天音かなた、有明アリーナ初ソロ公演“LOCK ON”全貌レポ

天音かなた初ソロ公演

開催日:8月13日

天音かなた初ソロ公演
見逃し配信ってまだ買えるの?
はい。ZAIKOとSPWNでアーカイブ視聴チケットを各6,500円で販売中。受付は2025年9月13日20:00までで、アーカイブは同日23:59まで何度でも視聴可能です。
2ndアルバム『Trigger』の詳細は分かる?
ライブで告知済み。草野華余子、TeddyLoid、すみだしんや、堀江晶太ら豪華作家が参加し、天音かなた本人も作詞・作曲で参加しているが発売日は未記載です。

有明アリーナで刻まれた“LOCK ON”──天音かなた、初のソロライブの全貌

2025年8月13日、女性VTuberグループ「ホロライブ」4期生の天音かなたが、自身初のソロライブ「Amane Kanata 1st Solo Live “LOCK ON”」を有明アリーナで開催した。プレスリリースはカバー株式会社より2025年8月18日18:00に発表されており、当日の模様と配信/グッズ情報が公式に整理されている。

会場には多くのファンが詰めかけ、配信はZAIKOとSPWNでアーカイブ視聴チケットを販売中(各6,500円)。ライブは生バンドを伴い、演出・衣装・セット・楽曲構成のすべてにおいて“舞台としての完成度”が高く、観客と配信視聴者の双方に強い印象を残した。

本公演は、天音かなたの2枚のアルバム収録曲を軸に据えつつ、ゲストやカバー曲も交えた構成だった。併せてライブ当日に2ndアルバム「Trigger」の告知があり、草野華余子、TeddyLoid、すみだしんや、堀江晶太ら豪華作家陣の参加と、かなた自身の作詞・作曲参加が明かされている。

演出面では、天界を想起させる大型の羽根ギミック、作品を象徴する“ピストル”演出、堕天使衣装への変化など、「二面性」をテーマにしたドラマチックな流れが随所に盛り込まれていた。

Amane Kanata 1st Solo Live “LOCK ON” のオフィシャルレポート公開!@有明アリーナ 画像 2

ステージの流れと印象的な楽曲群 — セットリストを追う

ライブは影ナレで始まり、オープニングムービーを経て爆音の生バンドで幕を開けた。冒頭はGiga & TeddyLoidのタッグ制作によるハードなアップチューン「Knock it out!」で、ステージのカラーライズや翼の演出とともに視覚と聴覚に強いインパクトを与えた。

以降はアップチューン、ボカロカバー、アイドル曲、ダークな楽曲、ホロライブ楽曲のデュエット、そしてアンコールまで、約19曲におよぶ流れで構成され、曲ごとに異なる表情を見せることで観客を飽きさせなかった。

Amane Kanata 1st Solo Live “LOCK ON” のオフィシャルレポート公開!@有明アリーナ 画像 3

セットリスト(公演内表記)

以下は公演で披露された楽曲を登場順に記載したもの。M番号はプレスリリース中の表記に準拠する。

  • M1「Knock it out!」
  • M2(おらくる) — じん書き下ろしの楽曲
  • M3「インキャララバイ」 — ユニークな楽曲、快速パートとコールで会場が盛り上がる
  • カバー:「テレキャスタービーボーイ」(ボカロ曲のカバー)
  • 「睡キャン界隈」 — 作曲:すみだしんや(AKB48/乃木坂46楽曲の作家として知られる)
  • M6「別世界」 — スタンドマイクを用いた歌唱、作詞作曲はかなた自身
  • 「十万億土」 — かなた自身が作詞作曲、和の要素を含むサウンド
  • 「DA・LI・LA」 — 艶のあるボーカルと複雑なステップ
  • M9「きゅーぴっど。」
  • 「セルフサービス」 — 作曲:サツキ(若手ボカロP)
  • M11「至上主義アドトラック」(AZKiとデュエット)
  • コラボ:「三つ葉の結びめ」(5年前初めて一緒にカバーした曲を再現)
  • M13「Last-resort」 — 草野華余子提供、メガホンを用いた迫力のパフォーマンス
  • カバー:「アイドル」(YOASOBI)
  • 「片羽」 — ウィスパー混じりの繊細な歌唱から解放感のあるサビへ
  • M16「わたしのせいだ」 — 「本をパタンと閉じる瞬間」をイメージした楽曲
  • アンコール:M17「特者生存ワンダラダー!!」
  • 「Shiny Smily Story」 — ホロライブの重要曲をこの場で披露
  • M19「世界で一番のアイドル」 — ライブのラストを飾る、観客との一体感を象徴する曲

公演中、かなたは衣装チェンジを繰り返し、通常衣装→カラーライズ衣装→堕天使衣装→新ライブ衣装と場面ごとに見せ場をつくった。舞台装置としては上部から降りる“天界の扉”や巨大な白い翼、羽の演出、ステージの一部を燃やす演出(演出の一部が燃え落ちる演出)などがあり、視覚効果と演奏によるダイナミズムが強調された。

Amane Kanata 1st Solo Live “LOCK ON” のオフィシャルレポート公開!@有明アリーナ 画像 4

MCと個人的告白・ファンとのやりとり

MCパートでは、天音かなたが自身の幼少期の「アイドルになりたい」という思い、そして一時期片耳が聞こえなくなったという病気の体験を告白。ネガティブな自分や陰キャという自己認識に向き合いながら、ファンの支えによって歌い続ける決意を語る場面が特に印象的だった。

ゲストのAZKiとの“かなあず”MCでは、ペンライトの色を用いた2択コーナーや新衣装の紹介が行われ、和やかな一幕が生まれた。AZKiとは「至上主義アドトラック」のデュエットや「三つ葉の結びめ」の背中合わせの歌唱を通じて、互いの歌声のハーモニーを披露した。

Amane Kanata 1st Solo Live “LOCK ON” のオフィシャルレポート公開!@有明アリーナ 画像 5

配信・チケット・グッズ情報の詳細

配信チケットは現在ZAIKOとSPWNにて販売中。価格は各6,500円。公演後にアーカイブ視聴可能になり、受付期間内は何度でも視聴できる形式になっている。受付期間終了後は視聴できなくなる点が明示されている。

以下はプレスリリース記載の購入リンクと期限などの詳細情報である。購入前に各販売ページの注意事項を確認することが推奨される。

配信チケット(価格)
各6,500円(SPWN、ZAIKO 共通)
配信受付期間
~2025年9月13日(土)20:00まで(アーカイブは受付期間終了日の23:59まで何度でも視聴可能。終了後は視聴不可)
SPWN チケット購入リンク(日本)
https://spwn.jp/events/evt_25081301-jpkanata1stlive
SPWN チケット購入リンク(海外)
https://spwn.jp/events/evt_25081302-engkanata1stlive
ZAIKO チケット購入リンク(日本・海外共通)
https://hololive-production.zaiko.io/item/372028

グッズは公式ショップで販売中。販売期間は~2025年9月16日(火)18:00までとなっている。国内向けと海外向けで購入ページが分かれているため注意が必要だ。

  • グッズ購入(日本):https://shop.hololivepro.com/products/amanekanata_lockon_secondarysales
  • グッズ購入(海外):https://shop.hololivepro.com/en/products/amanekanata_lockon_secondarysales
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関係者情報と公演素材、まとめ

本件の取材・文はヒガキユウカ、写真はTakashi Konumaが担当。公演情報や関連リンクは公式サイト「https://lock-on.hololivepro.com」やホロライブプロダクション公式ページに掲載されている。

運営会社であるカバー株式会社およびホロライブプロダクションの基本情報もプレスリリースに含まれている。下記に主要な企業情報と問い合わせ先を示す。

ホロライブプロダクション 公式サイト
https://hololivepro.com/
ホロライブ プロダクション 公式X
https://x.com/hololivetv
ホロライブ プロダクション 公式TikTok
https://www.tiktok.com/@hololive_official
カバー株式会社 所在地
東京都港区
代表者
代表取締役社長 谷郷 元昭
コーポレートサイト
https://cover-corp.com
採用ページ
https://hrmos.co/pages/cover-corp
本件に関するお問い合わせ
カバー株式会社 広報PR担当 メール:pr@cover-corp.com
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公演の意義と楽曲面でのポイント

このライブは、天音かなたのソロアーティストとしての到達点とその⽣涯的な物語を示す場となった。楽曲面では、かなた自身が作詞・作曲を担当した「別世界」「十万億土」をはじめ、さまざまな作家陣との協業がライブの表情を豊かにしている。

ステージ演出やMCで語られた個人的な告白(片耳が聞こえなくなった経験など)は、楽曲の持つメッセージ性と結び付いて観客に深い共感を与えた。二面性をテーマにした衣装・演出の緩急は、セットリストと密接に連動しており、視覚と聴覚の両面で緻密に作られた公演であることを示している。

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本記事の要点を表に整理

項目 内容
公演名 Amane Kanata 1st Solo Live “LOCK ON”
開催日 2025年8月13日(会場)
プレスリリース公開日 2025年8月18日 18:00(カバー株式会社発表)
会場 有明アリーナ
配信チケット SPWN、ZAIKO 各6,500円
配信受付期間 ~2025年9月13日(土)20:00(アーカイブは受付終了日の23:59まで視聴可)
グッズ販売期間 ~2025年9月16日(火)18:00(公式ショップの各ページを確認)
購入リンク(SPWN 日本) https://spwn.jp/events/evt_25081301-jpkanata1stlive
購入リンク(SPWN 海外) https://spwn.jp/events/evt_25081302-engkanata1stlive
購入リンク(ZAIKO 共通) https://hololive-production.zaiko.io/item/372028
公式グッズ(日本) https://shop.hololivepro.com/products/amanekanata_lockon_secondarysales
公式グッズ(海外) https://shop.hololivepro.com/en/products/amanekanata_lockon_secondarysales
アルバム情報 2nd Album「Trigger」告知(参加作家:草野華余子、TeddyLoid、すみだしんや、堀江晶太ほか。かなた本人も作詞・作曲参加)
取材/写真 取材・文:ヒガキユウカ 写真:Takashi Konuma
運営会社 カバー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:谷郷 元昭)
問い合わせ先 カバー株式会社 広報PR担当 pr@cover-corp.com
関連リンク https://lock-on.hololivepro.com

本稿では、プレスリリースに記載された公演の構成、演出、楽曲、配信・グッズの販売情報、企業および問い合わせ先まで、発表内容をもれなく整理してまとめた。視聴やグッズ購入を検討する際は、上記のリンク先で販売ページや注意事項を必ず確認することが推奨される。

参考リンク: