9/12発売『ボーダーランズ4』にRazerのHDハプティクス統合
ベストカレンダー編集部
2025年8月21日 12:26
Razer×ボーダーランズ4統合
開催日:9月12日

Razerと『ボーダーランズ4』が結ぶ新たな没入体験
Razer Japan株式会社は、2025年8月21日11時00分付のプレスリリースで、Gearbox Softwareとの提携により、最新作『ボーダーランズ4』にRazerの没入型テクノロジーを統合すると発表しました。本作は2025年9月12日に発売予定で、Razer Sensa HD HapticsとRazer Chroma RGBを通じて、ゲームプレイの体感を画面の内側から外側へと拡張します。
発表文ではRazerがゲーマー向けライフスタイルブランドとしての立ち位置を改めて示し、開発パートナーであるGearbox Softwareと連携して、プレイヤーに高精細なハプティクスとダイナミックなライティングによる新次元の没入体験を提供すると説明しています。Razerは本リリースで、統合によりプレイヤーが爆発や衝撃、スキル発動などを物理的に感じられる点を強調しています。

ゲーム本編の舞台と体験の方向性
『ボーダーランズ4』は混沌に満ちた惑星カイロスを舞台に、伝説的なヴォルト・ハンターとなり暴政と戦うルーターシューターです。暴力的でスピード感ある戦闘、複数のバイオーム、エイリアンの財宝探索といった要素が本作のコアとなります。
Razerの技術統合により、ゲーム内の一瞬一瞬がより具体的にプレイヤーの身体に伝わるよう設計されています。発表資料では、爆発の衝撃やショットガンのリコイル、エレメンタル攻撃の感触までが対応機器を通じて感じ取れると記載されています。
Sensa HD HapticsとChroma RGBがもたらす表現
Razer Sensa HD Hapticsはマルチディレクションかつ低遅延のハプティックフィードバックを実現する技術です。これによりゲーム内の物理的なインパクトがより忠実に伝達され、従来の振動表現から一段進んだ表現が可能になります。
一方、Razer Chroma RGBは1680万色に対応するライティングシステムで、ダイナミックな発光エフェクトにより画面外にもゲームの状況を反映します。Razerは両技術を連動させることで、視覚と触覚が同期した没入感を目指しています。
具体的な体感シーン
発表資料は、ジャコブス製ショットガンの轟音とリコイル、マリワンのエレメンタル攻撃など、具体的なゲーム内イベントごとにハプティクスとライティングが連動する例を示しています。これらは単なる演出ではなく、プレイ中の状況把握や臨場感の向上に寄与するものです。
また、キャラクターごとの専用プロファイルにも対応しており、ヴェックスのサイレン能力やハーロウのテックアーセナルといった個別のアビリティ発動時に、対応するハプティクスと照明パターンがリアルタイムで再生されます。これにより、各ヴォルト・ハンターに合わせた唯一無二の没入体験が実現されます。
対応デバイスとイベントでの先行体験
Razerは今回の統合に際して、複数の製品ラインナップを具体的に挙げています。Razer Freyja ゲーミングクッション、Razer Kraken V4 Pro ヘッドセット、Razer Wolverine V3 Pro for PCコントローラーが主な対応製品として紹介されています。これらの製品を通じて、爆発やスキル、リコイルなどのフィードバックを体感できます。
Razerはgamescom 2025(ドイツ・ケルン、8月20日〜22日)とPAX West 2025(米国シアトル、8月29日〜9月1日)で、統合のハンズオンデモとショーケースを実施すると発表しました。gamescomでは2KのVIPブースにて、メディア関係者および一部一般来場者に向けて実機による体験機会を提供します。PAX WestではRazerと2Kそれぞれのブースで披露されます。
イベントで体験できる内容と対象
gamescom 2025の会場では、Razer製品を使った実機デモによってRazer Sensa HD HapticsとRazer Chroma RGBの連携を確かめることができます。来場者は実際に機器を装着して、戦闘シーンやスキル発動時の触覚・視覚演出を体験できます。
PAX West 2025では、さらに詳細なショーケースが行われ、最新のハプティクス技術やライティング技術の紹介が予定されています。両イベントともに展示の性質上、来場者は実機を通じて製品の挙動や応答速度、エフェクトの広がりを確認できます。
Razerについてとその他の技術・サービス情報
プレスリリースではRazerの企業概要と提供サービスについても記載しています。Razerは2005年に設立され、カリフォルニア州アーバインとシンガポールを拠点に、ハンブルクと上海に地域統括本部を置き、世界各地に19か所の事業所を展開しています。2025年に20周年を迎えることも明示されています。
また、Razerはハードウェアとソフトウェア、サービスで構成されるエコシステムを設計・構築してきたとし、受賞歴のあるゲーミング周辺機器やBladeゲーミングノートPCを提供しています。Razer Chroma RGBやRazer Synapseを含むソフトウェアスイートはカスタマイズ性や照明効果、最適化機能を備え、2億5,000万人以上のユーザーが利用していると紹介されています。
決済サービスと社会的取り組み
Razerはゲーマー向けの決済サービスであるRazer Goldを提供しており、68,000を超えるゲームタイトルで利用可能としています。これに連動する報酬プログラムがRazer Silverです。プレスリリースはこれらが若者、ミレニアル世代、Z世代に向けた価値提供の一環であると説明しています。
加えて、Razerは持続可能性への取り組みとして#GoGreenWithRazer活動を掲げ、環境への影響を最小限に抑えるための10年間のロードマップを進めている点にも触れています。企業責任や環境配慮を明示する内容が含まれています。
要点整理とリソース一覧
以下の表に本発表で示された主要な要素を整理します。発売日やイベント日程、対応技術と機器、関連リンクなど、読者が参照しやすい形でまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表元 | Razer Japan株式会社(発表日 2025年8月21日 11時00分) |
提携先 | Gearbox Software |
統合タイトル | ボーダーランズ4(英語表記 Borderlands 4) |
発売予定日 | 2025年9月12日 |
対応技術 | Razer Sensa HD Haptics(マルチディレクション・低遅延)、Razer Chroma RGB(1680万色対応) |
対応製品(例示) | Razer Freyja ゲーミングクッション、Razer Kraken V4 Pro ヘッドセット、Razer Wolverine V3 Pro for PCコントローラー |
先行体験イベント | gamescom 2025(ドイツ・ケルン 8月20日〜22日、2K VIPブース)および PAX West 2025(米国シアトル 8月29日〜9月1日、Razerおよび2Kブース) |
参考URL | http://razer.com/campaigns/borderlands-4、https://www.razer.com/jp-jp/、https://www.x.com/razerjp、https://rzr.to/20anni、press.razer.com |
企業情報要点 | 設立 2005年、本拠地 カリフォルニア州アーバイン・シンガポール、地域統括本部 ハンブルク・上海、事業所 19か所、2億5,000万人以上のソフトウェアユーザー、Razer Gold/Razer Silver提供 |
注意事項 | 仕様およびデザインは予告なしに変更される場合があります。記載の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 Copyright (C) 2025 Razer Inc. All rights reserved. |
この記事ではプレスリリースの内容を忠実に整理しました。RazerとGearbox Softwareの今回の発表は、ハプティクスとライティングの連携によって従来の視覚中心の演出から触覚へと表現領域を拡張するものであり、発売日やイベント情報、対応機器の具体名、企業側のサービスや取り組みまでを網羅してお伝えしました。
参考リンク: