万博で体験する本場アンゴラ料理、IMBONDEIROが新メニュー導入

インボンデイロ新メニュー

開催日:8月25日

インボンデイロ新メニュー
どこの会場で食べられるの?
大阪・関西万博のアンゴラパビリオン内にあるレストラン「インボンデイロ(IMBONDEIRO)」で提供中。会場はセービングゾーン、営業時間は万博の開館時間に準拠。最新情報は公式Instagramで確認できます。
値段ってどれくらいするの?
価格帯は税込800円〜2,150円で、サンドイッチが約1,400円、煮込み料理(フェイジョアーダ/チキンムアンバ)は各2,150円。手軽なスイーツや軽食も各800〜1,000円前後で楽しめます。

アンゴラの家庭の味を大阪・関西万博で──インボンデイロに新メニューが登場

2025年8月25日11時58分付の発表によれば、大阪・関西万博のアンゴラパビリオン(セービングゾーン)内レストラン「インボンデイロ(IMBONDEIRO)」において、アンゴラ共和国出身のシェフ、Octávio Neto(オクタヴィオ・ネト)氏が来日し、伝統料理の提供を本格化させるための新メニューが導入されました。今回の取り組みは、現地の伝統的なレシピを基にした味わいを万博会場で再現することを目的としています。

レストラン名の由来にも表れているように、「インボンデイロ」はバオバブ(生命の木)を象徴する存在として、家族やつながり、暮らしに寄り添う料理を提供することを掲げています。パビリオン内にはカラフルな工芸品や衣装展示が併設され、食だけでなく文化全体を体験できる構成となっています。

大阪・関西万博【アンゴラパビリオン】で、本場の味を楽しめるレストラン「IMBONDEIRO(インボンデイロ)」に新メニュー登場 画像 2

発表日時と主な狙い

発表日時は2025年8月25日11時58分で、プレスリリースはインボラルのレストラン営業の充実化と来日したシェフによる実演・提供の開始を主旨としています。

狙いは日本の来場者に対してアンゴラの食文化を直接体験させることで、アンゴラとポルトガルの要素が融合した独自の料理スタイルを紹介することにあります。会場での飲食提供に加え、日替わりのパフォーマンスプログラムを導入し、食と文化を同時に伝える構成です。

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提供メニューの詳細と価格体系

インボンデイロでは、アンゴラ料理の代表的な品目を中心にサンドイッチ、温かい料理、セイボリーおよびスイーツを含む幅広いラインナップで提供しています。価格帯は税込で800円から2,150円の範囲です。

以下はプレスリリースに含まれる全メニューの情報を項目別に整理したものです。価格や特徴を明記しています。

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サンドイッチ

食感の良いバゲットを用い、鶏肉や豚肉、牛肉を豪快に挟んだサンドイッチを揃えています。日本でのファストフード感覚でアンゴラの味を楽しめる設定です。

  • MAGOGA(マゴガ):アンゴラスタイル フライドチキンのサンドイッチ/1,400円
  • PREGO(プレゴ):キャラメライズした玉ねぎとチーズ、牛肉のサンドイッチ/1,400円
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温かいお料理(バスマティライス付)

アンゴラの家庭で広く親しまれている料理を2品用意し、香り高いバスマティライスとともに提供されます。どちらも家庭料理の延長線上にあるメニューです。

  1. FEIJOADA(フェイジョアーダ):黒豆のシチュー/2,150円
  2. CHICKEN MOAMBA(チキンムアンバ):鶏肉をピーナッツグレービーで煮込んだ料理/2,150円
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セイボリー(軽食)&スイーツ

気軽に食べ歩きできる品や、ポルトガル文化と融合したスイーツも提供しています。酒の肴としても合うラインナップがそろっています。

PAO DE QUEIJO X 5Pieces(ポンデケージョ5個)
もちもち食感のチーズたっぷり、小ぶりなポンデケージョ/900円
BACALAO CRISPY COD FISH BITE(バカリャウ)
干しダラのサクサクフリット/1,000円
PASTEL DE NATA(パステル・デ・ナタ/カスタードエッグタルト)
ポルトガル由来のカスタードエッグタルト/900円
ICE CREAM(アイスクリーム)
アイスクリーム/800円
BOLO DE GINGUBA(ピーナッツスポンジケーキ)
ピーナッツを用いたスポンジケーキ/900円
CHEESE CAKE GINGUENGA(チーズケーキ)
ピーナッツ風味のチーズケーキ/900円
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シェフ Octávio Neto(オクタヴィオ・ネト)とレストランの文化プログラム

Octávio Neto氏はアンゴラ生まれで7歳のときにポルトガルへ移住しました。ポルトガルのエストリルホテル学校へは200名超の候補者から30名に選ばれて入学しており、同氏の経歴は教育・現場経験ともに国際色が強いことが特徴です。

栄歴としては、ポルトガルやアンゴラの有名店でスーシェフやエグゼクティブシェフとして勤務し、レストラン Fortaleza do Guincho(ミシュラン1つ星)での経験を含みます。国際的な活動では、世界から選ばれた8名のシェフの一人として「Awards Menu Dinner」に参加し、アンゴラでのディナーを担当しました。

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シェフのコメントと発信

シェフ自身は次のようにコメントしています(原文の意訳を掲載):

「大阪・関西万博という国際的な舞台で、本格的なアンゴラ料理とその魅力を日本をはじめ世界中の皆さまにご紹介できることを、大変光栄に思います。アンゴラの豊かな食文化や独自の味わいを通じて、多くの方々に新たな発見と感動をお届けできれば幸いです。」

シェフやパビリオンの活動情報は公式Instagram(@expoangola_oficial)で随時公開されています。メニューやパフォーマンスのスケジュール確認も同アカウントが案内窓口となります。

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レストランエリアのパフォーマンス

レストランエリアでは毎日数種のパフォーマンスが実施され、伝統舞踊団をはじめとしたアーティストが出演します。食事とともにアンゴラ共和国の文化を体感できる構成になっています。

パフォーマンスの詳細スケジュールや開催内容はInstagram(https://www.instagram.com/expoangola_oficial/)で随時公開されます。来場時には最新情報の確認が推奨されています。

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アンゴラパビリオンの展示構成と運営データ

アンゴラパビリオンのテーマは「健康のための教育」です。医療従事者を目指す少女の実話を基にしたショートムービー「チッソラの夢」や、展示・体験ステージを通じて教育・医療・文化の多様な側面を来場者に紹介しています。

今回のレストラン営業の本格化によって、「食」を通じた文化体験が拡充され、1日あたり190〜200品のフードとドリンクを提供する体制となっています。また、パビリオン全体では1日の平均来場者数が2000人を超えており、ステージパフォーマンスや伝統工芸品展示と合わせてアンゴラの魅力を広く伝える運営が行われています。

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施設情報と営業時間

レストランの正式名称はインボンデイロ(IMBONDEIRO)で、設置場所はアンゴラパビリオン内(セービングゾーン)です。営業時間は万博の開館時間に準拠します。

価格帯は800円〜2,150円(税込)で、提供メニューはサンドイッチや煮込み料理、スイーツを含む多彩な構成です。パビリオン内にはシアタースペースや工芸展示もあり、食事以外の体験要素も充実しています。

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まとめ(要点一覧)

以下の表は本記事で触れた主要情報を整理したものです。来場前の確認や報道参照用に実務的な情報をまとめています。

項目 内容
発表日 2025年8月25日 11:58(プレスリリース)
レストラン名 インボンデイロ(IMBONDEIRO)
設置場所 アンゴラパビリオン内(セービングゾーン)
営業時間 万博の開館時間に準拠
価格帯 800円〜2,150円(税込)
主なメニュー(価格) MAGOGA(マゴガ)1,400円
PREGO(プレゴ)1,400円
FEIJOADA(フェイジョアーダ)2,150円
CHICKEN MOAMBA(チキンムアンバ)2,150円
PAO DE QUEIJO 5pcs 900円
BACALAO 1,000円
PASTEL DE NATA 900円
ICE CREAM 800円
BOLO DE GINGUBA 900円
CHEESE CAKE GINGUENGA 900円
シェフ Octávio Neto(オクタヴィオ・ネト) — アンゴラ出身、ポルトガルで教育と職歴を積む。Fortaleza do Guincho(ミシュラン1つ星)などで勤務経験あり
パフォーマンス 伝統舞踊団ほか日替わりで複数のアーティストによる公演を実施。スケジュールはInstagramで公開
提供数・来場者数 1日190〜200のフード・ドリンク提供体制、パビリオン全体の1日平均来場者数は2000人超
公式情報窓口 Instagram: https://www.instagram.com/expoangola_oficial/

以上が、万博会場におけるアンゴラパビリオンのレストラン「インボンデイロ」に関する公開情報の要点です。提供メニュー、運営体制、シェフの経歴、パフォーマンス運営および展示構成まで、プレスリリースで示された内容を網羅しています。来場や取材を検討する際は、最新の公開情報を公式Instagramで確認するとよいでしょう。

参考リンク: