8月25日開催 全国高校生政策甲子園決勝 国会で高校生が政策発表
ベストカレンダー編集部
2025年8月18日 12:14
全国高校生政策甲子園決勝
開催期間:8月25日〜8月25日

高校生が政策を立案し、国会へ届ける場としての意義と開催概要
公益社団法人日本青年会議所(以下、日本JC)は、2025年8月25日(月)に「第三回全国高校生政策甲子園 決勝大会」を国会議事堂参議院別館(東京都千代田区永田町1-7)にて開催します。主催は公益社団法人日本青年会議所で、会頭は外口真大氏です。受付時間や部ごとの開始時刻など、スケジュールは明確に区分されており、当日は10:10から第一部受付が始まり10:40より第一部が開会されます。
この大会は日本JCが2023年から開催している政策コンテストで、全国の高校生に対して設定テーマと自由テーマの両部門で政策を募集し、若者の政治への関心や議論する場を創出し、主権者意識の育成を目的としています。今年は全国から352チーム、約1500名の応募があり、各地区予選を勝ち上がった計16チームが決勝大会に進出します。決勝大会の最優秀賞受賞チームは、立案した政策を内閣総理大臣へ直接伝える機会が予定されています。
開催日時とプログラム構成
決勝大会の開催日時は2025年8月25日(月)10:40から17:00までで、午前は設定テーマ部門、午後は自由設定部門が実施されます。第一部(設定テーマ部門)は10:40から13:10で、10:10より受付開始。第二部(自由設定部門)は14:30から17:00で、14:00より受付開始となっています。
当日の主な内容は開会宣言、ルール説明、審査方法説明、審査員紹介、会頭挨拶、委員長挨拶、各チームによる政策発表(1チーム5分)と質疑応答(1チーム5分)、結果発表、表彰式、講評、閉会宣言といった流れです。決勝大会の審査は会場審査とインターネットを用いた国民投票を組み合わせた方式で行われます。
出場16チームと提出政策の詳細
決勝大会には設定テーマ部門と自由設定部門の各部門から合計16チームが出場します。ここでは地区ごとに順位とチーム名、所属校名、政策名をすべて記載します。掲載内容は大会公式の出場チーム情報に基づいています。
以下に東日本・西日本・九州沖縄の各地区別に出場チームを整理しています。各チームの政策名は原文のまま記載しています。
設定テーマ部門(未来の日本を創造する 持続可能なデジタル政策)
設定テーマ部門は「未来の日本を創造する 持続可能なデジタル政策」をテーマに、デジタル技術を用いた社会課題解決を目指す政策が提出されています。各地区での上位通過チームが決勝に集結します。
以下に地区別の出場チームと政策名を列挙します。
- 東日本地区
- 1位通過 ProjectY / 芝浦工業大学柏高等学校(千葉県) — 政策名:世代協働型デジタルプラットフォームの政策立案
- 2位通過 そらりんく / 佐久長聖高等学校(長野県) — 政策名:ひとりじゃない、をテクノロジーで。
- 3位通過 令和のリンカーン / 本庄東高等学校(埼玉県) — 政策名:高齢者の、高齢者による、高齢者のためのICT学習講座で日本の未来を拓く
- 西日本地区
- 1位通過 岐阜高校アグリ班 / 岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県) — 政策名:農業機械のご近所シェアリングプラットフォームによる、農業の省力化と担い手確保に向けた新たな支援
- 2位通過 燈 / 京都市立堀川高等学校(京都府) — 政策名:若者の声を未来へつなぐ「ミライハブ」構想
- 3位通過 未来創造☆ひらめきソーダ / 山陽学園高等学校(岡山県) — 政策名:田園OS〜未来を耕すデジタル農業革命〜
- 九州・沖縄地区
- 1位通過 LINK / 精道三川台高等学校(長崎県) — 政策名:スマホ供給PROJECT・地域密着型デジタルリーダープログラム スマホの格差をなくすために
- 2位通過 JYOKA DOLL / 大分県立情報科学高等学校(大分県) — 政策名:学びたい!を叶える場所 〜放課後の秘密基地プロジェクト〜
自由設定部門(あなたは総理大臣 地域の社会課題と明るい未来)
自由設定部門は高校生が独自に設定した地域課題や社会問題への政策提言を競う部門です。地域に根ざした具体的な取り組みから国レベルの提案まで、多様な視点による提案が揃っています。
以下に地区別の出場チームと政策名を列挙します。
- 東日本地区
- 1位通過 シン・地方創生 / 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) — 政策名:ふるさと減税制度
- 2位通過 古川黎明お米プロジェクト / 宮城県古川黎明高等学校(宮城県) — 政策名:日本の主食である米を守るため、農業従事者の激減に対し、耕作の請負を可能にする直播への転換を支援する。
- 3位通過 ProjectYY / 芝浦工業大学柏高等学校(千葉県) — 政策名:地域創生デジタル人材育成・情報発信統合プロジェクト
- 西日本地区
- 1位通過 京都の未来をカンセイ党 / 京都府立嵯峨野高等学校(京都府) — 政策名:観光業と観光地の共生について
- 2位通過 『チーム培養肉』 / 媛県立今治東中等教育学校(愛媛県) — 政策名:「細胞性食品“培養肉”特命大臣」設置によるブルーオーシャン戦略としての国内法整備の早期実現
- 3位通過 Re.Truther / 大阪府立鳳高等学校(大阪府) — 政策名:正しい情報こそ、最強のライフライン 〜情報災害から命を守るために〜
- 九州・沖縄地区
- 1位通過 てぃーだ 〜ヤンバルクイナが飛べる時代へ〜 / 北山高等学校(沖縄県) — 政策名:構想が見える、語れる、選べる 市民とつくる未来設計
- 2位通過 大分東明社会部 / 大分東明高校(大分県) — 政策名:主人公は私達!若者が地域活性化の取り組みに参画できる場を作って持続可能な地方創生を目指そう
審査方法、国民投票と取材・問い合わせ先
決勝大会の審査は会場での審査員による評価と、インターネットを活用した国民投票を組み合わせる方式です。会場参加の審査員は当日その場で審査を行い、国民投票は大会後に実施される投票期間の得票数をもって最優秀賞を決定します。
国民投票(インターネット投票)の期間は2025年9月1日(月)から9月20日(土)までの20日間です。投票は大会公式ホームページおよび関連の公式ラインアカウント等を通じて行われる予定です。
取材のご案内と登録方法
報道機関向けの取材登録は専用フォームから受け付けられています。取材を希望するメディアは下記の取材依頼登録フォームにて事前登録を行ってください。フォームのURLは大会主催側から公開されているものです。
取材依頼登録フォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAAPR2O0EeLOdETCPR4oSwpqRYNlQR7-wJgAsezHsj9GKbNA/viewform
問い合わせ先と関連リンク
大会に関するお問い合わせは、公益社団法人日本青年会議所 国家グループ 主権者意識向上委員会が窓口となっています。担当は委員長 金本 純一氏、副委員長 木下 雅斗氏で、連絡先メールアドレスが公開されています。
お問い合わせ先(メール): seisakukousien03@gmail.com
大会公式ホームページおよび関連リンクは次の通りです。画像やプレス素材のダウンロードも案内されています。
- 全国高校生政策甲子園 公式サイト: https://www.seisakukoushien2025.com
- プレスリリース内の画像ダウンロード: 大会公式サイト内のプレスリリース素材より入手可能
大会の要点まとめ
以下の表は、本記事で取り上げた第三回全国高校生政策甲子園(決勝大会)の主要事項を整理したものです。開催日時や会場、主催、出場チーム数、国民投票期間、取材登録方法、問い合わせ先などを一覧で示しています。
項目 | 内容 |
---|---|
主催 | 公益社団法人日本青年会議所(会頭:外口真大) |
開催日時 | 2025年8月25日(月) 10:40〜17:00(第一部10:40〜13:10、第二部14:30〜17:00) |
受付開始 | 第一部受付 10:10、第二部受付 14:00 |
会場 | 国会議事堂参議院別館(東京都千代田区永田町1-7) |
応募状況 | 全国から352チーム、約1500名の応募 |
決勝出場チーム | 各地区予選を勝ち上がった計16チーム(設定テーマ部門・自由設定部門の各地区上位) |
審査方法 | 会場審査(当日審査員による評価)とインターネット投票による国民投票の合算方式 |
国民投票期間 | 2025年9月1日(月)〜9月20日(土) 計20日間 |
取材登録フォーム | 取材依頼登録フォーム(Googleフォーム) |
お問い合わせ | 公益社団法人日本青年会議所 国家グループ 主権者意識向上委員会 E-mail: seisakukousien03@gmail.com(委員長 金本 純一/副委員長 木下 雅斗) |
大会公式サイト | https://www.seisakukoushien2025.com |
本記事は第三回全国高校生政策甲子園 決勝大会のプレスリリースに基づいて構成しました。大会の概要、出場チームと政策名、審査方法、国民投票期間、取材・問い合わせ先など、発表された全ての情報を網羅して整理しています。
参考リンク: