ルスツ山頂のプライベートヴィラ、2029年4月開業予定
ベストカレンダー編集部
2025年8月26日 09:44
施設利用開始予定
開催日:4月1日

山頂に立つ“別荘”としての新しい選択肢 — ルスツの頂上に生まれるNOT A HOTEL RUSUTSU
NOT A HOTEL株式会社は、ノルウェーの建築デザイン事務所Snøhetta(スノヘッタ)が設計を担当したスキー場山頂のプライベートヴィラ「NOT A HOTEL RUSUTSU」を、日本・海外同時に販売開始しました(発表日:2025年8月25日 13時00分)。本物件はルスツリゾートの山頂に位置し、三つの山と37コース、総滑走距離42kmのゲレンデに直結する点が特徴です。
ルスツリゾートはWorld Ski Awardsで国内最多受賞を誇る総合リゾートで、羊蹄山を眼前に望むロケーションはスキーシーズンのみならず四季を通じて変化に富んだ景観を提供します。新千歳空港や札幌から車で約90分(コンシェルジュ送迎)で到達でき、敷地内にはヘリポートも備えます。開業は2029年春を予定しています。

販売開始と購入方法
本件は同社のオンラインストアで販売が開始されており、購入ページは以下のURLで確認できます。
https://notahotel.com/shop/rusutsu
合わせてCGパースやメディアキットのダウンロードリンクが公開されています。CGパースは完成予想図であり、仕様は変更される場合があります。

設計思想と空間構成 — Snøhettaが描く「ZEN」と「SUMMIT」
本プロジェクトのデザインは、〈ZEN(禅)〉と〈SUMMIT(頂)〉という二つの思想を根源に据えています。シンプルさと高みを目指す精神が交差する空間設計は、来訪者の心身に働きかける体験を重視しています。
建築は2つの直方体的なボリューム(アーチ)によって構成され、一方は地形に埋め込まれるように配置され、もう一方は地面から浮かぶように持ち上げられる設計です。これにより視覚的・体験的に異なる性格を持つ領域が生まれ、内部の過ごし方を多様にします。

心・身体・精神を整える三つのテーマ
デザインコンセプトは建築内の空間に役割を与え、以下の三つのテーマに分けて設計されています。
- Mind(心):リビング、ダイニング、ラウンジ。思索や会話、知的刺激を育む場。
- Body(身体):プライベートジム、サウナ、温浴施設。身体を整え、リズムを取り戻す場。
- Spirit(精神):ベッドルーム群。静けさに包まれ、深い休息と自己と向き合う時間を促す場。
これらが建築の物理的ボリュームと結びつくことで、「内に向かう時間」と「他者と交流する時間」の両方を受け止める空間が形成されています。
設計はSnøhettaがデザインアーキテクトと基本設計を担当し、構造・設備の基本設計はArup、実施設計(意匠)は株式会社久米設計が担当、施工は岩田地崎建設株式会社が行います。
Snøhettaの企業情報や過去の代表作(アレクサンドリア図書館、オスロ国立オペラ・バレエ、9.11メモリアル博物館パビリオン等)については公式サイトを参照できます。

施設の詳細・物件条件 — 数値と利用ルールを整理
NOT A HOTEL RUSUTSUは、専有面積(屋内面積+テラス+中庭含む)が2,574.2㎡、屋内面積が2,281.24㎡と、NOT A HOTELシリーズの中で最大規模のプロジェクトです。間取りは4Bedroom、最大宿泊人数は8人です。
建物は地下1階地上2階で、構造は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)。敷地面積は5,963.62㎡です。物件所在地は北海道虻田郡留寿都村字留寿都252-3、札幌から車で約90分の立地です。

主要な施設と内部の特徴
主要な施設は以下の通りです。これらは設計段階の仕様で、CGは完成予想図です。
- 展望露天風呂(View Bath):羊蹄山と空を間近に眺める天然温泉のインフィニティバス。
- プライベートスパ×2、プライベートジム:地下にはメディテーションバスとアクティブバス(サウナ・水風呂)を配置。
- スキーラウンジ:スキーアウトが可能なラウンジと、ロッカー12台(幅500mm×奥行700mm×高さ約2m)。
- 羊蹄山ラウンジ(YOTEI LOUNGE):ダイニング上階に配置された、景観を楽しむためのラウンジ。
リビング・ダイニングは約400㎡を超える開放的な空間で、中央には煙突状の意匠とトップライトが設けられています。プライマリーベッドルームは2階奥に位置し、ウォークインクローゼット、トイレ、洗面、半露天バスを備えます。ゲストルームは共通デザインで全室にトイレ・洗面・バスルームが付帯します。

取引条件・価格・利用ルール
物件は共有制の会員権形式で提供され、総口数は12口(1口年間利用可能数30泊)です。今回の募集は9口です。総客室数は1戸です。
販売価格(全口購入の場合の総額)は¥14,220,162,000(税込)で、内訳は以下のとおりです。
- 建物:¥11,225,808,000
- ライセンス:¥1,814,472,000
- 家具備品:¥527,868,000
- 償却保証金:¥652,014,000
管理費等は全口購入の場合で月額¥15,347,160(税込)です。借地であり、借地期間は71年間の定期借地となります。延床面積は2,104.91㎡です。
予約は宿泊希望日の12か月前から、当該日に関して割り当てられた利用可能日数の範囲で可能です。施設の利用制限や権利譲渡についてはNOT A HOTELオーナー契約約款に従います。運営主体はNOT A HOTEL MANAGEMENT株式会社です。
建築工事の完了予定日は2028年11月30日(予定)、施設の利用開始は2029年4月1日(予定)としています。宅建業法第33条に規定する許可等の処分番号は第2025確認建築CIAS00544号です。

物件に関する連絡先・公開情報
NOT A HOTEL株式会社の会社情報、問い合わせ先、SNSは以下のとおりです。詳細や購入に関する問い合わせは公式ページのフォームから受け付けています。
- 会社名:NOT A HOTEL株式会社
- 代表者:濵渦 伸次
- 設立:2020年4月1日
- URL:https://www.notahotel.com/
- 電話番号:050-3160-0271
- X(旧Twitter):@notahotel_inc(https://twitter.com/notahotel_inc)
- Instagram:notahotel_official(https://www.instagram.com/notahotel_official/)
- YouTube:https://www.youtube.com/@NOTAHOTEL
- 問い合わせフォーム:https://notahotel.com/contact

要点の整理(概要表)
以下の表は、本記事で取り上げたNOT A HOTEL RUSUTSUの主要項目を整理したものです。数値や日付、利用ルール等をまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
物件名称 | NOT A HOTEL RUSUTSU |
所在地 | 北海道虻田郡留寿都村字留寿都252-3 |
敷地面積 | 5,963.62㎡ |
専有面積(屋内+テラス+中庭) | 2,574.2㎡ |
屋内面積 | 2,281.24㎡ |
延床面積 | 2,104.91㎡ |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) 地上2階・地下1階 |
間取り | 4 Bedroom(最大宿泊人数 8人) |
主要施設 | 展望露天風呂、プライベートスパ×2、プライベートジム、スキーラウンジ、羊蹄山ラウンジ等 |
設計 | デザインアーキテクト・基本設計:Snøhetta、構造・設備:Arup、実施設計(意匠):久米設計 |
施工 | 岩田地崎建設株式会社 |
借地 | 71年間の定期借地 |
総口数/今回募集 | 総口数 12口(1口=年間30泊)/今回募集 9口 |
価格(全口購入) | ¥14,220,162,000(税込) |
価格内訳 | 建物 ¥11,225,808,000、ライセンス ¥1,814,472,000、家具備品 ¥527,868,000、償却保証金 ¥652,014,000 |
管理費(全口購入時) | 月額 ¥15,347,160(税込) |
建築工事完了予定 | 2028年11月30日(予定) |
施設利用開始予定 | 2029年4月1日(予定) |
予約方法 | 宿泊希望日の12か月前から割当範囲内で予約可能 |
販売開始日(発表日) | 2025年8月25日 13:00 |
購入ページ | https://notahotel.com/shop/rusutsu |
メディアキット(CGパース) | ダウンロードリンク |
上表はプレスリリースに基づく主要項目を整理したものです。計画や仕様、公開情報は将来的に変更される場合があり、最新情報はNOT A HOTELの公式発表や販売ページで確認してください。
参考リンク: