9月5日発売|雪ヶ峰牧場のジャージー乳で作るミルクサブレ
ベストカレンダー編集部
2025年8月29日 13:07
高知産ジャージー牛サブレ発売
開催日:9月5日

高知の素材と人が紡いだ新作菓子 ― 開発の背景とコンセプト
2025年8月29日11時に発表されたプレスリリースによれば、株式会社高知大丸(本社:高知県高知市)と株式会社大丸松坂屋百貨店(本社:東京都江東区)は、香美市の菓子メーカーである株式会社スウィーツと共同で、新商品「雪ヶ峰牧場ジャージー乳 しあわせミルクサブレ」を開発しました。販売開始日は2025年9月5日(金)で、大丸松坂屋オンラインストアや高知大丸をはじめ、県外のアンテナショップでも取り扱われます。
開発コンセプトは「高知のモノで作る。高知のヒトが作る。高知の知られざる魅力がつまったお菓子。」です。地域資源を活かして素材の良さと物語性を伝えることを目的に、地元生産者・メーカー・クリエイターが協働しています。
- 雪ヶ峰牧場のジャージー乳を使用
- 高知在住の絵本作家・柴田ケイコ氏の描き下ろしイラストをパッケージに採用
- 高知県香美市の株式会社スウィーツと共同開発
- ECと高知大丸、ならびに東京・大阪のアンテナショップを中心に販売

発表日と販売開始日の確認
本商品の発表は2025年8月29日付のリリースで行われ、店頭およびECでの発売は2025年9月5日から始まります。発表日と発売日を明示することで、流通スケジュールや販路設計にも整合性を持たせています。
関連情報は専用の特設サイトおよび大丸松坂屋オンラインストアで確認できます。特設サイトURLは以下の通りです。
- 特設サイト: https://dmdepart.jp/happy-milk-sable/
- オンラインストア: https://www.daimaru-matsuzakaya.jp/

雪ヶ峰牧場のジャージー乳 ― 生産環境と原料としての特性
雪ヶ峰牧場は高知県香美市、物部川上流の自然豊かな環境に位置し、約120ヘクタールの広大な敷地で約70頭のジャージー牛を飼育しています。東京ドーム約25倍に相当する面積で、牛たちは昼夜を問わず放牧される山地酪農の形態を取っています。
ジャージー牛はホルスタインに比べ体が小さく、搾乳量が少ないため大量生産には向きませんが、乳の濃厚さとコク、栄養価の高さが特長です。雪ヶ峰牧場では「ジャージー乳のおいしさを知ってほしい」という想いから飼育を継続しており、その乳をサブレに用いることで、素材由来の風味を生かす設計としています。
- 牧場所在地
- 高知県香美市(物部川上流)
- 飼育形態
- 山地酪農・放牧(昼夜を問わず放し飼い)
- 飼育頭数
- 約70頭のジャージー牛
- 敷地面積
- 約120ヘクタール

ジャージー乳の菓子への活用ポイント
ジャージー乳の濃厚なミルク感は焼き菓子における風味のベースとなります。スウィーツ社と共同で配合を調整し、サブレにおけるミルクの香りと口どけを最大化する処方が採用されました。
原料特性を生かしつつ、保存性や食感のバランスを図るための製造管理も重要な要素で、地元牧場と製菓メーカー間で生産フローの最適化が図られています。

パッケージと共同開発体制 ― クリエイティブと販売計画
パッケージは絵本を開くようなブック型デザインを採用し、かわいらしい牛のイラストを表紙にあしらっています。イラストは高知県在住の絵本作家・柴田ケイコ氏による描き下ろしで、雪ヶ峰牧場の牛や風景を直接見学したうえで制作されました。
柴田ケイコ氏は2002年からフリーのイラストレーターとして活動し、2016年に絵本『めがねこ』で絵本作家デビューしています。主な作品には『おいしそうなしろくま』(PHP研究所)、『パンどろぼう』(KADOKAWA)などがあり、地域に根差した創作活動を続けています。

共同開発メンバーと販売チャネル
共同開発は以下の組織で行われました。各社の役割分担により、原料調達から製造、流通・販売に至るまで一貫した取り組みが進められています。
- 原料提供・生産:雪ヶ峰牧場(高知県香美市)
- 商品開発・製造:株式会社スウィーツ(高知県香美市)
- 企画・販売支援:株式会社高知大丸
- 販売・流通:株式会社大丸松坂屋百貨店(ECおよび本部支援)
販売は大丸松坂屋オンラインストアと高知大丸に加え、都内・大阪にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」(東京都中央区)、「SUPER LOCAL SHOP とさとさ」(大阪市北区)でも行われる予定です。

地域共栄の取り組みと商品概要の整理
本商品の開発は、J.フロント リテイリンググループが掲げる「地域共栄」や「Think LOCAL」の取り組みの一環です。高知大丸は高知県内唯一の百貨店として地域資源の発掘と展開を行い、大丸松坂屋百貨店はサステナビリティ方針のもとで地域と連携した商品化を推進しています。
「雪ヶ峰牧場ジャージー乳 しあわせミルクサブレ」は、地元原料の価値を生かし、商品としての魅力に加えて地域経済の活性化を目指す製品です。これにより、店舗依存にとどまらない収益源の多様化や、地域の産業化支援が期待されます。
商品概要
以下に本商品の主要事項を整理します。価格や内容量、販売開始日などの具体的な情報が含まれます。
- 商品名
- 雪ヶ峰牧場ジャージー乳 しあわせミルクサブレ
- 価格
- 10枚入:税込1,620円(本体価格1,500円)
- 店頭発売日
- 2025年9月5日(金)
- 販売店舗
- 大丸松坂屋オンラインストア、高知大丸、アンテナショップ「まるごと高知」「SUPER LOCAL SHOP とさとさ」等
- 特設サイト
- https://dmdepart.jp/happy-milk-sable/
- オンラインストア(大丸松坂屋)
- https://www.daimaru-matsuzakaya.jp/
さらに詳細を知りたい場合は、Think LOCALマガジンの高知特集ページにて、商品開発に関わる担当者の想いや雪ヶ峰牧場の魅力が紹介されています。掲載URLは次の通りです。
- Think LOCALマガジン 高知特集: https://think-local.dmdepart.jp/special/20250227kochi/
まとめ表
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年8月29日 11:00 |
発売日 | 2025年9月5日(金) |
商品名 | 雪ヶ峰牧場ジャージー乳 しあわせミルクサブレ |
価格 | 10枚入:税込1,620円(本体価格1,500円) |
主要原料 | 雪ヶ峰牧場のジャージー乳(高知県香美市) |
共同開発 | 株式会社高知大丸、株式会社大丸松坂屋百貨店、株式会社スウィーツ |
パッケージ | 柴田ケイコ氏描き下ろしイラスト、ブック型デザイン |
販売チャネル | 大丸松坂屋オンラインストア、高知大丸、まるごと高知、SUPER LOCAL SHOP とさとさ 等 |
関連情報 | 特設サイト: https://dmdepart.jp/happy-milk-sable/、Think LOCALマガジン記事あり |
目的 | 高知の素材・人・物語を伝え、地域産業化と地域共栄に寄与すること |
以上が本件の主要内容です。高知県の雪ヶ峰牧場が育むジャージー乳を中心に、地元の菓子店と百貨店が連携して商品化・流通までを組織的に進める取り組みであること、発売日や価格、販売チャネルなどの具体的情報は上表にまとめたとおりです。
参考リンク: