『Lost Hellden』トレーラーで中盤以降の舞台を初公開
ベストカレンダー編集部
2025年8月21日 14:00
Lost Hellden映像公開
開催日:8月21日

中盤以降の舞台と新要素を初披露した最新ゲームプレイトレーラー
英国パブリッシャーKwaleeとフランス発のインディー開発スタジオArtisan Studiosは、2026年発売予定の3DアクションJRPG『Lost Hellden』の最新ゲームプレイトレーラーを、2025年8月21日08時50分(イギリス・レミントンスパ発表)に公開しました。本公開では、従来のティザーや初出映像では見られなかった中盤以降のSF要素を含むロケーションと、新たなプレイアブルキャラクター、高度な戦闘テクニックが初めて紹介されています。
トレーラーは印象的なビジュアルスタイルと映画的なストーリーテリングを強調しつつ、ゲームの戦闘感、探索の幅、キャラクターカスタマイズの可能性を明確に示しています。公開された映像は以下のURLで確認できます:
最新トレーラー(YouTube)。
- 公開日:2025年8月21日 08:50(イギリス・レミントンスパ発表)
- 公開内容の要点:中盤以降のSF風ロケーション、新キャラクター、戦闘テクニック、ビジュアルとストーリーテリングの強化
- トレーラーURL:https://www.youtube.com/watch?v=Kgks1tXS6bk
戦闘の核となる「フェーズバトルシステム」とカスタマイズの自由度
『Lost Hellden』はリアルタイムアクションの緊張感とターン制の戦略性を融合させた独自の“フェーズバトルシステム”を採用しています。プレイヤーはタイミング、位置取り、属性相性、チーム全体への指示を駆使して戦闘を有利に進めます。プレイ映像では、瞬時の判断が勝敗を分ける場面や、戦況を一変させる“トランセンデンス”技の発動シーンが確認できます。
システム面では以下のような要素が提示されています。プレイヤーは21種類のジョブ、各ジョブに対応するアビリティツリー、豊富な装備を組み合わせることでパーティ構築の幅が大きく広がります。実際のプレイトレーラーからは、ジョブの組み合わせにより戦術が大きく変化する様子が伝わります。
戦闘・育成の主なポイント
- フェーズバトルシステム
- リアルタイムとターン制を融合。タイミングや位置取りが重要。
- トランセンデンス技
- 一時的に戦況を逆転させる強力な必殺技的要素。
- ジョブとアビリティツリー
- 21種類のジョブと深いアビリティツリーで戦術を細かく構築可能。
- カスタマイズ自由度
- 装備、ジョブ、アビリティの組み合わせにより、パーティの役割を柔軟に設計できる。
- プレイ可能キャラクター数:8人(カスタマイズ可能)
- ボイス:日本語および英語のフルボイス対応
- 収録ミニゲーム:戦略カードゲーム『Hexaken』
制作・パブリッシュ体制と関係者からのコメント
今回のトレーラー公開と同時に、KwaleeとArtisan Studiosによる『Lost Hellden』の共同パブリッシング契約が正式に発表されました。Artisan Studios側からはCEOのマリオ・リッツォ氏が、Kwalee側からはVP of PC & Consoleのベン・フォレスター氏がコメントを寄せています。
Artisan Studios CEO マリオ・リッツォ氏のコメントは次の通りです:「Kwaleeとのパートナーシップは夢の実現です。彼らが『Lost Hellden』に寄せる信頼は、私たちにとって非常に大きな意味を持ちます。これからお見せするものを、ぜひ楽しみにしていてください。」
Kwalee VP of PC & Console ベン・フォレスター氏のコメントは次の通りです:「Artisan Studiosと共に『Lost Hellden』を届けられることを心から嬉しく思います。このコラボレーションは、PCおよびコンソール向け戦略に完全に合致しており、才能あふれるチームの壮大なビジョンを実現するサポートができることに興奮しています。」
Kwaleeの概要と活動
Kwaleeは英国レミントンスパを拠点とするゲームパブリッシャー兼デベロッパーで、PCおよびコンソール向けの多数タイトルを手掛けています。創業者はCodemastersの共同設立者でもあるデイビッド・ダーリング(David Darling CBE)氏で、グローバルなリモート開発体制を敷いています。
受賞歴や支援活動にも言及されています。2022年にはTIGA Awardsで「ベストパブリッシャー」を受賞し、Women in GamesのアンバサダーやSafe In Our World、GamesAid、SpecialEffectといったチャリティ活動にも継続的に関与しています。今後リリース予定のタイトル群として、『Town to City』『Don’t Stop Girlypop!』『Hark the Ghoul』『Call of the Elder Gods』『Grime II』『Ground Zero』『Retro Space』『Lost Hellden』『BPM Bitcrushed』が挙げられています。
物語の骨子とアート・サウンド面の主要クレジット
『Lost Hellden』は宗教“Unio”の影響下にある世界「Era」を舞台にした物語で、テーマは罪と自己発見、家族と宿命です。物語の中心には双子の兄弟があり、儀式の失敗により兄のシーフェルは罪を持たず生まれ、弟のレフトは七つすべての罪を背負って生まれます。二人はアークホンとして育てられますが、レフトは宿命を克服するために神殿を脱走し、弟を追う形でシーフェルが旅に出るという筋立てです。
旅の過程でプレイヤーは怪物、反乱者、天上の陰謀と対峙します。物語は日本語・英語のフルボイスで展開され、手描き風の3Dグラフィックで表現された世界を探索しながら、登場人物との対話や隠し要素、コレクション要素を楽しめます。
ビジュアルと音楽の主要担当
プレスリリースではアートとサウンドの主要担当者として以下の名前が挙げられています。いずれも名前と代表作が明記されています。
- アート(表記のある担当者)
- 『GRAVITY DAZE(Gravity Rush)』『ファイナルファンタジーXI』に関わった緒賀岳志(Takeshi Oga)氏がアートを担当している旨が記載されています。また別箇所では『Gravity Rush』『ファイナルファンタジーXI』で知られる小笠原賢氏によるビジュアルと記載があり、両者の名が関係者として挙げられています。
- 音楽
- 『ファイナルファンタジーXII』『ファイナルファンタジータクティクス』『戦場のヴァルキュリア』で知られる崎元仁(Hitoshi Sakimoto)氏が音楽を担当。
技術面では独自の“Deep 2D”技術が用いられ、手描きのようなビジュアル表現と3D空間が融合する演出が行われます。天候変化や特殊能力を活用した探索要素、NPCや新エリアとの遭遇、隠しアイテムや強敵の存在が明示されています。
主要情報の整理と要点まとめ
ここまでに示された『Lost Hellden』に関する発表内容を、分かりやすく一覧化して整理します。本文ではトレーラー公開の事実、ゲームの核となる戦闘・育成要素、物語の骨子、主要な制作・パブリッシング体制、クレジット情報、プラットフォームと発売予定を網羅しました。
項目 | 内容 |
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発表日・発表時刻 | 2025年8月21日 08時50分(イギリス・レミントンスパ発表) |
発表者 | Kwalee(パブリッシャー)/Artisan Studios(開発) |
トレーラーURL | https://www.youtube.com/watch?v=Kgks1tXS6bk |
Steamページ | https://store.steampowered.com/app/2355020/Lost_Hellden/ |
対応プラットフォーム | PC(Steam)、Nintendo Switch、PlayStation®5、Xbox Series X|S |
発売予定 | 2026年(世界同時発売予定) |
ジャンル | 3DアクションJRPG(リアルタイムとターン制の融合) |
主な特徴 |
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主要クレジット(抜粋) | アート(緒賀岳志/小笠原賢 記載あり)、音楽(崎元仁 / Hitoshi Sakimoto) |
パブリッシャー情報 | Kwalee(英国レミントンスパ拠点、創業者:David Darling CBE)。受賞歴・チャリティ活動あり。 |
開発スタジオ情報 | Artisan Studios(2016年設立、パリ創業→ケベック市へ拠点移転、モンペリエ子会社、約25名の多国籍スタッフ)。過去作:『Super Neptunia RPG』『Astria Ascending』。2021年にTencentからシード投資受領。 |
本稿では、発表されたトレーラーの中で示された新要素、ゲームシステム、物語、関係者コメント、パブリッシャーおよび開発スタジオの背景や実績を網羅的に整理しました。発表内容は以上の通りで、Steamの製品ページや公開トレーラーで詳細を確認できます。
参考リンク: