9/6-7開催 奥河内音絵巻2025の見どころ
ベストカレンダー編集部
2025年8月13日 17:20
日月山水タイムマシン
開催期間:9月6日〜9月7日

奥河内が描く大規模没入型アート──「日月山水タイムマシン」の全体像
河内長野市が大阪・関西万博の舞台で上演する奥河内音絵巻2025「日月山水タイムマシン」は、同市在住の音楽家サキタハヂメ氏を芸術監督に迎え、地域住民や国内外のアーティストが一体となって展開する没入型のアートステージです。舞台の出発点には市が所蔵する国宝「日月四季山水図」が置かれており、その世界観を基盤にしながら、音楽・舞踊・演出が組み合わされます。
本公演の規模は特筆に値し、アーティストや市民参加者など総勢400名以上が出演する予定です。また、本企画では西アフリカ・ブルキナファソやヨーロッパ・チェコ共和国の音楽要素を取り入れることで、奥河内の自然や歴史と国際的な音楽文化の交流を図る構成になっています。観客は単なる座観者ではなく、視覚・聴覚・身体感覚を通じて作品世界に入り込める演出が意図されています。

作品の文化的背景と国際協働
舞台の核となる「日月四季山水図」は河内長野市が誇る文化財であり、その景観描写や季節感を音楽と舞踊に翻訳する試みがなされています。国内外の音楽的要素を重ねることで、古典的な山水表現と現代的なサウンドスケープが交差する構造を目指しています。
特にブルキナファソやチェコ共和国の音楽を取り入れる点は、地域の伝統芸能とアフリカやヨーロッパのリズム・旋律が出会う稀有な機会となります。演出面では没入型ステージを志向し、観客の視線移動や空間の使い方も含めた総合的な舞台美術の設計が行われています。
上演スケジュールと会場、チケット手続きの詳細
本公演は大阪・関西万博のEXPOホール(通称シャインハット)を会場に、2025年9月6日と7日の2日間で計5回上演されます。入場には万博の入場チケットが必要であり、現在は大阪・関西万博2025の公式チケット予約サイトで予約抽選の受付が開始されています。チケットは抽選後に購入手続きが必要です。
上演の細かな日時は以下のとおりです。複数回に分けて上演することで来場者の回転を図ると同時に、異なる時間帯で演出の見え方が変化することを想定した編成になっています。
日付 | 回 | 開場 | 公演開始〜終了 |
---|---|---|---|
令和7年(2025年)9月6日(土) | ① | 17時00分 | 17時30分〜18時15分 |
令和7年(2025年)9月6日(土) | ② | 18時45分 | 19時15分〜20時00分 |
令和7年(2025年)9月7日(日) | ③ | 11時00分 | 11時30分〜12時15分 |
令和7年(2025年)9月7日(日) | ④ | 12時25分 | 12時35分〜13時20分 |
令和7年(2025年)9月7日(日) | ⑤ | 13時30分 | 13時40分〜14時25分 |
会場となるEXPOホール(シャインハット)は万博会場内の主要ホールの一つで、会場設備や動線の設計が没入型ステージの実施に適したスペースである点が選定理由の一つです。万博の公式サイト上での予約や抽選方法、購入の流れは公式チケット予約サイトの案内に従ってください(下記の関連リンク参照)。
準備過程と公開企画:市民参加ワークショップ、練習公開、インタビュー等
本公演に至るまでの準備過程も本企画の重要な側面です。6月から実施している「万博音絵巻で一緒に舞台を作ろう!アフリカンダンス×河内音頭ワークショップ」には、およそ100名の市民が参加しており、地域の住民が舞台制作に直接関わる仕組みが整えられています。ワークショップでは振付やリズムの研修、舞台上での立ち方や移動の練習などが行われています。
また、報道機関向けに練習風景の公開が予定されており、日程は8月16日(土)・17日(日)となっています。報道公開ではリハーサルの動きや舞台裏、舞台設計の意図、地域出演者と国際アーティストの協働の様子を撮影・取材できる機会が設けられます。
報道対応と取材について
河内長野市は、本公演に関する取材対応を行う予定です。芸術監督であるサキタハヂメ氏へのインタビューが可能である旨が告知されています。インタビューでは演出の狙い、国宝「日月四季山水図」を舞台化する際の表現方針、地域と国際性の接続について語られる見込みです。
さらに、公式ポスター(B2サイズ)のプレゼントも実施されるとのことです。広報素材や画像はプレスリリース素材としてダウンロードできるため、報道関係者は事前に素材を確認した上で取材計画を立てることが可能です。
問い合わせ先、関連情報、キーワード整理と要点の表形式まとめ
本公演に関する問い合わせや詳細確認は、河内長野市役所の担当窓口が窓口となります。問い合わせ先は成長戦略局 成長戦略部 まちのソフト戦略室 文化・スポーツ活性課で、担当は東氏です。電話番号は0721-53-1111(内線417)で、公式情報は河内長野市のウェブサイトに掲載されています。
以下では、本記事で紹介した主要項目を整理して一覧化します。公演名や日時、会場、チケット購入方法、準備過程や報道対応、問い合わせ先等を表にまとめ、関係者や報道関係者が要点を速やかに確認できるようにしています。
項目 | 内容 |
---|---|
公演名 | 奥河内音絵巻2025「日月山水タイムマシン」 |
芸術監督 | サキタハヂメ(河内長野市在住、音楽家) |
参加規模 | 総勢400名以上(アーティスト・市民等) |
主題・舞台背景 | 国宝「日月四季山水図」の世界を舞台化。地域の自然・歴史とブルキナファソ、チェコ共和国の音楽コラボ |
会場 | 大阪・関西万博 EXPOホール(通称 シャインハット) |
上演日程 | 2025年9月6日(土)①17:30〜18:15(開場17:00)②19:15〜20:00(開場18:45) 2025年9月7日(日)③11:30〜12:15(開場11:00)④12:35〜13:20(開場12:25)⑤13:40〜14:25(開場13:30) |
チケット | 大阪・関西万博2025公式チケット予約サイトで抽選受付中(入場チケット購入が必要) |
ワークショップ | 「万博音絵巻で一緒に舞台を作ろう!アフリカンダンス×河内音頭ワークショップ」 6月開始、参加約100名 |
報道向け練習公開 | 2025年8月16日(土)・17日(日)予定(報道機関限定で練習風景を公開) |
インタビュー | 芸術監督サキタハヂメ氏への取材・インタビューが可能 |
広報物 | 公式ポスター(B2サイズ)プレゼント、プレスリリース素材・画像のダウンロードあり |
問い合わせ先 | 河内長野市役所 成長戦略局 成長戦略部 まちのソフト戦略室 文化・スポーツ活性課 担当:東 電話 0721-53-1111(内線417) |
公式情報 | https://www.city.kawachinagano.lg.jp/site/expo2025/112309.html |
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上記に示した通り、本公演は地域資源である国宝を出発点に、地域住民と国際的な音楽文化が協働する大規模な舞台です。チケットや公開リハーサル、取材希望等の詳細は河内長野市の案内と万博公式のチケット案内を参照してください。
参考リンク: