8月29日オンライン先行発売　フェルナンダのアレキ香りコレクション

フェルナンダが“香りのかたち”で伝えるマスカット・オブ・アレキサンドリア

株式会社FERNANDA JAPAN（以下、フェルナンダ）は、2025年8月26日15時30分のリリースで、マスカット・オブ・アレキサンドリアの香りを再現した「マスカット・オブ・アレキサンドリア コレクション」を発表しました。商品は全3種で、LOFTにて先行発売が2025年8月30日、フェルナンダ公式オンラインストアでは2025年8月29日18時より先行販売、一般販売は2026年6月予定とされています。

今回のコレクションは、みずみずしく芳醇なマスカットの香りを日常に取り入れられるよう設計されたラインナップです。香りの処方には岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア由来の原料をアップサイクルして用いるなど、香りのクオリティとサステナビリティの両立が意図されています。

発売スケジュールと取り扱いチャネル

公式発表によると、店舗販売の先行は全国のLOFTで2025年8月30日、オンラインでの先行販売はフェルナンダ公式オンラインストアが2025年8月29日18時開始です。一般販売は2026年6月の予定と明記されています。先行発売と一般発売の時期差は、先行でのプロモーションと需要の確認を意図した流通戦略と見られます。

リリースには、フェルナンダの公式ウェブサイト（https://fernanda.jp/）や公式のSNSアカウント（Instagram: https://www.instagram.com/fernanda_jp/、X（旧Twitter）: https://twitter.com/fernanda_ltd）が案内されています。問い合わせ先としてはinfo@fernanda.jpが示されています。

岡山に根付く“ぶどうの女王”と生産者の技術

マスカット・オブ・アレキサンドリアは、エメラルドグリーンの粒色と上品で芳醇な香りを特徴とし、歴史的にはクレオパトラが好んだと伝えられることから“ぶどうの女王”とも称されます。日本国内の生産では岡山県が圧倒的で、全国生産量の約95%を岡山県が占めており、2026年には栽培開始から140周年を迎える果実です。

プレスリリースでは、倉敷市船穂町の三代目農家である平本さんのコメントが紹介されています。平本さんは生まれ育ちからぶどうに親しみ、成人してから改めてマスカットの魅力に気づき自ら栽培を続けてきた背景を語っています。船穂町では約60年前からアレキサンドリアの栽培が行われ、長年の技術蓄積がある地域です。

栽培技術と香りへのこだわり

リリースでは、アレキの木が140年前の原木から直接の品種改良によってではなく、枝変わりや剪定といった手作業を繰り返すことで育てられてきた点が説明されています。こうした世代を超えた栽培技術が、糖度や粒の大きさ、そして独特の芳醇な香りの形成に寄与していると述べられています。

平本さんは特に「種」の存在に注目しています。種そのものに味や香りがあるわけではないものの、種があることによってアレキ特有の風味豊かで芳醇な香りが生まれるという認識が示され、種入りぶどうを作る技術は難易度が高く、代々受け継がれてきた技術の一つであるとされています。

商品ラインナップと香りの構成、価格

フェルナンダの「マスカット・オブ・アレキサンドリア コレクション」は、マスカットリーフの清々しさ、レモンの爽やかな酸味、果肉のジューシーさ、ミュゲ（スズラン）の気品ある香調を重ね合わせたフレッシュな構成で、岡山産アレキ由来の風味を再現することが目指されています。

リリースで紹介されたアイテムは以下の3点で、価格はいずれも税込表示です。商品仕様、容量、価格は発表内容の通りです。

取扱商品一覧

下記は公式発表に基づく商品ラインナップの詳細です。各商品の使用シーンを想定して容量やフォーマットが選ばれています。

• リッチオーデコロン（30ml） … 1,870円（税込）
• ボディスプラッシュ（95ml） … 1,760円（税込）
• リッチハンドクリーム（50g） … 990円（税込）

これら3品は、香りを日常に取り入れる用途として、携帯しやすいコロン、全身に使えるスプラッシュ、ハンドケア兼用のクリームという形で位置付けられています。製造については、フェルナンダが掲げるJapan Qualityに基づき、国内での化粧品製造（バルク製造を含む）を行っていると明記されています。

サステナビリティの取り組みと企業情報

本コレクションの香料設計には、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアのワインや食品加工時に発生する搾汁残渣をアップサイクル原料として活用する点が明記されています。この取り組みは、JA全農おかやま、農林中央金庫岡山支店、パートナー香料会社の三者で締結した連携協定に基づくもので、環境負荷軽減と地域活性化を目的としています。

フェルナンダはブランドスローガンに「Do good for us & Our planet!」を掲げ、人と地球に優しいサステナブルフレグランスを提案していると説明されています。香料原料の一部に地元産の余剰原料や副産物を組み込むことで、地域資源の循環利用を図る方針です。

会社概要と問い合わせ先

リリースには企業情報と問い合わせ先が明記されています。代表者、所在地、公式サイト、問い合わせメールアドレスおよびSNSの公式アカウントが案内されています。

会社名

株式会社 FERNANDA JAPAN

代表者

流合貴之

所在地

〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町2丁目19

公式サイト

https://fernanda.jp/

メールお問い合わせ

info@fernanda.jp

公式SNS

Instagram: https://www.instagram.com/fernanda_jp/ , X（旧Twitter）: https://twitter.com/fernanda_ltd

製品の安全性と日本人の肌質を考慮した化粧品製造を国内で行う旨が明記されており、フェルナンダは香りを通じて日常のセルフケアを促進するブランドポリシーを掲げています。

要点の整理と本件のまとめ

以下の表は、本プレスリリースで示された重要事項を整理したものです。発売日、取り扱い、製品情報、パートナー、企業連絡先などを網羅しています。

発表内容は、岡山県を代表する果実であるマスカット・オブ・アレキサンドリアの香りをフレグランスとして再現するとともに、生産過程で生じる副産物を活用する取り組みを組み合わせた点に特徴があります。発売スケジュールと商品の仕様、価格、問い合わせ先などは上表の通りで、興味のある消費者や流通関係者は公式チャネルを通じて確認できます。