中高生向け完全個別『夏の探究ラボ』で“好き”を進路に
ベストカレンダー編集部
2025年8月24日 09:55
夏の探究ラボ個別支援
開催期間:7月1日〜8月31日

“好き”を出発点に進路設計を支える――個別型の夏の探究ラボが開講
2025年8月24日、株式会社NEST EdLABが運営するNEST LAB.は、探究学習を軸とした個別キャリアデザイン支援を行うPebble(ペブル)と連携し、「【中高校生】【完全個別】“好き”をカタチに、課外活動をデザインしよう!夏の探究ラボ」プログラムを発表した。本プログラムは、国内外の大学生メンターと教育心理学に基づくAIツールを組み合わせ、中学生・高校生の“好き”や興味を言語化・構造化して、課外活動や進路選択につなげることを目的としている。
発表は2025年8月24日07時58分付のプレスリリースによる。主催はPebble(代表:杉田優樹)、協力は株式会社NEST EdLAB(NEST LAB.)で、実施期間は2025年7月〜8月(最大6回、各60分・オンライン)となる。申込締切は2025年8月30日、定員は約20名の先着順で完全個別対応である。
プログラム設計の背景と教育的な意義
近年、進路選択において偏差値や職業名だけで判断するのではなく、自己理解や非認知能力の重要性が高まっている。一方で、多くの中高生が「自分に何が向いているのか分からない」と悩む現状がある。こうした課題に対し、Pebbleは内発的モチベーションやポジティブ心理学(PERMA理論)を基盤とする探究的アプローチを採用した。
Pebbleのアプローチは、従来の職業指導とは異なり、個人の興味を出発点に据え、探究を通してそれらを深め、実践に落とし込む点に特徴がある。興味の発見から課外活動設計、志望理由の構築、将来のキャリア選択まで一貫して支援することで、単なる自己分析にとどまらない実践的な学びを提供することを目指している。
教育心理学とAIの併用
本プログラムでは教育心理学を取り入れたAIツールが活用される。具体的には自己分析においてRIASEC(職業興味の6因子)やビッグファイブ(性格特性)を用いて興味・性格のパターンを可視化する。これにより、定性的な対話だけでは捉えにくい特徴を客観的に示し、メンターとの対話を深めるための土台となる。
AIはまた、興味の発展段階を分析して進行度合いを提示し、実行可能な課外活動プランの提示や選択肢の整理に寄与する。メンターはその分析結果を踏まえ、個々の生徒に合わせた助言や伴走を行う。
プログラムの具体的内容と運営要項
プログラムは全6回の個別セッションで構成され、各回60分を目安にZoomを用いたオンライン形式で実施される。期間は2025年7月〜8月で、場合により9月の延長も応相談となる。対象は中学生・高校生で、定員は約20名。費用は授業料30,000円に加え教材・システム利用料5,200円(税込)である。
セッションは探究のサイクルに沿って設計され、興味の発見から行動計画、実践、振り返り、進路への落とし込みまでを個別に伴走する。
全6回の構成(各回の目的と流れ)
- 興味を見つける:自己分析とAI診断を通して、現在の興味や性格傾向を可視化する。
- リサーチして深掘る:関心テーマについて調査し、AI対話を通じて仮説を深化させる。
- 計画を立てる:具体的な行動プラン(課外活動の設計)を作成する。
- 実際に挑戦する:実行フェーズ。設定した行動を実施する。
- 振り返りと評価:モチベーション理論を用いて成果と課題を分析する。
- 進路や未来を描く:言語化した内容を受験の志望理由やポートフォリオ作成に活用する。
このように、単発のワークショップではなく、発見→実践→振り返りという循環を通して学びを深める点が特徴である。
メンター陣とサポート体制:国内外の大学生が個別に伴走
プログラムの大きな特徴は、国内外の大学に在籍する多様なバックグラウンドの大学生メンターと完全個別で対話できる点である。メンターは各自の専門分野や探究経験を活かし、1対1で高校生の“好き”や“悩み”に寄り添う役割を担う。
メンターはハーバード大学、イェール大学、東京藝術大学などに在籍する学生を含み、研究や芸術、工学、医学、経済など分野横断的な支援が可能である。メンターのスケジュールにより対応可否が生じるため、個別のマッチング調整が行われる。
参加予定メンター(氏名と所属・専攻、学年)
- 秋山素子(ハーバード大学 政治・経済専攻/2年)
- 代田菜々美(東京藝術大学 音楽環境創造科/2年)
- 志立芽生(多摩美術大学 美術学部グラフィックデザイン学科/2年)
- 杉田優樹(イェール大学 コンピューターサイエンス&心理学専攻/2年、Pebble代表)
- 垣内創太(東京大学 工学部 機械工学科/3年)
- 伊地美穂子(国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科/2年)
- 越後谷芽以(コロンビア大学 医療文学専攻/2年)
- 山田大地(慶應義塾大学 経済学部 経済学科/1年)
- 中尾健人(横浜市立大学 医学部 医学科/2年)
- 玖村優里明(早稲田大学 基幹理工学部 情報理工・情報通信科 英語学位プログラム/1年)
メンターは探究を実践してきた学生や研究・表現分野に関心を持つ学生が揃っており、学術的な視点と実践的な助言を組み合わせたサポートが期待できる。
サポート体制と実施形式
実施形式はZoomを用いたオンライン形式で、完全個別の1対1セッションを基本とする。AIプラットフォームを活用した診断や資料の共有を行い、対話の記録やフィードバックが継続的に蓄積される運営設計になっている。
定員は約20名の先着順で、個別対応の特性上、参加枠の確保は早めの申し込みが推奨される。申込締切は2025年8月30日である。
申込手続き、費用、問い合わせ先・関連情報の整理
申込みは専用ページ(https://school.lne.st/special/pebble2025/)から行う。参加費用は授業料30,000円に教材・システム利用料5,200円(税込)を加えた合計となる。支払い方法や具体的なスケジュール配分、メンターとのマッチング条件などは申込時の案内に従う。
対象は中学生・高校生で、海外大学生との対話を通じて視野を広げたい、志望理由やポートフォリオを作りたい、興味はあるが進路と結びつけられない、将来に漠然とした不安があるといった生徒に向いているとしている。
問い合わせ先(連絡先)
- 主催
- Pebble(運営:Pebble代表 杉田優樹)
- 協力
- 株式会社NEST EdLAB(NEST LAB.)
- 申込URL
- https://school.lne.st/special/pebble2025/
- お問い合わせ(担当)
- 株式会社NEST EdLAB 担当:伊地知(いじち)
- 電話
- 03-5227-4198
- メール
- nest@school.lne.st
- 本社所在地(情報欄)
- 東京都新宿区(株式会社NEST EdLAB 本社)
プレスリリースに含まれる画像や素材はダウンロード可能とされており、関連するプレス素材は同ページで参照できる。
要点の整理と本記事のまとめ
以下の
項目 | 内容 |
---|---|
プログラム名 | 【中高校生】【完全個別】“好き”をカタチに、課外活動をデザインしよう!夏の探究ラボ |
主催/協力 | Pebble(主催、代表:杉田優樹)/株式会社NEST EdLAB(NEST LAB.)(協力) |
発表日 | 2025年8月24日 07:58 |
実施期間 | 2025年7月〜8月(最大6回、各60分・オンライン)※9月応相談 |
対象 | 中学生・高校生 |
費用 | 授業料 30,000円+教材・システム利用料 5,200円(税込) |
定員 | 約20名(先着順・完全個別対応) |
実施形式 | Zoomを用いたオンライン形式(1対1の個別セッション) |
申込締切 | 2025年8月30日 |
構成(全6回) | 興味発見(自己分析+AI診断)→リサーチ→計画→実行→振り返り→進路言語化(受験活用) |
メンター例 | ハーバード大学、イェール大学、東京藝術大学、東京大学など在籍の学生(計10名を掲載) |
申込先URL | https://school.lne.st/special/pebble2025/ |
問い合わせ | 株式会社NEST EdLAB 担当:伊地知(いじち) 電話 03-5227-4198 メール nest@school.lne.st |
本プログラムは、興味を出発点として具体的な行動計画や進路の言語化につなげることを重視している。AIによる分析と大学生メンターによる個別伴走を組み合わせることで、単発の指導にとどまらない継続的な探究学習の実践を目指している点が特長である。参加検討にあたっては、上記の申込URLおよび問い合わせ先を通じて詳細確認を行うことが想定される。
参考リンク: