8月26日開始|液体窒素×ロボットで体験するミライのジェラート

ミライのジェラート作り

開催期間:8月26日〜8月30日

ミライのジェラート作り
参加するにはどうすればいいの?
当日参加で整理券制です。大阪・関西万博の入場チケットが必須で、各回の定員は16名。期間は2025年8月26日~30日で複数回実施、開始20分前に会場で整理券を受け取ってください。
液体窒素を使うって危なくないの?
液体窒素は-196℃と極低温ですが、デモは専門スタッフが管理し参加者が直接扱わない形で実施されます。安全対策や解説の下で視覚的な実演と試食が行われます。

未来の調理を体験する「ミライのジェラート作り&サイエンスショー」開催の全容

2025年8月22日、エア・ウォーター株式会社は大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン内「ミライと食の文化ゾーン」において、期間限定イベント『ミライのジェラート作り&サイエンスショー』を2025年8月26日(火)~30日(土)に開催すると発表しました。会場はデモキッチンエリアで、液体窒素やロボットを活用した実演と試食が組み合わさった内容です。

このイベントは、同社が出展している『AIR WATER NEO MIX STAND』で提供されるロボットによる「ミライのミックスドリンク」と整合した取り組みの一環であり、産業ガス技術と食品分野の連携を可視化する場として企画されています。プレスリリースはエア・ウォーター株式会社より2025年8月22日11時11分に発表されました。

主な構成と体験内容

イベントは、液体窒素を使ったサイエンスショーと、遠隔操作ロボットによるジェラート作りの実演で構成されます。サイエンスショーでは、-196°Cの液体窒素を用いた瞬間冷凍の原理を解説しながら、視覚的にも楽しめる演示が行われます。

ジェラート作りの実演は、株式会社辻料理教育研究所の協力のもと、辻調理師専門学校の学生が遠隔地からロボットを操作して行います。試食も用意され、実演後には素材の風味や食感の違いを直接確認できます。

素材・技術の組み合わせ:液体窒素、グループ製品、環境配慮

ジェラート製造には同社の祖業である産業ガス技術を活かし、液体窒素(-196°C)による瞬間冷凍を採用しています。この冷却法により氷の結晶が細かくなり、なめらかで口どけの良い食感が得られる点が特徴です。

使用する原料や付加素材にも社内外の連携が反映されています。ジェラートのベースは、同社グループの飲料製造・販売を手がけるゴールドパックの製品を使用し、アクセントとしてスイーツ製造のプレシアが製造したタルト生地の端材が加えられます。これにより、グループ内の技術と製品を融合した一品として提供されます。

環境配慮と保存技術

ジェラートの冷凍保存には、エア・ウォーターが「未来社会ショーケース事業」で実証している仕組みを活かし、「地球の恵みステーション」で回収したCO2から製造したドライアイスが使用されます。これは、廃棄や回収したCO2を資源化する取り組みの一例であり、イベントでの実用例として提示されます。

製造と保存の両面で、低温技術や資源循環を組み合わせる点が本イベントのポイントになっており、産業ガスの利用が食品分野でどのように応用され得るかを示します。

開催日時・参加方法・スペシャルゲストの詳細

イベント開催期間は2025年8月26日(火)~30日(土)です。開催時間は1日当たり複数回実施され、定員や参加方法など運営上の詳細が明示されています。

以下に運営情報を整理します。各回の定員は少数のため、参加を希望する場合は開始20分前に配布される整理券を受け取る必要があります。イベント参加には大阪・関西万博の入場チケットが必須です。

  • 開催時間(回ごと):①11:00~11:30、②13:30~14:00、③16:00~16:30、④18:00~18:30(ただし8月27日・28日は④が19:00~19:30に変更)
  • 期 間:2025年8月26日(火)~8月30日(土)
  • 場 所:大阪ヘルスケアパビリオン「ミライの食の文化ゾーン」デモキッチンエリア
  • 申込方法:不要(当日参加可能)。開始20分前に整理券を配布
  • 定 員:1回につき16名まで
  • 入場条件:大阪・関西万博の入場チケットが必要

スペシャルゲストについて

2025年8月27日(水)16:00~の回には、エア・ウォーターの社員でありアスリートでもあるフェンシング(フルーレ)日本代表の上野優斗選手上野優佳選手が出演し、参加者とともにミライのジェラート作りを体験します。

この回は通常の実演に加えゲスト参加によるデモンストレーションが行われるため、該当回の整理券を受け取った参加者は実演の一部に直接関わる機会を得ます。整理券配布は各回開始20分前のため、時間に余裕をもって会場を訪れる必要があります。

技術と運営の要点を表で整理

以下の表は本イベントに関する主要情報を整理したものです。日程、場所、使用技術、素材、参加方法、そして関連する企業や取り組みを網羅しています。表の後に1段落で締めくくります。

項目 内容
主催 エア・ウォーター株式会社(プレスリリース発表:2025年8月22日 11:11)
イベント名 『ミライのジェラート作り&サイエンスショー』
開催期間 2025年8月26日(火)~30日(土)
開催時間(回) ①11:00~11:30、②13:30~14:00、③16:00~16:30、④18:00~18:30(※8/27・8/28は④が19:00~19:30)
場 所 大阪ヘルスケアパビリオン「ミライの食の文化ゾーン」デモキッチンエリア
申込方法 不要。開始20分前に整理券を配布(当日参加可能)
定 員 1回16名
参加条件 大阪・関西万博の入場チケットが必要
使用技術 液体窒素(-196°C)による瞬間冷凍、ロボットによる遠隔操作
素材・製品 ジェラートベース:ゴールドパックの製品、アクセント:プレシア製タルト生地の端材
保存方法 ドライアイス(「地球の恵みステーション」で回収したCO2由来)
協力 株式会社辻料理教育研究所、辻調理師専門学校
スペシャルゲスト 上野優斗選手(フェンシング/フルーレ日本代表)、上野優佳選手(同)※8月27日16:00回に参加
関連情報 / 参照 エア・ウォーター万博特設サイト:https://site.awi.co.jp/expo2025/event2/、関連リリース:https://www.awi.co.jp/ja/news/release/news-2024102301.html

本イベントは産業ガス分野の技術と食品製造技術、教育機関の協力を組み合わせた試みとして企画されています。液体窒素による瞬間冷凍やロボットによる遠隔操作、回収したCO2の資源化など、技術的な要素と素材の工夫が一体となる点が特徴です。参加にあたっては大阪・関西万博の入場チケットが必要で、各回の定員は16名と限られているため、当日の整理券配布時間に留意してください。

参考リンク: