8/22先行販売|植松伸夫と一関が作るクラフトビール誕生
ベストカレンダー編集部
2025年8月18日 11:25
俺のビール先行販売
開催期間:8月22日〜8月24日

ゲーム音楽家と地元ブルワリーが描く新たな味わい
2025年8月18日付で発表されたプレスリリースによると、作曲家・植松伸夫氏と岩手県一関市のブルワリーがコラボレーションしてオリジナルのクラフトビールが誕生しました。制作には一関市の老舗酒蔵である世嬉の一酒造と新進気鋭のNOYMOND BREWINGの2社が参加し、商品名は「Uematsu Nobuo presents 俺のビール」とされています。
本プロジェクトは、2024年に行われた一関市の観光PR事業をきっかけに植松氏と同市の縁が深まったことを契機に、一関の物産振興を目的とする「一関の物産と観光展実行委員会」の呼びかけにより実現したものです。発表文には、完成を祝う集合写真の説明や、醸造に臨む現場のやり取りなど具体的な場面の記述が含まれています。

植松伸夫氏と関係者――制作現場の記録
プレスリリースでは植松氏を中心に、プロジェクトに関わる主要メンバーの氏名と役職が明記されています。写真のキャプション情報も公開され、完成を祝って植松氏を囲んだ場面や醸造の過程でのやり取りが伝えられています。
関係者の一覧は以下の通りです。役職や所属も原文のまま記載されています。
- NOYMOND BREWING
- オーナー・佐藤哲さん、醸造長・菅原裕さん
- 植松伸夫
- 作曲家((有)SMILE PLEASE 代表取締役会長)
- 全国地ビールフェスティバル in 一関実行委員会
- プロジェクト委員会委員長・神崎良一さん
- 世嬉の一酒造株式会社
- 代表取締役社長・佐藤航さん、工場長・後藤孝紀さん
写真のキャプションとしては、完成記念の乾杯写真や、植松氏が過去に一関市千厩町で行った「せんまや夜市」出演時の様子、ビールの味の方向性に関する会議の場面などが添えられています。これらはプロジェクトが地元と連携して進められたことを示す具体的な証跡です。

二つのビールが表現する“音楽性”と醸造のこだわり
植松氏の音楽性をビールで表現する試みとして、今回のコラボレーションでは異なる個性を持つ2種類のクラフトビールが開発されました。両ブルワリーと植松氏が意見を交わし、味の方向性やコンセプトを固めたうえで製造されています。
それぞれのビールは、植松氏の楽曲の異なる側面を反映するよう設計されており、飲み方や楽しむシチュエーションに応じて選べる構成になっています。

Uematsu Nobuo presents 俺のビール SYMPHONY(シンフォニー)
“SYMPHONY”は植松氏の楽曲が持つ多層的で重厚な一面を飲み物で表現したビールです。リリース文によれば「一人でじっくりと味わいたい時に」向く味わいとして設計されています。
世嬉の一酒造 代表取締役社長 佐藤航さんのコメントも紹介されており、ベルギーのビールをイメージしてベルギー酵母を使用した深紅のビールであること、深みのある味わいとやや高めのアルコール度数でゆっくりと楽しめること、長期熟成によりマイルドさと深い香りが加わりより美味しくなることが説明されています。

Uematsu Nobuo presents 俺のビール POP(ポップ)
“POP”は植松氏の楽曲の華やかでキャッチーな側面を表現したビールで、複数人での場や賑やかなシーンで飲みやすい味わいを目指しています。イラストは倉島一幸さんがドット風のタッチで担当しています。
NOYMOND BREWINGの佐藤哲さんは、POPについて「柑橘の香りが爽快なペールエール。苦味はやさしく、何杯でも飲みたくなる味わい」と説明しています。醸造長の菅原裕さんは、作業中にファイナルファンタジーの曲を流していたとされ、醸造の現場と音楽が結び付いたエピソードも紹介されています。

販売スケジュールとイベントでの発信
発表では、地元の2社が醸造したビールが「第28回全国地ビールフェスティバル in 一関」で先行販売される旨が伝えられています。全国地ビールフェスティバル in 一関は毎年8月に一関市で開催されるイベントで、今年は第28回となり開催期間は2025年8月22日から24日までです。
プレスリリースには先行販売時期に関する記述が重ねてあり、「8月22日からのフェスティバルで先行販売」とする一節と、「8月22日から開催のフェスティバルの3日目より先行販売され、同日には植松さんのバンド『植松伸夫 con TIKI』による演奏も予定」とする記述が両方掲載されています。フェスティバル開催期間を合わせて読むと、開催3日目は2025年8月24日に相当します。
プレスリリースでは、3日目の会場での先行販売開始と同日に植松氏のバンド演奏が行われることが明記され、以降は全国販売も開始して一関の魅力を発信すると説明されています。なお、昨年の同イベントは約36,000人の来場があり、今年は全国のブルワリーから150種類以上のクラフトビールが提供される予定である点も発表資料に含まれています。

参考情報と各社の概要
プレスリリース末尾には参加企業や参考情報の紹介が続きます。世嬉の一酒造、NOYMOND BREWING、それぞれの事業概要やWEBサイトが記載されています。
主要な参照先は以下の通りです。
- 世嬉の一酒造株式会社:1918年創業、清酒「世嬉の一」やクラフトビール「いわて蔵ビール」などを製造。郷土料理レストランや博物館も運営。公式サイト:https://sekinoichi.co.jp/
- NOYMOND BREWING:一関市で自家製クラフトビールを醸造。店舗では和牛もつ鍋や岩手県産白金豚の創作料理と合わせて提供。公式サイト:https://www.wd-mond.jp
- 植松伸夫:ゲーム音楽家。1986年より「ファイナルファンタジー」シリーズなど多数のゲーム音楽を担当。近年はソロやバンド演奏、朗読ライブなど幅広く活動。公式YouTube:https://www.youtube.com/@uematsu_nobuo_
- 全国地ビールフェスティバル in 一関 情報サイト:https://www.ichitabi.jp/event/data.php?p=5
まとめ(要点を表で整理)
以下は本記事で取り上げたプレスリリースの主な情報を表形式で整理したものです。日付や関係者名、商品名、販売スケジュール、関連URLなど、重要なデータを網羅しています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表元 | 一関の物産と観光展実行委員会(プレスリリース受領日:2025年8月18日 10時22分) |
コラボレーション | 植松伸夫(作曲家) × 世嬉の一酒造 × NOYMOND BREWING |
商品名 | Uematsu Nobuo presents 俺のビール(SYMPHONY、POPの2種) |
SYMPHONY 概要 | ベルギー酵母使用、深紅のビール、深みのある味・やや高アルコール、長期熟成で変化 |
POP 概要 | ペールエール、柑橘の香りが爽快、やさしい苦味で飲みやすい |
醸造担当 | 世嬉の一酒造(佐藤航・後藤孝紀)、NOYMOND BREWING(佐藤哲・菅原裕) |
先行販売 | 第28回全国地ビールフェスティバル in 一関 会場にて(フェス開催:2025年8月22日〜24日)。リリース内では「フェスの期間中に先行販売」との記述と「3日目より先行販売」との記述がともにあります(開催3日目は2025年8月24日)。 |
フェスでのイベント | 植松伸夫のバンド「植松伸夫 con TIKI」による演奏が、先行販売と同日(フェスの3日目)に予定 |
全国販売 | 先行販売後に全国販売を開始予定(プレスリリース記載) |
参考データ | 昨年の来場者数:約36,000人。今回のフェスでは150種類以上のクラフトビール提供予定。 |
関連URL | 世嬉の一酒造:https://sekinoichi.co.jp/ / NOYMOND BREWING:https://www.wd-mond.jp / 植松伸夫(YouTube):https://www.youtube.com/@uematsu_nobuo_ / フェス情報:https://www.ichitabi.jp/event/data.php?p=5 |
本稿は発表されたプレスリリースの内容を忠実に整理したものであり、各種日付、名称、関係者、商品情報、販売スケジュールや関連ウェブリンクを網羅しています。発表文中の写真キャプションや現場でのエピソードも文中に反映しており、植松氏と一関のブルワリーが協働して生まれたクラフトビールの趣旨と具体的な提供方法が確認できます。
参考リンク: