万博内セブン2店舗が来店100万人突破 人気商品と施策まとめ
ベストカレンダー編集部
2025年8月19日 14:14
万博セブン来店100万突破
開催期間:4月13日〜8月12日

万博会場内の2店舗で来店客数100万人を達成
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、2025年8月19日13時00分付のリリースで、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内に出店している2店舗の合計来店客数が、開幕日である4月13日(日)から8月12日(火)までの期間で100万人を突破したことを公表しました。公表元の本社所在地は東京都千代田区、代表取締役社長は阿久津 知洋です。
対象となる2店舗は万博会場内の「セブン‐イレブン西ゲート店」と「セブン‐イレブン ウォータープラザ店」で、会場の来場者を日常の利便性と商品ラインナップで支える役割を担っています。今回の100万人到達は、両店が会場来訪者の飲食ニーズや利便性に適した品揃えとサービスを提供してきた成果と位置づけられます。

出店の背景と会場での役割
大阪・関西万博の開催にあたり、セブン‐イレブン・ジャパンは会場内での小売・飲食提供の役割を果たすために両店舗を出店しました。来場者が短時間で購入できる商品構成や、会場限定のパッケージ商品など、万博会場の特性に合わせた展開を行っています。
出店の意図としては、単なる販売だけでなく来場者の利便性向上や会場での体験価値の提供が含まれています。会場内の気候や動線を考慮した品揃え、期間限定施策の実施などで、来場者の回遊と消費を支援しています。

人気商品と売れ筋の実績—具体的な数字で見る需要
両店で特に好評を得ている主な商品として、できたて提供を強化した『セブンカフェ ベーカリー』、暑さ対策として人気が高まった『セブンカフェ スムージー』や『セブンカフェ ティー』、そして万博会場の2店舗限定で採用した限定デザインパッケージのおにぎり・サンドイッチなどが挙げられます。これらは会場という特殊な販売環境に合わせた商品企画の一端です。
特に『セブンカフェ スムージー』は7月後半の販売数が連日1,000杯を超え、なかでも『香り広がる 抹茶スムージー』は入手可能な店舗が限られる商品であったことから、来店動機の一つになっています。限定性と冷涼感が重なった商品が暑い季節の需要を取り込みました。
- セブンカフェ ベーカリー:できたての菓子・パン類を提供
- セブンカフェ スムージー:夏季に日々高い販売数(7月後半は連日1,000杯超)
- セブンカフェ ティー:暑さ対策に対応する飲料ライン
- 限定デザインパッケージ商品:おにぎり・サンドイッチなど会場限定のパッケージ展開

来店動向に関する補足
来店数の集計は開幕日(4月13日)から8月12日までの累計での報告です。日別のピーク日や曜日別の来店傾向など、詳細な内訳は公表されていませんが、夏季の高温期に飲料・冷菜の需要が増加したことが示されています。
また、人気商品に関しては全国展開している商品群との兼ね合いもあり、限定商品の存在が購買を後押しする効果があったとされています。特に入手できる店舗が限られている商品の需要が会場への来店を促した点が重要です。

販売実績の数値と現場施策
プレスリリースには累計販売数として商品別の数値も明示されています。累計数の集計期間は本年4月13日~8月17日までとなっており、来店数集計の期間(~8月12日)とは一部期間が異なる点に留意が必要です。
数値は以下の通りで、公表された具体的な販売実績は来店数の増加を裏付けるデータになっています。
項目 | 累計販売数(4/13~8/17) | 備考 |
---|---|---|
“お店で焼いたシリーズ”(ハンディピザ、クッキー、団子など) | 約25万個 | 店内で焼き上げる商品群 |
セブン‐イレブンのおにぎり | 約45万個 | 「しゃけ」「ツナマヨネーズ」が特に売筋 |
『セブンカフェ スムージー』 | 約11万杯 | 特に『香り広がる 抹茶スムージー』が人気 |
上記の数値は会期中の消費動向を反映しており、特にフード系(焼き立て商品・おにぎり)と飲料系(スムージー)のニーズが顕著である点が確認できます。おにぎりの売れ筋である「しゃけ」「ツナマヨネーズ」も明示されています。
現場施策としては、暑い日に配慮した取り組みが行われました。打ち水の実施や来場者に向けた配布物としてオリジナルうちわや塩キャンディを期間限定で配布しています。これらは単なる販促物ではなく、会場内での滞在環境を改善するための施策として実施されています。
- 打ち水
- 期間限定で実施し、会場の体感温度の低減を図るための取り組み。
- オリジナルうちわ・塩キャンディ配布
- 来場者が暑さに対処できるよう配布。いずれも期間限定の施策。

まとめと要点の整理
今回の発表では、万博会場内の「セブン‐イレブン西ゲート店」と「セブン‐イレブン ウォータープラザ店」の2店舗が、4月13日~8月12日までに合計来店客数100万人を突破したことが確認されました。さらに、4月13日~8月17日までの累計販売数の公開により、商品別の需要構造も明示されています。
以下の表は本記事で触れた主要項目を整理したものです。数値・期間・該当店舗・施策などを一覧化しています。
項目 | 内容 |
---|---|
プレスリリース発表者 | 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿久津 知洋) |
発表日時 | 2025年8月19日 13時00分 |
対象店舗 | セブン‐イレブン西ゲート店、セブン‐イレブン ウォータープラザ店(大阪・関西万博会場内) |
来店数の集計期間 | 2025年4月13日~2025年8月12日(合計来店客数100万人突破) |
累計販売数の集計期間 | 2025年4月13日~2025年8月17日(商品別累計販売数を公表) |
主要販売実績(累計) | “お店で焼いたシリーズ” 約25万個、おにぎり 約45万個(「しゃけ」「ツナマヨ」売筋)、セブンカフェ スムージー 約11万杯(抹茶スムージー人気) |
現場施策 | 打ち水の実施、期間限定でオリジナルうちわ・塩キャンディを配布 |
特記事項 | 『セブンカフェ スムージー』は7月後半に連日1,000杯超の販売日があるなど、夏季の需要が高い。限定デザインパッケージ商品が来店動機となっている。 |
セブン‐イレブン・ジャパンは、今回の実績を踏まえつつ、来場者や従業員、取引先など多様なステークホルダーの期待に応える取り組みを継続していく姿勢を示しています。今回の記事では発表された数値と施策を客観的に整理しました。