あっとギフト、メディア工房の株主優待に採用 選べるデジタルギフト化
ベストカレンダー編集部
2025年8月26日 15:47
あっとギフト採用
開催日:8月26日

株主優待に「選べるデジタルギフト」を導入——採用の背景と発表の要点
2025年8月26日15時、株式会社ティーガイア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田 將人)が提供する法人向けデジタルギフトサービス「あっとギフト」が、株式会社メディア工房(本社:東京都港区、代表取締役社長:長沢 一男)の株主優待プログラムに採用されたと発表されました。今回の採用は、メディア工房が導入している株主優待制度(2024年8月期より開始)における優待品の利便性向上と選択肢拡充を目的としています。
従来の単一ギフトから、受取者が複数のデジタルギフトから選択できる「選べるギフト」へ変更された点が最大の特徴です。あっとギフトはQUOカードPayやAmazonギフトカードなど複数のデジタルギフトを取り扱い、企業側の導入業務もワンストップで支援するサービスです。

株主優待の対象・内容と利用上の注意点
メディア工房の株主優待は、毎年8月31日現在の株主名簿に記載され、100株(単元株)以上を保有する株主が対象です。優待の内容は保有株数および継続保有期間に応じて設定されており、受取方法はデジタルギフト(あっとギフト)となります。
以下はプレスリリースで示された優待の詳細です。受け取りにあたっては、デジタルデバイス(PCまたはスマートフォン等)が必要であり、ギフトごとに受取期限や有効期限が異なる点、スマートフォンのみで受け取れるギフトや各種アカウントが必要な場合がある点に注意が必要です。

優待の対象・内容(要点)
保有株式数 | 継続保有期間 | 優待内容 |
---|---|---|
100株(単元株)以上 | – | デジタルギフト(あっとギフト)4,000円相当 |
100株(単元株)以上 | 1年以上(※4) | デジタルギフト(あっとギフト)5,000円相当 |
継続保有期間が1年以上と見なされる条件は、基準日(毎年8月31日)において同一の株主番号で2回以上連続して株主名簿に記載または記録されることです(※4の定義)。
進呈時期は毎年11月で、株主優待受取方法の案内は「定時株主総会招集ご通知」に同封して送付されます。
交換可能なギフトと受取の制約
あっとギフトを通じて選択可能な交換先(予定)は複数あり、交換先や交換レートは今後変更される可能性があるとされています。該当する主要な交換先はプレスリリースで具体的に列挙されています。
- Amazonギフトカード
- QUOカードPay
- PayPayポイント
- dポイント
- au PAY ギフトカード
- Apple Gift Card
- EdyギフトID
- Google Play ギフトコード
- 楽天ポイントギフトコード
- Vプリカギフト
各ギフトには受取期限・有効期限があり、ギフトによってはスマートフォンのみでの受取やアカウント登録が必要です。例としてQUOカードPayについては、スマートフォンの画面にバーコードを表示して利用する前払式支払手段であり、スマートフォン以外の携帯電話やタブレットでは利用できず、発行日より3年間の有効期限があることが明記されています。
あっとギフトの株主優待専用プランと提供範囲
あっとギフトは単なるギフトの調達サービスに留まらず、キャンペーン機能の提供、CS(カスタマーサポート)対応、事務局運営までを包含するワンストップのデジタルギフトサービスです。今回の採用に伴い、株主優待専用プランとして上場企業向けに最適化された支援が提供される点が強調されています。
具体的には、特別価格での「選べるギフト」の提供に加え、株主への案内文書作成や問い合わせ対応など、運用上必要となる業務を包括的に引き受けることで、企業側の業務効率化とコスト削減を図る内容になっています。サービスの詳細や導入を検討する企業向けの窓口情報はサービスページで案内されています。
提供対象とサービスの範囲
- 調達
- QUOカードPayやAmazonギフトカード等、多種のデジタルギフトをあっとギフト側で調達。
- キャンペーン機能
- 選べるギフト形式や交換キャンペーンなど、株主向けプロモーション機能を提供。
- 事務局運営・CS対応
- 株主からの問い合わせ対応や受取方法の案内文書作成など運用業務を代行。
- コスト・業務効率化支援
- 上場企業の株主優待運用に関する業務効率化とコスト削減を目指す専用プラン。
サービスに関する詳細はあっとギフトの公式サイトに掲載されています:https://at-gift.jp/
表記上の注意事項、権利表記および問い合わせ先
プレスリリースには複数の権利表記や注意事項が付記されています。まず、本プログラムは株式会社メディア工房による提供であり、本プログラムに関する問い合わせはAmazonでは受け付けない点が明示されています。問い合わせ先はメディア工房の株主優待事務局(株主優待案内に記載)となります。
各種ギフトに関する商標や発行元の表記も詳細に示されています。以下はリリースに記載された主要な注意書きの抜粋です。
- Amazon、Amazon.co.jp およびそれらのロゴは Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標である。
- 「QUOカードPay」および「クオ・カード ペイ」は株式会社クオカードの登録商標であり、「QUOカードPay」はスマートフォンでのバーコード表示による前払式支払手段、発行日より3年間の有効期限がある。
- PayPayポイントは出金・譲渡不可で、PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能である。
- dポイントは株式会社NTTカードソリューションが発行する「ポイント@ギフト(dポイント)」で進呈される。
- 「au PAY」はKDDI株式会社の商標である。
- 「EdyギフトID」は楽天Edy株式会社との発行許諾契約により株式会社NTTカードソリューションが発行する電子マネーギフトサービスであり、登録することで楽天Edyとして受け取ることができる。
- Google Play は Google LLC の商標である。
- 「Vプリカギフト」はライフカード株式会社が発行するVisaプリペイドカードである。
- © 2025 iTunes K.K. All rights reserved. の表記がある。
これらの注意点は、株主が実際にギフトを受け取る際の条件や利用上の制限に直結するため、事前確認が推奨されます。
要点の整理(本記事で触れた主要事項の一覧)
以下の表は、本記事で取り上げた採用の事実、対象条件、優待内容、進呈時期、主要な交換先、サービス提供範囲、問い合わせの所在などを整理したものです。文章で示した詳細情報を簡潔に確認できるようにまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年8月26日 15:00(株式会社ティーガイア発表) |
関係企業 | 提供:株式会社ティーガイア(代表:石田 將人)/採用先:株式会社メディア工房(代表:長沢 一男) |
優待対象 | 毎年8月31日現在の株主名簿に記載、100株(単元株)以上保有の株主 |
優待内容 | デジタルギフト(あっとギフト):100株以上で4,000円相当、継続保有1年以上で5,000円相当 |
継続保有の定義 | 基準日に同一株主番号で2回以上連続して名簿に記載または記録されること(1年以上) |
進呈時期 | 毎年11月(案内を定時株主総会招集ご通知に同封) |
主な交換先(予定) | Amazonギフトカード、QUOカードPay、PayPayポイント、dポイント、au PAY ギフトカード、Apple Gift Card、EdyギフトID、Google Playギフトコード、楽天ポイントギフトコード、Vプリカギフト |
サービス範囲(あっとギフト) | ギフト調達、キャンペーン機能、CS対応、事務局運営、案内文書作成、問い合わせ対応、運用支援(専用プランで提供) |
問い合わせ先 | 本プログラムはメディア工房による提供。お問い合わせはメディア工房株主優待事務局(案内に記載)。Amazonでは受け付けない。 |
参考リンク | メディア工房IR(株主優待)/あっとギフト サービスページ |
以上が、ティーガイア提供の法人向けデジタルギフトサービス「あっとギフト」がメディア工房の株主優待に採用されたことに関する要点の整理です。受け取りにあたっては各ギフトの受取条件や有効期限、対応デバイス等の確認が重要であり、プログラム提供元であるメディア工房の案内も併せて確認する必要があります。
参考リンク: