10月20日開幕の東レPPOにebookjapanとLINEマンガが協賛

協賛発表の背景と公表日時――LINE Digital Frontier株式会社からの案内

LINE Digital Frontier株式会社は、2025年8月22日10時00分付で、同社が運営する電子書籍販売サービス「ebookjapan」と電子コミックサービス「LINEマンガ」が「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025」にオフィシャルスポンサーとして協賛することを発表しました。発表文は同社による公式のリリースであり、協賛の目的や大会概要、サービス概要が明記されています。

発表書面ではまず、同社のビジョンである「マンガの未来を創る」という理念が示され、それを基にユーザー、クリエイター、パートナー企業へ最高の価値提供を目指す取り組みの一環として、スポーツ分野での協賛を行う点が説明されています。協賛の発表には代表取締役社長CEO髙橋将峰氏のコメントも含まれています。

CEO 髙橋将峰氏のコメント

髙橋将峰氏は、歴史ある大会の第40回記念大会に協賛できることについて「大変嬉しく思います」との言葉を述べています。また、スポーツとマンガが子どもたちをはじめ多くの人々に夢や希望を与える点を共通性として挙げ、エンターテインメントという広い領域で志を同じくする者としてスポーツに関する取り組みにも積極的であることを明記しています。

髙橋氏は今回の協賛を通じて「より多くの人々に夢や希望をお届けできることを願っています」と述べ、マンガ産業とスポーツイベントが相互に関係を深める意図が示されています。

東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025 の大会概要

「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント」は日本最大級の国際女子プロテニス大会であり、1984年に第1回大会が開催されました。2025年大会は第40回目にあたる記念大会で、ジュニア・学生を対象にした無料招待も実施される特別企画が予定されています。

以下に大会の主要情報を整理します。大会名は公式に「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025（TORAY PAN PACIFIC OPEN TENNIS TOURNAMENT 2025）」と表記され、略称として『東レ パン パシフィック オープンテニス 2025』『東レ PPO テニス 2025／TORAY PPO TENNIS 2025』が用いられます。

開催日程・会場・アクセス

本戦および予選の開催日程、会場、アクセスについては次のとおりです。

会期

本戦：2025年10月20日(月)〜10月26日(日)

予選：2025年10月18日(土)〜10月19日(日)

会場

有明コロシアムおよび有明テニスの森公園（ハードコート）

所在地：東京都江東区有明2丁目2-22

アクセス

新交通ゆりかもめ「有明駅」下車徒歩8分 / 「有明テニスの森駅」下車徒歩8分

会場は屋外ハードコートで、観客動員や試合運営の利便性が高い有明地域で行われます。前年までの累計入場者数は、1984年〜2024年の合算で1,473,440人に達している点も記載されています。

競技形式・賞金・公認等

大会の競技形式や賞金、主催などの運営体制も明記されています。以下の情報が公表されています。

• 本戦：シングルス28ドロー、ダブルス16ドロー
• 予選：シングルス24ドロー
• 賞金総額：US$1,064,510（＄1,064,510）
• サーフェス：ハードコート（アウトドア）
• 公認：Women’s Tennis Association (WTA)

大会の主催・後援関係も整理されています。主催は株式会社スポーツニッポン新聞社、特別協賛は東レ株式会社、特別後援は公益財団法人日本テニス協会（予定）、後援に東京都および江東区が名を連ねています。

企画運営は株式会社新旭（シンアサ）が、協力団体として日本女子テニス連盟、公益社団法人日本テニス事業協会、公益社団法人日本プロテニス協会が示されています。

協賛企業のサービス紹介――ebookjapan と LINEマンガ

今回協賛するLINE Digital Frontier株式会社が運営する2つのサービスは、電子書籍・電子マンガの領域で顕著な存在感を持っています。各サービスの特徴や利用動向について詳細が発表文で触れられています。

下記に両サービスの概要と特徴を整理します。

ebookjapan（イーブックジャパン）

ebookjapanはマンガを中心に取り扱い冊数が160万冊を超える国内最大級の電子書籍販売サービスです。無料で読めるマンガは常時30,000冊を超えています。

支払い面ではWebサイトでPayPayが利用可能で、PayPayポイントが貯まる仕組みを提供しています。初めての利用者向けクーポンや各種キャンペーンが充実しており、毎週金曜日・土曜日・日曜日は「コミックウィークエンド」として特典が設けられています。サービスページは次のURLから確認できます：https://ebookjapan.yahoo.co.jp/

LINEマンガ（LINE Manga）

LINEマンガはスマートフォンやタブレットでマンガ作品を楽しむための電子コミックサービスです。グローバルでの連携体制である”WEBTOON Worldwide Service”の一員として日本市場で展開しており、2025年6月末時点でグローバル全体の月間利用者数はおよそ1億5,000万人とされています。

国内では2013年にサービスを開始し、国内マンガアプリ累計ダウンロード数で1位を記録するなどの成長を続けています。オリジナル作品や独占配信作品、先行配信作品が多数あり、縦スクロールのカラー形式で読むwebtoon（ウェブトゥーン）作品にも注力しています。出典は data.ai by Sensor Tower（2013年4月〜2024年7月、iOS & Google Play合計）です。

協賛の目的と大会への関わり方

発表文では、同社がマンガの創造とクリエイター支援、作品のグローバル展開に注力している点を踏まえ、異なる分野であるスポーツエンターテインメントと連携することで「未来創造の一助」となることを目指していると明記されています。スポーツ大会への協賛により、国内外から注目されるイベントと接点を持ち、幅広い層へのリーチを図る狙いが示されています。

本大会が第40回の記念大会であること、ジュニア・学生の無料招待という特別企画が行われる点などを踏まえ、若年層や次世代に対する影響・波及効果も意図された協賛であることが読み取れます。協賛の発表文は、サービス提供側の視点からエンターテインメント全体の価値向上に寄与する方針を示したものです。

本文で触れた主要情報の整理

以下の表は、本記事で触れた主要な事実を分かりやすく整理したものです。日程や会場、協賛企業とサービスの要点を含めています。

以上が発表文に基づく協賛の概要と関連情報の整理です。発表では協賛の目的や大会の公式情報、サービスの特徴が具体的に示されており、発表日や代表者コメント、各種数値・日程・リンクも明記されています。