9/10・17開催 デザイナー向けLLMで仕事自動化入門

デザイン業務のAI自動化セミナー

開催期間:9月10日〜9月17日

デザイン業務のAI自動化セミナー
セミナーで具体的に何が学べるの?
印刷入稿前のフォント埋め込み確認、カラーモードやトンボの自動検出、ファイル命名やメタデータ検証、GitHub連携によるバージョン管理やCI/CD的運用の実践的な自動化手法を学べます。
参加費や申し込み期限はどうなってるの?
参加は無料でオンライン開催、定員60名。Day1は2025/9/10 19:00〜、Day2は9/17 19:00〜。申込締切は2025年9月10日(水)20:00、公式申込ページから登録してください。

デザイン現場で起きる「うっかり」をAIで抑える――チェック作業とファイル整理の課題

デザインの現場では、納品前後に発覚するミスが業務の手戻りやコスト増につながることが少なくありません。フォントの埋め忘れ、カラーモードの誤設定、トンボ(トリムマーク)の付け忘れ、納品ファイルの形式や命名ルールの不一致など、ヒューマンエラーが原因で再作業が発生する例は多岐にわたります。

株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)は、こうしたルーティンのチェック作業とファイル整理に対して、生成AI(Large Language Models:LLM)を活用した自動化の可能性を提示します。LLMと既存ツールを連携させることで、単純な確認作業を機械に任せ、人がより創造的な業務に集中できる仕組みづくりを目指します。

主な現場の課題は次の通りです。

  • フォント埋め込みの漏れによる表示崩れ
  • RGBとCMYKなどカラーモードの不一致
  • トンボや塗り足しの付け忘れ
  • 納品ファイルのバージョンや命名規則の混在
  • 最終版と「最終の最終」の判別がつかない状態
【デザイナー】AIを活用してチェック作業とファイル整理の自動化をめざそう!9/10(水)・17(水)無料セミナー「LLMを使ったデザイナーのための“仕事自動化”入門」を開催 画像 2

無料オンラインセミナーの基本情報と申し込み方法

C&R社が開催するオンラインセミナー「【デザイン × 自動化 × AI】 LLMを使ったデザイナーのための“仕事自動化”入門 〜CI/CDの考え方をデザイン業務に応用してみよう〜」は、デザイナーを対象に2日間で構成されます。参加費は無料、定員は60名です。

参加申込の締切は2025年9月10日(水)20:00です。申込は下記の公式ページから行えます。なお、同日締切はDay1開催日当日の20:00に合わせた案内となっていますので、参加希望の方は余裕をもって登録してください。

申し込みページ:

日時(日本時間) 内容(概要) 形式
Day1 2025年9月10日(水)19:00~20:00 印刷チェックの自動化(フォント、トンボ、カラーモードなど) オンライン
Day2 2025年9月17日(水)19:00~20:00 納品物チェックとファイル整理の自動化(GitHub連携等) オンライン
主催
株式会社クリーク・アンド・リバー社(PEC事務局)
参加費
無料
定員
60名
申込締切
2025年9月10日(水)20:00
問い合わせ先(メール)
pec_seminar@pr.cri.co.jp

プログラムの詳細と講師が描く「CI/CDをデザインに応用する」考え方

本セミナーは2回に分かれており、それぞれで扱うテーマが明確に分かれています。Day1は印刷入稿前のチェックに特化し、Day2は納品物の整合性とファイル管理に焦点を当てます。どちらもLLMを中心とした自動化の実例や設計思想(CI/CDの応用)を学べる構成です。

CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)とは、主にソフトウェア開発で用いられる品質担保と自動化の考え方です。これをデザイン業務に応用することで、チェックの自動化やバージョン管理、納品ワークフローの整備を図ります。

Day1(9月10日):印刷チェックを自動でやらせてみよう

Day1では、入稿前に必要なチェック項目をAIに担わせる実践的な手法を提示します。具体的にはフォント埋め込みの確認、トンボ・塗り足しの有無、カラーモードの判定など、印刷入稿で失敗しやすいポイントを自動検出するフローを扱います。

AIに任せるメリットは、人的チェックの漏れを減らすだけでなく、チェック手順を標準化できる点にあります。標準化されたチェックは、リモートワークやチーム間の引き継ぎにおいても有効です。

  • 想定される処理例:PDF解析によるフォント埋め込み有無の自動判定
  • 想定される出力:チェックレポートや警告メッセージの自動生成

Day2(9月17日):納品物のチェックやファイル整理を自動でやらせてみよう

Day2は、納品ワークフロー全体を見直す内容です。「最終の最終」と呼ばれる最終版の混在を無くすための運用設計、GitHub等のバージョン管理システムをデザインファイル管理に活用する発想、LLMと連携して納品物の整合性を保つ仕組みづくりを紹介します。

具体的には、ファイル名規則チェック、メタデータの自動検証、納品物の構成確認(必要ファイルの有無)などを自動化することで、納品後の手戻りを減らすことが狙いです。GitHub等のリポジトリを活用する例では、差分管理やレビューフローの自動化も話題に上ります。

  • キーワード:ファイル整合性、差分検出、メタデータ検証、GitHub連携
  • 期待される効果:納品ミスの削減、バージョン管理の明文化

講師プロフィール:寺岡 善彦(てらおか・よしひこ)氏

講師は日本工学院専門学校ゲームクリエイター科の専任教員である寺岡善彦氏です。氏はC++、ゲームエンジン開発、サーバサイド技術、デザイン関連の授業を担当しており、技術とクリエイティブ双方の知見を持っています。

学歴・受賞歴などの概要は以下の通りです。

学歴
九州大学大学院 修士(芸術工学)
担当分野
C++言語、ゲームエンジン、サーバサイド技術、デザイン授業
受賞歴
海上自衛隊観艦式ロゴデザインコンペティション(2015年度、2019年度)など

関連サービスと企業情報、関連セミナーの一覧

C&R社は1990年創業のクリエイター・エージェンシーで、PEC(Professional Education Center)を通じて教育・研修事業を展開しています。今回のセミナーはPEC事務局が担当しており、PECが持つウェビナーアーカイブや研修教材を法人向けにパッケージ化したオンライン研修サービス「PECスタ」も開始されています。

PECスタは、550本以上のウェビナーアーカイブをベースに、IT・デジタル・クリエイティブ領域の研修を提供するサービスです。企業の社員研修やリスキリングに適したコンテンツを継続的に拡充しています。詳細は公式ニュースで案内されています。

また、C&R社はCREATIVE VILLAGE上で複数のデザイン・クリエイティブ関連セミナーを案内しています。今回のセミナーに関連する主なイベントは次の通りです。

  1. 8/29(金)3D動かさナイト モーションアクターが語る・動く・魅せる!:https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/162004/
  2. 9/4(木)アニメ制作の裏側 Vol.2(After Effects関連):https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/163966/
  3. 9/5(金)Figma講座 ~Figma MCPを使いこなす最初の一歩~:https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/164541/
  4. 9/6(土)KONAMI中途採用オンライン説明会・職種別座談会:https://stg-career.famitsu.com/lp/19502
  5. 色彩講座【eラーニング】:https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/162973/
  6. その他のデザイン関連セミナー一覧:https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event_category/crv_event_creative-design/

C&R社の企業情報や各種公式チャンネルは以下です。

項目 内容
セミナー名 【デザイン × 自動化 × AI】 LLMを使ったデザイナーのための“仕事自動化”入門 〜CI/CDの考え方をデザイン業務に応用してみよう〜
主催 株式会社クリーク・アンド・リバー社(PEC事務局)
開催日 Day1:2025年9月10日(水)19:00~20:00
Day2:2025年9月17日(水)19:00~20:00
形式 オンライン開催
参加費 無料
定員 60名
申込締切 2025年9月10日(水)20:00
申込URL https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/164690/
問い合わせ pec_seminar@pr.cri.co.jp
講師 寺岡 善彦(日本工学院専門学校ゲームクリエイター科 専任教員)

この記事では、C&R社が9月に開催するセミナーの趣旨、日程、プログラム詳細、申し込み方法、関連サービスおよび企業情報を整理して伝えました。参加申込や詳細確認は上記の申込ページおよび公式ニュースページで行ってください。

参考リンク: