9月5日開始 大阪エクセルの美陵鰻 秋メニュー
ベストカレンダー編集部
2025年8月19日 12:46
美陵鰻の秋メニュー
開催期間:9月5日〜10月23日

秋色の窓辺に並ぶ一皿 — 大阪産〈美陵鰻〉を主役に据えた季節の提案
東急ホテルズが運営する大阪エクセルホテル東急は、最上階のレストランと一階上のバーラウンジで、2025年9月5日(金)から10月23日(木)までの期間、秋のシーズナルメニューを展開します。発表は2025年8月19日11時。ホテル所在地は大阪市中央区久太郎町で、総支配人は伴 孝之(ばん たかゆき)です。
季節がゆるやかに色づきはじめる時期に合わせ、夕暮れのオレンジや琥珀色を想起させる彩りと香りを重ねたラインナップを用意。中心となるのは、大阪産ブランド鰻の「美陵鰻(みささぎうなぎ)」。地元食材を活かす取り組みの一環として、大阪産(もん)素材を多数取り入れたメニュー構成になっています。
今回の企画は、単に季節感を演出するだけでなく、地産地消や生産者との連携、環境配慮を見据えた構成です。店舗ごとの営業時間や席数、予約に関する注意事項、料金に含まれる付帯費用などの実務的な情報も併せて案内します。

美陵鰻(みささぎうなぎ)の育成と味わい — 完全無投薬で育てられた大阪産(もん)ブランド
今回のメニューで主役を担う「美陵鰻(みささぎうなぎ)」は、大阪府藤井寺市の養殖場で育てられる大阪産(もん)のブランド鰻です。料理長・宮本が現地を訪れ、育成環境や鰻の状態を直接確認してきたことが明記されています。
特徴としては抗生剤や成長促進剤を一切使用しない「完全無投薬」で育てられている点が挙げられます。水槽で飼育することで水質をクリアに保ち、水温管理や個体の健康状態のきめ細かな管理を行うことで、鰻にかかるストレスを抑制。結果として脂がのりつつも泥臭さやしつこさのない上品な味わいに仕上がると説明されています。
ホテル側はこの鰻の特性を最大限に引き出す調理法を追求しており、素材の個性を生かすための組み合わせやソースのバランスにも配慮したメニュー設計にしています。生産者の管理体制や飼育方法が料理にどのように反映されているかは、実食時に確認できる重要なポイントです。

PIC⊛NIKA(ピクニカ)で味わう秋のメインディッシュとコース
17階に位置するレストラン「PIC⊛NIKA(ピクニカ)」では、美陵鰻を中心に秋の実りを重ねた多彩なシーズナルメニューを提供します。ランチとディナーの双方で注文可能な単品から、限定ランチ、さらに予約が必要なランチコースやディナーコースまで、料理構成は細かく設定されています。
以下は提供メニューの詳細。価格はいずれもサービス料12%・消費税10%が含まれる表示料金です。また、食材の入荷状況によりメニューが変更になる場合がある点が明記されています。
メニュー | 提供時間 | 料金(税・サービス料込) | 特徴 |
---|---|---|---|
美陵鰻とフォワグラのポワレ 大阪府産米のビーツリゾットと共に | ランチ&ディナー | 3,000円 | 身の厚い美陵鰻とフォワグラ、ビーツで彩るリゾットの組合せ |
なにわ黒牛の赤ワイン煮込み カボチャのニョッキと共に | ランチ&ディナー | 3,200円 | なにわ黒牛のやわらかい肉質とカボチャニョッキの調和 |
美陵鰻とよろしい茸の柚子薫るペペロンチーノ ~かぼちゃのタリアテッレ~ | ランチ&ディナー | 3,000円 | かぼちゃを練り込んだタリアテッレと鰻の蒲焼の豪快な組合せ |
9月限定 前菜: 軽く炙ったマリネサーモン 能勢おうはん玉子のグリビッシュソース | ランチのみ | 2,900円 | マリネサーモンと能勢おうはん玉子を用いた酸味のある一皿 |
10月限定 前菜: 河内鴨と犬鳴ポークのパテドカンパーニュ | ランチのみ | 3,200円 | 河内鴨・犬鳴ポークを用いた伝統的なパテ |

ランチの主力メニュー — 「なにわ万華鏡ランチ」
ランチタイム限定の「なにわ万華鏡ランチ」は、大阪産(もん)食材を多彩に取り入れたコースで、1日10食限定、3日前までの要予約となります。内容は以下の通りです。
- 食前ドリンク:オレンジと紅茶のドリンク
- 前菜やスープ:焼き茄子のポタージュスープ キャビア風茄子のメルバトースト添え
- メインの一部:なにわ黒牛の赤ワイン煮、美陵鰻の蒲焼ブロシェットスタイル など
- デザート:かぼちゃのモンブランパフェ2025
- コーヒーまたは紅茶は1ポット提供
料金は6,000円。ゆっくりと食事と会話を楽しめる構成で、季節感を意識した複数の皿が用意されています。

ディナーコースの構成
秋のディナーコース(全7品)は、価格が10,000円で、焼き蟹や美陵鰻とフォワグラのポワレ、なにわ黒牛の赤ワイン煮など、秋の食材をふんだんに用いた皿が並びます。構成は前菜からデザートまでバランスよく組まれており、ひと皿ごとに秋の彩りと温かみを重ねる意図があります。
提供時間はランチが11:30~15:00(L.O.14:00)、ディナーが18:00~21:00(L.O.20:00)です。レストラン座席数は101席で半個室を備え、全席禁煙。大きな窓から御堂筋を望む開放的な空間で食事ができます。

MIDO(ミドウ) — 秋のカクテルとデザート、空間演出
16階のBAR&LOUNGE「MIDO(ミドウ)」では、果実や茶の香りを活かした2種類のシーズナルカクテルに加え、今季のデザート「かぼちゃのモンブランパフェ2025」や季節のプティフルを用意します。カクテルはカクテルとモクテルの2スタイルで提供されます。
提供されるカクテルは以下の通りです。
- アンバー・テイルズ:オレンジとマスカットをアールグレイティーでまとめた琥珀色の一杯。1,800円(カクテル・モクテル)
- シエル・ブラン:ラ・フランスとりんごのブランデーを用いたスパークリングカクテル。1,800円(カクテル・モクテル)
デザートセットは「かぼちゃのモンブランパフェ2025」と紅茶カクテルの組合せで2,900円。パフェはかぼちゃクリーム、オレンジシロップのスポンジ、ヨーグルトシャンティ、リンゴ、かぼちゃのアイス、マカロン、ナッツのヌガーを重ねた内容です。秋のプティフルは単品1,000円、ドリンクセット1,600円で、内容は季節ごとに変わります。
営業時間は14:00~22:00(L.O.21:30)、金曜・土曜は14:00~23:00(L.O.22:30)。座席は30席で半個室あり、全席禁煙です。西側の大きな窓からは六甲山に沈む夕日や大阪の夜景が望める設計です。

大阪産(もん)食材の一覧と運営上の注意点、まとめ表
今回のシーズナル展開で使用される大阪産(もん)食材は、以下のとおり明示されています。地元生産者との連携を重視した取り組みであり、地産地消や流通コスト削減によるCO2削減などの観点も併記されています。
- 使用食材(大阪産(もん))
- 美陵鰻(みささぎうなぎ)、なにわ黒牛、河内鴨、犬鳴ポーク、能勢おうはん玉子、よろしい茸
運営上の注意点として下記の事項が明記されています。
- 表示料金にはサービス料12%と消費税10%が含まれる。
- 食材の入荷状況によりメニュー内容が変更になる場合がある。
- 法令により運転者および20歳未満の顧客へのアルコール提供は不可。
- 写真はイメージである。
予約・問い合わせ先は、MIDO RESTAURANT「PIC⊛NIKA(ピクニカ)」のレストラン直通電話:06-6252-2109です。
項目 | 内容 |
---|---|
実施期間 | 2025年9月5日(金)~10月23日(木) |
発表日 | 2025年8月19日 11:00(東急ホテルズ) |
主な実施場所 | RESTAURANT「PIC⊛NIKA」17階(座席101席、半個室あり、全席禁煙)/BAR&LOUNGE「MIDO」16階(座席30席、半個室あり、全席禁煙) |
主要食材(大阪産) | 美陵鰻、なにわ黒牛、河内鴨、犬鳴ポーク、能勢おうはん玉子、よろしい茸 |
レストラン営業時間 | ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)、ディナー 18:00~21:00(L.O.20:00) |
バー営業時間 | 通常 14:00~22:00(L.O.21:30)、金・土 14:00~23:00(L.O.22:30) |
代表メニュー例と価格 | 美陵鰻とフォワグラのポワレ 3,000円、なにわ黒牛の赤ワイン煮 3,200円、秋のディナーコース(全7品) 10,000円、なにわ万華鏡ランチ 6,000円 |
注意事項 | 料金はサービス料12%・消費税10%込。メニューは食材入荷状況で変更の可能性あり。アルコール提供に関する年齢制限あり。 |
予約・問合せ | PIC⊛NIKA(レストラン直通) 06-6252-2109 |
以上が大阪エクセルホテル東急による2025年秋のシーズナルメニューの概要です。美陵鰻をはじめとする大阪産(もん)食材を用いたメニューは、素材の育成方法や調理の工夫が味わいに反映される構成になっており、期間中はランチ、ディナー、バーの各シーンで秋の彩りを意識した料理と飲料を提供します。