8/23・24開催|医療モビリティ博2025 in 愛知の見どころ
ベストカレンダー編集部
2025年8月17日 05:45
医療モビリティ博2025
開催期間:8月23日〜8月24日

愛知・モリコロパークで集う「医療を移動させる」最新技術の実演場
2025年8月23日(土)・24日(日)に愛・地球博記念公園(モリコロパーク)北1駐車場で開催される「医療モビリティ博2025 in 愛知」は、『患者が移動する医療から、患者のもとへ届ける医療へ』というテーマのもと、国内外の企業、大学、研究機関が一堂に会するイベントです。
主催は医療モビリティ博2025 in 愛知 実行委員会、共催は愛知万博20周年記念事業実行委員会。愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市、愛知県医師会、中日新聞社の後援を得て実施されます。入場無料で、約30団体以上が出展する大規模な展示と体験が展開されます。
- 開催日時
- 2025年8月23日(土)10:30開会式、11:00〜15:00、8月24日(日)11:00〜15:00
- 会場
- 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)北1駐車場(長久手市)
- 主催・共催・後援
- 医療モビリティ博2025 in 愛知 実行委員会、愛知万博20周年記念事業実行委員会、愛知県等
- 公式サイト
- https://www.medicalmobility.jp/

多彩な技術が集う出展構成 — 医療MaaS、ドローン、災害対応など
出展は大きく分類して、医療MaaS関連、ドローン関連、災害支援車両、医療コンテナ・研究機関、その他のソリューションに分かれます。以下に、プレスリリースに記載された出展者と展示内容を網羅的に示します。
出展一覧は企業名/団体名と展示内容を明確に記載しているため、会場でどの技術を実際に見て触れられるかが事前に分かります。順不同ではありますが、展示内容は次の通りです。

医療MaaS関連の展示と出展者
遠隔診療や移動薬局、患者搬送に関する車両やシステムを中心に、多様なプレイヤーが参加します。地域医療や在宅医療、検診・検査を現場へ届ける仕組みが数多く紹介されます。
具体的には次の出展・展示があります。
- 岐阜薬科大学:モバイルファーマシー(移動式薬局車両)
- トヨタ車体株式会社:オンライン診療車両
- 秋田大学医学部附属病院/日産車体/オートワークス京都:オンライン診療・検診・検査車両
- MONET Technologies/三重県鳥羽市:オンライン診療・患者移送車両
- オーガイホールディングス:歯科診療車両
- M-aid/豊田通商/中部薬品(V・drug)/デロイト トーマツ:オンライン診療・検診・検査車両
- mairuモビリティ(mairu tech):患者搬送・福祉移送車両
- 東京メディ・ケア移送サービス:患者搬送・民間救急車両

ドローン関連の展示と出展者
医薬品や検査キットの配送、災害時の物資輸送を想定したドローンの展示が行われます。固定翼・マルチローター・VTOLなど複数タイプが紹介され、それぞれの用途や実演の予定が組まれています。
出展する企業と展示内容は以下の通りです。
- Prodrone:物流用・災害対応ドローン
- エアロセンス:国産VTOLドローン(エアロボウイング等)
- NTPセブンス:小型ドローン
- ROBOTIX JAPAN:医薬品配送ドローン
- M-aid/新明工業:ドローンポート搭載車両

災害支援車両の展示と出展者
災害現場対応を想定した特殊車両、救急・救助車両、衛生設備を搭載した車両などが集います。被災地での迅速な医療提供や対応力を高める機材が紹介される場です。
出展は次のとおりです。
- 岡崎市消防本部:レッドサラマンダー(国内2台のみの特殊災害対応車両)
- 豊田市消防本部:小型救助車
- 瀬戸市消防本部:化学自動車
- 尾三消防組合消防本部:高規格救急車
- 日産車体/オートワークス京都:高規格救急車
- 奈良県立医科大学MBTコンソーシアム/奈良先端科学技術大学院大/タカゾノ/M-aid:オンライン診療・移動薬局・衛星通信を組み合わせた災害医療モデル
- 新明工業:トイレカー
- 日野興業:MOBILE TOILET
- トイファクトリー:キャンピングカー

医療コンテナ・研究機関、その他の出展
発電機を搭載し、災害時にも稼働可能な医療コンテナ、体験型トレーラーハウス、モバイルハウスなど、固定施設の代替となる移動式医療環境が披露されます。研究機関の取り組みや民間企業の機器・サービスも数多く並びます。
出展一覧(研究機関・その他)を以下に示します。
- 医療コンテナ推進協議会/愛知医科大学:医療コンテナ展示
- 一宮西病院:医療コンテナ(会場救護所)
- 東京都立大学:トレーラーハウス
- 名古屋工業大学 北川研究室/LIFULL ArchiTech:モバイルインスタントハウス
- セコム医療システム:遠隔診療支援プラットフォーム
- セイエイ・エル・サンテHD:医療機器パッケージ
- デロイト トーマツ:医療MaaSの取り組み紹介
- 富士フイルムメディカル:携帯型X線撮影装置・ハンディエコー等
- 新日本科学 Tasso:自己採血デバイス
- 豊田通商:オンライン診療・服薬指導システム
- M-aid:「こえさん」AIボットサービス
- AEDレンタルサービス:AEDフルサポートレンタル
- mairuシステム(mairu tech):搬送車両予約システム
- 介護タクシー案内所(Plan to Create):介護タクシー情報サイト

見どころ、体験プログラム、来場者向け情報
イベント当日は展示を見学するだけでなく、操作体験や子ども向けプログラム、消防関連の特別展示など、体験型のコンテンツが多数用意されています。会場内の動線や体験の時間帯は公式サイトで確認してください。
以下に来場者向けの注目ポイントと具体的なプログラムを整理します。

見どころTOP5と概要
公式に挙げられた見どころ上位5点は、災害対応・広域搬送・ドローン配送・移動型医療施設・消防特別展示とカード配布です。それぞれ会場での実演や静的展示が行われます。
具体的には次のとおりです。
- 災害対応特殊車両「レッドサラマンダー」展示:日本に2台しかない車両の展示。
- 最新型 医療MaaS車両の勢ぞろい:秋田大学、岐阜薬科大学、鳥羽市などの車両展示。
- ドローンエリア:大型物流ドローン、VTOL機などの実演展示。
- 医療コンテナ&トレーラーハウス:発電機搭載の移動医療拠点の展示。
- 消防特別展示エリア&消防カード配布:小型救助車・化学車・高規格救急車等の展示、記念カードを各日先着1,000名に配布予定。

子ども向け体験プログラムと会場の飲食
子ども向けにはトイドローンの操作体験、未来のお医者さん体験、ロボット遠隔操作体験などが用意されています。体験を通じて医療や防災技術に触れる機会が設けられます。
また、会場には地元のキッチンカーが多数出店します。展示や体験での滞在時間に合わせて飲食ができる体制が整えられています。

来賓・特別来場予定者
来賓として愛知県副知事や愛知県選出の国会議員・地方議員など多数の関係者の来場が予定されています。行政や地域医療関係者が集まる場としての位置づけも明確です。
公式の来賓予定は公表情報に基づき、関係各所と連携した展示や説明が行われます。

まとめ:開催データと主要ポイントの一覧
以下の表に本イベントの主要データと、本記事で述べた主要ポイントを整理しました。出展者・展示内容はプレスリリースにある全ての記載を反映しています。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 医療モビリティ博2025 in 愛知(愛知万博20周年記念事業連携イベント) |
日程 | 2025年8月23日(土)10:30開会式、11:00〜15:00 / 8月24日(日)11:00〜15:00 |
会場 | 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)北1駐車場(長久手市) |
主催・共催 | 医療モビリティ博2025 in 愛知 実行委員会 / 愛知万博20周年記念事業実行委員会 |
後援 | 愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市、愛知県医師会、中日新聞社 |
出展規模 | 30団体以上(医療MaaS、ドローン、災害支援車両、医療コンテナ、研究機関、民間サービスなど) |
入場料 | 無料 |
公式サイト | https://www.medicalmobility.jp/ |
主な見どころ | レッドサラマンダー展示、医療MaaS車両集合、ドローン実演、医療コンテナ・トレーラーハウス、消防特別展示・カード配布 |
子ども向けプログラム | トイドローン操作体験、未来のお医者さん体験、ロボット遠隔操作体験 |
出展例(抜粋せず列挙) | 岐阜薬科大学(モバイルファーマシー)、トヨタ車体(オンライン診療車両)、秋田大学附属病院/日産車体/オートワークス京都(オンライン診療・検診・検査車両)、MONET Technologies/三重県鳥羽市(オンライン診療・患者移送車両)、オーガイホールディングス(歯科診療車両)、M-aid/豊田通商/中部薬品(V・drug)/デロイト トーマツ(オンライン診療等)、mairu tech(搬送・福祉移送)、東京メディ・ケア移送サービス(民間救急)、Prodrone、エアロセンス、NTPセブンス、ROBOTIX JAPAN、M-aid/新明工業(ドローンポート搭載車両)、岡崎市消防本部(レッドサラマンダー)、豊田市消防本部(小型救助車)、瀬戸市消防本部(化学自動車)、尾三消防組合消防本部(高規格救急車)、日産車体/オートワークス京都(高規格救急車)、奈良県立医科大学MBTコンソーシアム/奈良先端科学技術大学院大/タカゾノ/M-aid(災害医療モデル)、新明工業(トイレカー)、日野興業(MOBILE TOILET)、トイファクトリー(キャンピングカー)、医療コンテナ推進協議会/愛知医科大学(医療コンテナ)、一宮西病院(医療コンテナ/会場救護所)、東京都立大学(トレーラーハウス)、名古屋工業大学 北川研究室/LIFULL ArchiTech(モバイルインスタントハウス)、セコム医療システム(遠隔診療支援)、セイエイ・エル・サンテHD(医療機器パッケージ)、デロイト トーマツ(医療MaaS紹介)、富士フイルムメディカル(携帯型X線・ハンディエコー)、新日本科学 Tasso(自己採血デバイス)、豊田通商(オンライン診療・服薬指導)、M-aid(AIボット『こえさん』)、AEDレンタルサービス(AEDフルサポートレンタル)、mairuシステム(搬送車両予約)、介護タクシー案内所(Plan to Create) |
本イベントは、医療と防災の現場を結ぶ技術やサービスを現地で確認できる機会として位置づけられます。出展者の構成から、遠隔診療・移動薬局・患者搬送・ドローン物流・災害医療拠点など、複数の領域が連携して機能する姿を総合的に把握できる内容といえます。参加を検討する場合は、公式サイトで当日のプログラムや来場案内を確認することが望ましいです。
参考リンク: