9/29発売 グレンフィディック16年、F1共演の限定ボトル登場

英国のラグジュアリーが交差する一瓶 — グレンフィディック16年の誕生

ブラウンフォーマンジャパン株式会社は、シングルモルトウイスキー「グレンフィディック」と「アストンマーティン フォーミュラ1®チーム」のコラボレーションから生まれた限定商品「グレンフィディック16年」を、2025年9月29日より数量限定で発売すると発表しました。発売元はブラウンフォーマンジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：アーロン・J・マーティン）で、日本における正規販売代理店として取り扱います。

この限定ボトルは、ウイスキーとモータースポーツという異なる領域で卓越性を追求してきた二つの英国ブランドが共有する価値観を具現化したものです。パッケージデザインはアストンマーティングリーンを基調に、アストンマーティン フォーミュラ1®チームの公式ロゴと、ドライバーであるフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールのネーミングを記載した洗練された仕上がりになっています。

パートナーシップの位置づけと関係者のコメント

「グレンフィディック16年」は緻密さと直感、そのバランスが求められるウイスキー造りとF1®レースの双方で培われた職人技と技術の融合の産物です。グレンフィディック側のモルトマスター、ブライアン・キンズマンは、本作について「伝統を重んじながらも革新を取り入れた卓越したウイスキー造りの証であり、探求心と新たな発見がある」と述べています。

また、グローバルブランドディレクターのクラウディア・ファルコーネは、アストンマーティン フォーミュラ1®チームとのパートナーシップを記念する限定ボトルの発表を喜び、世界中のファンが象徴的なブランドに大胆かつ斬新に関わる機会を提供することを目指すという意図を明かしています。

樽構成と香味設計 — 熟成がもたらす甘美な個性

「グレンフィディック16年」は、アメリカンオークワイン樽、アメリカンオーク新樽、そしてセカンドフィルのバーボン樽という三種のアメリカンオーク樽で最低16年間熟成した原酒をマリアージュしたシングルモルトです。これら異なる樽の組み合わせにより、複層的で甘美な香りと味わいが生まれています。

熟成の結果として立ち上がる香りや口中の印象は、メープルシロップやキャラメリゼされたジンジャーのような芳醇で香ばしい要素が中心となり、フルーツとクリームを思わせるシルキーな口当たりへとつながります。フィニッシュはなめらかでありながら力強く、印象的な余韻が長く続くことが特筆されます。

テイスティングノートの詳細

テイスティングでは、香り・味・余韻それぞれに明確な特徴が示されています。香りはリッチで甘美、味わいは贅沢なお菓子のような甘さとシルキーな口当たり、余韻は極めてなめらかで持続するという構成です。

NOSE（香り）

ビスケット生地のチーズケーキの土台、メープルシロップ、キャラメリゼされたジンジャー、ローストされたオークの香りが重なります。

TASTE（味わい）

贅沢なお菓子のように甘く、シルキーなシロップのような口当たり。新鮮なフルーツサラダとシャンティクリームを添えたかのような豊かな味わいが広がります。

FINISH（余韻）

極めてなめらかで、甘さが持続し、力強い余韻が長く続きます。

これらの特徴は、使用された3種類のアメリカンオーク樽がそれぞれ持つ個性を残しつつ、バランス良く融合させた結果と説明されています。原酒の熟成年数は最低16年で、各樽由来の甘味・スパイス感・オーク由来のトースト香が調和しています。

ブランドの背景とチーム構成 — 伝統と革新の系譜

本製品の背景には二つの長い歴史があります。グレンフィディックは1887年の創業以来、ウィリアム・グラント＆サンズ社によってダフタウンで家族経営を続けるシングルモルト蒸留所として130年以上の伝統を築いてきました。一方でアストンマーティンは1913年創業、レースに根ざした輝かしい歴史を持つ高性能ラグジュアリーブランドです。

両者はそれぞれの領域で妥協のない品質と探求心を持ち、世界中に多くのファンを有しています。今回のコラボレーションは、その共通点を基盤にして生まれたものです。

アストンマーティン フォーミュラ1®チームの概要

アストンマーティンは2021年にフォーミュラ1®に復帰し、以降チーム強化に向けて多額の投資を行っています。2023年にはシルバーストーンにAMRテクノロジーキャンパスを開設し、2025年には最先端の風洞が稼働を開始しています。これらはパフォーマンスと持続可能性の両立を目指す取り組みです。

オン・トラックでは、ドライバーにランス・ストロール（カナダ出身）とフェルナンド・アロンソ（2度のワールドチャンピオン）を擁し、テスト兼リザーブドライバーにはフェリペ・ドルゴヴィッチとストフェル・バンドーン、チームアンバサダーにペドロ・デ・ラ・ロサ、若手育成にジャック・クロフォードが参加しています。女性育成の一環としてF1®アカデミーシリーズにも参戦しており、スイス人ドライバーのティナ・ハウスマンが参加しています。

オフ・トラックの取り組みとしては、ファン・エンゲージメント・プラットフォーム「I / AM」や、サステナビリティと社会貢献を推進する「Make A Mark」ESGプログラム、Racing Pride、Spinal Track、Aleto Foundationとのパートナーシップ、ISO 50001によるエネルギー効率の認証などが挙げられます。

製品概要と販売情報の詳細 — 数値と問い合わせ先

「グレンフィディック16年」の製品情報は以下の通りです。希望小売価格、アルコール度数、発売日、容量、販売場所、問い合わせ先といった基本情報が明示されています。生産数量は限定で、無くなり次第販売終了となります。

販売に関する問い合わせ先はブラウンフォーマンジャパン株式会社のフリーダイヤル（0120-785-047）で、製品は全国の酒類販売店で取り扱われます。ブラウンフォーマンジャパンのウェブサイト（https://www.brown-forman.com/Japan）でも関連情報が提供されています。

主要な数値と仕様

• 商品名：グレンフィディック16年
• 希望小売価格：14,460円（税別）
• アルコール度数：43%
• 発売日：2025年9月29日（月）＊生産数量限定、無くなり次第販売終了
• 容量：700ml
• 蒸留酒類：ウイスキー／モルト
• 原産地名：スコットランド
• 販売場所：全国の酒類販売店
• 製品に関するお問い合わせ先：ブラウンフォーマンジャパン株式会社 フリーダイヤル0120-785-047

特徴としては、アメリカンオークワイン樽、アメリカンオーク新樽、セカンドフィルのバーボン樽で熟成された原酒をマリアージュさせた点が挙げられます。これにより、メープルシロップやキャラメリゼジンジャーの香り、シルキーな口当たりと力強い余韻が生まれています。

ブランドおよび企業情報

本製品の背景に関わる企業として、グレンフィディックを所有するウィリアム・グラント＆サンズ社および流通・販売を担当するブラウンフォーマン社の情報が公表されています。ウィリアム・グラント＆サンズ社は1887年創業の家族経営ディスティラーで、グレンフィディックは世界180カ国以上で販売される代表的なシングルモルトです。

ブラウンフォーマン社は155年以上の歴史を持つグローバルスピリッツ企業で、ジャックダニエル、ウッドフォードリザーブなど多数のブランドを保有し、世界170以上の国と地域で展開しています。

まとめ：製品の要点整理

以下の表は、本記事で紹介した「グレンフィディック16年」に関する主な情報を整理したものです。発売日、価格、容量、アルコール度数、熟成の要点、販売・問い合わせ先など、購入や検討に必要な要素を一目で確認できます。

グレンフィディック16年は、ウイスキー愛好家のみならず、F1®ファンやラグジュアリーブランドのコレクター、特別な贈り物を探す層にもアピールする仕様です。本稿では製品の背景、熟成・テイスティングの特徴、発売・販売に関する具体的な数値を整理しました。購入や詳細確認の際は、販売店またはブラウンフォーマンジャパンの問い合わせ先にて確認することが望ましいとされます。

以上が、本プレスリリースに基づく「グレンフィディック16年」発売に関する要点の整理です。