9月16日開始 休暇村紀州加太の秋色エビ祭り会席

秋色エビ祭り会席開始

開催期間:9月16日〜11月30日

秋色エビ祭り会席開始
いつからいつまでやってるの?
2025年9月16日(火)〜11月30日(日)の期間限定で提供される宿泊プラン(1泊2食)。料金は1名26,500円〜(税込・入湯税別、平日2名1室和室10畳利用時基準)です。
どんな海老が食べられるの?
伊勢海老、足赤海老、オマール海老、甘海老、シャコ海老、赤海老、桜海老、小海老の計8種類を使い、伊勢海老姿造りを主軸に全7品の海老尽くし会席で提供します。

和歌山市に根づく「海老好き」の文化と加太の地域性

和歌山市が海老の消費量・消費金額において上位に位置する背景には、地理的条件と食文化の蓄積がある。和歌山県は長い海岸線を有し、伊勢海老や足赤海老をはじめ多様な海老が水揚げされてきた。港が近く新鮮な魚介がいち早く地域内に流通したことや、だしや加工品として海老が広く利用されてきたことが、市民の日常食として海老を定着させた要因とされる。

総務省家計調査(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)によれば、和歌山市民は海老の消費量・金額ともに全国で上位に位置しており、過去には1位を記録したこともある。こうした統計的背景は、地域の祭礼や神社にも反映されている。加太春日神社の本殿(国指定重要文化財)には伊勢海老の彫刻が施され、現在でも豊漁祈願のために2年に一度、例大祭・渡御祭「えび祭り」が開催されている。

  • 出典:総務省家計調査(2022年~2024年平均)
  • 加太春日神社:本殿の蟇股(かえるまた)に伊勢海老の彫刻あり
  • 地域行事:例大祭・渡御祭「えび祭り」は5月開催、2年に一度実施
「和歌山市民は海老好きの市民です。」 和歌山市にある休暇村紀州加太では、8種類もの海老を使用した海老三昧の料理コース「秋色エビ祭り会席」を9月16日より提供 画像 2

休暇村紀州加太が打ち出す「秋色エビ祭り会席」:提供概要と実施期間

和歌山市の西端、大阪府との県境に位置する「自然にときめくリゾート 休暇村紀州加太」(所在地:〒640-0102 和歌山県和歌山市深山483、総支配人:義本 英也)では、地元の海老文化に着目し、8種類の海老を用いた料理コース「秋色エビ祭り会席」を提供する。提供は2025年9月16日(火)から11月30日(日)までの期間限定となる。

本プランは宿泊(1泊2食)にて提供され、料金は1泊2食 26,500円〜(税込・入湯税別)、料金は平日2名1室和室10畳利用時の1名様料金を基準としている。写真はイメージであり、お造りは2名様盛りとしている点が案内されている。

「和歌山市民は海老好きの市民です。」 和歌山市にある休暇村紀州加太では、8種類もの海老を使用した海老三昧の料理コース「秋色エビ祭り会席」を9月16日より提供 画像 3

提供期間と料金の詳細

期間:2025年9月16日(火)〜2025年11月30日(日)。

料金:1泊2食 26,500円〜(税込、入湯税別)。表記は平日、2名1室和室10畳利用時の1名当たりの料金である点を明記している。

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「秋色エビ祭り会席」の構成と具体的な料理内容

コースは合計7品の海老料理を中心に構成され、使用する海老は8種類。メインは伊勢海老姿造りで、その他に足赤海老やオマール海老を用いた鍋、甘海老を用いた蒸し物など、多彩な調理法で海老の個性を引き出す。

写真や案内では各皿の盛り付けや量に関する注意書きがあるが、提供されるお品書きは詳細に示されているため、来訪者は料理の順序と内容を把握した上で季節の食材を楽しめる。

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お品書き(コース構成)

前菜
桜海老ポテトサラダ、南高梅甘露煮、シャコ海老紫蘇ジュレ
造り
伊勢海老姿造り・鯛・マグロ・カンパチ(お造りは2名盛りのイメージ)
鍋物
オマール海老・赤海老の紅葉鍋(鯛出汁とオマール海老出汁をブレンドしたオリジナル出汁)
洋皿
足赤海老・鯛の低温炙り(海老みそソース掛け)
蒸物
甘海老茶碗蒸し(海老みそあんかけ)
食事
小海老釜飯
汁物
伊勢海老の赤出汁
香物・デザート
香の物およびデザートが付く

上記により、前菜から造り、鍋、洋皿、蒸物、食事、汁物、香物、デザートまでを網羅した構成となっている。

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使用する海老の種類と各海老の特色・調理法

本会席で使用する海老は次の8種類である:伊勢海老、足赤海老、オマール海老、甘海老、シャコ海老、赤海老、桜海老、小海老。各海老はそれぞれ味わいと調理に適した特性を持ち、調理法によって旨味や食感を引き出している。

休暇村紀州加太は地元和歌山県内のみならず、千葉県や徳島県などからも選りすぐりの伊勢海老を仕入れるなど、産地選定にも配慮している。以下に各海老の特徴と調理法を示す。

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伊勢海老(いせえび)

特徴:大きく固い殻を持つが、身は純白で弾力があり、強い甘味がある。和歌山県の伊勢海老漁は全国でも漁獲量が高い。

調理法:本会席では伊勢海老姿造りとして提供。殻は調理の最後に赤出汁として活用し、無駄なく風味を引き出す。

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足赤海老(あしあかえび)

特徴:和歌山県北部や四国沖で水揚げされることが多く、プリプリの食感と加熱時に増す甘みが特長。漁獲量が少なく足が早いため、県内消費が主となる希少な地産食材である。

調理法:休暇村では低温でじっくりと蒸し焼きにすることで食感と甘みを最大化し、濃厚な海老みそソースで提供する。

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オマール海老、甘海老、シャコ海老、赤海老、桜海老、小海老

オマール海老は鍋物で旨味の強い出汁を提供する素材として重宝される。甘海老は蒸し物(茶碗蒸し)の中で繊細な甘みとやわらかな食感を活かす。シャコ海老は前菜のジュレなどで独特の旨味を表現する。

赤海老は鍋や洋皿に、桜海老は前菜のポテトサラダで香ばしさや色味を演出し、小海老は食事(釜飯)で具材として用いられる。それぞれの素材に合わせた調理法が採られている点が本会席の特徴である。

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休暇村紀州加太の施設紹介とまとめ(要点表)

休暇村紀州加太は紀淡海峡を望むオーシャンビューのリゾートホテルで、客室は全室オーシャンビューを有する。特に夕景の美しさをアピールしており、敷地内の深山砲台跡や友ヶ島(アニメファンにも話題)の近隣観光スポットも点在する。自慢のインフィニティ風呂は紀淡海峡と湯面がつながるような設計で、四季を通じて地元の海の幸(春は桜鯛、夏はハモ、秋は伊勢海老、冬はクエ)を楽しめる。

施設の基本情報、提供期間や料金、コース内容、使用海老の種類など本稿で扱った要点を下表に整理する。

項目 内容
プラン名 秋色エビ祭り会席(海老三昧の料理コース)
提供期間 2025年9月16日(火)〜2025年11月30日(日)
料金 1泊2食 26,500円〜(税込・入湯税別)※平日2名1室和室10畳利用時の1名料金
使用海老の種類(8種) 伊勢海老、足赤海老、オマール海老、甘海老、シャコ海老、赤海老、桜海老、小海老
お品書き(主な構成) 前菜(桜海老ポテトサラダ等)、造り(伊勢海老姿造り等)、鍋物(オマール・赤海老の紅葉鍋)、洋皿(足赤海老の低温炙り)、蒸物(甘海老茶碗蒸し)、食事(小海老釜飯)、汁物(伊勢海老の赤出汁)、香物、デザート
所在地・施設 〒640-0102 和歌山県和歌山市深山483 / 休暇村紀州加太(総支配人:義本 英也)
公式URL https://www.qkamura.or.jp/kada/
備考 写真はイメージ。お造りは2名様盛り表記。伊勢海老は和歌山県ほか千葉県・徳島県等から仕入れ。

本稿では、和歌山市における海老消費の背景、加太地域の歴史的・文化的文脈、休暇村紀州加太が提供する期間限定会席の構成・価格・使用食材の詳細、施設の特徴を整理した。提供期間と料金の条件を確認のうえ、地域の海老文化と旬の味わいを体系的に把握できるよう構成している。

参考リンク: