催日:2025年8月23日(土)
- 開催地:タイ(バンコク)
- 参加地域:日本、韓国、東南アジア、台湾・香港・マカオ(各地域2名、計8名)
決勝の詳報:日本代表の戦いと優勝者の走り
大会のクライマックスであるエキシビションマッチには、日本代表としてTIKD選手とNiasl33p選手が出場しました。試合序盤ではNiasl33p選手が早期敗退する場面があり、国内ファンには惜しまれる展開となりました。
一方でTIKD選手は日本代表として安定した走りを披露し、会場から大きな声援を受けました。最終的には東南アジア代表のAFIQ選手(以下Afiq選手と表記)が他を寄せ付けない走行を見せて優勝を果たし、準優勝には台湾・香港・マカオ代表のsongchiq選手が入賞しました。
試合の流れと観戦ポイント
エキシビションは全8名による直接対決という短期集中型のフォーマットで行われ、序盤から中盤にかけては接触やコース取りの読み合いが勝敗を大きく左右しました。Niasl33p選手の早期敗退は、レース中のミスが重なったことが原因とされ、TIKD選手は安定したラップで観客の期待に応えました。
Afiq選手の優勝は、レース全体を通じた一貫したペース配分と最終ラップでの冷静な判断が決め手になったと大会関係者は伝えています。表彰式では日産自動車大学校の新倉道代氏より、優勝者特別賞が贈呈されました。
- 上位入賞者
- 優勝:Afiq選手(東南アジア代表)
- 2位:songchiq選手(台湾・香港・マカオ代表)
- 日本代表:TIKD選手、Niasl33p選手(Niasl33p選手は序盤敗退)
協賛と賞の意義:日産自動車大学校からのスペシャルツアー
本大会のスポンサーとして参加した日産自動車大学校からは、優勝者へ日本の車文化やモータースポーツの魅力を体験できる「レーシングマスター×日産自動車大学校スペシャルツアー」が贈られました。贈呈は同校の新倉道代氏が行い、表彰と連動した交流企画として位置づけられています。
このスペシャルツアーは、デジタルとリアルの双方で発展するレース文化を結びつける試みの一環として設計されており、優勝者に対する実地体験の提供を通じて、モータースポーツ教育や産業界との接点を強化する目的があります。
スポンサーの役割とイベント内での協働
日産自動車大学校はイベントスポンサーとして、表彰や特別プログラムの提供のほか、会場での展示や関係者によるトークセッションなどを通じ、来場者へ日本の自動車/モータースポーツの文化を紹介しました。企業とゲームコミュニティの接点を作ることで、eモータースポーツと実車文化の融合を図る試みが行われました。
大会は単なる競技の場だけでなく、教育機関や産業と連携した価値提供の場として設計されている点が特徴です。
『レーシングマスター』とNetEase Games:タイトルの特長と企業情報
『レーシングマスター』は、CodemastersとNetEase Gamesの共同開発による本格派レーシングゲームです。100種以上のライセンス車両を操り、世界各地の都市やサーキットでリアルなドライビング体験を提供することを目指しています。音響、車両挙動、グラフィックにこだわった設計が特長です。
プレイヤーは実車さながらのエンジン音や挙動、詳細なグラフィック表現を通して競技的なドライビングを体感できます。大会参加や視聴を契機に、ゲームのダウンロードや公式コミュニティへの導線が用意されていました。
ダウンロード先と公式アカウント
ゲームのダウンロード、公式サイト、各種SNSへのリンクは以下の通りです。大会情報や今後の展開は公式チャネルでの案内が中心になります。
- ゲームをダウンロード:https://dfjsjp.onelink.me/sWgF/lgd309fa
- 公式サイト:https://www.racingmaster.game/jp/
- (旧Twitter)X:https://twitter.com/RacingMasterJP
- Discord:https://discord.com/invite/CukHTeppem
- YouTube:https://www.youtube.com/@RacingMasterJapan
NetEase Gamesについての企業情報も大会資料として添えられています。NetEase, Inc.(NASDAQ: NTES, HKEX: 9999)のゲーム事業部門であるNetEase Gamesは、多彩なジャンルとプラットフォームでタイトルを展開しており、世界的パブリッシャー/デベロッパーとしての立場から国際的な開発支援や提携を推進しています。
NetEase Gamesの詳細情報や他タイトルの紹介、企業公式アカウントは以下のリンクから確認できます。
- 企業情報:https://www.neteasegames.com/jp/
- Facebook:https://facebook.com/NetEaseOfficial
- X(旧Twitter):https://twitter.com/NetEaseGames_JP
大会の要点まとめとデータ一覧
以下の表は本記事で触れたLEGENDARY CUP 2025の主要項目を整理したものです。大会の基本情報、入賞者、協賛、関連リンクを一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
発表元(プレス配信) | NetEase Interactive Entertainment Pte. Ltd(配信日時:2025年8月29日 15時00分) |
開催日 | 2025年8月23日(土) |
開催地 | タイ・バンコク |
参加枠 | アジア太平洋地域(日本、韓国、東南アジア、台湾・香港・マカオ) 各地域2名、計8名 |
優勝者 | Afiq選手(東南アジア代表) |
準優勝 | songchiq選手(台湾・香港・マカオ代表) |
日本代表 | TIKD選手、Niasl33p選手(Niasl33p選手は序盤敗退) |
協賛・特別賞 | 日産自動車大学校(新倉道代氏より「レーシングマスター×日産自動車大学校スペシャルツアー」を贈呈) |
ゲーム概要 | CodemastersとNetEase Games共同開発。100種以上のライセンス車両、リアルなエンジン音・挙動・グラフィックを実装。 |
関連リンク(主要) |
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LEGENDARY CUP 2025は、地域間の競技を通じてeモータースポーツと実車文化を結び付ける事例となりました。大会で示された競技レベルやブランド連携の方法は、今後のeスポーツ大会の設計や産業との協働の参考になる点が多く含まれています。この記事では配信されたプレスリリースの内容を網羅的に整理しました。