9月2日開業、禅サウナEDITO sauna 9が天満宮近くに誕生

エディトサウナ9開業

開催日:9月2日

エディトサウナ9開業
いつオープンするの?
2025年9月2日に大阪天満宮近くでグランドオープンする宿泊型の禅サウナリトリート。公式サイトで予約でき、LINE先行登録で開業記念の先行予約3,000円オフが適用されます。
どんな設備があるの?
HELO製ストーブ(最高110℃、ストーン100kg超)や国内最深級の水深2mアイスバス(チラーで約15℃管理)、吉野ヒノキのサウナベンチ、館内に40点以上のアートを配した滞在型施設です。

都市の中の禅的静謐──EDITO sauna 9(エディトサウナイン大阪天満宮)が9月2日に開業

サウナイン株式会社、9株式会社、株式会社エディトデザイン、スウェット株式会社の共同プロジェクトとして、禅サウナリトリート「EDITO sauna 9(エディトサウナイン大阪天満宮)」が2025年9月2日に大阪天満宮付近で開業します。施設は都心のビル1階部分(〒530-0043 大阪市北区天満4-10-10 HONDA BLDG 1F)に位置し、宿泊を伴うプライベートな滞在型サウナ施設として運営されます。

発表時点で、グランドオープンに先立ちLINE公式アカウント登録者限定の開業記念特典(先行予約で3,000円オフ)を実施しています。公式情報や予約は以下のリンクから確認可能です。

立地は大阪天満宮の聖域から徒歩圏にあり、歴史と文化が交差するエリアで都市型の静穏と洗練を追求した施設設計がなされています。宿泊許可による運営のため、公衆浴場ではなく宿泊者向けのプライベート利用を前提とした空間となります。

国内最(深)級2メートルの水風呂を備えた禅サウナリトリート「EDITO sauna 9」が、日本文化の聖地・大阪天満宮に9月2日開業 画像 2

「for Sauna」が描く体験設計──禅サウナ、Art for SaunaとNature for Sauna

国内最(深)級2メートルの水風呂を備えた禅サウナリトリート「EDITO sauna 9」が、日本文化の聖地・大阪天満宮に9月2日開業 画像 3

for Saunaの思想と禅サウナの定義

EDITO sauna 9は、サウナを単なる設備と捉えるのではなく、心と身体に働きかける〈体験〉として再定義する「for Sauna」というブランド思想に基づいて設計されています。この思想では、体験の質を決定づけるのは温度や湿度だけでなく、空気の流れ、視界、触感、音、香りなどの環境要素であると位置づけます。

「禅サウナ」とは、坐禅や禅の精神性に基づき、内面の深い領域に到達することを目指すサウナ体験です。精神の深層へと入っていく過程で、坐禅によって得られるような究極の「ととのい」に近づくことを意図しており、アートや自然がその内面と響き合う設計が施されています。

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Art for Sauna と Nature for Sauna の双方向アプローチ

サウナ体験を深めるために、EDITO sauna 9は二つの軸で空間を探求しています。一つは〈Art for Sauna〉で、都市の中でアートと調和しながら感性を研ぎ澄ませる体験を提供すること。もう一つは〈Nature for Sauna〉で、自然と静寂の環境の中で内側と向き合う静かなリトリートを実現することです。

本施設は主に〈Art for Sauna〉を体現する象徴的な場として位置づけられ、館内全体を『陰翳礼讃』の世界観に寄せる〈墨色〉で統一。光と影のコントラストが織りなす静謐な空間の中で、アートが来訪者の心の深層に働きかけ、身体と精神の両面から調律していくことを企図しています。

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滞在の具体性──設備、温熱設計、アート展示、滞在の利便性

EDITO sauna 9は、体験設計を具体的に裏付けるための設備と運用の細部に徹底的にこだわっています。サウナ室や水風呂だけでなく、滞在中の動線、家具、アメニティに至るまで、環境が体験に与える影響を設計段階から考慮しています。

以下に、プレスリリースで示された主要な特徴と設備を項目ごとに整理します。

  1. HELO製ストーブと高温運用

    フィンランド・HELO社製のストーブを採用し、施設内での最高温度は110℃を想定しています。サウナストーンの積載量は100kg超で、ストーブ中央にロウリュ時の水を蓄える筒状の独自機構を設け、この筒内にロウリュ時の水3杯分程度を保持することで、湿度を長時間維持し、ロウリュをゆっくりと楽しめるように設計されています。

    この構成により、乾熱と湿潤のバランスを取りながら深い発汗と心地よい蒸気体験を提供します。

  2. 国内最深級・水深2メートルのアイスバス(チラー装備)

    水深2メートルを誇るアイスバスは、全身没入型の冷浴体験を提供します。チラーを搭載して常時15℃程度で管理することを基本としていますが、冬季は15℃以下となる場合がある旨が明記されています。

    深い水風呂への全身没入は、サウナとの温冷交代で深いリカバリーと「ととのい」効果をもたらす設計です。

  3. 吉野ヒノキの和のサウナ室

    奈良・吉野産のヒノキを用いた無塗装のベンチを鉋(かんな)仕上げで設置し、木の香りと静寂に包まれた空間を実現しています。定期的に木肌を削り出すメンテナンスを行うことで、常に新鮮な香りが保たれます。

    窓辺には障子調の意匠を施し、都市にいながら和の趣と非日常感を感じられる設えになっています。

  4. 空間デザイン:和の美意識と現代の感性

    設計はリノベーションや建築デザイン実績のある9株式会社が担当。日本の美意識を随所に取り入れつつ、照明や素材選びを詳細に計算した現代的な設えで、落ち着きと品格のある滞在を提供します。

    館内は墨色による統一感を持たせ、光と陰の関係性を深めることで、瞑想的な体験が促されます。

  5. ギャラリーとしての滞在

    館内の至る所に古美術から現代アートまで40点以上を配しています。能面や和皿、大きな鶴の写真などの造形美がミニマルな空間に溶け込み、滞在を通じて美術鑑賞を行うような体験が可能です。

    一部の作品は購入可能とされており、アートと滞在が接続することで、来訪者の内省や創造性を刺激することを意図しています。

  6. 利便性とアメニティ

    洗濯機、冷蔵庫、ミニバーなどの機能的設備を完備。アメニティには高評価のAesop製品を採用し、寝具はベッド3台とソファベッドを用意して、2〜7名での滞在に対応します。

    家具は「プラモ家具」の思想を反映したミニマルな選定で、ベニヤ積層のソファテーブルやアクリル製ベッドなど、デザイン性と使い勝手を両立しています。

  7. 運営形態

    本施設は公衆浴場ではなく宿泊業の許可で運営されます。プライベートな滞在としての利用が前提であり、滞在者に対して一貫したサービス体験を提供する仕組みです。

    館内には画像素材のダウンロードが可能なプレスリリース素材も用意されています。

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統合型ステークホルダーモデルと予約・運営情報

EDITO sauna 9は複数企業による共同プロジェクトですが、従来の請負型とは異なる統合型のステークホルダーモデルを採用しています。設計・企画・運営・マーケティングが戦略的に連携することで、コンセプトの一貫性を担保する構造です。

以下に関与企業と役割を整理します。

企業名 中核事業 EDITO sauna 9における役割 実績・哲学
9株式会社 リノベーション、建築設計 企画・設計 「禅サウナ」の概念を日本各地で展開
サウナイン株式会社 サウナ施設運営、コンサルティング 運営・ブランド展開 サードウェーブサウナと日本文化の融合、地方創生
株式会社エディトデザイン Webデザイン、マーケティング 施設所有者・共同運営 クリエイティブディレクション、ブランド戦略
スウェット株式会社 (事業協業) 共同プロジェクト参画 (共同プロジェクトの一角を担う)

通常とは逆の構造として、マーケティング会社が施設を所有し、設計会社が共同運営するなど、専門性を垂直統合することでブランドイメージの不整合を排除し、初期コンセプトから顧客獲得まで一貫したビジョンを維持するビジネスモデルが採られています。

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設計者のコメントと代表の経歴

本施設の設計者であり、サウナイン代表でもある久田一男氏は、設計コメントで次のように述べています。

設計者:久田 一男(ひさだ かずお)
日本のサウナ文化にある「ととのう」という概念は世界的にも注目されており、訪日する富裕層は心の再生を求める傾向がある。禅サウナは日本古来の精神性とサードウェーブサウナを融合し、心までリセットできる場所を目指した。
都市の遊休不動産を価値あるウェルネス滞在施設に再生する試みにも取り組んでおり、本プロジェクトはその一環である。

久田氏の経歴はリノベーションを中心とした長年の試行錯誤の軌跡が記されており、幾つかの挫折と成功を経て現在に至ります。その詳細は以下の通りです。

  • ファッション志望から建築作業を経て大工となり、2000年にDIYリノベーションで起点を作る。
  • リノベーションブランド立ち上げと倒産、ネーミング提供や初期マネージメント経験を経る。
  • 「9(ナイン)」設立、リノベーション協議会関西部会長、各種メディア露出の経験。
  • サウナイン株式会社を設立後、アースガーデンリゾートで成功を体験し、現在は禅サウナリトリートの全国展開を目指す。
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予約・利用情報、アクセス、運営会社情報

施設の利用料金や予約に関する基本情報は以下の通りです。

住所
〒530-0043 大阪市北区天満4-10-10 HONDA BLDG 1F
アクセス
JR大阪天満宮駅、地下鉄 南森町駅 徒歩9分(プレスリリース表記)
空港からの所要時間
関西国際空港から車で約45分または電車で約1時間15分
料金
2名様 ¥50,000〜
人数
2〜7名様対応
ご予約
公式サイトから:https://www.sauna9.com/tenmangu-opening
開業記念キャンペーン
LINE公式アカウント登録者限定で通常料金から3,000円OFF。登録ページ:https://page.line.me/857dkfco

運営会社の概要(抜粋)

運営会社
サウナイン株式会社(sauna 9 Inc.)
設立
2017年9月13日
代表取締役
久田 一男
住所
大阪府大阪市西区立売堀4-7-25
TEL
06-6532-6123
HP
http://sauna9.jp
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要点の整理(表)と締めくくり

以下の表は、本記事で扱ったEDITO sauna 9の主要情報を簡潔に整理したものです。表に示した項目は、施設の性格、利用方法、設備、運営体制、予約方法などを含みます。

項目 内容
施設名 EDITO sauna 9(エディトサウナイン大阪天満宮)
開業日 2025年9月2日
所在地 〒530-0043 大阪市北区天満4-10-10 HONDA BLDG 1F
運営・関与企業 サウナイン株式会社、9株式会社、株式会社エディトデザイン、スウェット株式会社
コンセプト 「for Sauna」思想、禅サウナ、Art for Sauna(墨色・陰翳礼讃の世界観)
主な設備 HELO社製ストーブ(最高110℃、ストーン100kg超、ロウリュ水保持筒)、水深2mアイスバス(チラーで常時約15℃)、吉野ヒノキ無塗装ベンチ
アート展示 古美術〜現代アート40点以上(一部購入可能)
利用形態 宿泊型プライベート滞在(公衆浴場ではない)
料金目安 2名様 ¥50,000〜
対応人数 2〜7名
予約・キャンペーン 公式サイトで予約。LINE登録で3,000円OFF(先行登録)
連絡先 TEL 06-6532-6123 / http://sauna9.jp

EDITO sauna 9は、都市のビル空間を禅とアートの文脈で再解釈し、サウナを通じた内面の調律を目的に設計された滞在型施設です。設備面では高温と湿潤を併せ持つHELO社製ストーブや国内屈指の深さを持つ水風呂など、技術的な工夫が施されており、館内のアート展示と合わせて身体と精神の両面にアプローチする体験を提供する構成となっています。予約やキャンペーン情報は公式サイトおよびLINE公式アカウントで案内されており、宿泊利用を通じてプライベートな時間を過ごすことができます。