9月2日開催:ヨルダン料理×大阪産が織る味の祭典

ヨルダン×大阪食フェス

開催日:9月2日

ヨルダン×大阪食フェス
入場するにはどうすんの?
イベント自体は基本無料だけど、会場は大阪・関西万博の敷地内だから別途「大阪万博の入場チケット」が必要。開催は2025年9月2日11時〜19時、大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージで1日限定だよ。
何が食べられるの?
ヨルダンの伝統料理が中心で代表はマクルーバ。フムスブランド「mezete」や大阪産食材を使ったアレンジ料理をフードトラックやメゼットブースで提供。試食や調理デモ、フリッピングショーも楽しめる(一部有料)。

ヨルダンの食と大阪産(もん)が結ぶ、新たな文化交流の場

大阪・関西万博の会場内で、ヨルダンの魅力を食と文化で伝えるポップアップイベント「ヨルダン料理×大阪産(もん) ザーキフードフェスティバル」が、2025年9月2日(火)に大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージにて1日限定で開催されます。発表元はモダニスアンドカンパニー、プレスリリース配信日時は2025年8月27日15時50分です。

本イベントは大阪・関西万博ヨルダン館(開館日:2025年4月13日)がこれまでに培った展示と来館者の満足度を背景に、ヨルダンの文化や食をさらに多くの来館者に伝えるために、大阪ヘルスケアパビリオンとの共催で実施されます。ヨルダン館は「満足度一位」を獲得した実績があり、今回は「文化や食」を通じて本来のヨルダンの魅力を発信するという位置づけです。

イベント名の中で用いられる「ザーキ(زاكي)」はアラビア語で「美味しい」を意味し、本企画はその語感どおり、味わいを通して訪問者に中東・レバント地域の食文化を体験させる構成となっています。提供料理の一例としてヨルダンの伝統料理マクルーバ(Maqluba)が紹介されています。

初開催!大阪ヘルスケアパビリオンにて、ヨルダン料理×大阪産(もん)ザーキフードフェスティバルを開催 画像 2

当日の主要プログラムと体験内容

本イベントは来場者に五感でヨルダンの世界を体験してもらうことを目的とし、会場では複数のプログラムを同時展開します。会場は大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージおよびステージ前で、ステージイベントと屋外の飲食提供が組み合わさった構成です。

開催日時は2025年9月2日(火)午前11時から午後7時まで。参加費は基本無料(ただし一部飲食は有料)で、イベント参加には別途大阪万博の入場チケットが必要となります。以下が当日の主要プログラムの内容です。

初開催!大阪ヘルスケアパビリオンにて、ヨルダン料理×大阪産(もん)ザーキフードフェスティバルを開催 画像 3

フード提供:フードトラックとメニュー

会場前にフードトラックが設置され、温かいヨルダン料理を提供します。提供料理の代表例として、ヨルダンの伝統料理マクルーバが挙げられており、大阪産(もん)の食材を活かしたアレンジが加えられる予定です。

フードトラックでは、ヨルダンの家庭料理や郷土料理を来場者が気軽に試せるように用意され、あわせて一部が有料メニューとして販売されます。

メゼットブースと食品メーカーの出店

ヨルダンを代表する食品メーカーが初出店するメゼットブースでは、フムスブランド「mezete(メゼット)」の多彩な味わいが紹介されます。フムスのバリエーションと大阪産(もん)食材とのアレンジ方法が具体的に提示され、来場者は新しい食べ方や組み合わせを学ぶことができます。

出店企業の出品によって、ヨルダンの加工食品や伝統的な調味・保存の文化に触れる機会も設けられます。

地域交流:鳥取県コラボブース

鳥取県とのコラボブースでは、万博を機に始まった交流組織「サンドアラインス」に初めて加盟したヨルダン館と鳥取県との相互文化・食の紹介が行われます。地域食材の紹介や調理法の違い、食材の組み合わせを通じて日・中東の交流を具体的に示す内容です。

このブースは地域間交流の実例として、訪問者に日本側の食文化とヨルダンの食文化の接点を示すことを目指しています。

ステージプログラム:ライブとパフォーマンス

リボーンステージでは、ヨルダンらしさを伝えるさまざまなステージパフォーマンスが展開されます。構成は食の実演から文化表現まで多岐にわたります。

主なステージプログラムは以下のとおりです。

  • マクルーバ・フリッピングショー:マクルーバを大型鍋で調理し、ひっくり返すパフォーマンスで見せる実演。
  • シェフ・シュルークによるライブレシピ実演:本場の調理法をライブで紹介するデモンストレーション。
  • ヨルダン伝統衣装ファッションショー:伝統衣装を通じて文化の美しさや様式を紹介。
  • クロスカルチャー・カラオケ:音楽と交流を通じた参加型のステージ。

ヨルダン館の展示と会場の特徴

本イベントを共催するヨルダン館は、ゾーンエリアP4に位置し「時を紡ぐ」をテーマに、展示空間でヨルダンの風土・味・香りを伝えています。ヨルダン館は開館以来、数々の来館者に対して中東の多様な文化を紹介しており、今回のフェスティバルはその延長線上に位置します。

ヨルダン館の主な特徴は展示手法と体験施設にあり、360度シアタールームやスパエリアなどの体験を通じて、歴史と現代性が交差する空間を演出しています。

360度シアタールームと原砂の導入

360度のシアタールームには、本国から直接輸入した砂を約22トン使用しており、実際の砂漠の雰囲気を来館者が五感で体験できるように設計されています。視覚・触覚を伴う展示により、歴史や風土のリアリティが高められています。

これらの空間は、ヨルダンの歴史的背景や自然環境を直接的に伝えるための工夫が施されており、来館者は映像や実物を通して中東の風景を追体験できます。

常設のスパエリア(死海のエッセンス)と体験の深さ

ヨルダン館には、死海のエッセンスを体験できるスパエリアが常設されており、古来より知られる治癒や保養の文化に触れることが可能です。展示と体験が結びついた構成は、単なる見学を超えた総合的な文化体験を提供します。

このような展示と体験の充実により、ヨルダン館は「豊かな現代性と由緒ある伝統が交じり合う空間」として来館者に深い印象を残しています。

運営情報、関係者コメントと要点の整理

本イベントは大阪ヘルスケアパビリオンとヨルダン館の共催で行われ、提供は(公社)大阪パビリオン大阪万博の表記があります。開催日時は2025年9月2日(火)午前11時~午後7時、会場は大阪・関西万博 会場内 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージです。

参加は無料ですが一部飲食は有料、イベント参加のためには別途大阪万博の入場チケットが必要となる点に留意が必要です。主催/共催および提供に関する表記は、公式リリースの記載に基づいています。

公式コメント

シーファ・ズグール(ヨルダン館 政府代表代行)は、今回のイベントでヨルダンの世界を紹介できることに対する喜びを表明し、中東の始祖としての文化や歴史を大阪・関西万博という国際的な舞台で紹介できることを光栄に思うとのコメントを寄せています。また、ヨルダンの美しさや食文化が「味覚よりも知覚に響く瞬間を提供する」ことを目指すと述べています。

アフマド・ジョブラーン(ヨルダン館 館長)は、ヨルダン料理が「分かち合うための食」であり、一皿を囲んで喜びを分け合う文化であると説明しています。今回のフェスティバルでは大阪の食材を使いながら本場の味を再現し、日本との近さも感じてもらいたいと述べるとともに、料理だけでなく心をつなぐコラボレーションも多数用意していると語っています。

以下に、本記事で扱った主要事項を表で整理します。イベントの基本情報、プログラム、会場情報、参加条件などを見やすくまとめています。

項目 内容
イベント名 ヨルダン料理×大阪産(もん) ザーキフードフェスティバル(初開催)
開催日時 2025年9月2日(火)午前11時~午後7時
会場 大阪・関西万博会場 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ(ゾーンP4内)
参加費 無料(ただし一部飲食メニューは有料)
主催/共催等 ヨルダン館 と 大阪ヘルスケアパビリオン 共催、提供:(公社)大阪パビリオン大阪万博、リリース元:モダニスアンドカンパニー
主なプログラム フードトラック(マクルーバ等)、メゼットブース(mezete)、鳥取県コラボブース、ステージパフォーマンス(マクルーバ・フリッピング、シェフ・シュルーク実演、伝統衣装ファッションショー、クロスカルチャー・カラオケ)
ヨルダン館の特徴 「時を紡ぐ」テーマ、360度シアタールーム(砂22トン輸入)、死海のエッセンスを体験できる常設スパエリア
注意事項 イベント参加には大阪万博の別途入場チケットが必要。詳細は公式案内を参照。
リリース日時 2025年8月27日 15:50(モダニスアンドカンパニー発表)

本稿では、ヨルダンの伝統と大阪の食材が融合する当日のプログラム、ヨルダン館の展示・体験の特色、運営情報や関係者のコメントを整理しました。来場に際しては、大阪万博の入場チケットが必要である点、飲食の一部が有料となる点に留意する必要があります。以上がイベントの主要な情報となります。