8月27日開催、学生アートコンペ『ⅢARTMAN-CELL』最終5チーム発表

アートマンセル最終審査

開催日:8月27日

アートマンセル最終審査
最終審査はいつどこで見られるの?
最終審査は2025年8月27日に東京都内で実施されます。会場での一般観覧はリリースに明記なしですが、当日の模様や制作過程は10月1日のティザームービー以降、YouTubeやSNSで無料配信されます。
誰が参加できて審査はどういう形式なの?
高校生・専門学校生・大学生を対象に、3人1組のチームで応募します。一次(企画書)、二次(オンラインプレゼン)を経て、最終は東京都内でのプレゼン・展示などで審査されます。

Z世代が問う「芸術とは何か」──大会の趣旨と開催スケジュール

株式会社アートチューンズが主催する学生限定アートコンペティション「ⅢARTMAN-CELL ~students show~」は、応募した高校生・専門学校生・大学生が三人一組のチームで「芸術とは○○だ!」という普遍的な問いに取り組み、自らの定義を企画と発表で示すことを目的とした大会です。対象は全国の学生で、チーム戦という形式を通じて協働と表現の両面を評価する点が特徴です。

本大会には全国から約200名の応募があり、一次審査(企画審査)および二次審査(オンラインプレゼン)を経て、最終審査に進出する5チーム・15名が選出されました。最終審査は東京都内で2025年8月27日に実施されます。最終審査の模様や審査までのプロセスは記録され、後述のドキュメンタリー配信にて公開される予定です。

以下は大会の主要な流れと公開スケジュールです。明確な日程と公開媒体が設定されており、現場の記録は後日無料で視聴可能となります。

  • 応募期間:省略(本プレスリリースは選考結果発表)
  • 一次審査:企画書による選考
  • 二次審査:オンラインプレゼンテーション
  • 最終審査:2025年8月27日(東京都内)
  • ドキュメンタリー配信:ティザームービーを2025年10月1日に公開、以降YouTubeほかで無料配信およびSNS・イベント上映で展開
“芸術とは何か”を問う、Z世代のアートコンペ・アートマンセル『ⅢARTMAN-CELL ~students show~』──最終審査へ進む全5チーム・15名を発表!! 画像 2

最終審査進出チームの顔ぶれと各メンバーのコメント

一次・二次審査を突破したのは、全国から選ばれた5チーム・計15名です。ここでは各チームの構成と、各メンバーが寄せたコメントを紹介します。表現スタイルやバックグラウンドは多様であり、Z世代ならではの発想や言葉が並んでいます。

チーム名・キャプテン・メンバーおよび所属校、各メンバーのコメントは以下の通りです。原文のまま引用しています。

“芸術とは何か”を問う、Z世代のアートコンペ・アートマンセル『ⅢARTMAN-CELL ~students show~』──最終審査へ進む全5チーム・15名を発表!! 画像 3

1. 超大衆超芸術(キャプテン:シュウセイ)

所属校はいずれも愛知県立旭丘高等学校の3名編成です。チーム名が示すように「大衆」と「芸術」の関係を問う企画が想定されます。以下、メンバーごとのコメントです。

メンバーの発言は、創作に向けた意欲と、伝達への責任感がうかがえます。

  • シュウセイ / SHUSEI(愛知県立旭丘高等学校):「既に貴重な体験をさせてもらっていますが最後まで貪欲に自分たちの行なってきたことに熱量を持って取り組みたいです。」
  • サクラ / SAKURA(愛知県立旭丘高等学校):「気づいて欲しいです。私たちの気づきと感動を伝えられるプレゼンにします。」
  • ヒヨリ / HIYORI(愛知県立旭丘高等学校):「願いと方法は十分に練ったので、私たちの願いをどれだけ純粋に、美しく届けられるかに全力を注ぎたいです。」
“芸術とは何か”を問う、Z世代のアートコンペ・アートマンセル『ⅢARTMAN-CELL ~students show~』──最終審査へ進む全5チーム・15名を発表!! 画像 4

2. Studio kin(キャプテン:タカラ)

名古屋芸術大学からの参加チームで、学内の共同制作の延長線上にある表現を提示することが期待されます。コメントは楽しむ姿勢と尊重の精神を示しています。

三者三様の短いメッセージが、チームワークとパフォーマンスの方針を示しています。

  • タカラ / TAKARA(名古屋芸術大学):「僕らの芸術をお届けできることを楽しみにしています。」
  • ダイシン / DAISHIN(名古屋芸術大学):「芸術を楽しみつくします。」
  • タクミ / TAKUMI(名古屋芸術大学):「挑む全ての者を尊重し、理性の下でただ役目を果たすのみ。」
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3. MITO—bridge(キャプテン:ユウスケ)

慶應義塾大学と多摩美術大学の混成チームで、文学的・詩的な表現を伴うことが想像される発言が集まっています。引用されている断片的な文章から宗教的・地域的なイメージや感謝の言葉が窺えます。

チームメンバーの短い詩句や引用は、言葉の連なりそのものが作品へとつながる可能性を示しています。

  • ユウスケ / YUSUKE(慶應義塾大学):「どこか遠くへ行きたくて 飛んで来たるは仏の聖地 習いの違いに打ちのめされど 祈り願うは人のつながり。」
  • サキ / SAKI(慶應義塾大学):「このコンテストをきっかけとした出会いと世界の豊かな広がりに感謝します。\n輝きをすこし遅れて連れてくる川の蛇行は微笑みに似る(飯田彩乃『リヴァーサイド』より)」
  • コウイチ / KOUICHI(多摩美術大学):「点と線 ひかりは山へ 夏の窓」
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4. MEGA工芸(キャプテン:アイカ)

多摩美術大学を中心とした工芸的アプローチを期待させるチームです。実制作のスケール感や素材感への志向が強いコメントが並びます。

具体的な制作物の狙いや見せ方に意識を向けた発言があり、最終審査での実物展示やパフォーマンスが想定されます。

  • アイカ / AIKA(多摩美術大学):「3人で力を合わせてデカくてかっこいい物を実際に作れるように頑張ります!」
  • コハル / KOHARU(多摩美術大学):「私たちだからこそできる芸術の実現に向けて全力で挑みます!」
  • セキ / SEKI(富山ガラス造形研究所):「見られたい!輝きたい!だからこそ、誰もが振り向く“大”を作ります!」
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5. 小麦(キャプテン:ユータロー)

埼玉県立浦和西高等学校からの編成で、詩的・劇的な言語を含んだ表現を核にしていることがコメントから読み取れます。チーム名と語りは神話的・寓話的な装いを持っています。

挑戦的で勢いのある表現方針が示されており、舞台性の高いパフォーマンスが予想されます。

  • ユータロー / YUTARO(埼玉県立浦和西高等学校):「人々は小麦では養わず、いつも、\n存在の可能性だけで獣を育てた。\n軈てそれは獣に強力な力を与え、\n獣は角を生やし一角獣となった。」
  • レオ / REO(埼玉県立浦和西高等学校):「我ら、酒旗が翻される程の勢いでせめ!」
  • エイタ / EITA(埼玉県立浦和西高等学校):「より楽しい企画作り上げます」
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ドキュメンタリー映像化とメディア展開の計画

最終審査の舞台裏や創作過程はドキュメンタリー映像『アート・リアリティーショー(タイトルは後日発表)』として映像化されます。ティザームービーは2025年10月1日に公開され、その後本編を含む関連コンテンツがYouTubeで無料配信予定です。

配信はYouTubeが中心になりますが、SNSや特設ページ、イベント上映など複数のメディアで多面的に展開されます。制作側は現場の熱量をそのまま届けることを目指しており、視聴者は制作過程と最終発表の両方を映像で追うことができます。

  1. ティザームービー公開:2025年10月1日(YouTube予定)
  2. 本編含むドキュメンタリー:YouTube無料配信(公開日・回ごとのスケジュールは追って発表)
  3. 併用展開:SNS、特設ページ、イベント上映などで追加配信・巡回上映

タイトルは後日発表とされていますが、配信スケジュールの皮切りとして10月1日のティザー公開日は確定しています。視聴方法やスケジュールの詳細は公式ページおよびSNSでの告知にて更新されます。

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協賛募集と主催者情報、記事の要点まとめ

「ⅢARTMAN-CELL 〜students show〜」では、次世代の才能を支えるパートナー企業・団体を募集しています。募集の趣旨は、100年後の未来をつくる次世代の才能を共に支え、創造的な才能が花開く藝術的な社会の実現に寄与することです。参加企業・団体は協賛を通じて若手表現者の創作環境を支援し、広く社会へ影響を及ぼす機会を得ることができます。

協賛に関する資料請求や問い合わせは公式の協賛ページを通じて受け付けられています。具体的な支援メニューや出資の方法、露出機会など詳細は協賛ページで案内されています。

主催
株式会社アートチューンズ
コンセプト
“誰もが芸術家である時代”
関連サービス
プロフィールツール「artTunes」、芸術的価値の認証「a-mark」、アート×求人メディア「クリエイティブ企業ガイド」
公式URL(大会)
https://artman-cell.art/
プレスリリース関連リンク
公式サイトおよびプレスキットのダウンロードが可能(プレスリリース素材あり)

以下に、本記事で扱った主要事項を表形式で整理します。大会の趣旨、日程、最終審査進出チーム、ドキュメンタリー配信予定、主催者情報などを一覧にしました。

項目 内容
大会名 ⅢARTMAN-CELL ~students show~(学生限定アートコンペティション)
主題 「芸術とは○○だ!」という人類普遍の問いに対する各チームの定義と表現
応募規模 全国から約200名の応募
選考 一次審査(企画)、二次審査(オンラインプレゼン)、最終審査(2025年8月27日、東京都内)
最終審査進出 5チーム・15名(超大衆超芸術/Studio kin/MITO—bridge/MEGA工芸/小麦)
ドキュメンタリー 『アート・リアリティーショー(タイトルは後日発表)』。ティザームービー公開:2025年10月1日。YouTube無料配信、SNS・特設ページ・イベント上映で展開
協賛募集 次世代の才能を支えるパートナー企業・団体を募集中。協賛ページから資料請求・問い合わせが可能
主催者 株式会社アートチューンズ(所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F)
会社情報(抜粋) 取締役:宇津木安来・水谷厚太・平田成巳・徳田進也。設立:2022年9月。事業:プラットフォーム事業/イベント事業/メディアコンテンツ事業。資本金:1億6,000万円。URL:https://art-tunes.art/ja
関連カテゴリ・キーワード アート・カルチャー、テレビ・CM、アート、カルチャー、芸術、文化、イベント、コンペ、アーティスト、協賛、大会、エンタメ

以上が本大会の主な情報の整理です。最終審査は2025年8月27日に東京都内で行われ、ドキュメンタリーの公開は2025年10月1日のティザーを皮切りに進められると発表されています。詳細なスケジュールや協賛に関する案内、プレスキットのダウンロード等は公式サイトおよび関連リンクでご確認ください。

参考リンク: