12月6日開幕、幻想水滸伝が舞台化 先行は8/28開始
ベストカレンダー編集部
2025年8月28日 21:43
幻想水滸伝舞台化
開催期間:12月6日〜12月21日

名作RPGが劇場へ ― メインビジュアル第1弾と公演の全体像
1995年の発売以来、多くのファンに支持されてきたKONAMIのRPGシリーズ「幻想水滸伝」。その原点となる『幻想水滸伝I』が、舞台作品として2025年12月に上演されることが発表され、メインビジュアル第1弾が解禁されました。
公開されたメインビジュアル第1弾は、主人公である“ぼっちゃん”と幼少期から彼の世話係を務めてきたグレミオが並ぶ構図で、物語の幕開けを感じさせる印象的な場面を切り取ったものです。この舞台化は原作の世界観を舞台上で再現する試みであり、キャスト・スタッフ情報や公演スケジュールとあわせて具体的な計画が示されています。
- 公演タイトル:舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」
- メインビジュアル:第1弾公開(主人公:ぼっちゃん/グレミオ)
- 公式情報:公式サイト https://suikoden-stage.com、公式X(@Suikoden_stage)
- コピーライト:©Konami Digital Entertainment/舞台「幻想水滸伝」製作委員会

公演日程とチケット詳細:東京・京都での上演と先行受付スケジュール
舞台は東京と京都での上演が決定しています。東京公演は2025年12月6日から12月14日まで「シアターH」にて、京都公演は2025年12月18日から12月21日まで「京都劇場」にて上演されます。公演期間・会場は明確に設定されており、ファンが観劇しやすい日程が組まれています。
チケットは8月28日より先行抽選受付が開始されます。先行にはKONAMI公式先行と舞台オフィシャル先行があり、それぞれ期間が設定されています。また、非売品グッズが付属したプレミアムグッズ付きチケットも用意されており、コレクターズアイテムとしての価値も備えます。
公演 | 日程 | 会場 |
---|---|---|
東京公演 | 2025年12月6日(土)~12月14日(日) | シアターH(東京都品川区勝島1-6-29) |
京都公演 | 2025年12月18日(木)~12月21日(日) | 京都劇場(京都市下京区 烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内) |
- チケット料金
-
- プレミアムグッズ付きチケット:14,000円(非売品グッズ付き/全席指定・税込)
- 一般チケット:11,000円(全席指定・税込)
- プレミアムグッズ内容
- 非売品グッズ「オリジナルフォトフレーム&ビジュアルカードセット」が付属します。なお、プレミアムグッズ付きチケットは前方席を保証するものではありません。
- 注意事項
-
- 未就学児入場不可
- 営利目的の転売禁止
- 公演中止の場合を除き、購入後の変更・キャンセル・払い戻しは一切不可(お客様の体調不良、天変地異、交通機関トラブル等も含む)
- 先行受付期間
-
- KONAMI・幻想水滸伝【公式】先行:8月28日(木)19:00 ~ 9月7日(日)23:59(申込ページ:https://eplus.jp/suikoden-stage-game/)
- 舞台オフィシャル先行:8月28日(木)19:00 ~ 9月10日(水)23:59(申込ページ:https://eplus.jp/suikoden-stage-hp/)
- チケット問い合わせ
- 公演事務局 0570-200-114(12:00~17:00 土日祝除く)

制作体制とキャスト詳細:脚本・演出は中屋敷法仁、豪華キャスト陣の役柄とコメント
本作の脚本・演出は中屋敷法仁氏が担当します。中屋敷氏は高校時代に発表した『贋作マクベス』で第49回全国高等学校演劇大会・最優秀創作脚本賞を受賞し、青山学院大学在学中に劇団「柿喰う客」を旗上げ後、数々の劇団公演および外部プロデュース作品を手掛けています。舞台作品に加え、ショーやドラマ、ラジオ等、多分野での脚本・演出経験があります。
制作はゴーチ・ブラザーズ、企画制作・プロデュースは4cu(Frontier Works Inc.)、協力として株式会社コナミデジタルエンタテインメント、主催は舞台「幻想水滸伝」製作委員会が名を連ねます。原作はKONAMIの『幻想水滸伝』です。

主要キャスト一覧とコメント
以下は発表されたキャストと、それぞれの役についてのコメント・経歴の抜粋です。各キャストは作品への思いを述べており、舞台での表現に向けた意気込みがうかがえます。
役名と出演者名、本人コメントおよび主な出演作品をまとめて列挙します。
- 主人公(ぼっちゃん)役:岡村直樹
-
コメント:長年に渡って愛される作品で主人公役を務めることを驚きと光栄に感じており、作品を愛する方々にも、初めての方にも届くよう愛と熱と誇りを持って演じると述べています。
主な出演作品:記載なし(本リリースにて役名とコメントが発表)
- グレミオ役:和田琢磨
-
コメント:10代のころに原作の壮大さに魅了されており、今回再び「幻想水滸伝」の魅力に触れられることを楽しみにしているとのことです。精一杯努める旨を述べています。
主な出演作品:舞台『刀剣乱舞』シリーズ、舞台『鋼の錬金術師』、MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~WINTER 2024~
- テッド役:長江崚行
-
コメント:舞台化に関われることをワクワクしており、キャスト・スタッフとともに世界観を作る稽古を楽しみにしていると述べています。
主な出演作品:ミュージカル「ヘタリア」シリーズ、ミュージカル「DREAM!ing」シリーズ、舞台「青山オペレッタ」
- フリック役:山田ジェームス武
-
コメント:本作を人生で最もやり込んだ作品の一つとし、役者人生で得たものを全て詰め込んで誠心誠意演じる意欲を述べています。
主な出演作品:ミュージカル「ヘタリア」シリーズ、ミュージカル「DREAM!ing」シリーズ、舞台『魔法使いの約束』シリーズ
- ビクトール役:磯貝龍乎
-
コメント:幼少時から愛されてきたゲームの舞台化に感激しており、リマスター版をプレイして研究する旨を述べています。
主な出演作品:ミュージカル「ヘタリア」シリーズ、ミュージカル「DREAM!ing」シリーズ、舞台『宇宙戦艦ティラミス』シリーズ
- パーン役:山沖勇輝
-
コメント:リマスター版を購入してプレイし、パーンというキャラクターを深く愛していることを述べ、ゲームの世界観を全力で舞台に届ける意欲を示しています。
主な出演作品:ミュージカル「ヘタリア」シリーズ、ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」、舞台『宇宙戦艦ティラミス』シリーズ
- クレオ役:桜樹楓
-
コメント:自分が生まれた年に発売されたゲームであり、長年愛されている作品に関わることを光栄に思うと述べています。
主な出演作品:ミュージカル『美少女戦士セーラームーン-Amour Eternal-』、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズ、新サクラ大戦 the stage シリーズ
- オデッサ・シルバーバーグ役:桜井しおり
-
コメント:長年にわたり愛されてきた作品に出演できることを大変光栄に思い、オデッサが背負うものや想いを演じる意志を述べています。
主な出演作品:アニメ『僕のヒーローアカデミア』、アプリゲーム『ポケモンEXシリーズ』、舞台『贋作夜想曲』
- マッシュ役:伊勢大貴
-
コメント:これまで大声で戦う役柄が多かった自分にとってマッシュは演じるのが非常に楽しみであり、その葛藤や苦悩が客席に伝われば良いと述べています。
主な出演作品:ミュージカル『1789‐バスティーユの恋人たち-』、『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~
- カスミ役:山内優花
-
コメント:長年愛されている作品の魅力を舞台版でもしっかり届けたいと述べています。
主な出演作品:ミュージカル「Fate/Zero」~The Sword of Promised Victory~、歌劇『桜蘭高校ホスト部』シリーズ、ミュージカル『少女革命ウテナ』シリーズ
- ルック役:日暮誠志朗
-
コメント:作品に出演できることを大変光栄に思い、物語が紡いできた歴史と想いに敬意を込めて丁寧に取り組む意志を示しています。
主な出演作品:舞台『刀剣乱舞』士伝 真贋見極める眼、ミュージカル「NO.6」、歌劇『悪魔執事と黒い猫』~薔薇薫る舞踏会編~
- テオ・マクドール役:高木トモユキ
-
コメント:舞台化に参加できることを光栄に思い、名作の世界観を舞台ならではの魅力で表現する意志を述べています。
主な出演作品:ミュージカル『刀剣乱舞』、劇団扉座「歓喜の歌」、聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE
- ウィンディ役:大湖せしる
-
コメント:長年にわたり愛され続けてきた作品に関わることを受け止め、多くの人々に残る作品を目指す意志を述べています。
主な出演作品:ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」シリーズ、ミュージカル『憂国のモリアーティ』シリーズ、舞台『鋼の錬金術師』
- バルバロッサ・ルーグナー役:鍛治直人
-
コメント:オファーを受けた際に自身が若かりし頃にやり込んだゲームだったことに驚き、役へ期待を示しています。
主な出演作品:関西テレビ「CRIMINAL FOUR-愛しき大悪党-」、ホリプロ「夏の夜の夢」、マーベラス「鋼の錬金術師」
上記のほか、制作・協力・企画の詳細はゴーチ・ブラザーズ、株式会社コナミデジタルエンタテインメント、4cu(Frontier Works Inc.)などが担当します。4cuはFrontier Works Inc.が手掛ける舞台事業ブランドで、アニメやゲームを原作とした舞台作品の企画・プロデュースを中心に展開しています(公式サイト:https://4cu-ent.com/)。

あらすじとシリーズの位置づけ
本作は原作の中でも「門の紋章戦争」と呼ばれる物語を題材にしています。物語の中心には生と死を司る紋章“ソウルイーター”を巡る運命の戦いがあり、後世に“門の紋章戦争”と呼ばれる物語が描かれます。
物語設定は太陽暦446年、トラン湖周辺を支配する大国「赤月帝国」での内乱“継承戦争”から始まります。バルバロッサ・ルーグナーが劣勢となる場面から、テオ・マクドールらの活躍により帝位を取り戻す逆転劇、さらに北方の都市同盟を撃退して“黄金皇帝”と称えられる時代が続きますが、数年後、皇帝が宮廷魔術師ウィンディに惹かれて政治を顧みなくなり、帝国は崩壊へ向かっていきます。
そんな中、ある日ひとりの少年が皇帝との初めての謁見を迎えます。彼は大将軍テオ・マクドールの息子であり、未来への希望に満ちた瞳を持っていました。彼がこの時代を変える礎になることは、まだ誰も知りません。
シリーズ背景として「幻想水滸伝」は1995年のリリース以降、本編・外伝を合わせて11作が発売され、作品ごとに新たな舞台設定と100名を超える個性的なキャラクターで重厚な戦争をテーマにしたストーリーが展開されてきた、KONAMIを代表するRPGシリーズです。

要点整理(公演情報の一括表)
以下に本リリースで示された主要情報を表で整理します。公演日程、会場、料金、先行日程、制作関係等を整理しています。
項目 | 内容 |
---|---|
公演タイトル | 舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」 |
東京公演 | 2025年12月6日~12月14日/シアターH(東京都品川区勝島1-6-29) |
京都公演 | 2025年12月18日~12月21日/京都劇場(京都市下京区 烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内) |
原作 | 『幻想水滸伝』(KONAMI) |
脚本・演出 | 中屋敷法仁 |
主なキャスト | 岡村直樹(主人公)、和田琢磨(グレミオ)、長江崚行(テッド)、山田ジェームス武(フリック)、磯貝龍乎(ビクトール)、ほか多数 |
制作・企画 | 制作:ゴーチ・ブラザーズ、企画制作・プロデュース:4cu(Frontier Works Inc.)、協力:株式会社コナミデジタルエンタテインメント |
チケット料金 | プレミアムグッズ付き:14,000円/一般:11,000円(全席指定・税込) |
プレミアムグッズ内容 | 非売品「オリジナルフォトフレーム&ビジュアルカードセット」 |
先行受付 | KONAMI公式先行:8月28日19:00~9月7日23:59(https://eplus.jp/suikoden-stage-game/)/舞台オフィシャル先行:8月28日19:00~9月10日23:59(https://eplus.jp/suikoden-stage-hp/) |
チケット問い合わせ | 公演事務局 0570-200-114(12:00~17:00 土日祝除く) |
公式情報 | 公式サイト:https://suikoden-stage.com、公式X:@Suikoden_stage(https://x.com/Suikoden_stage) |
著作権表記 | ©Konami Digital Entertainment/舞台「幻想水滸伝」製作委員会 |
この記事では、発表されたメインビジュアルの意匠、東京および京都での上演日程、チケット種別と料金、先行受付期間、制作・協力体制、脚本・演出およびキャストのコメント、あらすじとシリーズの背景まで、プレスリリースに記載された情報を網羅して整理しました。観劇を検討する際の基本情報として参照いただけます。
参考リンク: