8月27日開催｜エスクリの社内料理コンペで婚礼料理が進化

婚礼料理の価値を高める、社内調理コンペティションの意義

株式会社エスクリは、2025年8月27日（水）に社内調理部門のスタッフを対象とした「ESCRIT KITCHEN CUP 2025」を開催することを発表しました。開催時間は10:45〜15:00（予定）、会場は東京都渋谷区のampersand By LAGUNAVEIL ATELIERです。今回の大会は同社が主催する社内コンペティションの第4回目にあたり、婚礼料理のさらなる品質向上と調理スタッフの技術・創造力育成を目的としています。

エスクリは挙式・披露宴の企画・運営を主たる事業とし、ドレス、フラワー、ヘアメイク、サービス、料理など多くの要素を内製化している企業です。料理はゲスト満足に直結する重要な要素であり、社内コンペを通じて料理の価値向上を図ると同時に、スタッフ間の学びや連携を深める機会として位置づけられています。

開催日時と会場の基本情報

開催日は2025年8月27日（水）、会場はampersand By LAGUNAVEIL ATELIER（東京都渋谷区宇田川町3-7）です。会場の外観写真や過去大会の様子（▲ ESCRIT KITCHEN CUP 2024）は、当日のレポート公開時に併せて公開予定とされています。

会場リンクは公式サイトに掲載されており、詳細は同社のウェブページ（https://wedding.escrit.jp/place/atelier.lagunaveil/）で確認できます。決勝戦の模様は社内向けライブ配信システムである「アニクリLive」を通じて全社視聴可能となり、全国のスタッフがオンラインで観戦・応援できる体制が整えられます。

出場体制と競技フォーマット：個人とチーム両面の新展開

本大会には20代前半から60代まで、役職や勤続年数を問わない幅広い年代のスタッフが参加します。エスクリは若手育成とチーム連携の強化を目的として、今年は個人戦に加えチーム戦を導入しました。事前の予選を勝ち抜いた参加者が決勝に進出します。

予選を勝ち抜いたのは、料理部門のチームが3チーム、デザート部門の個人が3名、合計9名が決勝に進出する予定です。決勝ではテーマに沿った表現力・発想力・完成度が評価され、各料理に込められた想いが審査の対象となります。

料理部門（チーム戦）

料理部門は2名1組で前菜とメインを仕上げるチーム戦です。決勝のテーマは地域別で以下の3テーマが設定されています。

• アルザス・ロレーヌ地方
• プロヴァンス地方
• ブルターニュ地方

各チームにはフランス地方料理の特徴と日本の食材・四季感をどう融合させるかが求められます。和の要素を取り入れたアレンジを通じて、ゲストに提供する婚礼料理としての完成度を競います。

デザート部門（個人戦）

デザート部門は個人戦で、クラシックなデザートをベースに和の食材エッセンスを組み合わせたオリジナルの一皿を創作します。技術的完成度だけでなく、和の素材をどう生かすかという発想力や美的表現が評価されます。

審査では、表現力、発想力、完成度が重視され、婚礼という特別な場面を想定した提供適性も評価基準に含まれると想定されます。

褒賞と配信、社内連携の仕組み

本大会の優勝者には褒賞としてミシュラン星付きレストランでのディナー招待が用意されています。受賞者はその機会を通じてさらに高度な技術や洗練されたサービスに触れることが期待され、日常業務への還元も意図されています。

当日はエスクリが独自開発した結婚式ライブ配信システム「アニクリLive」を活用し、決勝戦の様子を社内向けに配信します。全国のスタッフがオンラインで観戦し、部署間の垣根を越えた一体感や社内コミュニケーションの活性化が見込まれます。

配信視聴とその効果

「アニクリLive」による配信は、単なる観戦機能に留まらず、技術や表現の学習機会としても位置づけられます。現場での調理手順や盛り付けの工夫を各拠点で共有することで、各会場のサービス品質向上にもつながる設計です。

大会後には当日の写真や受賞作品のレポートが公開される予定であり、社外向けの情報発信を通じてエスクリの婚礼料理の取り組みを伝える機会も設けられます。

エスクリの婚礼料理コンセプトと企業情報

エスクリの婚礼料理は、フランス料理の技法に日本の四季・食材を融合させた独自のスタイル「ヌーベル キュイジーヌ ジャポネ（Nouvelle cuisine Japone）」を基軸としています。前菜からデザートまで随所に和のエッセンスを取り入れ、結婚式という特別な場面にふさわしい一皿を提供することを目指しています。

同社は「ハードに頼らずソフトの力を信じ、信頼できる人・商品・チームによって、お客様の期待を超える体験を創造する」ことを掲げ、良き伝統を守りながら新たな文化や価値観も取り入れる姿勢を示しています。

会社の基本データと関連事業

社名

株式会社エスクリ

設立

2003年6月

資本金

5,000万円（2025年3月31日現在）

所在地

東京都中央区日本橋小網町6-1 山万ビル

上場市場

東証スタンダード（証券コード 2196）

従業員数

755名（2025年3月31日現在、グループ全体）

年商

連結261億円（2025年3月期）

代表者

代表取締役社長CEO 渋谷 守浩

事業内容

挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業

URL

https://www.escrit.jp/

グループ会社や直営店、運営サービスなども幅広く展開しています。以下に直営店や運営サービスの一覧を記載します。

• 【グループ会社】株式会社渋谷（本社：奈良県桜井市）、SHIBUTANI エステート・パートナーズ株式会社（本社：奈良県橿原市）
• 【直営店（関東）】L2126、ロザンジュイア広尾迎賓館、ラグナヴェールTOKYO、ザ マグナスTOKYO、シャルマンシーナTOKYO、アンジェリオン オ プラザTOKYO、アルマリアンTOKYO、ルミヴェールTOKYO、南青山サンタキアラ教会、パラッツォドゥカーレ麻布、ラグナスイート新横浜 ホテル＆ウエディング、ラグナヴェールSkyTerrace、ampersand By LAGUNAVEIL ATELIER、ラ ポルト、ザ ライヴラリー
• 【直営店（東海）】ラグナヴェールNAGOYA、GRADATIONS、ラソール ガーデン・名古屋
• 【直営店（関西）】ア・ラ・モード パレ&ザ・リゾート、ラグナヴェールPREMIER、ラグナヴェールOSAKA、ラヴィマーナ神戸、KIYOMIZU京都東山
• 【直営店（中国）】ラグナヴェール広島
• 【直営店（四国）】渭水苑/祥雲閣
• 【直営店（九州）】アルマリアンFUKUOKA
• 【直営店（東北）】ラグナヴェールSENDAI
• 【直営店（北陸）】ラグナヴェールKANAZAWA
• 【直営店（沖縄）】セントレジェンダOKINAWA
• 【運営サービス】ルクリアモーレ、フォトウエディングOne Second A Day、パーティハンター、WINELIST、アニクリオンラインストア、アニクリトラベル、アジトトラベル
• 【運営受託・コンサルティング】Fish Bank TOKYO、CITY CLUB OF TOKYO

開催概要の要点整理と記事の締め

ここまでに記載した大会の重要事項を明確に整理します。ESCRIT KITCHEN CUP 2025は婚礼料理の表現力・技術力を社内で競い合う場として設計されており、チーム戦・個人戦の両面から人材育成と品質向上を図ります。決勝は社内向けにライブ配信され、後日写真や受賞作品がレポートとして公開されます。

以下の表は本稿で触れた主要項目を一覧化したものです。表の内容は開催日時、会場、競技部門、参加体制、褒賞、配信方法、会社情報など本件の要点を示しています。

本稿はエスクリが発表したプレスリリースの内容を基に、開催趣旨、競技内容、配信や褒賞、会社の事業展開までを整理して伝えたものです。今後、当日の写真や受賞作品の公開を通じて、具体的な競技成果や各作品の詳細が明らかになる見込みです。