Antigravity A1:8K360度ドローン、2026年1月世界同時発売へ

Antigravity A1発売

開催日:1月1日

Antigravity A1発売
いつ発売されるの?
Antigravity A1は世界同時で2026年1月発売予定と発表されている。具体的な発売日や国内の販売開始、価格、予約情報については公式サイトやInsta360の続報で案内される予定だ。
8K360度で撮るメリットって何?
8Kの360度撮影は全方位を高解像度で記録し、後から自由に視点を切り出せる点が最大の利点。没入映像やVRコンテンツ、リフレーミングの柔軟性が高まる反面、データ容量と編集負荷は大きくなる。

空中撮影を再定義する:Antigravity A1の登場と発表背景

Insta360は、複数のパートナー企業と共同でドローンブランド「Antigravity(アンチグラビティ)」を立ち上げ、その初号機となる「Antigravity A1」を発表しました。発表は米国時間で2025年8月14日にロサンゼルスから行われ、日本向けの情報はInsta360 Japan株式会社によるプレスリリースが2025年8月15日18時33分に配信されています。

Antigravityは消費者向けドローン市場において、360度撮影と没入型の飛行体験を組み合わせることを目的にインキュベートされたブランドです。今回発表されたA1は、8K解像度の360度撮影を搭載した点をはじめとする複数の新機能で、従来のドローン体験に変化をもたらすことを目指しています。

Antigravity、世界初の8K対応360度全景ドローン「A1」を発表 画像 2

発表の位置づけと関係組織

発表元はInsta360およびそのパートナー企業群であり、Insta360の共同創業者でグローバルマーケティング総責任者のMax Richter(マックス・リヒター)が今回の製品の意義を説明しています。RichterはA1が既存市場の製品とは異なる点を強調し、没入型飛行を広く普及させる可能性について述べています。

発表資料には製品仕様、発売予定、共同制作プロジェクト、関連リンクおよびプレスキットのダウンロード情報が含まれており、Insta360 Japan株式会社が日本語の公式情報提供を行っています。

Antigravity、世界初の8K対応360度全景ドローン「A1」を発表 画像 3

技術と設計:8K 360度撮影、デュアルレンズ、没入型インタフェース

Antigravity A1の最大の特徴は世界初¹の8K 360度撮影機能です。上下に配置されたデュアルレンズ構成によりドローン周囲の全方位を記録し、撮影後の編集で自由にアングルを選べることを主張しています。

映像処理面では高度なステッチングアルゴリズムを採用しており、ライブ映像や編集後の映像からドローン本体を消去するエフェクトが可能です。これによりパイロットの視点そのものを視聴者に提示する、没入感の高い映像表現が可能になります。

Antigravity、世界初の8K対応360度全景ドローン「A1」を発表 画像 4

操作と没入体験の仕組み

Antigravityの独自技術として「フリーモーションテクノロジー」があり、これをVisionゴーグルとGripコントローラーと組み合わせることで、直感的かつ自然なヘッドトラッキングによる没入型飛行を実現します。操縦者は飛行方向と視線方向を別々に操作でき、探索の自由度が高まります。

録画はすべて8K 360度で保存されるため、フレーミングに神経質になる必要がなく、撮影後に任意の視点へリフレームして切り出すことで、シャッターチャンスを逃しにくくしています。

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仕様、携行性、安全機能および編集ワークフロー

A1は軽量でコンパクトな設計を特徴とし、重量は249gです。この重量により多くの国や地域で機体登録が不要とされるため、ホビー用途からクリエイティブ用途まで幅広いユーザーに向く設計となっています。

安全面では帰還機能とペイロード検知システムを搭載しており、飛行中の状況変化に応じた安全性確保の仕組みが備わっています。持ち運びに適したサイズで、バックパックに収められる点も明記されています。

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ポストプロダクションと互換性

編集面ではアスペクト比の自由変更や、Insta360で馴染みのある「Tiny Planet」「Horizon Flip」といったエフェクトに対応します。Insta360 Xシリーズのワークフローに慣れたクリエイターは、A1の編集プロセスにスムーズに適応できるとされています。

これにより撮影後の多彩な表現が可能となり、視点の切り替えやエフェクト適用によって一つのフッテージから複数の表現を生み出すことが可能です。

発売計画と共創プロジェクト、関連情報

Antigravity A1は2026年1月に世界同時発売予定と発表されています。発売に先立ち、クリエイターを対象とした共同制作プロジェクトが開始され、採用されたアイデアは製品に反映される仕組みです。

本プロジェクトの報酬プールは最大で2万米ドル($20,000)が用意され、参加者のアイデアが製品開発に直接影響する点が特徴となっています。詳細は公式案内にて案内されています。

関連リンクとダウンロード

製品の公式情報や追加資料、プレスキットは以下のリンクから入手できます。公式サイトは製品情報や購入情報、サポート情報を含めて公開される予定です。

カテゴリ・キーワード

プレスリリースのビジネスカテゴリはカメラおよびモバイル端末に分類されています。キーワードとしては「アクションカメラ」「360度カメラ」「360度ドローン」「ドローン」「Antigravity(アンチグラビティ)」「ジンバル」「夏休み」などが挙げられています。

これらのキーワードは製品の用途や想定される利用シーン、ターゲットユーザーを示す指標となります。

主な特長と要点の整理

以下はプレスリリースに記載されたA1の主な特長を整理したものです。技術面、運用面、配布・共同制作面を含めて、発表内容を網羅的にまとめています。

撮影解像度
8K 360度撮影(上下レンズ構成)
没入型表示
360度没入型ライブビューとVisionゴーグルによるヘッドトラッキング
ステッチング
高度なステッチングによるドローン本体消去効果
操作系
Gripコントローラーによる直感的な飛行指示操作およびフリーモーションテクノロジー
編集ワークフロー
飛行後の簡単なリフレーミング&編集、多彩なエフェクト(Tiny Planet、Horizon Flip等)
携行性
重量249g、世界の多くの国と地域で登録不要
安全機能
帰還機能およびペイロード検知システム搭載
発売時期
2026年1月 世界同時発売予定
共創プロジェクト
クリエイター向け共同制作プロジェクト、採用案は製品に反映、報酬プール最大2万米ドル

記事の締めとして以下に要点を表形式で整理します。この記事はプレスリリースに基づく情報を網羅的にまとめたものであり、発表された事実を中心に構成しています。

項目 内容
製品名 Antigravity A1
発表日(現地) 2025年8月14日(ロサンゼルス発)
発表情報配信 Insta360 Japan株式会社/2025年8月15日 18時33分
主な機能 8K 360度撮影(上下デュアルレンズ)、360度ライブビュー、Visionゴーグル、Gripコントローラー、高度なステッチング
重量 249g(多くの国で登録不要)
安全機能 帰還機能、ペイロード検知システム
発売予定 2026年1月(世界同時発売予定)
共創プロジェクト クリエイター参加型の共同制作、採用案は製品に反映、報酬プール最大2万米ドル
公式情報 https://www.antigravity.tech/jp/?from=nav
関連カテゴリ・キーワード カメラ、モバイル端末、アクションカメラ、360度カメラ、360度ドローン、ドローン、Antigravity、ジンバル、夏休み

以上がプレスリリースの内容に基づくAntigravity A1の要点整理です。発表資料はプレスキットとして画像や詳細資料がダウンロード可能であり、製品の詳細スペックや発売情報は今後公式サイトで順次確認できます。

参考リンク: