9/18開催|4PLで脱・多重下請け、物流の透明化を解説

4PLで脱・多重下請け

開催日:9月18日

4PLで脱・多重下請け
4PLって何?3PLとどう違うの?
4PLは自社で倉庫や車両を持たず、中立の立場で複数の3PLや運送会社を統合・管理してサプライチェーン全体を最適化し、コスト透明化と情報連携を図る仕組み。3PLは現場の倉庫・輸配送運用を担う点が主な違い。
このセミナーって誰が参加できて費用は?
荷主企業の経営者・経営幹部が対象で、同業やフリーメールからの申込みは断られる場合あり。参加は無料でZoomウェビナー方式。開催は2025年9月18日と10月15日、申込締切は各開催日の前営業日17時まで。

なぜ「多重下請け」が物流コストと品質を蝕むのか

近年、荷主企業を取り巻く物流環境では、物流コストの上昇や品質低下が深刻化しています。船井総研ロジが提起する問題は、単に運賃の高騰や燃料費の上昇に留まらず、中間マージン(多重下請け)と情報の非効率な連携が根本原因だとしています。

本稿では、同社が2025年9月18日(木)および2025年10月15日(水)にオンライン開催するセミナーの内容を踏まえ、なぜ多重下請け構造が生まれるのか、その結果としてどのようなコストと品質の問題が発生するのかを整理します。セミナーは無料のZoomウェビナー形式で実施され、荷主企業の経営者・経営幹部が対象です。

多重下請け構造が生む具体的な課題

多段階の下請け構造では、各段階ごとに中間マージンが発生します。その結果として実際の輸送に関わるコストが見えにくくなり、荷主側からはコストの妥当性や効率性を評価しづらくなります。

また、複数業者間での情報伝達が断片化され、配送品質や納期遵守に悪影響を与えるケースが増えます。法改正や燃料費高騰といった外部リスクに対しても、柔軟に対応しにくい構造的な脆弱性が指摘されています。

  • 中間マージン発生によるコスト不透明化
  • 情報伝達の遅延・欠落による品質低下
  • 管理工数の増大と運用負荷の集中
  • 将来の法改正や市場変動への対応力低下

4PLとは何か、3PLとの決定的な違い

セミナーの核となるテーマは「4PL(Fourth-Party Logistics)」です。4PLは特定の物流資産を保有せず、中立的な立場からサプライチェーン全体を設計・管理する役割を担います。これにより、複数の運送会社や3PLを統合的にコントロールし、透明性と効率性を両立させることが可能になります。

本セミナーでは、4PLが果たす具体的な機能と3PLとの違いを明確に提示します。3PLは現場の物流オペレーションや倉庫、輸配送を直接担うパートナーである一方、4PLは戦略的視点でサプライチェーン全体を最適化する役割を持ちます。

3PLの主な役割
倉庫運営、輸配送、現場改善など、物理的な物流業務を実行する。
4PLの主な役割
複数の3PL・運送事業者を統合・監督し、全体最適化と情報連携を実現する。中立的な立場でコスト構造の透明化を図る。
  • 透明性:費用構造やマージンの可視化
  • 効率性:複数業者の最適配分と工程短縮
  • 適応力:法改正や燃料費変動など外部ショックへの対応

セミナー詳細:講座構成と開催情報

船井総研ロジが主催する本セミナーは、全3講座構成で「脱・多重下請け」実現に向けた具体的な知見を提供します。各講座はデータ分析から構造改革の実務、実行ロードマップまでカバーします。

開催はオンライン(Zoomウェビナー)で、受講費は無料です。ただし参加対象は荷主企業の経営者および経営幹部に限定されています。セミナーでは申込み時点で同業(コンサルティング業)やフリーメール(yahoo/gmail等)からの申込みについては参加をお断りする場合がある旨の注意があります。

講座の詳細

  1. 第一講座:データで暴く「多重下請け構造」の病巣と、“中抜き・非効率”が生まれる本当の理由
    • 物流業界が抱える課題と求められる物流法規制への対応
    • なぜ毎年のように価格改定が必要なのか
    • 多重構造が引き起こす物流課題
  2. 第二講座:“4PL”こそが構造改革のエンジンである -3PLとの決定的違いとは?「透明性」と「効率性」を両立させる4PLの本質-
    • 荷主企業として付き合うべき3PLとは
    • 4PLが果たす具体的な機能と3PLとの違い
  3. 第三講座:明日から始める「脱・下請け」へのロードマップ-荷主と事業者が“真のパートナー”へ。4PLと共に創る、公正で持続可能な物流の未来-
    • 3PLが引き起こす構造的欠陥
    • なぜ今3PLから4PLへの変化が必要なのか
    • 4PLという新たな選択肢

申込み・詳細は主催ページを参照してください:
https://www.f-logi.com/ninushi/seminar/202509-10-structural-reform/

開催日時・参加条件・締切

開催日時 開催方法 受講費 対象
2025年9月18日(木)15:00~16:00
2025年10月15日(水)15:00~16:00
オンライン(Zoomウェビナー) 無料 荷主企業の経営者、経営幹部(同業・フリーメールは参加をお断りする場合あり)

申込締切は各開催日の前営業日17時までです。参加条件や申込に関する注意事項は必ず確認してください。

主催企業情報と連絡先、関連リンク

今回のセミナーを主催するのは、船井総研ロジ株式会社です。同社は物流戦略策定から倉庫現場改善、物流コスト抑制まで幅広いコンサルティングを提供する日本でも有数の総合物流コンサルティング会社です。

同社は荷主企業の物流責任者が集う情報交換コミュニティ「ロジスティクス・リーダーシップ・サロン」を運営し、業界動向の発信も行っています。セミナー参加や追加情報の取得は下記の連絡先・ウェブを参照してください。

会社名
船井総研ロジ株式会社
代表者
代表取締役社長 橋本 直行
設立
2000年5月10日
資本金
9,800万円
東京本社
〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
大阪本社
〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜四丁目4番10号 船井総研大阪本社ビル
電話
03-4223-3163
メール
marketing@f-logi.com
ウェブ
https://www.f-logi.com/
SNS
X(旧Twitter):https://x.com/Funaisoken_logi
Facebook:https://www.facebook.com/funai.logistics

上記の情報をもとに、セミナー詳細は公式サイトの該当ページを参照し、申込み手続きを行ってください。セミナーは荷主企業の経営層を想定した内容となっており、実務に直結する視点で4PLの導入可能性を検討できる構成です。

本記事の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げたセミナーと主催企業に関する主要情報を整理したものです。参加を検討する際の確認用として利用ください。

項目 内容
セミナー名 『脱・多重下請け』の鍵は4PLにあり!「物流の“中抜き”と“非効率”を根絶!- 4PLが導く、透明で公正な物流新時代 -」
開催日時 2025年9月18日(木)15:00~16:00 / 2025年10月15日(水)15:00~16:00
開催方法 オンライン(Zoomウェビナー)
受講費 無料
対象 荷主企業の経営者・経営幹部(同業・フリーメールでの申込みは参加をお断りする場合あり)
申込締切 各開催日の前営業日17時まで
主催 船井総研ロジ株式会社(代表:橋本 直行)
申込・詳細 https://www.f-logi.com/ninushi/seminar/202509-10-structural-reform/
問い合わせ marketing@f-logi.com / 03-4223-3163

この記事はセミナーの案内と、物流における多重下請け構造からの脱却に向けた4PLの役割を整理したものです。セミナー参加の可否を検討する際は、開催情報と参加条件を公式案内で再確認してください。

参考リンク: