8/17開催 東京アートガーデンで企業ビジョンを体感
ベストカレンダー編集部
2025年8月13日 22:07
東京アートガーデン
開催日:8月17日

企業の〈ビジョン〉を五感で受け取る—Tokyo Art Garden の趣旨と開催概要
合同会社かけるアート(代表:藤澤恵太)が主催するアートカンファレンス「Tokyo Art Garden」は、〈演劇・音楽・アート〉を通して企業のビジョンを体感することを目的に、2025年8月17日(日)にTODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋1丁目7−1 TODA BUILDING 4階)で開催されます。本イベントは企業や団体がもつ想いを単なる説明や展示物に留めず、創作表現として提示する場として企画され、来場者が表現に触れることで新たなつながりが生まれることを目指しています。
開催時間は10:00から18:30までで、出展ブースは自由に鑑賞できる時間が設けられています。主催は合同会社かけるアート。チケットの購入や詳細はPeatixのイベントページ(https://peatix.com/event/4382039)で案内されています。以下に開催の基本情報と当日の進行の要点を整理します。
- 日時:2025年8月17日(日) 10:00〜18:30
- 会場:TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋1丁目7−1 TODA BUILDING 4階)
- 主催:合同会社かけるアート(代表:藤澤恵太)
- チケット詳細:https://peatix.com/event/4382039

出展とステージプログラムの全体像
本イベントでは企業・団体ごとのブース展示に加え、演劇上演や音楽空間、ワークショップ、トークセッション、交流会など多様なプログラムが組まれています。各出展は、企業のサステナビリティや理念、地域性や個人のビジョンを、物語や音楽、インタラクティブな体験として提示する構成です。
当日のプログラムは来場者が展示を自由に巡る形式を基本とし、特定プログラム(特に日鉄興和不動産の演劇以降の一部)は別途専用チケットが必要になります。以下にタイムテーブルと主要な出展・出演者を示します。
時間 | 内容 | 出演・担当 |
---|---|---|
10:00〜 | 開場・各ブース展示開始 | 出展者一同 |
11:00〜 | ショートストーリー演劇(BOOK HOTEL 住まいの物語〜バナナヨーグルト〜) | 劇団ユニークポイント |
12:00〜 | 起業家アート協会 アート制作体験会 | 一般社団法人 起業家アート協会 |
14:00〜 | ショートストーリー演劇(BOOK HOTEL 住まいの物語〜keep a canary〜) | 劇団ユニークポイント |
15:45〜16:45 | 日鉄興和不動産 演劇(BOOK HOTEL 総集編) | 劇団ユニークポイント |
16:45〜16:55 | 休憩 | — |
16:55〜17:35 | トークセッション | かけるアート / 日鉄興和不動産 / pure life diary / スペサン |
17:35〜18:30 | 交流会 | 参加者交流 |
注記:日鉄興和不動産の演劇以降のプログラム(15:45以降)に参加する場合は「観劇&交流会チケット(観劇&交流会付き)」の購入が必要です。

日鉄興和不動産 — BOOK HOTELの物語を舞台と展示で再構築
日鉄興和不動産は、サステナブルな暮らしを体験する宿泊施設「BOOK HOTEL 物々語」を紹介します。リビオメゾン大岡山の一室を活用し、家具をすべて中古品で構成。宿泊者は宿泊料として金銭を払うのではなく、「大切だったけれど手放す時が来たもの」にまつわる物語をノートに綴ることが求められる仕組みです。この取り組みは、物の再利用と記憶・物語の継承を重視するサステナビリティの実践です。
Tokyo Art Gardenでは、BOOK HOTELに展示されている10の備品にまつわる作家の物語をTODA HALL内に再現する部屋を構築し、劇団ユニークポイントによる演劇上演(「レコードプレイヤー」、「バナナヨーグルト」、「ベッドフレーム」等の物語を題材)を通じて来場者が物語世界に没入できる演出を提供します。

pure life diary — 音楽で感じる“TO BE”の時間
pure life diaryは「TO DOリストをこなす日々からTO BEで自分を満たす1年へ」をコンセプトにした手帳を提供するブランドです。今回は「TO BEに生きる人生の鼓動を音楽で体感する」をテーマに、代表の本橋へいすけ氏が書き下ろした音楽と空間を組み合わせたブースを出展します。
糸島の自然を感じさせる家屋のような落ち着いた空間で、忙しい現代人が心を落ち着けて音楽に没入できる体験を目指します。ブースは音楽による内省や感情の触発を狙った設計です。

株式会社スペサン — 「言の葉の木」で記憶と想いを可視化
株式会社スペサンは創業10年で得た言葉や想いを素材に「言の葉の木」というアートを展示します。これまでに受け取った言葉や仲間とのやり取りから生まれた言葉を集め、触れることで来場者が自身の中にある「心震える瞬間」を想起することを促します。
作品は触覚的なインタラクションを通して来場者の記憶と現在の想いを繋げることを意図しており、個人の内省を引き出す構成になっています。

Envision U(ともみん)— 即興アートセッションとおみくじ形式の作品提供
アーティストでありエンビジョナーの尾形朋美(ともみん)は、即興で来場者の存在を描く「Envision U」セッションを実施します。言葉を超えた対話と直感で“あなたという宇宙”の風景を視覚化するプログラムです。
当日は2種類のプログラムが提供されます。プチセッション(ポストカードサイズをその場で1枚描き渡し、所要約20分、5,000円、先着10名・事前予約制、実施時間10:00-15:30予定)と、Envisionおみくじ(ポストカードサイズ1枚を引く形式、所要約5〜10分、5,000円、限定30枚、同時間帯での実施)です。事前予約ページはhttps://peatix.com/event/4516916/viewに案内されています。

SAWANOYOME — 参加型のファッションアート展示
SAWANOYOMEは「クオリア=感じること」を言語に頼らず表現するアーティストによる参加型ファッションアートを展示します。来場者全員でドレスをつくる体験型の展示を実施します。
当日はクオリア研究所の所長がTokyo Art Gardenの趣旨を説明し、来場者が感じることを即物的な衣装制作に結びつける場が提供されます。

一般社団法人 起業家アート協会 — 展示とワークショップ
起業家アート協会は、起業家が日々の対峙の中で生まれる感情や思いをアートで表現する活動を行っている団体です。ホワイエ空間での作品展示に加え、メインステージでのアート制作体験会を提供します。
当日のワークショップは起業家の内面を表現するプロセスを共有する内容で、参加者は自身の表現を通じて起業家の視点や共感を得る機会が得られます。

START CAMP — 共創アート作品の出展
START CAMPは全国でカンファレンスを開催し、異分野の越境と共創を生み出す取り組みを行っています。今回の出展では、2025年7月に三重県明和町で開催されたイベントの共創作品として、書道家・市川雄大氏が描いたコピー作品を展示します。
共創をテーマにした作品は協賛ブースにて展示され、来場者がSTART CAMPの活動や共創の可能性を視覚的に理解できる形で提示されます。

劇団ユニークポイント — BOOK HOTELの物語を演劇で届ける
劇団ユニークポイントは1999年に主宰 山田裕幸が活動を開始した演劇団体で、静岡県藤枝市を拠点に国内外で公演を行っています。本イベントでは、BOOK HOTELに展示されている「レコードプレイヤー」「バナナヨーグルト」「ベッドフレーム」などの物語を舞台化して上演します。
上演作品はショートストーリー形式で午前と午後に分けて実施され、15:45からはBOOK HOTELの物語を総集編として上演します。これにより展示と演劇が連動した体験設計がなされます。

グレートスピリットと週刊詩、小さな美術館 — 会場の中心を彩る展示と協力
「グレートスピリット」はTokyo Art Gardenを象徴するメインオブジェクトで、中央空間に展示されます。白いボックスを“まだ書かれていない感情の地層”とし、空中を舞うカラフルなリボンを“浮かぶ根”として表現。来場者には入り口で配布される“お花”を各ブース鑑賞後に添えていくことで作品が完成するインタラクティブな構造です。
また、週刊詩(有田絢音による詩、内野渚彩による絵)は「過去と未来」をテーマに作品を提示し、小さな美術館は美大生と社会をつなぐプロジェクトとして出展協力を行います。小さな美術館はレンタルアートや壁画、イラスト等を通じて美大生の活動機会創出を支援しています。

参加方法・チケット種別と購入先
チケットはPeatixのイベントページ(https://peatix.com/event/4382039)から購入可能です。各種チケットは枚数限定での販売となっており、プログラム参加の可否や特典が種別ごとに異なります。以下に券種を表として整理します。
券種 | 価格 | 限定数 | 内容 |
---|---|---|---|
一般チケット | ¥1,800 | 限定100名 | アート展示鑑賞、ショートストーリー演劇鑑賞 |
観劇&交流会チケット | ¥5,000 | 限定60名 | アート展示鑑賞、演劇鑑賞、アートワーク参加、交流会参加(15:45以降のプログラム参加に必要) |
応援チケット | ¥10,000 | 限定30名 | 観劇&交流会チケットの内容に加え、オリジナルポストカード(参加アーティスト制作)が付属 |
Envision Uのプチセッションやおみくじ形式のセッションは別途有料で、事前予約枠が限定されています。プチセッションは所要約20分で5,000円、先着10名の事前予約制。おみくじは限定30枚で5,000円。事前予約ページはhttps://peatix.com/event/4516916/viewに案内があります。

展示体験の流れと来場者が行うこと
TODA HALLに入場したのち、まずは入場時に配布される“お花”を受け取ることが推奨されています。これはメインオブジェクト「グレートスピリット」を完成させるための参加アイテムで、各ブースを回りながら鑑賞後に所定の場所へ添えていくことで、会場全体が来場者の参加によって完成していく設計です。
会場内の行動手順は次の通りです。展示を自由に巡り、指定時間の演劇やワークショップへ参加し、16:55からのトークセッションや17:35からの交流会は観劇&交流会チケット所有者が参加可能です。展示・上演・ワークショップの形式は、それぞれの出展者の意図する表現体験を受け取る形になります。
- 入場・お花の受け取り
- 各ブース(展示・音楽空間・インタラクション)を自由に鑑賞
- 予約済みのワークショップや即興セッションに参加(事前申し込み枠あり)
- 15:45以降の演劇・トークセッション・交流会は該当チケットで参加
- 終了後、メインオブジェクトの完成状況を確認

まとめ:展示とプログラムの要点整理
項目 | 内容 |
---|---|
主催 | 合同会社かけるアート(代表:藤澤恵太) |
日時 | 2025年8月17日(日)10:00〜18:30 |
会場 | TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋1丁目7−1 TODA BUILDING 4階) |
主要出展者 | 日鉄興和不動産、pure life diary、株式会社スペサン、Envision U(尾形朋美)、SAWANOYOME、一般社団法人 起業家アート協会、START CAMP、劇団ユニークポイント、グレートスピリット、週刊詩、小さな美術館(出展協力) |
主なプログラム | ショートストーリー演劇(11:00/14:00)、起業家アート制作体験(12:00)、日鉄興和不動産演劇(15:45)、トークセッション(16:55)、交流会(17:35) |
チケット | 一般¥1,800(限定100)/観劇&交流会¥5,000(限定60)/応援¥10,000(限定30) — 購入ページ:https://peatix.com/event/4382039 |
予約が必要なセッション | Envision U プチセッションは先着・事前予約制(詳細:https://peatix.com/event/4516916/view) |
Tokyo Art Gardenは、企業が持つ言葉や物語を演劇や音楽、参加型展示に変換して提示する試みです。来場者は展示を鑑賞し、ワークショップや即興セッションに参加しつつ、会場全体を構成するメインオブジェクトへの参加を通じて個々の体験を結び合わせることができます。各種チケットや事前予約の条件を確認のうえ、プログラムや出展内容を参照して来場計画を立てることが望まれます。
参考リンク: