ゲラッパ!にクリアーション参画、AIで海外展開加速

ゲラッパ!経営参画と提携

開催日:8月18日

ゲラッパ!経営参画と提携
今回の提携でゲラッパ!は何が変わるの?
クリアーションの経営陣がCOO/CFOやCTOなど要職に入り、AIを軸にした技術体制、財務・経営運営、開発体制が強化され、グローバル展開と開発速度の加速が見込まれます。
第一弾タイトルはいつ出るの?どんなゲームなの?
第一弾は2026年春リリース予定の対戦型ゴルフゲームです。AIやリアル連携を活用したマルチプレイ中心のタイトルで、具体的な配信時期や機能は今後発表されます。

ゲラッパ!とクリアーション、経営体制の再編と資本業務提携を発表

2025年8月18日12時、株式会社ゲラッパ(以下「ゲラッパ!」)クリアーション株式会社(以下「クリアーション」)は、ゲラッパ!の経営体制にクリアーションの経営陣が参画すること、および両社の資本業務提携について合意したと発表しました。今回の合意は、ゲラッパ!が掲げる「Get wrapped up in a Game(ゲームにハマれ!)」というスローガンの下、AIやリアル連携を活用したグローバル展開を加速するための重要な一歩です。

発表資料には、(写真左)スゴロックス株式会社代表取締役であり株式会社ゲラッパ代表取締役(兼任)エグゼクティブプロデューサーの西山泰弘氏、(写真右)クリアーション代表取締役CEOの小川智也氏の並ぶ写真の説明が含まれています。ゲラッパ!は、2025年にスゴロックス株式会社と株式会社GENDAによって設立され、マルチプレイの日本発グローバルゲームパブリッシャーを目指しています。

ゲラッパ!にクリアーション経営陣が参画 ―AIとリアル連携を活用した新しい形のグローバルゲームパブリッシャーへ 画像 2

参画する経営陣とそれぞれの役割

今回の提携により、クリアーション側の経営陣がゲラッパ!の主要ポストに就任します。小川智也氏(クリアーション代表取締役CEO)はゲラッパ!の最高執行責任者(COO)兼最高財務責任者(CFO)に就任し、経営戦略と財務戦略の策定と実行を主導します。

また、クリアーションの技術責任者である杉本大典氏(CTO)がゲラッパ!の最高技術責任者(CTO)に就任し、AIを中心とした技術戦略の推進や開発基盤の整備を担当します。さらに、クリアーションでゲーム開発責任者を務める荒木浩孝氏がゲラッパ!のゲーム開発責任者(Director of Game Development)に就任し、設計段階からリリースまでの開発体制を統括します。

ゲラッパ!にクリアーション経営陣が参画 ―AIとリアル連携を活用した新しい形のグローバルゲームパブリッシャーへ 画像 3

各氏の主な責務

参画する各経営陣の責務は以下のとおりです。これらは発表文中で明示された範囲の記載内容を基に整理したものです。

  • 小川智也(COO兼CFO):経営戦略・財務戦略の策定と実行、グローバルネットワークの活用による事業成長の加速。
  • 杉本大典(CTO):AIを核とした技術戦略の立案と実行、開発基盤および運用体制の構築。
  • 荒木浩孝(Director of Game Development):プロダクト設計から開発・リリース・運営までの開発体制全般の統括。

これらの役割分担により、ゲラッパ!は技術面、財務・経営面、開発体制の三つを強化し、グローバル競争力の向上を図る方針です。

ゲラッパ!にクリアーション経営陣が参画 ―AIとリアル連携を活用した新しい形のグローバルゲームパブリッシャーへ 画像 4

人選の背景と各氏の略歴

発表資料には、各参画者の略歴が詳細に記載されています。ここでは発表にある略歴を漏らさず整理します。

特に小川氏は、東京大学経済学部卒業後に米系コンサルティングファームや法律事務所を経て2010年に株式会社DeNAに入社し、執行役員経営企画本部長を歴任。以降、株式会社Akatsukiの取締役CFOを務め、2021年よりクリアーションの代表取締役CEOを務めています。これまでのファイナンス、M&A、海外展開等の経験を、ゲラッパ!の経営と財務戦略に反映することが期待されています。

杉本大典(CTO)
慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。日本ヒューレット・パッカード合同会社でシステムアーキテクトを務めた後、複数のスタートアップでCTOを経験。AI等の技術領域に精通し、2021年よりクリアーションのCTOとして活動しています。ゲラッパ!ではAI中心の技術戦略を推進します。
荒木浩孝(Director of Game Development)
株式会社カプコンに新卒入社後、ゲームエンジン開発や人気IPのゲーム開発に携わる。独立後は自社開発や技術アドバイザーを兼務し、SNKの第一開発部プログラマーセクションのマネージャー等も歴任。コンソールやソーシャルゲームで多数のタイトルの設計・開発・リリースを主導してきました。

写真・ビジュアル情報

プレスリリースには登壇者の写真が添付されており、写真キャプションは次のとおりです。写真左にスゴロックス株式会社代表取締役でありゲラッパ代表取締役(兼任)西山泰弘、写真右にクリアーション代表取締役CEO小川智也が確認できます。

また、リリース文中にある「すべての画像」「プレスリリース素材」といった表記から、発表に用いられた画像ファイルがダウンロード可能である旨が示されています。

事業計画、技術戦略と今後の展開

ゲラッパ!は設立以来、企画から開発、販売、配信まで一貫して手がける体制をとっており、第一弾タイトルとして2026年春に対戦型ゴルフゲームのリリースを予定しています。今回の経営体制強化により、AI技術とリアル連携、グローバルパートナーシップを核にした新たなパブリッシングモデルを展開する方針です。

発表では具体的な取り組みの詳細は今後改めて発表するとされており、今回の参画により期待される重点領域は次の項目です。

  1. AI活用:生成AIや運用自動化を含むAI技術をゲーム開発・運営に組み込み、効率的かつ革新的な体験を実現。
  2. リアル連携:株主である株式会社GENDAとの実績を含むリアルイベントや物理展開とゲーム体験の接続。
  3. グローバル展開:英語圏など海外市場向けのローカライズやパートナーシップによる配信戦略の推進。

これらを通じて「世界でもユニークな全く新しい形のゲームパブリッシャー」を目指す旨が明記されています。

事業カテゴリとキーワード

プレスリリースでは、本件が主に経営情報に該当し、ビジネスカテゴリとしてはコンシューマーゲームおよびスマートフォンゲームが挙げられています。関連キーワードとしては「ゲーム」「ゲームパブリッシャー」「スゴロックス」「クリア―ション」「AI」「生成AI」「AIゲーム」等が列挙されています。

これらのカテゴリとキーワードから、同社がコンテンツのジャンル横断的にAIと連携を図る方針であることが示唆されます。

会社概要・問い合わせ先と本リリースの要点整理

以下に、プレスリリースに記載された各社の会社概要と問い合わせ先、及び本件の要点をまとめます。表形式で整理し、その後に簡潔なまとめを記します。

項目 内容
発表日時 2025年8月18日 12時00分
発表主体 株式会社ゲラッパ(本社:東京都大田区、代表取締役 西山泰弘)
クリアーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 小川智也)
提携内容 クリアーションの経営陣がゲラッパ!経営体制に参画、資本業務提携に合意
就任する主な役職 小川智也:COO兼CFO
杉本大典:CTO
荒木浩孝:Director of Game Development
ゲラッパ!概要 設立:2025年(スゴロックス株式会社、株式会社GENDAによる設立)
事業内容:ゲームソフトの企画・開発・販売・アプリ配信
代表者:代表取締役 西山 泰弘
所在地:東京都大田区西蒲田7-48-3 大越ビル3階
公式サイト:https://getwrappgames.com
クリアーション概要 会社名:クリア―ション株式会社
所在地:東京都渋谷区桜丘町23番17号シティコート桜丘408
代表者:代表取締役CEO 小川智也
事業内容:ゲームソフトの企画・開発、IPビジネス海外展開支援
公式サイト:https://kreation.jp/
第一弾タイトル 対戦型ゴルフゲーム(リリース予定:2026年春)
問い合わせ 株式会社ゲラッパ 広報担当:河野、田邉
E-mail:info@getwrappgames.com
ビジネスカテゴリ/キーワード コンシューマーゲーム、スマートフォンゲーム/ゲーム、ゲームパブリッシャー、スゴロックス、クリア―ション、AI、生成AI、AIゲーム

本件は、ゲラッパ!が設立以来進めてきた開発・配信の一貫体制に対し、クリアーションの経営・技術リソースを結合させることで、AIとリアル連携を軸にしたグローバル展開を加速するための発表です。具体的な取り組みの詳細は今後改めて公表される予定であり、同社は経営基盤と技術体制を強化することで国際競争力を高める方針を示しています。