細谷佳正が明かす『真・侍伝 YAIBA』のオーディション秘話
ベストカレンダー編集部
2025年8月13日 16:55
シブアニ#56放送
開催期間:8月8日〜8月8日

細谷佳正が語る鬼丸役の舞台裏 — 緊張と戦略が生んだ合格の瞬間
2025年8月8日(金)夜9時から放送された『SHIBUYA ANIME BASE』#56では、アニメ『真・侍伝 YAIBA』から鬼丸役の細谷佳正が生出演し、オーディションの舞台裏や作品の見どころを詳しく語った。放送はABEMAのアニメチャンネルで生放送され、放送後はABEMAにて期間限定で無料見逃し配信中(配信情報は後段に記載)。この記事では、細谷氏の証言を中心にその内容を整理する。
細谷氏は『真・侍伝 YAIBA』の演出方針について、「原作コミックスの絵の感じをそのまま残しつつアニメにしている」という点を見どころとして挙げた。MCの岩井勇気(ハライチ)から「絵が『名探偵コナン』と違い、一個前の『YAIBA』の絵になっている」と指摘された際にも、細谷氏は「初期の感じ」と肯定的に応じ、原作の雰囲気を忠実に生かした映像表現が意図されていることを示した。

オーディション秘話:緊張を隠せず“話を引き延ばした”理由
鬼丸役のオーディションでの細谷氏の告白は番組内で大きな注目を集めた。監督からは「二人で迷っている」と告げられていたことを明かし、非常に緊張していたために、オーディションテープを撮る前に話を延ばし、監督の印象に残ろうとしたという。「ガチガチに緊張してて、監督がオーディションテープを撮る前に、なるべく話を引き延ばして、なんとか監督の印象に残ろうとすごい話しかけた」という発言は、プロの声優としての局面と人間味の両面を伝える。
さらに驚きのエピソードとして、細谷氏が競合していたはずのもう一人の声優について、後から聞いたら「たぶんいないんですよ」と知ったという発言があり、スタジオは驚きに包まれた。この点は、オーディション現場の緊張感や予期せぬ事情が結果に影響を与えることを示している。

杉田智和と前田佳織里の『カプカプトーク』 — 寿司を囲んだ演技論と本音トーク
番組人気コーナー『カプカプトーク』には、映像で杉田智和と前田佳織里が登場。寿司とお酒を楽しみながら、芝居に対するこだわりや今後の展望、役作りに関する考えを率直に語った。
杉田氏は前田氏にしかない強みを様々な角度から語り、脇役にもメインにも対応できる幅広さを高く評価した。「今、前田さんにやってほしいのはヤンデレかな」といった独特の演技リクエストを述べる場面もあり、前田氏は意外にもこれに同調して「ヤンデレめっちゃやりたいです!」と前向きな反応を示した。

前田佳織里の“欲深エピソード”とオーディション体験
前田氏は自身の“欲深さ”を示すエピソードとして、『ウマ娘 プリティーダービー』のアーモンドアイに惚れ込んだことを告白した。既にナイスネイチャ役で出演しているにもかかわらず、新しい役も欲しいという気持ちがあると語ったところ、杉田氏から「もうナイスネイチャ役として出てるのに、新しい役でも欲しいのか」とツッコミを受ける場面があった。
前田氏はまた、オーディションの具体的な思い出も明かした。「ナイスネイチャが人生で初めて受けたオーディションだった」と振り返ると、歌のオーディションでマネージャーに「お前、めっちゃ音痴だな……」と言われたというエピソードも紹介した。こうした体験談は、成功の裏にある努力と挫折を端的に示している。

杉田の演技論と前田の人物像化の手法
杉田氏は自らの芝居観を率直に語り、「自分が前に出ない。欲があるとノイズになる」という持論を展開した。具体例として自身の『九龍ジェネリックロマンス』出演経験を挙げ、役にとって不必要な自己主張を排し、欲を可能な限り捨てることが良い芝居に結びつくと述べた。
これに対し前田氏は、キャラクターの人間性を深く考察する姿勢を語った。「マイク前でどれだけ人間を出せるか」「その子を人間として見てあげる」と述べ、演じる対象と対話しながら役を立体化するアプローチを強調した。二人の対比は、演技における自己抑制と人物理解という両輪を示している。

番組の構成・放送情報とその他の見どころ
『SHIBUYA ANIME BASE』#56は、ABEMA(新しい未来のテレビ)アニメチャンネルにて生放送され、放送日時は2025年8月8日(金)夜9時~夜10時である。放送直後からABEMAで期間限定の無料見逃し配信が行われており、当該回はABEMAの配信ページで視聴可能だ。
番組全体は、メインMCに岩井勇気(ハライチ)、代理サブMCとして仲村宗悟が務め、ゲストに細谷佳正と三田麻央が出演。VTR出演として杉田智和と前田佳織里が登場した。加えて、小林千晃が『光が死んだ夏』の主人公・辻中佳紀として、ロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2025」に潜入した模様が紹介されるなど、多彩なコーナーで構成された。
- 放送日
- 2025年8月8日(金)夜9時~夜10時(生放送)
- 配信
- ABEMAにて期間限定無料見逃し配信中(放送後配信)
- 放送URL
- https://abema.tv/video/episode/218-706_s1_p56
- 出演者(敬称略)
-
- メインMC:岩井勇気(ハライチ)
- 代理サブMC:仲村宗悟
- ゲスト:細谷佳正、三田麻央
- VTR出演:杉田智和、前田佳織里
- クールエンディングテーマ曲
- 安野希世乃『やんなるわ』 (YouTube)
- 画像使用時のクレジット
- 【(C)AbemaTV,Inc.】の表記が必要
次回放送に関しては、来週(直近の週)は放送休止となる予定だが、次回放送は2025年8月22日(金)夜9時の『SHIBUYA ANIME BASE』#57で、漫画家・声優の徳井青空が出演し、夏アニメのアニソンを大特集する予定である。

今回の内容を整理した要点まとめ
ここまでに紹介した放送回の主要な情報、出演者、トピックをわかりやすく整理する。以下の表は、本放送回#56の主要事項を一目で確認できるようにまとめたものだ。
項目 | 内容 |
---|---|
番組名 | 『SHIBUYA ANIME BASE』#56 |
放送日時(生放送) | 2025年8月8日(金)夜9時~夜10時 |
配信 | ABEMAにて期間限定無料見逃し配信中(放送後) |
放送URL | https://abema.tv/video/episode/218-706_s1_p56 |
メインMC / 代理サブMC | 岩井勇気(ハライチ) / 仲村宗悟 |
ゲスト / VTR出演 | ゲスト:細谷佳正、三田麻央 / VTR:杉田智和、前田佳織里 |
主なコーナー・内容 | ・細谷佳正が語る『真・侍伝 YAIBA』の見どころとオーディション秘話 ・『カプカプトーク』での杉田×前田による寿司を囲んだ芝居論と私生活エピソード ・小林千晃のAnime Expo 2025現地リポート |
エンディングテーマ | 安野希世乃『やんなるわ』(YouTubeリンクあり) |
画像クレジット表記 | 【(C)AbemaTV,Inc.】の表記が必要 |
次回放送 | 来週は放送休止、次回は2025年8月22日(金)夜9時放送予定(#57:徳井青空出演、夏アニソン特集) |
以上が『SHIBUYA ANIME BASE』#56の放送内容と主要トピックの整理である。放送回はABEMAで無料見逃し配信中のため、番組内で語られたオーディション秘話や演技論、各コーナーの詳細は配信ページで確認できる。番組の情報は確実な日時と出演者名および配信URLを参照のこと。