9月4日開催|デジタルコンテンツ白書2025の注目点

白書発刊セミナー(万博×クリ)

開催日:9月4日

白書発刊セミナー(万博×クリ)
このセミナーで何がわかるの?
DCAJの白書発刊を機に、2001年以降で過去最高となった2024年の市場拡大の背景や分野別の成長要因、万博とクリエイター経済が2025年にどう影響するかを統計と実務者議論で整理して教えます。
参加するにはどうすればいい?
参加は無料のZoomウェビナー形式で、開催は2025年9月4日16:00〜。Peatixのhttps://dcwp2025.peatix.comから申込可能。問い合わせはhakusyo@dcaj.or.jpへ。

白書発刊セミナーの目的と開催概要:2024年市場最高更新の背景を読む

一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、2025年9月4日に『デジタルコンテンツ白書2025』発刊を記念したオンラインセミナーを開催します。本セミナーは、DCAJが2001年の調査開始以降で観測してきたデータを踏まえ、2024年に市場規模が過去最高を更新した背景と、その延長線上にある2025年のコンテンツ産業の動向を整理することを目的としています。

セミナーはZoomウェビナーを会場として行われ、参加は無料です。最新の統計データに基づく解説と、現場で事業運営や調査に携わる第一線の実務者によるパネルディスカッションを通じて、万博におけるデジタル体験や急伸するクリエイターエコノミーの実像を把握する構成になっています。

  • 日時:2025年9月4日(木)16:00〜17:30
  • 会場:ZOOMウェビナー(オンライン開催)
  • 参加費:無料
  • 申込:https://dcwp2025.peatix.com
  • 問い合わせ:一般財団法人デジタルコンテンツ協会 調査研究部 hakusyo@dcaj.or.jp
デジタルコンテンツ白書2025 発刊セミナー 「2025年コンテンツ業界の現在地:万博×クリエイター経済の最前線」をオンラインで9月日に開催 画像 2

第1部解説:2024年のコンテンツ産業市場規模と主要トレンド

第1部では、DCAJの調査研究部 主任研究員・福島寿恵氏が「日本のコンテンツ産業の市場規模2024」について解説します。発表の要旨は、前年に続いてプラス成長を記録し、DCAJが2001年から実施してきた調査のうち過去最高を更新したことの意味を整理する点にあります。

解説では、集計に含まれる主要カテゴリ(マンガ、アニメ、映画、音楽、ゲーム等)や、デジタル化・プラットフォーム化が収益構造に与えた影響、分野別の強弱、そして2024年に観測された市場拡大のドライバーについて具体的なデータとともに示されます。

解説者
福島 寿恵(一般財団法人デジタルコンテンツ協会 調査研究部 主任研究員)
主な解説項目
  • 2024年の市場規模総額と2001年以降の推移
  • カテゴリ別の成長要因分析(マンガ、アニメ、映画、音楽、ゲーム等)
  • デジタル配信やプラットフォームの影響、収益モデルの変化
  • 統計に基づく今後の示唆(短期・中期の見通し)
デジタルコンテンツ白書2025 発刊セミナー 「2025年コンテンツ業界の現在地:万博×クリエイター経済の最前線」をオンラインで9月日に開催 画像 3

第2部パネル:「万博×クリエイター経済の最前線」を掘り下げる

第2部はパネルディスカッション形式で行われ、2025年の大阪・関西万博における取り組みと、急速に成長するクリエイターエコノミーの現状を接続して議論します。モデレーターには青山学院大学の内山隆教授が務め、異なる視点からの分析を促します。

このセッションは二つの焦点で構成されています。ひとつは万博におけるリアルとデジタルを融合させた取り組みの実務的解説、もうひとつはクリエイターエコノミーという新たな経済圏の市場規模と意義の提示です。それぞれの議論は、現場運営や調査を担当した実務者の経験に根差した内容となります。

デジタルコンテンツ白書2025 発刊セミナー 「2025年コンテンツ業界の現在地:万博×クリエイター経済の最前線」をオンラインで9月日に開催 画像 4

万博における新たな挑戦:会場運営のプロデュース視点

石川勝氏(株式会社シンク・コミュニケーションズ 代表取締役/大阪・関西万博 会場運営プロデューサー)が登壇し、約5年間にわたる万博会場運営プロデュースのプロセスと狙い、そして万博を取り巻く社会的変化について紹介します。講演は、テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を軸に、具体的な施策とデジタルコンテンツの活用方法を概説します。

石川氏の経歴も講演の文脈として重要です。1963年札幌市生まれ。博覧会・展示会・地域再生・新規事業創出などでプランナーやプロデューサーとして活躍。主な経歴には2005年愛知万博のチーフプロデューサー補佐、上海万博日本政府館ロボット出展事業実行委員長(2010)、経済産業省の委員や「デジタルコンテンツEXPO」エグゼクティブプロデューサー(2008-2017)などが含まれます。大阪公立大学の客員教授(2020-2023)や東京大学IRT研究機構のプロジェクトマネージャー経験もあり、会場運営とコンテンツ活用の実務的知見を持つことが確認できます。

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クリエイターエコノミー:急成長する新たな経済圏の実像

PT. MU Research and Consulting Indonesiaの新村高史氏が、クリエイターエコノミーの市場規模、現状、意義、そして見通しについて報告します。新村氏は早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱UFJリサーチ&コンサルティングで新規事業開発支援や海外展開支援に従事し、2022年以降は一般社団法人クリエイターエコノミー協会と共同で毎年調査を実施している実務家です。2024年よりインドネシア現地法人に出向しています。

講演では、クリエイターが直接収益を得る仕組み(サブスクリプション、投げ銭、デジタルグッズ販売など)やプラットフォームの役割、国際的な市場拡大のトレンドが整理されます。調査に基づくデータ提示と、政策や事業支援の観点からの示唆も含まれます。

モデレーター
内山 隆(青山学院大学 総合文化政策学部 教授)
講師
  • 石川 勝(株式会社シンク・コミュニケーションズ 代表取締役/大阪・関西万博 会場運営プロデューサー)
  • 新村 高史(PT. MU Research and Consulting Indonesia マネージャー)

参加にあたっての注意事項とその他の情報

本セミナーにおける録画・録音は固く禁止されています。提供されるコンテンツに係る著作権は講師、当協会、または当協会が許諾を受けた第三者に帰属し、許可なく著作権法の枠を超える利用を行うことはできません(著作権法第27条・第28条を含む)。参加者はこの旨に同意の上で聴講する必要があります。

本リリースに関連するダウンロード可能な画像やプレス素材が提供されている旨も案内されています。所在地等の基本情報として、東京都千代田区に本社・支社があることが示されています。また、本イベントは「イベント」カテゴリに分類され、経営・コンサルティング分野や財団法人・社団法人関連の文脈で案内されています。

  • 注意事項:録画・録音の禁止、著作権は権利者等に帰属
  • ダウンロード:プレスリリース素材(画像等)を利用可能(条件あり)
  • 所在地(参考):東京都 千代田区(本社・支社)

要点整理表と締めくくり

以下に本セミナーの主要事項を整理した表を示します。表は日時、会場、参加方法、プログラム構成、登壇者、申し込み・問い合わせ先、注意点を網羅しています。

項目 内容
イベント名 『デジタルコンテンツ白書2025』発刊セミナー「2025年コンテンツ業界の現在地:万博×クリエイター経済の最前線」
日時 2025年9月4日(木)16:00〜17:30
会場 ZOOMウェビナー(オンライン)
参加費 無料
申込 https://dcwp2025.peatix.com
主催 一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)
プログラム(主な構成)
  1. 開会挨拶:浪越徳子(DCAJ 専務理事)
  2. 第1部:日本のコンテンツ産業の市場規模2024(解説:福島寿恵)
  3. 第2部:パネル「2025年コンテンツ業界の現在地:万博×クリエイター経済の最前線」
    • 石川勝(大阪・関西万博 会場運営プロデューサー)
    • 新村高史(PT. MU Research and Consulting Indonesia)
    • モデレーター:内山隆(青山学院大学)
問い合わせ 一般財団法人デジタルコンテンツ協会 調査研究部 hakusyo@dcaj.or.jp
注意事項 録画・録音の禁止。提供されるコンテンツの著作権は権利者等に帰属。
カテゴリ/キーワード 経営・コンサルティング、財団法人・社団法人、デジタルコンテンツ、市場規模、統計、大阪・関西万博、クリエイターエコノミー、マンガ、アニメ、映画、音楽、ゲーム
関連リンク https://dcwp2025.peatix.com

本稿では、DCAJによる最新統計の提示と、万博会場運営の実務・クリエイターエコノミーの調査を担う実務者による議論を結び付けることで、2025年におけるコンテンツ産業の主要な潮流を整理した。参加登録や問い合わせは上記の申込先と連絡先を参照のこと。

参考リンク: