齊藤京子初主演『恋愛裁判』、1月23日公開 音楽はagehasprings
ベストカレンダー編集部
2025年8月26日 17:25
『恋愛裁判』公開
開催日:1月23日

齊藤京子が初主演、深田晃司監督が描く“アイドルと恋”の裁き
深田晃司監督による最新作『恋愛裁判』は、日本独自のアイドル文化に根ざす「恋愛禁止ルール」を主題に据え、契約違反を理由に法廷に立たされる女性アイドルの姿を描く長編映画です。主演は元・日向坂46の齊藤京子で、本作が映画初主演となります。
物語は、人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める山岡真衣が、中学時代の同級生・間山敬と再会して恋に落ち、やがて所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられるという展開をとります。抑圧されたアイドルの私生活と公的な立場の間で揺れる主人公の選択が、「罪」として裁かれる物語構造が特徴です。

国際映画祭での評価と上映の経緯
本作は第78回カンヌ国際映画祭において、コンペティションの枠には収まりきれない良作を集める部門とされるカンヌ・プレミア部門に正式出品され、世界最速で公式上映されました。公式上映時には1,000名を超える観客からスタンディングオベーションを受けるなど国際的な高評価を獲得しています。
さらに、第30回釜山国際映画祭のアジア映画の窓部門への正式出品も決定しており、国際舞台での注目が続いています。深田監督は『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭【ある視点部門】審査員賞を受賞、『LOVE LIFE』が第79回ヴェネツィア国際映画祭のコンペに選出されるなど、世界的にも評価の高い監督です。

agehaspringsが手がける音楽プロデュースの全貌
音楽プロデュースを担当するのは株式会社agehasprings(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:玉井健二)。本作では劇中アイドル「ハッピー☆ファンファーレ」(通称:ハピ☆ファン)の楽曲を含む劇中曲および劇伴音楽を全面制作し、映画のテーマと呼応するサウンドで世界観を支えています。
agehaspringsは音楽プロデューサー玉井健二を中心に、多数のヒット曲を生み出してきたクリエイターが在籍する会社です。参加アーティストや実績としては、YUKI、ゆず、Superfly、中島美嘉、JUJU、back number、米津玄師、いきものがかり、エレファントカシマシ、ポルノグラフィティ、Official髭男dism、あいみょん、Aimer、菅田将暉、幾田りら、緑黄色社会など第一線のアーティストを手がけてきたことが公表されています。これまでのパッケージ総売上枚数は1億5,000万枚を超え、YouTube総再生回数は200億回以上に上るとされています。

劇中アイドル「ハッピー☆ファンファーレ」の編成と演出
劇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」には、現実の異なるフィールドで経験を積んだキャストが参加しています。それぞれのバックグラウンドを生かした演出と楽曲制作により、物語にリアリティと説得力をもたらしています。
参加キャストと振付・音楽チームは次の通りです。
- 仲村悠菜(私立恵比寿中学 現役メンバー)
- 小川未祐(俳優、『よこがお』以来、約6年ぶりの深田監督作品参加)
- 今村美月(元STU48、キャプテン経験あり)
- 桜ひなの(いぎなり東北産、東北地方出身グループ)
- 振付:竹中夏海
- 音楽制作・プロデュース:agehasprings(音楽プロデューサー 玉井健二)
振付には竹中夏海氏を迎え、現実のアイドル活動の背景を踏まえた振り付けでパフォーマンスを構築。音楽チームは劇中楽曲と劇伴を通してキャラクターの感情や物語のテンションを音で描き出しています。
作品情報と主要スタッフ・キャスト
『恋愛裁判』(英題:LOVE ON TRIAL)は、企画・脚本・監督を深田晃司、共同脚本を三谷伸太朗が担当し、agehaspringsが音楽を手掛ける作品です。主演は齊藤京子(映画初主演)、共演に倉悠貴、仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの、唐田えりか、津田健次郎らが名を連ねています。
製作と配給、制作プロダクションに関する情報は以下の通りです。公開は2026年1月23日(金)より全国東宝系で予定されています。
- 企画・脚本・監督
- 深田晃司
- 共同脚本
- 三谷伸太朗
- 音楽
- agehasprings(プロデュース:玉井健二)
- 出演
- 齊藤京子、倉悠貴、仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの、唐田えりか、津田健次郎
- 製作
- 「恋愛裁判」製作委員会
- 製作幹事・配給
- 東宝
- 制作プロダクション
- ノックオンウッド、TOHOスタジオ
- 公開予定日
- 2026年1月23日(金)全国東宝系
本作のストーリーラインは、主人公・山岡真衣がアイドルとしての立場と個人的な感情の間で揺れる様を、法廷劇の構造を用いて描いています。物語の核心は「アイドルが恋をすることは罪か否か」という問いにあります。
関連情報、公式リンクと著作権表記
公式の告知や詳細情報は以下の公式サイトおよびソーシャルアカウントで提供されています。劇場公開に向けて公式情報の更新が行われる見込みです。
- 『恋愛裁判』公式HP:https://renai-saiban.toho.co.jp/
- 『恋愛裁判』公式X:https://x.com/ren_ai_sai_ban
- ハッピー☆ファンファーレ 公式Instagram:https://www.instagram.com/happy_fanfare/
- agehasprings 公式サイト:https://www.agehasprings.com/
本プレスリリースは株式会社アゲハスプリングス・ホールディングスによるもので、同社は総合音楽・文化プロデュースを事業領域とするクリエイティブカンパニーです。所在地は東京都渋谷区、代表取締役は玉井健二です。
著作権表記:© 2025「恋愛裁判」製作委員会
記事の要点まとめ
以下の表は、本稿で取り上げた『恋愛裁判』に関する主要情報を整理したものです。公開日程、主要スタッフ、国際映画祭での出品情報、音楽プロデュース担当など、確認しやすい形でまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
作品名 | 『恋愛裁判』(英題:LOVE ON TRIAL) |
監督 | 深田晃司(企画・脚本・監督) |
共同脚本 | 三谷伸太朗 |
音楽 | agehasprings(音楽プロデューサー:玉井健二) |
主演 | 齊藤京子(映画初主演、元日向坂46) |
主な共演 | 倉悠貴、仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの、唐田えりか、津田健次郎 |
劇中アイドル | ハッピー☆ファンファーレ(仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの) |
振付 | 竹中夏海 |
公開予定 | 2026年1月23日(金)全国東宝系 |
国際映画祭 | 第78回カンヌ国際映画祭(カンヌ・プレミア部門/公式上映で1,000名超の観客によるスタンディングオベーション)、第30回釜山国際映画祭(アジア映画の窓部門) |
配給・製作幹事 | 東宝 |
制作プロダクション | ノックオンウッド、TOHOスタジオ |
公式情報 | 公式HP/公式X/ハッピー☆ファンファーレ公式Instagram、agehasprings公式サイト(リンクは本文参照) |
著作権 | © 2025「恋愛裁判」製作委員会 |
上表は本稿で紹介した主要事実を整理したものである。作品は音楽と映像が密接に連動する作りが意図されており、agehaspringsによる楽曲・劇伴の役割が大きな意味を持つことがうかがえる。公開は2026年1月23日(金)を予定しているため、公式情報の確認と上映スケジュールの把握が推奨される。