アーバン博「OSAKA CULTURE すきやねん」コラボ紹介

OSAKA CULTURE展

開催期間:8月15日〜9月12日

OSAKA CULTURE展
これってどんな企画なの?
アーバンリサーチがEXPO2025会場で展開する「OSAKA CULTURE」企画。大阪の言葉や食文化をオノマトペで表現し、地元企業や551蓬莱とコラボした服や雑貨を展示・販売、体験プログラムも行うイベントです。
いつどこで買えるの?
万博会場のURBAN RESEARCH EXPO2025 STORE(ウォータープラザマーケットプレイス西)で販売。ストア自体は4/13〜10/13営業、オノマトペ体験スペースは2025/08/15〜2025/09/12。詳細は特設サイトやSNSで確認を。

大阪の空気を物質化する試み「OSAKA CULTURE すきやねん」

アーバンリサーチが万博会場内で展開する「アーバン博 —URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE—」の一企画として掲げられたテーマのひとつが「OSAKA CULTURE すきやねん」です。万博開催期間中、アーバンリサーチは大阪の言葉や食文化、ものづくりの現場に根付くリズムや温度感をプロダクト化し、来場者が「大阪らしさ」を五感で体験できるラインナップを用意しています。

発表資料によれば、EXPO2025 大阪・関西万博の会期も残り僅かとなる中で、この企画は会場の熱気とともに盛り上がりを見せています。アーバンリサーチは自身を“地元”として位置づける大阪の魅力を再認識してもらうため、地元企業や伝統産業と連携したコラボレーションを実施しています。

未来に繋がる“すごい”が見つかる、アーバン博 —URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE— 05「OSAKA CULTURE すきやねん」 画像 2

オノマトペを起点にした表現と体験

大阪には独特のリズムがあり、それは大阪弁や人情深さ、商人文化や落語などの笑いの文脈から生まれたものとも説明されています。アーバンリサーチはそのリズムや温度感を、ファニーな語感で彩るオノマトペをテーマに据え、プロダクトや体験プログラムを展開しています。

中心的な取り組みのひとつが、ものづくり現場を一般開放するイベント『FactorISM(ファクトリズム)』との連携です。八尾市・堺市・門真市を中心に13市町村の工場を対象にし、“こうばはまちのエンターテイメント”を合言葉にした現場体験を通して、地域の技術とコミュニケーション文化を提示します。

FactorISM(ファクトリズム)
開催期間:2025年10月23日(木)〜10月26日(日)
対象地域:大阪府八尾市 / 堺市 / 門真市を中心に13市町村
趣旨:「こうばはまちのエンターテイメント」を掲げ、工場の現場を文化祭のように一般公開するイベント
未来に繋がる“すごい”が見つかる、アーバン博 —URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE— 05「OSAKA CULTURE すきやねん」 画像 3

オノマトペを具現化したコラボアイテムの詳細

「OSAKA CULTURE すきやねん」では、地元のものづくり企業とコラボレーションした複数のアイテムを展開しています。会場内では、2025年8月15日(金)から9月12日(金)の期間中に大阪らしいオノマトペを使ったコミュニケーションを体験するスペースも設置されます。

以下は発表された全ラインナップの情報です。価格、製造元、製品番号、色、素材や特徴など、プレスリリースに記載された項目はすべて記載しています。

  • ガツガツ — URBAN RESEARCH別注 CHOPLATE

    • サイズ/価格:174mm ¥2,420 (tax incl.) / 220mm ¥3,630 (tax incl.) / 260mm ¥4,180 (tax incl.)
    • Product number:174mm JMOS-4589-BA001 / 220mm JMOS-4589-BA002 / 260mm JMOS-4589-BA003
    • color:デニムブルー
    • 製造:株式会社河辺商会
    • 特徴:まな板にもお皿にもなるCHOPLATE。トントントンと切ってガツガツ食べることができる。日本の藍色をイメージしたデニムカラーで3サイズ展開。CHOPLATEとしても本企画が初めてのコラボレーション。
  • ブンブン — 別注 玉子焼(大)

    • 価格:¥7,700 (tax incl.)
    • Product number:JMOS-4488-BA001
    • 製造:藤田金属株式会社
    • 特徴:規格外品のバットの持ち手を再利用した鉄製フライパン。玉子焼以外にもお好み焼き程度の調理が可能。
  • ワチャワチャ — レザーアイテム

    • レザーマルチポーチ ¥27,500 (tax incl.) Product number:JMOS-5002-AB001
    • レザー 2連キーケース ¥14,300 (tax incl.) Product number:JMOS-5002-BB002
    • color:ネイビー
    • 製造:カネエム工業株式会社、革工房Rickiey
    • 特徴:ワチャワチャとついた取り外し可能なキーリングにより、いろいろなものをジャラジャラと付け替えられる。カネエム工業のリベット技術と革工房Rickieyの手染め技術の融合。
  • グニャグニャ — KINJO JAPAN グラス

    • 価格:¥6,160 (tax incl.)
    • Product number:JMOS-4550-AA001
    • color:アンバー
    • 製造:錦城護謨株式会社
    • 特徴:重厚感のあるロックグラスの外見ながら、実はシリコーンゴム製で変形するため割れない。屋外や子どもが使う場面で安心して使用可能。形を変えて周囲を驚かせることも可能。
  • サラサラ — 堺の和たおる

    • 価格:¥2,200 (tax incl.)
    • Product number:JMOS-4984-AA001
    • color:青 / 赤
    • 製造:角野晒染株式会社
    • 特徴:綿100%でサラサラとした手触り、乾きが早く衛生的。江戸時代から続く堺の伝統産業「堺和晒」による企画。
  • ジャンジャン — sashiko アズマトートバッグ

    • 価格:¥16,500 (tax incl.)
    • color:生成 / 青
    • 製造:株式会社 九櫻
    • 特徴:柔道着メーカーとして世界的に支持される九櫻の刺子生地を用いたバッグ。頑丈で容量が大きく、たくさんの荷物を入れても安心。
  • オノマトペキーホルダー

    • 価格:¥1,980 (tax incl.)
    • Product number:JMOS-5010-AA001
    • color:シュっと / チャッチャと / ワチャワチャっと / ガーっと / ピャーっと
    • 製造:株式会社エムズコーポレーション
    • 特徴:取り付けたものをオノマトペで伝えるキーホルダー。3Dプリンターで制作。

なお、上記のほかのラインナップや詳細はアーバン博特設サイトでも確認できます。URL:https://expo.urban-research.co.jp/

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会場での体験スペースと映像

会場では、オノマトペを用いたコミュニケーションを体験できる専用スペースが設けられる予定です。期間は2025年8月15日(金)から9月12日(金)で、来場者はプロダクトと合わせて大阪の語感や表現を実際に感じ取ることができます。

また、今回の企画に合わせた映像コンテンツ(MOVIE「OSAKA CULTURE すきやねん」)も制作され、現場での理解を深める補助的な役割を果たします。映像はテーマの背景説明や製作風景、参加企業の紹介などを含む構成とされています。

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551蓬莱との協業――食文化をまとうスーベニア

大阪の食文化を代表するブランドの一つである「551 蓬莱」とのコラボレーションにより、豚まんをモチーフにしたウェア群が制作されました。アーバンリサーチと551蓬莱は大阪を拠点に活動する存在同士として特別な関係性を築いており、今回の協業は“大阪愛”を反映したスーベニアとして位置づけられています。

以下はプレスリリースに記載された全アイテムの仕様です。価格、デザインの意図、サイズ感やディテールまで明記しています。

  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH KIDS SHORT-SLEEVE T-SHIRTS

    • 価格:¥4,400 (tax incl.)
    • 仕様:フロント左胸に「ARUTOKI」、バックにセイロ入りのホカホカ豚まんをプリント。身幅をたっぷりとったリラックス感のあるフォルム。
  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH SHORT-SLEEVE T-SHIRTS

    • 価格:¥5,500 (tax incl.)
    • 仕様:フロント左胸に「ARUTOKI」、バックにセイロ入り豚まんをプリント。身幅をたっぷりとったリラックス感のあるフォルム。
  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH ドロストショートスリーブTシャツ

    • 価格:¥6,050 (tax incl.)
    • 仕様:フロント左胸に「ARUTOKI」、バックに豚まんプリント。裾にタック&ドローストリングを装備し、絞ることでシルエットの変化を楽しめる設計。
  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH SWEAT HOODIE

    • 価格:¥9,350 (tax incl.)
    • 仕様:バックにセイロ入り豚まんのバックプリント。フードを被ると豚まんに見えるユニークなディテール、フード内に「ARUTOKI」サインあり。
  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH LONG-SLEEVE T-SHIRTS

    • 価格:¥5,940 (tax incl.)
    • 仕様:フロント左胸に「ARUTOKI」、バックにセイロ入り豚まんをプリント。身幅をたっぷりとったリラックス感のあるフォルム。
  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH SWEAT PANTS

    • 価格:¥9,350 (tax incl.)
    • 仕様:豚まんの箱に描かれた中華模様(雷紋)をサイドシームに刺繍で表現。スウェットフーディーとセットアップでも合うワイドFIT。
  • 551蓬莱×URBAN RESEARCH KIDS SHORT PANTS

    • 価格:¥4,950 (tax incl.)
    • 仕様:サイドシームに中華模様の刺繍を施し、バックポケットには「ARUTOKI」をプリント。
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コラボレーションの背景と意義

551蓬莱は地元に根づいた存在であり、観光客のみならず地元民からも長く支持されているブランドです。アーバンリサーチとの協業は、地元資源をデザイン的に翻訳して日常に取り入れる試みとして位置づけられています。

各アイテムは見た目のユーモアだけでなく、身幅や素材、刺繍など実用面にも配慮された作りとなっており、スーベニアとしての機能性も担保されています。

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URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE と関連プロジェクト

アーバン博の会場であるURBAN RESEARCH EXPO2025 STOREは大阪万博会場内のウォータープラザマーケットプレイス西(大阪市此花区夢洲中一丁目地先S74)に出店しています。営業期間は2025年4月13日(日)~10月13日(月)で、営業時間は会場の開場時間に合わせて運用されます。

会場周辺は混雑が予想されるとの案内があり、公共交通機関の利用が推奨されています。会期中の最新情報はアーバン博のインスタグラムや万博公式サイト、特設サイトで発信されています。

出店情報
店舗名:URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE
営業期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)
出店施設:大阪市此花区夢洲中一丁目地先S74 ウォータープラザマーケットプレイス西
関連URL:https://media.urban-research.jp/news/688708/
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JAPAN MADE PROJECT と demoexpo の役割

「JAPAN MADE PROJECT」は「日本の地域はおもしろい」をコンセプトに、地域に根ざす魅力や技術を発信するプロジェクトです。地域の当事者とともに課題や魅力に向き合い、未来につながる地域の“すごい”を発信します。関連SNSやウェブで情報発信を行っています。

一般社団法人 demoexpo は、企業や行政の枠を越えて集う活動体で、2025年の大阪・関西万博をきっかけに「まちごと万博」を作ることを目指しています。万博を通じて生まれる体験を面白くし、その成果を街に残すことを目的としています。FactorISM は JAPAN MADE PROJECT のコラボレーションパートナーとして位置づけられています。

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アーバン博を構成する3つのカテゴリー

アーバン博では「未来に繋がるすごいをシェアする」をテーマに、以下の3つのカテゴリーを掲げています。各カテゴリーは展示やプロダクト、体験プログラムの設計に反映されています。

  • ジャポニズム:日本らしさをファッション的視点で表現し、会場での体験を持ち帰れる形にする取り組み。
  • テクノロジー:声をカタチにする『一〇〇 VOICES』プロジェクトや3Dプリンターを使った什器など、新しい技術の活用による未来志向の仕掛け。
  • スーベニア:会場での体験を長く記憶に留めるための物販群。ジャポニズムとテクノロジーの成果を持ち帰るアイテム群。
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まとめ:企画のポイントと主要項目の整理

ここまでで紹介した「OSAKA CULTURE すきやねん」に関する主な情報を整理します。企画の趣旨、会期関連、主要コラボレーター、ラインナップの要点を下の表にまとめました。

項目 内容
企画名称 OSAKA CULTURE すきやねん(アーバン博 —URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE— の企画の一部)
会場(アーバン博出店場所) URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE(ウォータープラザマーケットプレイス西 S74)
ストア営業期間 2025年4月13日(日)~10月13日(月)。営業時間は会場の開場時間と連動。
オノマトペ体験スペース期間 2025年8月15日(金)〜9月12日(金)
FactorISM(工場公開イベント) 開催日:2025年10月23日(木)〜10月26日(日)。対象:大阪府八尾市・堺市・門真市を中心に13市町村。
主要コラボレーター(ものづくり系) 株式会社河辺商会 / 藤田金属株式会社 / カネエム工業株式会社 / 革工房Rickiey / 錦城護謨株式会社 / 角野晒染株式会社 / 株式会社 九櫻 / 株式会社エムズコーポレーション / 551蓬莱 等
主な商品ラインナップ(抜粋) CHOPLATE(デニムブルー 3サイズ) / 別注玉子焼(大) / レザーマルチポーチ / 2連キーケース / KINJO JAPAN グラス(シリコーン) / 堺の和たおる / sashiko アズマトートバッグ / オノマトペキーホルダー / 551蓬莱×URBAN RESEARCH 各種ウェア
551蓬莱コラボ主要アイテム KIDS SHORT-SLEEVE T-SHIRTS ¥4,400 / SHORT-SLEEVE T-SHIRTS ¥5,500 / ドロストショートスリーブT ¥6,050 / SWEAT HOODIE ¥9,350 / LONG-SLEEVE T ¥5,940 / SWEAT PANTS ¥9,350 / KIDS SHORT PANTS ¥4,950
関連プロジェクト・組織 JAPAN MADE PROJECT(地域の魅力発信) / demoexpo(まちごと万博の取り組み)
参考URL アーバン博特設サイト:https://expo.urban-research.co.jp/
ニュースリリース:https://media.urban-research.jp/news/688708/

本記事ではプレスリリースの記載内容を基に、「OSAKA CULTURE すきやねん」の背景、製品ラインアップ、コラボレーションの意図、会場・関連プロジェクトの要点を整理しました。会場や各プロジェクトの公式情報は上記のリンク先にて随時更新されます。

参考リンク: