9/21開催|渋谷で世界最大級のピクセルアート祭、展示とライブ集結
ベストカレンダー編集部
2025年8月18日 15:08
渋谷ピクセルアート祭2025
開催期間:9月21日〜9月21日

渋谷に一堂に会する世界最大級のピクセルアート祭
「SHIBUYA PIXEL ART 2025 〜ピクセルアートのある日常〜」は、1990年代のITバブル期から“BIT VALLEY(ビットバレー)”と呼ばれてきた渋谷を舞台に、毎年開催される世界最大規模のピクセルアートの祭典です。今年で9年目を迎え、これまで渋谷・原宿周辺の複数会場で行ってきた各種プログラムを渋谷ストリームホールに集約して実施します。
メインイベントは2025年9月21日(日)11:00〜18:30、前日祭は2025年9月20日(土)15:00〜20:00に開催されます。渋谷駅直結の渋谷ストリームホール(4F〜6F)をメイン会場とし、前夜祭はCIRCUS TOKYOで実施されます。主催はシブヤピクセルアート実行委員会で、株式会社aRc、株式会社シブヤテレビジョン、東急株式会社、三井不動産など複数の企業や団体が協賛・協力しています。

開催の狙いと参加規模
本イベントは、ピクセルアートを中心にゲーム・音楽・カルチャーが交差する場として、国内外のクリエイターとファンをつなぐことを目的としています。2025年は総勢160名以上のピクセルアーティストとライブパフォーマーが集結し、展示・販売、トークショー、ゲーム大会、音楽ライブなど多彩なプログラムを一堂に提供します。
会場の集約により、来場者は一か所で複数の展示やイベントを巡ることが可能になります。参加アーティストやサポート団体、協賛企業の連携により、過去の個別イベント以上の規模感でピクセルアート文化の現在地を提示します。

コンテストと受賞発表の詳細、審査の流れ
本イベントの最大の見どころのひとつは「ピクセルアートコンテスト2025」です。2017年の初開催以来、年齢・国籍・プロアマ問わずSNS経由で応募が可能な本コンテストは、新進作家の発掘の場として位置づけられています。2025年は「日常」「渋谷」「虹」「運命」「水」をテーマに、世界各国から300点以上の作品が集まりました。
一次審査を通過した約50点の作品は、渋谷ストリームホール6階のイベントホール内で展示されます。最終審査の結果は2025年9月21日(日)14:30から同会場(6階イベントホール)で開催される「ピクセルアートコンテスト2025」授賞式にて、世界から招集された8名の審査員によって直接発表されます。授賞式では各賞受賞者とグランプリが決定します。

一次展示と授賞式のスケジュール
一次審査通過作品の展示は会場内で行われ、来場者は受賞作品の過程や多様な表現を実際に目にすることができます。授賞式日時は以下の通りです。
- 授賞式:2025年9月21日(日)14:30〜(渋谷ストリームホール6階イベントホール)
- 一次審査通過作品展示:約50点(同会場内)

巨大インスタレーション、講義、ラウンジとライブの見どころ
6階イベントホールには、ニューヨーク・ブルックリン在住のピクセルアーティスト、Shinji Murakami氏による巨大インスタレーション「Emoticons 2」が登場します。原作は1977年リリースの家庭用ゲーム機ATARI2600を用いた作品で、虹色の背景に5つの異なる表情を重ねた構成が特徴です。2023年にsequence MIYASHITA PARKで展示された作品の第2作目としての展示となります。
同フロアでは、SNSで25万人以上のフォロワーを持つロシア出身のピクセルアーティスト、waneella氏による来日特別講義も行われます。講義は「ピクセルアートの学校」第2シーズンの一枠として「Between Independence and Commerce(独立と商業の間で)」と題され、受講にはアーリープレミアムチケットの購入が必要です。

5階ラウンジのプログラムと8bit cafe
渋谷ストリームホール5階のラウンジエリアでは、トークショーや交流の場、そして「8bit cafe in 渋谷」と題したポップアップが用意されます。「8bit cafe」はレトロゲームカルチャーをテーマにした東京・新宿のカフェ&バーで、今回ラウンジエリアにてオリジナルドリンク(アルコール/ノンアルコール)を提供します。店長ナヲがゲームタイトルやキャラクターから着想を得て開発したメニューが登場します。
ラウンジでは、ゲーム音楽史やチップチューン、ドット絵の魅力を語るトークセッションを順次開催します。登壇者の例として、ゲーム音楽史/ゲーム史研究家のhally(田中治久)氏、漫画家でゲームクリエイターの日下一郎氏、シブヤピクセルアート実行委員長の坂口元邦氏らが挙げられます。テーマは「はじめてのチップチューン」「映画『ファイナルリクエスト』ができるまで」「ピクセルアートのある日常」などです。

物販エリアとドットトレカ展
渋谷ストリームホール4階と6階に展開される物販エリアには、シブヤピクセルアートにゆかりのある総勢81組のクリエイターが集結します。ゲームやアプリ、イラスト、アートブック、アクセサリー等、多様なピクセルアート作品やグッズが展示・販売されます。アーティストと直接話せる点も特徴です。
またコミュニティイベント「ドットトレカ展 3」も開催されます。150px×90pxの共通キャンバスで制作されたドットレカ約100種類が販売予定で、レアな作品を手に入れる機会が設けられます。

フィナーレ・ミュージックライブと前夜祭の構成
イベントの締めくくりは、Shinji Murakami氏の巨大インスタレーションのなかで行われるスペシャルライブです。出演はYMCK、ヒゲドライバー、Omodakaの3組で、チップチューンと8bitカルチャーの最前線を担うアーティストによる演奏が行われます。各アーティストの活動歴や特徴は以下の通りです。
- YMCK
- 男女3人組の8bitミュージック・ユニット。楽曲提供、リミックス、映像制作、DJ、ゲームサウンド制作など幅広い活動を展開。2023年には活動20周年記念アルバムをリリース。
- ヒゲドライバー
- アニメソングやゲーム音楽を手掛けるピコピコミュージシャン。Chip Styleによる独特のグルーヴとエネルギッシュなライブパフォーマンスが特徴。活動開始から20周年を迎える年次。
- Omodaka
- テクノ民謡とモーショングラフィックスの融合をテーマに、さまざまなデバイスを駆使したパフォーマンスを展開。国内外での公演歴を持ち、近年もEPやシングルを継続的に発表。
前夜祭として行われる「音電MUSIC LIVE 4.0」は、チップチューン、エレクトロ、ゲーム音楽、ピクセルアートが融合する一夜限りのスペシャルライブです。会場はCIRCUS TOKYOで、2025年9月20日(土)15:00〜20:00に開催されます。会場チケットはPeatixで、配信チケットはZAIKOでの購入が可能です。

二次創作キャンペーン、チケット詳細と参加体制
本イベントの開催にあわせ、2025年8月18日(月)からShinji Murakami氏の『Emoticons 2』の素材を活かした二次創作キャンペーンが実施されます。参加資格はプロ・アマ、国籍、年齢、個人・団体を問わず応募可能です。応募者の中から抽選で3名に本イベントで発売される公式グッズ一式がプレゼントされます。賞品の発送は海外への発送も行われます。
応募方法は以下の通りです。応募期間は8月18日(月)0:00〜9月20日(土)23:59です。応募は指定の引用ポストにハッシュタグを付けて投稿する形式となっています。
- 『Emoticons 2』の素材を活かした二次創作を制作する
- 2025年8月9日にシブヤピクセルアート公式Xアカウントで投稿された投稿を引用ポストし、制作した作品に「#shibuyapixelart2025」を付けて投稿する
賞品は公式グッズ一式。ただし、グッズのデザインやアイテムは変更になる場合がある旨が明記されています。

メインイベントのチケット種別と特典
メインイベントの入場チケットは時間帯別の優先入場設定があり、4種類のチケットが用意されています。再入場は1回のみ可能で、小学生以下は無料です。渋谷区民割も設定されており、全チケットが250円引きで購入できます。
チケット種別 | 価格 | 優先入場時間 | 主な特典 |
---|---|---|---|
アーリープレミアムチケット | 2,500円 | 11:00〜12:00 | waneella特別講義参加、SPA限定グッズ |
一般チケットS | 2,000円 | 12:00〜14:00 | 一般入場 |
一般チケットA | 1,500円 | 14:00〜16:00 | 一般入場 |
レイトチケット | 1,000円 | 16:00〜18:30 | 遅入場 |
前夜祭(音電MUSIC LIVE 4.0)のチケットは会場前売り3,500円、当日4,000円、配信チケット2,000円となっています。会場チケット購入はPeatix、配信チケットはZAIKOの指定ページで購入可能です。

参加アーティスト、協賛・協力・後援
参加アーティストは総勢160名以上にのぼります。物販や展示、ライブ、トーク、講義など各プログラムに多くのクリエイターが関わります。以下はプレスリリースに記載の参加アーティスト一覧です。
- 0_in / 5bai / 961 / APO+ / Ban / BAN8KU / BORAZON / Ca5 / Casshern / Chaon / DODECAGON / dotpict / eBoy / hally / Harh / HUGE / ixxxy / Joo Jaebum / kabutoya / Kagachi. / Kayoluha / kiku knit / kroim / KUNIO / Lily☺︎KG / m7kenji / maeno / MANOSKE マノスケ / medium / mol / morley / Mr.Asyu / mudmams / Muscat / na<1ms: / naze / Neki / Omodaka / Pico Pico Cafe / Pixel Jeff / Range Tsushima / Rei8bit / Robotprins / Rui8bit / RuiRei / SAI / Saitone / sakasa_moji / sanaenvy / Sean Bialo / Shinji Murakami / so_so / TAKEKIYO / td / Terminal Connect / Toyoya / tsumichara / waneella / YMCK / yunwho_ / ZiMA
- 芥川 / 浅野まりも / あひるひつじ / 有織はべり / アルタ / アルネコデザイン / あるのミカン / あん。 / 打出/でんでん / 宇野山むじ / うをのぞき / えきたいまくら / 奥田栄希 / おゆざき / 温田 町子 / かなしの / カノコリンタロウ (Meno) / ガラムマサラ / カンガルー金剛力士 / ギークガールぴょん / 空論/秒 / 日下一郎 / クラカリ / くわぽん / ヶ゚ / ケンケン / こいし / 狐瓜和花。 / こぐみ / コトコトブキ / こはと / 小林 光 / 近藤永理(インターネットエデン) / 坂口元邦 / 砂塒雁治 | Gange Satoya / さめじま にっか / さわー / さんかく / 重田佑介 / 志貫徹 / しのりゅー / 柴色|しばいろ / シブチャ / 渋谷員子 / しまかぜ / 週刊ワニ太郎 / しゅし / しらたま / じるこん / しろねぎ / シロハタメイ / 水眠 / すいラボ / 須賀かくも / 凉木コウ / すらいむ。 / 正座ちゃん / だいこんの群れ / 大魔王ロマ子 / 高岡 義晴 / たかはし / たきまコウ / 拓生 / たこらんど / たまじお / 玉ねぎ修字 / ダンボール社長 / ちきんはーと / つきMkⅡ / つちやさや / 中里 / ななみ雪 / ナヲ(8bit cafe) / にゅーらいす / ぬあー / ぬるい / バーチャルボーイズ / 服部グラフィクス
- 蒼屋敷 / ぱむぱむ / ハル / はゆ / ■ヒサシ■ / ヒゲドライバー / ファミリーコンティニュー / 不慮 / ヘルミッペ / 星野アルミ / ぽちらにあん / ぽっとむ / ホテルニュー帝國 / ホロウサ / ほわいとわいと / ましかく工房 / マッハドッターbrave (NekoBraver) / 三毛月庵/深山 圭 / 三ツ目重工 / 宮鳥オイル | miyatoriOIL / みら/14号 / メグミルヒ / モケモ / もちうめ / モトクロス斉藤 / ヤマ / ユキ / ゆとり / ヨッシガン and more (総勢160名以上)
協賛企業・団体には株式会社aRc、株式会社シブヤテレビジョン、大洋紙器株式会社、東急株式会社、dotpict、WONDER PHOTO SHOP、三井不動産株式会社、株式会社ワコムが名を連ねます。施設協力は渋谷ストリームホール、sequence MIYASHITA PARK、CIRCUS TOKYO、メディア協力はタイムアウト東京、Tokyo Otaku Mode、運営協力には8bit cafe、Peatix、宝塚大学東京メディア芸術学部、TOKYO LOGIC、後援は渋谷区、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインです。

要点をひと目で確認できるまとめ表
以下の表に本記事で紹介した主要な情報を整理しました。会場、日程、チケット、主要プログラム、コンテスト関連の時刻や出展規模などを一覧にしています。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | SHIBUYA PIXEL ART 2025 〜Everyday life with pixel art〜 |
メイン会場 | 渋谷ストリームホール(4F〜6F) |
前夜祭会場 | CIRCUS TOKYO(9月20日 15:00〜20:00) |
メイン開催日 | 2025年9月21日(日)11:00〜18:30 |
前夜祭開催日 | 2025年9月20日(土)15:00〜20:00 |
チケット(メイン) | アーリープレミアム2,500円(11:00〜12:00)、一般S2,000円(12:00〜14:00)、一般A1,500円(14:00〜16:00)、レイト1,000円(16:00〜18:30)。渋谷区民は250円引き。小学生以下無料。 |
前夜祭チケット | 会場前売り3,500円/当日4,000円、配信2,000円(Peatix/ZAIKO購入ページあり) |
ピクセルアートコンテスト | 応募作品300点以上(テーマ:日常/渋谷/虹/運命/水)→一次通過約50点展示。授賞式:9月21日 14:30(6Fイベントホール)、審査員8名 |
主要展示 | Shinji Murakami『Emoticons 2』巨大インスタレーション(6F) |
来日講義 | waneella 特別講義「Between Independence and Commerce」(アーリープレミアムチケット購入者のみ) |
ラウンジ/カフェ | 5Fに「8bit cafe in 渋谷」出店、オリジナルドリンク提供、8bitゲーム大会(優勝賞:8bit cafe商品券1万円分) |
物販 | 4F・6Fに物販エリア(出展81組)、ドットトレカ展3(約100種類) |
フィナーレライブ | YMCK、ヒゲドライバー、Omodaka(巨大インスタレーション内) |
二次創作キャンペーン | 期間:8/18 0:00〜9/20 23:59。方法:『Emoticons 2』素材を用いた二次創作を制作→公式Xの指定投稿を引用し『#shibuyapixelart2025』を付けて投稿。抽選で3名に公式グッズ一式(海外発送対応) |
参加アーティスト数 | 総勢160名以上(プレスリリース記載の参加者リストあり) |
主催・協賛等 | 主催:シブヤピクセルアート実行委員会。協賛:株式会社aRc、株式会社シブヤテレビジョン、大洋紙器株式会社、東急株式会社、dotpict、WONDER PHOTO SHOP、三井不動産株式会社、株式会社ワコム。ほか施設協力・メディア協力・運営協力・後援あり |
公式情報 | https://pixel-art.jp/spa2025/ / X:@ShibuyaPixelArt / IG:@shibuya_pixel_art |
上記は本プレスリリースの全情報を網羅した要約表です。各プログラムの詳細や最新の情報、出演者の追加・変更は公式サイトおよび公式SNSで随時案内されますので、参加を検討する場合は公式発表を参照してください。
参考リンク: