9月6日開催 大阪万博で学生企画の海映画祭
ベストカレンダー編集部
2025年8月20日 17:36
海のSDGs映画祭@大阪
開催日:9月6日

学生の手でつくる、新しいかたちの海を学ぶ場—大阪・関西万博での開催概要
ホライズン・フィーチャーズ有限会社は、2025年8月20日16時15分に発表したプレスリリースで、『海のSDGs映画祭2025』を大阪・関西万博のジュニアSDGsキャンプにて開催することを公表しました。本映画祭は、海に特化した映画上映やSDGsワークショップ、シンポジウム等を通じて、楽しみながら海について学ぶことを目的としています。主催側の発表によれば、例年は国連大学(渋谷)やヒューマントラストシネマ渋谷などを会場に、国連が定める世界海洋デー(6月8日)に合わせて開催しているものを拡大して実施するものです。
今回の大阪会場の実施日は2025年9月6日(土)12:00〜16:00、会場は大阪・関西万博のジュニアSDGsキャンプ(フューチャーライフゾーン)です。企画・運営は、梅花女子大学 情報メディア学科2年生の学生たちが担い、プログラム考案、映像作品制作、当日の運営までを学生自身が行います。制作や運営に学生が主体的に関わる点が本イベントの大きな特徴です。

発表元と開催の背景
発表はホライズン・フィーチャーズ有限会社が行い、映画祭は毎年の開催を通じて海の現状と課題を伝えることを狙いとしています。過去の会場としては、国連大学(渋谷)やヒューマントラストシネマ渋谷があり、国連の世界海洋デーに合わせた活動実績があります。
梅花女子大学についても言及があり、同大学は2028年に創立150年を迎える予定で、前身である梅花女学校は1878年に創立され、大阪初の女学校としての歴史を持ちます。今回の共同企画は大学の教育と地域・社会課題の接続を示す取り組みでもあります。

上映作品と短編ドキュメンタリーシリーズの紹介
会場では学生制作の映像作品に加え、短編ドキュメンタリーシリーズ『今、日本の海で起きていること』の上映が予定されています。上映される短編作品は製作年・上映時間・製作体制の情報も公開されています。
以下に、各作品の概要を明確に示します。作品タイトル、登場人物や主題、制作情報を漏れなく記載しています。
作品名 | 概要 | 制作年・時間・製作 |
---|---|---|
石垣の海と僕の1500日 〜海プラを拾い続ける男と仲間の物語〜 | 田中秀典(通称ヒデさん)が石垣島の海岸に押し寄せる海洋プラごみを1500日以上拾い続ける姿を追い、深刻な現状と伝えるために奮闘する様子を描くドキュメンタリー。 | 2025年/15分/製作:海のSDGs映画祭実行委員会 |
夢の糸 ~オーシャン太郎が紡ぐ未来~ | 中村洋太郎(オーシャン太郎)氏が海洋プラスチックをリサイクルして糸を作り出す活動を取り上げ、プラスチック依存の社会と海洋プラ問題を背景にその解決を目指す取り組みを追う。 | 2025年/18分/製作:海のSDGs映画祭実行委員会 |
これらの作品は短時間ながらもメッセージ性の高い内容で、海洋ごみ問題に対する個人や地域の取り組みを具体的に示しています。上映を通じて来場者が現状の理解を深められる構成です。
また、会場で上映される映像作品の一部は梅花女子大学の2025年前期授業で学生たちが制作したもので、教育課程と連動した成果物として学内外に提示されます。学生制作の作品、短編ドキュメンタリー、そしてコンテスト受賞作品を組み合わせたプログラム編成です。

キッズ&ティーンズSDGs動画コンテストと学生プログラムの詳細
『キッズ&ティーンズSDGs動画コンテスト』は、子どもたちが“海”をテーマに自由な表現で映像制作に挑戦するコンテストです。2024年は国内外から100作の応募があり、2025年はそれを上回る応募があったと発表されています。会場では、2024年受賞作品10作品、2025年受賞作品8作品の合計18作品を一挙上映します。
学生たちによるプログラムは、上映だけに留まらず環境に関するプレゼンテーションや新開発ワークショップなどを含みます。具体的には、学生が考案し準備した動画制作・上映、環境テーマのプレゼン、リサイクルやアップサイクルに関連するワークショップなどを実施する予定です。
当日のプログラム構成(主な内容)
以下はプログラム項目を整理したリストです。すべて学生が企画・運営に関与します。
- 学生制作映像の上映(2025年前期授業で制作)
- 短編ドキュメンタリーシリーズ『今、日本の海で起きていること』の上映
- キッズ&ティーンズSDGs動画コンテスト受賞作品の上映(2024年:10作品、2025年:8作品)
- 学生による環境プレゼンテーション
- 新開発ワークショップ(海洋プラやアップサイクルをテーマにした体験型)
- 当日の進行・運営全般(受付・会場運営・進行管理など)
協力団体としてはスーパーフェスティバルが名を連ねており、運営面やイベント設営における協力が予定されています。
運営体制・関連情報と当日連携の概要
本映画祭の大阪会場では、梅花女子大学の学生が企画・運営を担うことが繰り返し強調されています。学生はプログラム考案、映像制作、当日の運営まで一貫して関与します。この体験は教育的な実践の場であり、来場者にとっても若い世代の視点から海の課題に触れる機会となります。
発表資料には、公式サイトやSNSのアカウント、関連リンクが明記されています。参加や詳細確認は各公式ページで行えます。
- 公式サイト
- https://kanatomoko.jp/sdgsff/
- キッズ&ティーンズコンテスト公式
- https://kanatomoko.jp/sdgsff/kt/
- 公式Instagram
- @beautifulearth. kanatomoko
- 公式X
- @uminoSDGsFF
- 関連リンク(大阪・関西万博・ジュニアSDGsキャンプ案内)
- https://kanatomoko.jp/sdgsff/expo.html
また、発表文には主催・制作に関するクレジット情報が含まれており、短編映像の製作は海のSDGs映画祭実行委員会によるものと記載されています。上映作品の制作年は2025年、各作品の上映時間は15分、18分などと明示されています。
本イベントは教育、地域連携、環境課題の啓発を同時に進める実践的な試みであり、学生と地域、支援団体が連携して実施される点が特徴です。協力:スーパーフェスティバルの記載もあります。
要点の整理(本記事で触れた内容の一覧)
最後に、本記事で記載した主要な情報を表にまとめて整理します。開催日時、会場、主催・制作、上映作品、コンテスト規模、関係者・協力団体、公式情報へのリンクを網羅しています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表元・発表日時 | ホライズン・フィーチャーズ有限会社/2025年8月20日 16時15分 |
イベント名 | 海のSDGs映画祭2025 @大阪・関西万博 ジュニアSDGsキャンプ |
開催日時 | 2025年9月6日(土)12:00〜16:00 |
会場 | 大阪・関西万博 ジュニアSDGsキャンプ(フューチャーライフゾーン) |
企画・運営 | 梅花女子大学 情報メディア学科2年生(学生による企画・制作・運営) |
上映作品(主なもの) | 石垣の海と僕の1500日(2025年/15分)、夢の糸(2025年/18分)、学生制作作品(2025年前期授業作品) |
コンテスト上映 | キッズ&ティーンズSDGs動画コンテスト受賞作品:2024年受賞作品10作品、2025年受賞作品8作品(合計18作品) |
協力 | スーパーフェスティバル(協力) |
公式・関連情報 | 公式サイト:https://kanatomoko.jp/sdgsff/、コンテスト:https://kanatomoko.jp/sdgsff/kt/、関連:https://kanatomoko.jp/sdgsff/expo.html、Instagram:@beautifulearth. kanatomoko、X:@uminoSDGsFF |
大学の背景 | 梅花女子大学は1878年創立の梅花女学校を前身とし、2028年に創立150年を迎える予定 |
以上が本件に関する発表内容の整理です。会期・会場・上映作品・運営体制・協力団体・公式情報を網羅しており、学生主体のプログラムが中心となる点が本イベントの特徴として挙げられます。
参考リンク: