9/21発売|象印石窯仕立てトースターで短時間サクふわ

石窯仕立てトースター発売

開催日:9月21日

石窯仕立てトースター発売
どれくらい早く焼けるの?
象印の公表では従来機ET‑GP30の約4分30秒からEQ‑HM30は約3分30秒に短縮。試験は食パン1枚を「サクふわトースト」コース、焼き色2(中)で比較した結果です。
冷凍パンでもサクふわになるの?
はい。「冷凍サクふわトースト」コースを新搭載。マイコンが温度を制御し、表面を先にサクッと作ってから高温で内側を急速に仕上げる設計です。

石窯の考え方を家庭用に落とし込んだ新設計

象印マホービン株式会社は、石窯の特長である「熱を閉じ込める構造」をヒントにした新しいオーブントースター EQ-HM30を、2025年9月21日より発売します。製品はブラック(品番末尾-BA)とホワイト(品番末尾-WA)の2色展開で、希望小売価格はオープン価格です。発表は2025年8月26日、正式なリリース時間は13時30分に行われました。

新製品は外観上の工夫と内部構造の両面で熱を逃がしにくい設計を採用しており、トーストやピザといったメニューを短時間で仕上げることを目的としています。以下で詳しく各要素を分かりやすく解説します。

「石窯」をヒントに、熱を逃がさずスピーディーに焼き上げる オーブントースター(EQ-HM30) 新発売 画像 2

ガラス窓とアーチ形状で熱を閉じ込める設計

とびらのガラス窓は、庫内の様子が確認できる最小限の大きさを維持しつつ小さくしています。庫内の開口部は石窯をイメージしたアーチ状とすることで、入口からの熱の放散を抑えます。これにより、庫内にこもった熱が効率よく食材へ伝わる構造です。

庫内は角を丸めた形状と上部のU字型形状を組み合わせることで、ヒーターの熱が食材に向かって届きやすくなっています。象印独自の設計により、従来機種に比べてトースト1枚あたりの焼き時間を短縮しています(詳細は後述)。

  • 小さなガラス窓:熱を逃がしにくく、パンの焼き色は確認可能
  • アーチ状の開口部:石窯をイメージした熱を閉じ込める構造
  • 角を丸めた庫内+U字上部:ヒーターの熱を効率的に届ける
「石窯」をヒントに、熱を逃がさずスピーディーに焼き上げる オーブントースター(EQ-HM30) 新発売 画像 3

マイコン制御が作る食感と多様な調理コース

EQ-HM30はマイコン制御を採用し、温度を検知しながら自動で焼き上げます。これにより、焼き色や食感のばらつきを抑えつつ、メニューに合わせた最適な調理が可能です。ユーザーは細かな設定をせずにおまかせで仕上げることができます。

代表的なコースとして「トースト」「サクふわトースト」「冷凍サクふわトースト」が用意されており、焼き色は好みに応じて選択できます。さらに、上下のヒーターを個別にコントロールする「アレンジトースト」コースでは、具材にしっかり火を通しつつパン表面を焦がさない調理が可能です。

「石窯」をヒントに、熱を逃がさずスピーディーに焼き上げる オーブントースター(EQ-HM30) 新発売 画像 4

サクふわトーストの仕組みと冷凍パン対応

「サクふわトースト」コースは緻密な温度コントロールにより、外はサクッと、中はふんわりの食感を目指す象印独自機能です。まずパン表面が濃くなりにくい温度帯を維持して外側に“サクッと層”を生成し、その後高温に切り替えて内側の水分を閉じ込めたまま急速に仕上げます。

今回の新機能として、冷凍したパンもサクふわ食感に仕上げる「冷凍サクふわトースト」コースを新たに搭載しています。象印の試験では、従来品ET-GP30との比較でトースト1枚の焼き時間を約4分30秒から約3分30秒へ短縮しています。比較条件は食パン1枚を「サクふわトースト」コースで焼き色2(中)に設定した場合です。

  1. トースト、サクふわトースト、冷凍サクふわトーストの選択可能
  2. 焼き色や焼き方は好みで調整
  3. アレンジトーストは1~3の3段階で具材に合わせた焼き方を選択
「石窯」をヒントに、熱を逃がさずスピーディーに焼き上げる オーブントースター(EQ-HM30) 新発売 画像 5

使い勝手と詳細な製品仕様

EQ-HM30はコンパクトな外形ながら庫内は広く、トーストを一度に4枚焼くことができます。付属のこんがりトレーに最大25cmのピザを丸ごと載せて焼くことが可能です。トレーはホーロー加工により熱を吸収しやすく汚れがつきにくいためお手入れが簡単です。

また、トレーは脚部のトレー収納ラックに収められるため使用しないときの置き場所にも配慮されています。とびらは簡単に取り外しできる「はずせるとびら」を採用しており、気になる汚れを手軽に落とせます。

「石窯」をヒントに、熱を逃がさずスピーディーに焼き上げる オーブントースター(EQ-HM30) 新発売 画像 6

タイマー、温度域、そして細部の配慮

温度は80℃から250℃まで設定可能で、ふんわり温める80℃からこんがり焼く高温250℃まで幅広いメニューに対応します。デジタル表示の30分ロングタイマーを備え、30秒刻みで設定できます。なお、10分以上の設定は1分刻みとなります。

消費電力は1300Wで、本体外形寸法は幅34.5×奥行36.5×高さ23cm、庫内寸法は幅27×奥行30×高さ8.5cm、トレー内寸は25.2×25.2cmです。本体質量は約5.0kg、電源コード長は1.0mです。

主な仕様
項目 内容
商品名 オーブントースター
品番 EQ-HM30
色柄 ブラック(-BA)、ホワイト(-WA)
発売予定日 2025年9月21日
希望小売価格 オープン価格
消費電力 1300W
外形寸法 約 幅34.5×奥行36.5×高さ23cm
庫内寸法 約 幅27×奥行30×高さ8.5cm
トレー内寸 約25.2×25.2cm
タイマー 30分(30秒刻み、10分以上は1分刻み)
本体質量 約5.0kg
電源コード 約1.0m
「石窯」をヒントに、熱を逃がさずスピーディーに焼き上げる オーブントースター(EQ-HM30) 新発売 画像 7

要点の整理と仕様の一覧

以下に本記事で取り上げた製品の主要なポイントと仕様を一覧で整理します。機能面、設計意図、具体的な数値を明記していますので、比較検討や製品理解に役立つ内容になっています。

製品まとめ
分類 詳細
発売元 象印マホービン株式会社
発表日 2025年8月26日 13時30分
発売日 2025年9月21日
製品名/品番 オーブントースター EQ-HM30
ブラック(-BA)、ホワイト(-WA)
価格 オープン価格
主な特徴 石窯イメージのアーチ形状と小さなガラス窓、角を丸めた庫内、U字上部形状で熱を逃がしにくい設計
調理コース トースト、サクふわトースト、冷凍サクふわトースト、アレンジトースト(3段階)など
温度範囲 80℃~250℃
容量目安 トースト4枚同時、最大25cmピザ対応(こんがりトレー使用)
お手入れ はずせるとびら、ホーロー加工のこんがりトレー、トレー収納ラック付き
性能比較 従来機種ET-GP30と比較してトースト1枚の焼き時間を約4分30秒から約3分30秒に短縮(サクふわトースト、焼き色2 中の条件)
製品ページ https://www.zojirushi.co.jp/

本記事では象印マホービンの新製品オーブントースター EQ-HM30の設計思想、主な機能、具体的な仕様を整理して紹介しました。石窯をヒントにしたアーチ形状や小さなガラス窓、マイコン制御によるコース設計、ホーロー加工トレーや取り外し可能なとびらといった使い勝手の工夫まで、製品に関する情報は上記の表にまとめた通りです。

参考リンク: